『日本経済新聞』(2001.5.3)「中国、日本車の輸入枠削減／セーフガードに報復／6-10月分」

送信日時 : 6月 3日 日曜日 7:56 AM

件名 :[pmn 15121] 中国が日本車輸入枠削減の葱っ屁報復

　本日、『日本経済新聞』(2001.5.3)一面冒頭の記事の楯段見出しは、「中国、日本車の輸入枠削減／セーフガードに報復／6-10月分」です。

　つい3日前の5月31日、私は、なぜか、急き立てられるような気持ちで、「杉は守らず葱を守るセーフガードは極悪犯罪」と題する意見を発表しました。

　その際、「葱っ屁は臭い」ことと同時に、日本の林業が崩壊し、杉花粉が激増しているのに、アメリカには尻を捲るどころか、はいつくばって、へいこらし続け、米ツガの輸入を続けながら、中国を嘗めた阿呆外交をたしなめ、次のように記しました。

　中国の農民を「弱者」とあなどっての今回の措置だったとすれば、それは、国際力学の上での恐るべき誤算として、跳ね返ってくるでしょう。日本の10倍の人口を擁する超大国で、反日の気運が、澎湃と高まるに違いありません。

　詳しくは、わが電網宝庫の編集長自選：電子手紙文書館、下記を御覧下さい。

　http://www.jca.apc.org/~altmedka/d-1-5-31.html

　中国が、為替レートではなくて、購買力平価で比較すると、日本を追い抜く世界第2位の経済大国だという世界銀行の計算も、5月27日、「日本は購買力平価で十四位」の電子手紙で発信しました。次に入れてあります。

　http://www.jca.apc.org/~altmedka/d-1-5-27.html

　いわんこっちゃない。今や、サッチイとかを遥かに凌駕する噂の女性、田中外務大臣が、日本向けの長葱の生産が急増して輸出実績の3倍に達していたと聞く中国との「葱っ屁」交渉で、いかに、この問題を処理するか、これは見物でしょう。

電子手紙2001年6月分の目次へ
電子手紙文書館の目次に戻る
『憎まれ愚痴』総合案内へ
基地の出城の大手門高札に戻る