電子手紙の送信日付け順・注釈付き一般公開文書館 2001年5月

都営地下鉄ホームには電車が入ってくるまでは開かない隔壁ができたのに、なぜ国鉄は遅れてるか

送信日時 : 2001年 5月 25日 金曜日 8:19 AM

件名 :[pmn 15035] 都営地下鉄ホームに隔壁、なぜ国鉄は遅れてるか

 本日、わが「国際電網空間」(旧Webを改称)電網宝庫に、編集長自選:電子手紙文書館の設置を、一応、完了しました。いわば「日記風」の配置になっていますので、この口の悪い糞爺奴が、いかなる憎まれ口を叩き続けてきたのかと、御興味のある方は、御覧になって下さい。

 http://www.jca.apc.org/~altmedka/densi-tegami.html

 上記の「一応、完了」の意味は、現在のiMacに収まっていて、別途記事に使わなかった分のみの「完了」ということです。その最後の分が、今年の1月31日で、新大久保駅のホームからの転落事故に関するものでした。

 私は、その時、かねてよりの自説、ホームの端に電車が入ってくるまでは開かない隔壁を設けよ、を述べました。

 ところが、つい最近、4月30日、文京区で開かれた集会に参加するために、水道橋から都営地下鉄を利用したら、そのホームに、電車が入ってきて停止するまでは開かない隔壁が設置されていたのです。数年前まではなかったのでした。 なぜ、もっと混雑するJRとやらでは、まだ、設置されていないのでしょうか。

 私は、実は、今年の1月31日の電子手紙では、柄にも無く遠慮して、書かなかったことがあるのでした。それは、争議中から抱いていた国労の闘い方への仲間としての忠告、批判でした。

 確かに体制は悪いのです。しかし、自分達は被害者だと主張しても、それを多くの人々に認めてもらい、同情を集め、共に闘う気になってもらう為、そして、勝利を得る為には、それまでの既得権の確保を叫ぶだけでは、不十分なのです。かえって逆効果にさえなります。

 東京電力の争議団は、原発問題に取り組みました。私は、当然、放送問題を訴えました。ところが、私が当時、飯田橋駅のホームが曲がっていて、転落事故の心配があるのに、国鉄が要員の配置を減らした際、国労の飯田橋分会の仲間だけではなしに、研究所の分会の仲間にも言ったことが、いまだに、国労および国労闘争団の「国民との共闘」の課題になっていないのです。

 体制を批判するだけでは駄目です。体制が悪いから、自分達は正義で、サイバーテロは正しい行為だなどと主張するのは、とんでもない愚行です。特に、世直しをするのだなどと主張する人々は、現在の体制の遥かに先を見通した政策を持たなければ、口幅ったいと思われ、嫌われるのが落ちです。

 ああ、ついに言ってしまった。物言わぬは腹ふくるる業とか。


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