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『亜空間通信』478号(2003/01/24)
【4月27日投票日の一斉痴呆選挙控え武蔵野市の魑魅魍魎に唖然の速報せざる得ず】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
先の本通信477号の「社告」にて、目下、『仰天!痴呆自治・文化都市武蔵野周遊記』の仕上げ中に付き、通信発行を間引く旨、断ったのであるが、何と、その仕上げのために、いくつかの調査をし、さらに電網検索を試みたところ、やはり、やはり、唖然、呆然、寒心の至りの魑魅魍魎の実態であった。とてもとても、黙っていることはできず、速報せざるを得なくなった。
まずは現職市長で、6選出馬の可能性ありの土屋正忠の彦(注)であるが、その「プロファイル」とやらが武蔵野市の秘書課の電網宝庫に発表されている。以下である。
注:「彦」は「半神人」扱いの意味、わが電網宝庫の「仰天!武蔵野市云々」連載参照。
----- 引用ここから ------------------------------
武蔵野市秘書課の「市長のプロファイル」
http://www.city.musashino.tokyo.jp/profile/mayorprofile.html
氏 名 土屋正忠(つちやまさただ)
生年月日 昭和17年1月13日
住 所 武蔵野市西久保2-15-30-403 ニュー武蔵野マンション
<略 歴>
昭和41年3月 早稲田大学法学部卒業
昭和41年4月 武蔵野市役所就職
昭和50年5月~58年4月 武蔵野市議会議員(2期)
昭和58年5月~現在 武蔵野市長(5期目)
<現在の役職>
・東京都市長会 顧問
・全国青年市長会 顧問
・東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合 管理者
・東京都卸売市場審議会 委員
・東京都介護保険審査会 委員
・社団法人 日本経営協会(NOMA) 評議員
<趣味・特技>
・山登り、音楽鑑賞、読書
<著書>
・「草の根からの行革」 昭和59年 東洋経済新報社
・「武蔵野から都市の未来を考える」 平成8年 東洋経済新報社
・「介護保険をどうする」 平成11年 日本経済新聞社
・「ムーバス快走す」 平成8年 ぎょうせい(編著)
・「青年よ故郷に帰って市長になろう」 平成6年 読売新聞社(共著)
・「青年市長 ニッポンの新世紀」 平成12年 河出書房新社(共著)
----- 引用ここまで ------------------------------
上記の「著書」の内、「ムーバス快走す」に関しては、わが電網宝庫にも納めてあるが、公職選挙法違反の「虚偽報道」(2018.2追記亜空間通信214号・同321号)である。だから、簡略に検索してみると、以下が出てきた。
----- 引用ここから ------------------------------
http://homepage1.nifty.com/busosogo/koukyou/movebusp.htm
このページは、武蔵野市+馬庭孝司氏編著、ぎょうせい刊『ムーバス快走す』を参考図書にして作成しています。
----- 引用ここまで ------------------------------
つまり、この本は、「武蔵野市+馬庭孝司氏編著」なのであって、土屋個人の「著書」と記載するのは、経歴詐称に当たる。ああ、やっぱり、飛んでもない奴なのだ!
ところが、どっこい、対立候補として報道された「新人」そのものに関しては、私は、支持するのだが、その支持基盤の電網宝庫を見ると、以下のようになっている。
----- 引用ここから ------------------------------
http://www.musashino-shiminhiroba.org/2003年1月12日 「むさしの市民ひろば」事務所が三鷹駅北口にオープンしました。みなさん ぜひお立ち寄りください。
武蔵野市は、20年という長期にわたるワンマン市政で、市民も職員も力を発揮できず、伸びやかさを失っています。
「むさしの市民ひろば」は、このような武蔵野市政のあり方に疑問を持った人々が集まってできた会です。市民参加のまちづくりを実践してきた都市計画プランナー 「むらかみ守正」さんとともに真の市民参加による武蔵野市政を実現していこうというのが、「むさしの市民ひろば」の基本的な考え方です。多くの皆さんの参加を期待しています。武蔵野市は全国でも有数の市民税収入を誇っています。その豊かな税収を背景に武蔵野市はそれなりにサービスを展開してきました。しかし、市長交際費などの無駄遣いは目に余るものがありますし、また市民の切実な要望に応えたサービスを提供しているとはいえません。例えば、中学校給食については、市議会が2回も全会一致で中学校給食の実施を求める陳情を採択しているにもかかわらず、10数年間も無視されています。
また市長に異論を唱えると、「他の市へ引越したらいいじゃないか。」と言われた人や「特殊な人」とレッテルを貼られたという人が少なからずいます。このような事がまかり通るのは、明らかに、長期ワンマン市政の弊害ですし、本当の市民参加が実現されていないからです。
私たちは、一人の力では、自分自身も家族も守れません。市民が市政に関心を持 ち、参加しましょう。今までのワンマン市政にNOをつきつけ、市長と市民がともに力をあわせて作り上げていく、「さわやか、いきいき、心豊かな武蔵野市」を実現していきましょう。
鐘ヶ江 晴彦
「むさしの市民ひろば」事務所
〒180-0006 武蔵野市中町1-24-16 杉山ビル2階
電話 0422-60-3153 FAX 0422-60-3154
ホームページ http://www.musashino-shiminhiroba.org
E-mail : musashinoshiminhiroba@nifty.com事務所地図
【カンパ振込先】
郵便振替口座 00130-6-583438 むさしの市民ひろば
銀行口座 三井住友銀行三鷹支店 7003390 むさしの市民ひろば 鐘ヶ江晴彦
----- 引用ここまで ------------------------------
ああ、うんにゃ、ええと、この「むさしの市民ひろば」共同代表となった鐘ヶ江晴彦の言動には、私は、かねてから疑義を提出してきた。
どうやら、私立の各種学校から昇格した専修大学の教授であることは間違いないらしい。しかし、もともと教授には資格は必要ないし、私立大学の教授にはろくな定員もない。ろくに論文も発表しない教授が、ごろごろいるので、問題になっているのが現状である。
だから、とりあえず、鐘ヶ江晴彦の彦が、武蔵野市の「コミュニティ委員会」とやらの副委員長だったことがあるとの情報を得ていたので、武蔵野市の担当に聞くと、何年生まれなのかも記録がないという。税金を使う仕事なのに呆れた話だが、仕方なしに電網検索してみた。以下は、東京都の産業労働局の「講師」の「データシート」とやらである。
----- 引用ここから ------------------------------
http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/cgi-rouseibu/detail.cgi?ID=10927
データシート
ID フリガナ 6H6^4 JYK: 性別 生年 更新年月日 連絡先
10927 氏名 鐘ヶ江晴彦 男 1946 2002/04/01 各労政事務所
勤務先名称 専修大学 役職等 教授
専門分野
・労働問題(外国人労働問題、人権問題)
・女性労働(セクシュアルハラスメント)
技能の概
関心事項
・職場におけるセクシュアル・ハラスメントの実態と防止方策
・人権・同和問題の現状と企業内研修のあり方
・外国人労働者問題の現状
資格など
所属学会、
団体など
・日本社会学会(73年10月)
・部落解放・人権研究所(90年4月)
・日本解放社会学会(85年3月)
講師実績
・会社員のためのセクシュアル・ハラスメントセミナー: 中央(98年11月)
・係長研修(講演「差別と基本的人権」): 特別区職員研修所(99年)
・同和教育研究協議会(講義「同和問題の歴史と現状」): 東京都教育委員会(00年7月)
著作、論文
・セクシュアル・ハラスメントはなぜ問題か(94年、明石書店)
・新版・「同和」教育への社会的視座(96年、明石書店)
・シリーズ「性を問う」 1~5(97年、専修大学出版局)
・在米日系企業とアメリカ進出日本企業の雇用管理の実態(-人権問題への対応を中心にー)
(01年、「現文研」77号、専修大学現代文化研究会)
・外国人労働者の人権と地域社会(01年、明石書店)
一言 学期中は火~木以外を希望
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各労政事務所
技術専門校
労働部公共訓練課向上訓練係 03-5320-4719
労働部能力開発支援課技能評価係 03-5320-4717
労働部労働環境課雇用平等推進係 03-5320-4649
----- 引用ここまで ------------------------------
現職市長の土屋正忠の彦に関して、その「著書」の記述の妥当性の調査をした手前、対立候補の後ろ盾の「著作、論文」も調べなければ公平を欠く。
そこで、上記の最後の部署、「労働部労働環境課雇用平等推進係」に電話して、「著作、論文」は本人の申請の通りか、と聞いたら、その通りであった。以下、各資料にかんする記載と、当方の調査結果を並べ、問題点を記す。
「セクシュアル・ハラスメントはなぜ問題か(94年、明石書店)」:
(鐘ケ江晴彦・広瀬裕子編(1994)『セクシュアル・ハラスメントはなぜ問題か―現状分析と理論的アプローチ』 明石書店 )
つまり、どう見ても「共編」である。広瀬裕子(ひろせひろこ)は1955年生まれで、鐘ケ江晴彦の彦より9歳年下である。東京都の産業労働局の上記、「労働部労働環境課雇用平等推進係」の回答では、広瀬裕子は現在、教授になっており、彼女の経歴の電網宝庫では、この本は「共編」となっている。これが、まともな記載である。よくある「弟子の論文を盗む」教授の話を思い出す。ああ、呆れた。こりゃ、こりゃあ、もしかすると、「セクシュアル・ハラスメント」じゃあ、あるまいか。
新版・「同和」教育への社会的視座(96年、明石書店):
これだけは「著書」であった。
シリーズ「性を問う」 1~5(97年、専修大学出版局):
http://www.sendai-sentyuri.co.jp/sup/mokuroku.html
図書目録
http://www.sendai-sentyuri.co.jp/sup/mokuroku.html#シリーズ【性を問う】シリーズ【性を問う】全5巻
大庭健・鐘ヶ江晴彦・長谷川真理子・山崎勉・山崎カヲル 編1 原理論
* 性はなぜ存在するのか 河田雅圭
* 性淘汰の理論と生物としてのヒトの性 長谷川真理子
* 性を着る、性を脱ぐ 鷲田清一
* 時-間における人-間の性 大庭健
愛と性の二段階革命 瀬地山角2 性差
* 脳の性差 青野由利
* 男と女の力学 長谷川真理子
* 女と生殖 金井淑子
* ジェンダー・セクシュアリティ・主体性 赤川学
* 性教育の機能と効果 広瀬裕子3 共同態
* 生物における配偶システム 長谷川真理子
* サルの性から、人間の結婚へ 榎本知郎
* ヒトにおける精子間競争 R.R.ベーカー・M.A.ベリス
* 愛せよ、産めよ、より高き種族のために 加藤秀一
* 神前結婚式の倫理学 窪田高明4 表現
* 生物における性的シグナルと人間における性表現 長谷川寿一
* 私たちがペニスについて知っている二、三の事柄 田崎英明
* 性、からだ、表現 萩原弘子
* 表現の慣用に沈殿した性 山岸和夫
* メディアと「性」 柘植光彦5 ゆらぎ
* 生物学から見た人間の<異常> 佐倉統
* 沈黙を破る 落合恵子
* トランスセクシュアリティ、その諸相 掛川典子
* セクシュアリティの歴史的構成 山崎カヲル
* エイズをめぐる言説、規制、患者・感染者-そして共生へ 大石敏寛・河口和也
以上のごとく、何度見直しても、「編」だけであって、ごく一部の「著」の部分すらもない。
在米日系企業とアメリカ進出日本企業の雇用管理の実態(-人権問題への対応を中心にー)(01年、「現文研」77号、専修大学現代文化研究会):
「現文研」77号、鐘ヶ江晴彦、専修大学現代文化研究会に該当するページが見つかりませんでした。
専修大学現代文化研究会、現代文化研究会紀要第77号に該当するページが見つかりませんでした。
鐘ヶ江晴彦 、在米日系企業とアメリカ進出日本企業の雇用管理の実態に該当するページが見つかりませんでした。
要するに、ある研究会の会報程度のものに書いた文章を「著作、論文」として麗々しく掲げているのである。
・外国人労働者の人権と地域社会(01年、明石書店):
http://www.kvsc.pref.kanagawa.jp/syoseki.nsf/by+1-2-04?OpenView
海外協力・外国人支援
外国人労働者の人権と地域社会 鐘ヶ江晴彦編著 明石書店
これも「編著」であて、それを、あたかも自分の独自の「著作」であるかのごとくに誤解されるように、東京都に申請しているのである。いじましくなってくる。
ああ、もう、何で、こげな調査までしなきゃならんのか、腹立たしくなってくる。
以上。