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『亜空間通信』214号(2002/04/04)
【醜聞続出中央に右ならえ武蔵野市でも一挙満開の桜散り若葉祭りにムーバス紛争】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
社告:記事内容の予定変更の取り紛れで、うっかり215号の方を先に発行してしまった。順序が逆になっただけのことで、実害はないので笑って容赦されたい。
で、取り紛れの直接の理由は、間違いなしに「陽気のせい」であった。
過日、武蔵野市役所の職員から「地元記事を手抜きしている」との批判を蒙った。わが電網宝庫の武蔵野市関係記事を総天然色複写で持っていて、見せびらかす高級職員もいることだし、その期待には応えないわけにはいかない。
そこで、武蔵野市の桜祭りが完全に葉っぱ祭りとなってしまった件の裏話を記す予定で、現場取材をしたのが一昨日。ところが昨日、何と、「エセ紳士」こと「朝日新聞」(2002.04.04)が、生意気にもわが通信を抜き、その武蔵野版頁に苦心の提灯記事を掲載し、その切り抜きを早速、わが電網宝庫読者が届けてくれたのである。
曰く:「桜まつり」花が散って「若葉まつり」に
当然のごとく欠けているのは「ご予算」であり、「10回目の今回」は、これまでの700万円を1,100万円に増額していたのだった。
本当は、これ以上の論評をする気にはならないのだが、それでもなお、この件を本日記す予定でいたところが、某国の中央政界に右へならへの地方政治の昨今のこととて、本日またもや事件発生なのである。手元に地元の「垂れ込み」新情報が届いたのである。しかも、この件には緊急性があるし、すでに、いくつかの電子広場での話題になっているというから、そちらを優先しなくてはならない。
まずはその「表題」であるが、「揺れるムーバス路線新設」というのが、「朝日新聞の姉妹紙」と称するタブロイド版の「アサヒタウンズ」(2002.03.16)の一面横大見出しである。この「ムーバス」とは何かと言うと、武蔵野市が先鞭を付けたとされており、関係業界が「コミュニティーバス」の共通名称で地方公共団体に売り込みを図り、各紙が提灯記事を載せている怪しげなシロモノである。
武蔵野市は、すでにわが電網宝庫で何度か報じたごとく、市長交際費や秘書課食料費、広報課食料費などで、大手メディア記者を接待し、手なずけてきた。
ところが、このタウン紙の本拠は立川市にあるから、「住宅地の細い道をバスが走るのは危険で不愉快」とか「事前に意見を聞かず強行実施とは何事か」などの地元住民の苦情を、ほとんどそのまま報じてしまったのである。同紙は、武蔵野市で発行部数が最高の「エセ紳士」こと「朝日新聞」の夕刊も取る家庭には、必ず無料折り込み配布中というから、影響は以外に大きい。
そこで、私が得た「垂れ込み情報」によると、その後、「武蔵野市当局が同紙に対して猛攻撃中」というのである。イスラエルのシャロンに見習っているのだろうか。おそらく、市長や広報課長らは、「飼い犬に手を噛まれた」想いだったのだろう。仕方がない。本来なら、この種の渉外担当の広報課に状況を聞かざるを得ないのだが、現広報課長の大島某の実に下品な胡麻擂り下司根性については、すでにわが電網宝庫で詳しく報じた通りであるから、電話であろうとも直接話したくはない。
『武蔵野市民オンブズマン』http://www.jca.apc.org/~altmedka/musasino.html
loc-23.html 仰天!武蔵野市『民主主義』周遊記23
仕方がないので、交換手に「広報課」とのみ告げ、折良く出てきた課員と話すと、素直に事実を認めて「抗議」と言い、文書を送ったともいうので、それを寄こせというと慌てて「交渉中なので」と言い、さらには「抗議ではなくて質問のようなもの」と言い直したりする。その矛盾を突くと「課長が出る」言って交代した。課長は、おそらく、そばでやり取りを聞いていたのだろう。
ああ、この不愉快な奴と、と思いながらも、仕方がない。直接聞くと、何のことはない。やはり「交渉中」のみ。それなら何も自分からしゃしゃり出ることはないのだ。この馬鹿野郎奴。仕方がないから日課の水泳の後で市役所に赴き、情報公開の窓口で公開請求の書面をしたため、決まり文句の「14日以内に回答」との返事を得た。
ついでに秘書室改め今月からの名称は秘書課に立ち寄った。くだんの記事の署名に「山田優子記者」とあったから、これはしめたと思い、「忠告する。武蔵野市の人相の悪い中年男が若い女性をいじめているという非難が集中するぞ」などと言っている内に、助役と市長が出てきたので、同じ台詞を繰り返した。すると、「ああいえばじょうゆう」とまで言われたこともある市長のこと、「性差別発言だ」などと嬉しそうに言う。
この件は、当然、続報するが、もうひとつ、上記の「アサヒタウンズ」記事でさえも、おそらく調査不足の提灯持ち部分があるので、その点だけを記しておく。
同記事では、武蔵野市の「ムーバス」が「昨年度は1,300万円の黒字だった」としているが、これは飛んでもない話なのである。
市当局は議会に提出する報告で、運行を請け負っている関東バスへの支払いと運賃総額のみを記し、その差額が「黒字になった」と称している。ところが、これ以外にも「シルバー人材センター」が請け負っている「交通整理要員」の費用もあるし、何よりもかによりも、市が購入したバス(昨年度は5台)の原価償却費が、まったく計上されていないのである。以下、この件の次回に続く。
以上。