『亜空間通信』468号(2002/12/26) 阿修羅投稿を再録

『仰天!地方自治/文化都市武蔵野見聞録』来春一斉選挙前発刊に向け奮闘中!

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『亜空間通信』468号(2002/12/26)
【『仰天!地方自治/文化都市武蔵野見聞録』来春一斉選挙前発刊に向け奮闘中】

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 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 軍資金もないのに、頭もないのに、軍事力だけはある破落戸国家のへモローン大統領、いきり立ってのイラク攻撃、今か今かなれど、私は目下、年内の目標を目指し、わが電網「木村書店」から来春2月に発行予定の単行本、仮題『仰天!地方自治/文化都市武蔵野見聞録』の原稿を完成すべく、年末の大掃除もせずに、ぎりぎり奮闘中なのである。

 そのための電網草稿は溢れるほどある。今を去ること4年前の1998年12月に準備し始め、1999年1月1日、元旦から、最初は週刊、1年後からは月刊の電網雑誌『憎まれ愚痴』で発表し始めた連載である。

 なぜ、4年前なのかと言うと、一斉痴呆、いや、地方選挙が、この、この、この、乱れきった日本国の中で、なぜか、きちん、きちんと、4年毎に実施されるからでる。

 この4年間の連載の表題、表紙または総合目次の頁のヒット数は、4年未満後の本年、2002年12月26日現在、2,676に達している。

 電網上のURLと旧題は、以下である。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/loc-series.html
仰天!武蔵野市『民主主義』周遊記
副題:借金火達磨・巨大政治犯罪都市

 この単行本の発刊日を、2003年4月27日が投票日、来春の一斉地方選挙の前に漕ぎ着けるためにこそ、私は、本年12月8日、すなわち1941年の真珠湾攻撃の61周年記念日、日曜日であるにもかかわらず、「がばっ!」と起き上がって、以来、急遽も急遽、実は、すべ擲っててはってはいないが、かなり擲っての奮闘中なのである。

 なぜ、私が、本年12月8日に、「がばっ!」と起き上がったのかと言うと、真珠湾攻撃とは、まったく何の関係もないと言った方が正しい。日付は、まったくの偶然である。歴史の必然の中の偶然とも言い難いのである。

 ただ単に、この日の『朝日新聞』(2002/12/08)朝刊に、「来春の武蔵野市長選」に「新顔邑上氏が立候補の意向」を表明したとの主旨の記事が載ったような事情があったからである。しかも私は、この『朝日新聞』記事を見て、「がばっ!」となった訳でもない。

 もっとも、その後、この件の報道では、『毎日新聞』(2002/12/04)の方が先で、そちらでは、「新人の邑上氏を市民団体が擁立へ」という見出しにしていることが分かった。

 さらには、『読売新聞』(2002/12/07)も、「武蔵野市長選」に「邑上氏 都市計画コンサルタント が出馬表明」の見出しで報じていた。

 この戦前からの三悪、通称、「読売ヨタモン、毎日マヤカシ、朝日エセ紳士」の中で、エセ紳士の宅配部数が、同類のエセ紳士淑女が非常に多い武蔵野市では一番多くて、全国では一番多いヨタモンが一番少ないのだが、その宅配部数の数とは必然的に逆の順序で、ヨタモンとマヤカシの武蔵野支局の方が、劣勢を挽回すべく、「本社」様から発破が掛かり、いわゆる心情左翼の市民運動などの取材にも熱心という、まったく面白くも、おかしくもないが興味深い日頃の事情が、この場合にも働いたようである。

 私は、この件の情報を、12月5日の夕刻、通りすがりに出遭った旧知の武蔵野市の市役所の某上級職員から聞いた。彼は、その時、「新聞に載ってます」と言ったから、多分、その前日の『毎日新聞』(2002/12/04)の記事を見ていたのであろう。

 彼は、いきなり、実に嬉しそうに、「土屋市長の対抗馬の立候補者が出たそうですよ」と言った。なぜ彼が、そんなことを嬉しそうに言うかと言うと、彼は、いや、彼ばかりでなく、多くの市役所の上級職員、特に、元市職員の現市長、土屋正忠よりも年嵩の連中は、内心、えばりくさった土屋正忠が嫌いでならないからである。彼らは、その内心を、私と親しくなると、様々な仕方で「漏らす」のである。

 私は市役所では、特に土屋市長を市議会などの場で堂々と人前で批判することで、「超有名な人物」なのである。しかも、彼らが内心を私に語っても、絶対に「密告」などしないし、下手な場所で漏らしたりもしないと、信頼されているのである。

 しかし、私は、この情報を5日に知ったものの、その翌日の6日と翌々日の7日には集会があり、帰りが午前様になったような超多忙状況だったから、8日の朝までは、この件の調査は、まったくできなかった。しかし、記憶は鮮明だったから、8日の朝、けたたましい音を立てる目覚まし時計の頭を、ぴしゃりと叩いた直後のまどろみの中で、その記憶が蘇り、「がばっ!」となったのである。

 ということで、以下、上記連載からの「コピペ」と、今回の増補により、わが決意のほどを披瀝する。

 この「重大非常事態」に直面するや否や、わが脳ミソは急速に沸き立ち、天気蒸籠、じゃない、これも一発では変換できないのだ。「天気晴朗なれど波高し」、いや、武蔵野の野原だから蜃気楼でもなければ波は立たない、天気晴朗なれど風強し。ピュ-ッ、ピュ-ッ。

 悪餓鬼時代のパチンコ狂騒曲までが喧騒を極めて脳裏に蘇った。

 ジャン、ジャン、ジャンジャカ、ジャンジャン、
 ジャンジャカ、ジャンジャン、ジャン!

 旗艦三笠丸のマストにZ旗がスルスル揚がる。信号手が手旗を振り回す。

 全艦隊の通信兵は、事前配布のアンチョコを見て、直ちに解読する。

「広告の、じゃない。これもワープロでは一発変換不能なのだ。皇国の、荒廃、じゃない、えい、次候補、興廃、よし。この一戦にあり。全員一層、奮励努力せよ!」

 景気を付けろ!
  塩撒いておくれ!
  そおれ、それ、それ、お祭りだ!

 なお、未確認の耳情報によると、「邑上氏(45)」は、「団体は考えていない」と語ったと言うから、従来とは様変わりの選挙に成る可能性があるし、「都市計画コンサルタント」の彼とは、旧知の関係のはずである。いつぞや、武蔵野市の「市民行財政懇談会」が持たれ、私は責任を負う気がないので「オヴザーバー」として参加していた際、何度か会ったことのある生真面目な若者らしいのである。

 私は、しかし、当然、独自の行動を取る。何よりもまず、単行本をぶっぱなすことに専念する。

 ともかく、土屋正忠が6選に挑むか否か、をも含めて、事態は急変、
 冬の関東、空っ風、武蔵野の野原、風強し。ピュ-ッ、ピュ-ッ。

 取り急ぎ以上。


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