バリ島事件とNY9.11に事前警告待避とアルカイダ犯人説即時発表が共通する怪談

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　バリ島事件が大騒ぎの直後、阿修羅戦争17掲示板に、10月16 日、以下の投稿が出現した。

http://www.asyura.com/2002/war17/msg/361.html
バリ島テロ、米政府が前日に警告・米紙報道（日本経済新聞）
投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 10 月 16 日 13:44:28:

【ニューヨーク16日共同】
米政府がインドネシア政府に対し、バリ島爆弾テロ発生の数週間前から何回も、ウサマ・ビンラディン氏のテロ組織アルカイダに関係したグループが米国人や西洋人を殺すテロを計画していると警告、犯行前日にも注意を促していたことが16日明らかになった。米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）が同日報じた。

複数の米政府高官が語ったもので、米国のラルフ・ボイス駐インドネシア大使がテロ発生の前日、インドネシアのメガワティ大統領らに最新の警告を伝え、今月24日までに行動を起こすようと促したという。

警告内容には、攻撃の具体的な日時や場所など詳細な情報は含まれていなかったが、米中央情報局（ＣＩＡ）の判断に基づき、米政府はテロの可能性を深刻に受け止めていたという。

米当局は、アルカイダ幹部のオマル・アルファルク容疑者が、米中枢同時テロから約1年後に東南アジア地域の米大使館を同時爆破する計画を立てていたと自供したことに注目していた。
(13:50)

　以上で引用終わり。

　つまり、この「ニューヨーク・タイムズ（電子版）」＝「共同」＝「日本経済新聞」情報によると、アメリカは「事前情報を得ていた」ということになる。

　しかし、諸君！

　昨年の911事件の際にも、溢れるばかりの「事前情報あり」の情報があり、7ヶ月後、アメリカ議会で、「事前情報への対応」が問題となり、いまだに「調査」が続いているのである。

　とりあえず、細部は問うまい。しかし、これは、事前警告待避とアルカイダ犯人説即時発表が共通する「怪談」なのである。ところが、何と、阿修羅戦争17掲示板には、上記投稿の2日後、次に要点だけを抜粋する投稿が出現したのである。

http://www.asyura.com/2002/war17/msg/429.html
911テロ直前にイスラエル系企業にはテロ警告情報が出されていた。(2ちゃん情報から)
投稿者 誰がために金は成る 日時 2002 年 10 月 18 日 05:00:48:

911テロ直前にイスラエル系企業にはテロ警告情報が出されていた。

http://www.haaretzdaily.com/hasen/pages/ShArt.jhtml?itemNo=77744&contrassID=/has%20%5C[中略]

出典：■ブッシュ親子の自作自演テロ　第二十四部■
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/news2/1034696591/25 [中略]

　この「出典」の方を見ると、日付は02/10/16 08:36となっている。つまり、バリ島事件以後の(2ちゃん）記事である。

　何で今頃、と思う人は、思うであろう。しかし、私は、この「911テロ直前にイスラエル系企業にはテロ警告情報が出されていた」件を非常に重視していて、何度も記している。以下、その一部の所在と表題だけを示す。

　で、問題は、02/10/16 08:36(2ちゃん）記事の投稿者の「なぞなぞ」遊びの意味である。これ以上、くどくど言うのは野暮の骨頂、わが今回の表題通り、実に単純な疑惑、「バリ島事件とNY9.11に事前警告待避とアルカイダ犯人説即時発表が共通する怪談」の示唆であろう。

　私は、昨年、911事件発生直後、9月21日に、以下に抜粋する通信を発した。

　以上で引用終わり。

　再び、野暮を承知の上で問う。「何で、知っていたのか」。中国の格言に曰く：
天知る、地知る。我知る。「我」とは犯人のことである。

　以上。

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