送信日時 :2001年 09月 21日 金曜日 10:44 AM
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『亜空間通信』11号(2001/09/21)
【イスラエルが「200人のテロリスト」大規模計画を米に警告?】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
まずは、お知らせ。本日早朝、湾岸戦争以来の旧友、《パレスチナに平和を京都の 会》の諸留さんから、次の集会の案内が届いた。以下、引用。 パレスチナ子どものキャンペーンから、以下の要領で 「緊急講演集会」の案内が届きました。 ご紹介します。首都圏のお友達にもお知らせください。
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緊急講演集会のご案内
「戦争ではない選択を-NY・中近東・そして私たち」
お話:板垣 雄三さん (東大名誉教授/中東・イスラム研究)
日時: 9月27日(木)午後7時から9時
奈良本英佑さん (法政大学助教授/中東史)
会場: 主婦会館 カトレアの間(7階)
JR四ッ谷駅前すぐ 参加費:1000円
以上で引用終わり。
『日本経済新聞』(2001.9.21)のベタ記事、「イスラエル、事前に警告」によると、 西海岸の有力紙、ロサンゼルス・タイムズの興味深い報道がある。要約すると、「8 月」の段階で、「イスラエルの情報機関が」が、CIAとFBI「に対し、200人ものテロ リストが大規模テロを計画と連絡していた」。情報源は「司法当局」となっている。
これが本当だとすれば、何で、あの「偽イスラエル」が知っていたのか、が問題と なる。
その一方、同じ紙面に「米政権内に対立」の見出し文句もある。最も簡単にすると、 強硬派がイラクも叩けと主張しているようである。ところが、すでにこの通信でも予 告したように、米軍放送に入っていたCBSの9月13日の特集を点検すると、CIA関係者 がビンラディン主犯説に疑問を投げ掛けており、同時に、著者または作家、authorと 紹介される女性が、ビンラディンには「必要な資金が無い」(has no resources)とし、 国家規模の謀略でなければ不可能とし、イラクを背景に挙げている。
イラク説、つまりは、サダム・フセインの悪魔化は、最早、使い尽くした古ネタで、 笑い物。もっとも典型的な「弱いものいじめ」による「恐怖権力」(ガルブレイス) 維持の実例は、エスキモーの犬橇の疾駆である。一番弱くて死んでも惜しく無い犬を 鞭で打って悲鳴を上げさせ、他の犬に全力を発揮させるのである。日本のやくざも同 じことをする。サダム・フセインは、悲鳴を上げないどころか歯向ってくるから、具 合が悪い。ユーゴ戦争でアフガン・ゲリラを利用しつつ、鉾先をビンラディンに向け たのである。
本日はこれから武蔵野市議会本会議で、私の陳情に関する厚生委員会の報告が議論されるので、傍聴に行く。これにて失礼。