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『亜空間通信』379号(2002/09/25)
【神奈川新聞:コンテナ搬出:相模原補給厰イラク攻撃準備なれど仏反対:日本は?】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
いよいよ出動か。以下は、阿修羅戦争16掲示板の投稿の転載。明らかにワープロの打ち間違えと見られる箇所を木村愛二が修正。「生活関連設備」の中にはベッドも含まれているはずである。
http://www.asyura.com/2002/war16/msg/508.html
コンテナ搬出始まる-相模原総合補給厰-野外基地セット収納 (神奈川新聞 2002年9月25日朝刊) 投稿者 相模原補給 日時 2002 年 9 月 25 日 19:39:58:在日米陸軍相模原総合補給厰(しょう=相模原市)で、兵士の宿舎となるテントなど前線でのベースキャンプセットを納めたコンテナの搬出作業が行われている事が二十四日、分かった。
米軍がイラク攻撃への準備を加速していると伝えられる中の動きに、市民グループ・相模原補給厰監視団は「イラク攻撃の準備ならばゆゆしい事態。相模原の基地に備蓄されいた物資がイラク攻撃に使われるようなことはあってはならない」と指摘。今後も作業を注視していく。
搬出は二十三日に始まったとみられ、個数や目的地は不明。
基地の動向を見つづけている同監視団が同日午後三時すぎ、コンテナを積載したトレーラー四台が同補給厰を出発するのを確認。トレーラーは横浜・本牧埠頭に向かったという。
コンテナの一部には「野外基地の生活支援システム」「キッチンセット」などと英字で記入されている。兵員五百人の宿舎となるテントや発電機、トイレといった生活関連設備などで構成されており、太平洋軍には六セットが配備されているという。
このうち一セットが二○○一年十月、同補給厰に搬入された。
今月十九日から保管されていた倉庫内から運び出され、数百個が補給厰に野積みにされていた。
相模原市の問い合わせに対し、米軍担当者は二十日、「複数の倉庫に保管していたコンテナを一ヶ所にまとめるため外に出した。展開や搬出の予定はない」などと説明していた。
市は米軍の運用上の物資移送と受け止めている。
有事の際、同補給厰からは朝鮮、ベトナム、湾岸戦争の三回、物資が運び出されている。(相模原支局)
以上で引用終わり。サウジアラビアがイラク攻撃には同国内の基地を使わせないというのに、日本は、何をしちょるのか。
以下は、拙著『湾岸報道に偽りあり/隠された十数年来の米軍事計画に迫る』からの関連箇所抜粋。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/gulfw-56.html
第九章:報道されざる十年間の戦争準備
「シュワルツコフ報告」とCIA=クウェイト「密約」
一九九〇年の前年、一九八九年十一月には問題のCIA=クウェイト「密約」が結ばれている。[中略]
その時すでに総勢数十万名に達する大軍の動員計画は、あらゆる軍需物資を含めて整っていた。中央軍の準備状況に関しては、前年の一九八八年三月、シュワルツコフの前任者クリスト大将が上院軍事委員会で証言し、病院のベッド数にいたるまでの詳しい報告書を提出している。第一次、第二次と、十年を経た「緊急展開軍」改め「中央軍」の増強計画は、ほぼ達成されていたのである。
以上で引用終わり
つまり、戦争準備とは、「病院のベッド数」まで入るのである。その一方、以下のように、アメリカの同盟国、NATOの一員のフランスから先制攻撃に「全面的に反対だ」の声も出た!
http://www.asyura.com/2002/war16/msg/519.html
「全面的に反対だ」 対イラク先制攻撃でシラク仏大統領 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 9 月 25 日 21:43:48:フランスのシラク大統領は24日、米国が対イラク戦略として打ち出している「先制攻撃」について「フランスは全面的に反対だ」と明言した。また、大量破壊兵器についての国連査察は「効果があると思う」とし、「戦争は問題解決の手段としては最悪のものだ」と述べた。コペンハーゲンでのアジア欧州会議閉幕後の記者会見で語った。
フランスやドイツでは、米国の「先制攻撃」戦略は、国際法秩序をないがしろにするものだとして批判が強い。 (22:32)
さあ、日本の首相は、どうするのかね。
以上。