『亜空間通信』 211号(2002/03/27)阿修羅投稿を02.12再録

社民も共産もピンハネを下々が熟知なのに叩かぬ保守も大手メディアもグル犯罪

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『亜空間通信』211号(2002/03/27)
【社民も共産もピンハネを下々が熟知なのに叩かぬ保守も大手メディアもグル犯罪】

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 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 本日(2002/03/27)早朝、「辻元辞任」報道を受けて、以下を書き始めた。

 悪餓鬼辻元の「他の人云々」暴露以後、「ピンハネ」批判では、社民党はもとより、共産党の内部も大揺れに揺れている。そのことについては内部からの情報もあるが、公表資料だけから見ても明白である。本日(2002/03/27)付けの『しんぶん赤旗』に、「日本共産党国会議員団の公設秘書の活動と給与はどうなっているか」と題する長大囲み記事が出現したことでも、十分に立証されている。

 この記事では、「公設秘書」を「中央委員会勤務員の中から」推薦すると記しているが、この表現なら一応は正確である。ところが、2日前の同紙記事では、NHK日曜討論会での書記局長代行の発言として、「(秘書は)まず党本部の職員として採用する。[中略](公費との給与の差額を)自主的に(党に)寄付」と記していたのだ。これを見た時、即座に私は、「まず」とは何だ、「まんず、ずるい表現」だわいと思った。実際とは順序を逆に思わせるような表現なのである。

 これだと、「議員秘書に相応しい人材を広く募集して、資格を審査し、合格すれば、まず、党本部の職員として採用する」という意味にも取れる。

 しかし、事実は全く違う。それ以前からの専従を公費秘書に配置しているのである。実質的に見ると、それまでは党の専従として党の財政から給与を支給されていた党員が、公費支給されるようになったのだから、差額を「寄付」(論議の余地なく実は絶対的な強制)させれば、その公費そのままの金額が党の増収となる仕組みだったのである。おそらく、この表現が内部で問題になって、上記の書き換えが行われたのであろう。はっきり言えば、もともと、公金横領以外の何物でもない。当然、このようなことをする組織は、体制の補完物となり果てる。猿芝居の悪役程度となる。

 ただし、この件に関する私の意見発表の動機は、すでに何度か述べたように、年来の主張の「民主主義擬制論」にある。当然、そんじょそこらの議論とは根本的に違う水準の視点に立っている。

「ピンハネ」などは、ちせえ、ちせえ、とまでは言わないが、この件を突破口と位置付ける私の当面の主眼は、911問題における実質裏切りを典型とする「偽の友」の首魁、その主要な源流の正体の告発にある。大きく言えば、日本ばかりか国際共産主義なるものの「大いなる幻想」の基本的な錯誤を、分かりやすく批判するための材料が露出し始めた崖崩れの穴を、さらに広げ、深め、掘り下げ、その害毒、政治犯罪を、具体的に指摘することである。

 戦後の日本政治の舞台の上の猿芝居においては、社会党の議会主義を批判して組織を伸ばした共産党が、「ミイラ取りがミイラになる」喩えの通りの転落に至った。その経過に関しては、手許にも具体例が沢山ある。具体例の方が分かりやすいだろう。

 地元の武蔵野市にも、元争議団で共産党のマドンナ候補に担がれ、その後、共産党を抜け、最後は市議会副議長で勇退した「畠山よし子の媛」がいる。彼女のことは、わが電網宝庫、武蔵野市の「仰天!周遊記」、本音は「気違い部落周遊記」連載で書き始めたが、これだけでも一冊の本ができそうな物語なのである。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/loc-series.html
仰天!武蔵野市『民主主義』周遊記
副題:借金火達磨・巨大政治犯罪都市

 この連載の中ですでに、私が批判を開始したのは、単なる議員報酬のピンハネだけではない。特に、地方議員としての活動の場合は、政治改革を派手に唱えながら、実は、保守派が築いた従来型の慣習の範囲内の短時間で勤め上げ、残りの時間を党勢拡大運動に捧げるという方式である。これでは、レーニンの粗雑な『国家と革命』の中でさえ批判していた「ブルジョワ独裁の隠れ蓑」としての議会制度の改革を、事実上、まったく放棄し、市民の血税で得た時間を一党一派の私物と化することになる。私自身が、党籍がまだあった頃に、地元の某共産党市議に対して、「読売新聞みたいなことは止めろ」と言ったら、眼を丸くして、びっくりしていたが、この連中は、まったく分かっていないのだった。

 以下が、その頃の事情を記した旧稿の抜粋である。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/loc-8.html
(その8)「左ギッチョンチョン」箱庭紛争の神々お披露目

 [中略]

 閑話休題。[現「市民の党」武蔵野市議] 山本ひとみの媛 [中略] のオットットの夫が山本あつしの彦で、この夫婦が、元京都大学の同期生で、学生運動のMPDとやらで、同志の指示により、ああ、健気にも、この関東空っ風のピュ-ッ、ピュ-ッと吹きすさぶ元荒れ野、現住宅地帯にパラシュート候補として降り立ち、最初はオットットが「大衆党」新人市議となったのでありました。

 [中略]

 以後、最初に側杖の悲劇を味わったのは、現市議会副議長、畠山よし子の媛、いや、媛その人ではなくて、わが武蔵野市は西久保ご町内の後援会員の皆様なのでした。なぜかというと、日本共産党の当時流行「マドンナ」候補として見事、市議の座を射止めましたる畠山よし子の媛が、これはあくまでも本人の言によればとして置くものの、山本あつしの彦「問題」に端を発しまして、こともあろうに、無所属は無所属でも現市長、土屋正忠の彦の出身の会派、「市民クラブ」に鞍替え(クラブ変えの方が分かりやすいのかな)してしまったからなのであります。

 それというのも、大手紙ではヤクザの仕事なのに、『赤旗』の拡大を議員様に義務として課す日本共産党の方針に、泣く泣く従った畠山よし子の媛が、やっとのことで、議会の新人同僚の山本あつしの彦の勧誘に成功したというのに、日本共産党の武蔵野・三鷹地区委員会の機関紙部が、断固として、配達を拒否したからなのでした。

 この意味、お分かりかな。それとも、とても、お分かりでないかな。畠山よし子の媛に言わせれば、その頃、大手紙では拡張販売、略してカクハン、配る品をカクザイ、角材ではない、拡材というが、ともかくカクカクシカジカだが、『赤旗』読者拡大運動では、東京電力の武蔵野支店の労務部にまで行かされたというのである。東京電力は、その頃、当事者が「共産党員及びその支持者」と呼ぶ社員を差別しているとして、差別反対の裁判闘争までしていた。その「階級敵」の「明白な資本主義の牙城」に『赤旗』を勧めて、取らせて、配達するというのに、なぜ、同じ「左翼」の大衆党だけが駄目なのか。

 日本共産党は、この種の新左翼を「トロッキスト」とか「暴力分子」とか呼ぶのである。しかも、これは本当のことなのだから、いよいよ硬直してしまうのだが、山本あつしの彦が、京都大学で、日本共産党の子会社のような位置にある民主青年同盟、略称「民青」系の学生組織と対立関係の組織に所属していて、いわゆるゲバ時代、一度は傷害の罪で3万円ほどの罰金を課せられたというのが、本人が私に対しても認める事実なのである。こうなればもう、罰金を払っても、もう、公民権は制限なしでも、もう、本人も暴力に訴えるのは反対と言っても、もう、金輪際許さないのが、もう、日本共産党の掟なのである。

 [中略]

 その頃、パラシュートもなしに、ふらりと武蔵野市に転居してきたのが、かくいう私である。友人知人に転居通知を出した途端、打って返すようにすぐ届いた知らせには、黒い縁取りこそなかったが、ともかく昔話に連なることで、「武蔵野市には元争議団の市議会議員がいる」とあった。しかも、私のことを知っている人だというのである。いや、これは旧悪暴露か、といささかギョッとしたが、それが、なんと、すでに紹介済みの畠山よし子の媛だった。

 [後略]

 以上で引用終わり。

 上記の媛こと、畠山よし子は、共産党を抜けてからも市議を続け、副議長にまでなったのだが、共産党を抜けた直後に、自分の議員報酬が「こんなに多かったの」とびっくりしたそうである。つまり、それまでは自分の名義の振り込み先の通帳を、党機関に管理され、ピンハネされていたのである。今回の事件の「名義貸し」の場合と同じである。

 もっとも「ピンハネ」の語源の内の「ピン」はポルトガル語の1で、10分の1を「撥ねる」、日本語では「上前」または「上米」の意味だったのだから、今回の場合は、「オイチョハネ」とか「カブハネ」でも言うべき事態だったのであろうが、まあ、いい。

 さて、長くなったので、以下では、電網検索で得た情報の抜粋を紹介する。いずれも、今度の事件発生以前の電網掲示板書き込みだということが重要である。こういう事実または確度の高い噂の情報が巷に溢れていたのに、検索や取材や追跡調査をしたのかどうか、ともかく、一応の「大」政党または野党をば、組織ぐるみの「ピンハネ」「カブハネ」疑惑では、まるで叩かず、自分達も同様にして有権者様を騙し続けてきたのが、臑に傷持つ保守派諸政党なので、それとべったり癒着の大手メディアも、ともにグルもグルのグル政治犯罪を犯し続けてきたのである。

http://school.2ch.net/test/read.cgi/shihou/1007465402/-100
☆早稲田大学総合スレッド☆
56 :氏名黙秘 :01/12/08 01:27

 辻元清美の内縁の夫である北川明は、第三書館という出版社の社長で、北川は昭和50年、スウェーデンから強制送還され、旅券法違反で逮捕された日本赤軍のヨーロッパ担当兵。

 西ドイツの日本人商社員誘拐・身代金奪取作戦に参加予定だったのが未遂に終わり、公安調査庁がずっと動向を調査してきた要注意人物。

辻元の選挙区は大阪10区(高槻・島本)で、氏の地盤の高槻市はあの赤軍の重信房子が潜伏、逮捕された場所であり 周辺に日本赤軍の関係者・支援者が多い土地である。辻元の選対本部には、元過激派のメンバーが現在でも多数所属。
(辻本は早大在学中に極左団体と関係していた。)

 重信房子支援者が勤務していた高槻市の光愛病院の創設者は、日本赤軍の前身である共産主義同盟(ブンド)赤軍派の元メンバー。光愛病院は、日本赤軍支援グループの拠点、巣窟だった。

 また辻元の内縁の夫、北川が経営する「第三書館」という出版社はマリファナや殺人、テロに関する詳しい書籍など、著しく反社会的な著作を多数出版。辻元の著作5点は「第三書館」から刊行。

 また、辻元が主催していた頃の「ピースボート」船上では当局の目が届かないのをいい事に参加者間(漫画家の石坂啓ら)で公然とマリファナが吸引されていた。「ピースボート」は日本赤軍が国際的に作ろうとしている支援組織「ADEF(反戦民主戦線)」の表側の組織。北川は日本赤軍が移動する際、ピースボートに紛れ込んでいた。


http://piza.2ch.net/giin/kako/970/970631313.html
■ 2ちゃんねる
社民党が組織ぐるみで秘書給与ピンハネ指南?
投稿日: 2000/10/04(水) 12:48

今週号(10月12日)の週刊宝石で、社民党が組織ぐるみで秘書給与ピンハネをしているとの記事があります。
---- 週刊宝石より (P40)  記事の内容 --------
★党内騒然!土井たか子社民党党首を襲った「秘書・給料ピンハネ」の告発文

社民党に、書記局長と議員秘書の有志と書かれた告発文が社民党議員の事務所に送られている。中身は深刻な告発である。

『社民党所属議員による公設秘書の名義貸し、秘書給与のピンハネを直ちに止めるよう 強く勧告する。先の総選挙で当選したばかりの新人議員の多くがこのような破廉恥行為をしている。このような行為を直接、間接に入れ知恵したのが土井党首の公認秘書Aとし土井たか子党首(71)の監督責任にまでふれている。』

事実ならゆゆしき重大事だが、社民党のある代議士に聞くと「山本事件までは、 ”あの先生の所は名義貸しのようだ”と私も聞いたことがある。ピンハネの話も耳にしたこともあった」

文書で詐欺の指南役と指名された土井事務所のA秘書については、社民党本部の職員がこうかたる。

「Aさんは土井氏が衆院選に初当選したときからの古参秘書で、社民党でも一目置かれている。彼女が事務所運営で新人議員にいろいろアドバイスしていたのは事実です。」

この文書に関してA秘書に本誌(週刊宝石)は取材を申し込んだが返答は一向になかった。

投稿日: 2000/10/04(水) 23:22

土井たか子の秘書給与ピンハネが告発されてから、土井たか子がテレビに出なくなりましたね。

土井さん、逃げ隠れしないで出てきなさい!!

ダメのものはダメ!!

投稿日: 2000/10/05(木) 11:30

社民党なんてまだまだ氷山の一角なんじゃないの?

山本のいた民主党や公明党、共産党も党ぐるみでやってるという話もきいてるけどさ。

投稿日: 2000/10/05(木) 21:27

共産党は、全員ピンハネ秘書です。しかし、秘書は実際に活動していて、いったん共産党本部に献金します。そこから、共産主義の「富の分配の法則」にのっとり秘書にお金を渡します。

山本譲司や社民党は、いない秘書(幽霊秘書)をいるように届け、国民の税金を詐欺(公金横領)しています。

投稿日: 2000/10/05(木) 21:53

共産党の集金システムの異常さは他にもある。マスコミも一度ぐらい問題にしてみろよ。あいつら党職員の基本給を異様に低くして所得税をあまり払わず 現物支給方式で脱税してるらしいんだぜ

投稿日: 2000/10/11(水) 13:40
「こんなことゆるさへんで」と土井たか子にもいいなよ。
                    >辻元

投稿日: 2000/10/17(火) 13:30

共産党の元秘書が給与を同意なしに共産党国会議員団の活動資金に流用されたとして、共産党とその幹部4人を政治資金規正法違反の罪で東京地検特捜部に刑事告発した。
           産経新聞10月17日

投稿日: 2000/10/17(火) 14:07

■元秘書“反乱”共産党と幹部4人を告発
 秘書給与、誰のもの「同意なく議員活動費に流用」

前民主党衆院議員、山本譲司被告(三八)の政策秘書給与詐欺事件は、公設秘書の給与が与野党を問わず、国会議員の貴重な収入源となっている実態を浮かび上がらせた。

  このうち日本共産党では、元公設秘書(六二)が「同意もなく給与の一部を国会議員団の活動資金に流用された」として同党と同党幹部四人を政治資金規正法違反の罪で東京地検特捜部に告発する事態に発展している。

  国費でまかなわれる公設秘書の給与のあり方について見直しを求める声が高まる中、党を相手取った“告発の行方”に政界関係者も関心を寄せている。

告発されているのは、日本共産党と同党幹部二人、同党国会議員団事務局幹部二人。


http://www.asyura.com/2002/bd17/msg/453.html
とっくに報道されていた 【社民党の組織ぐるみの秘書給与ピンハネ疑惑】
投稿者 non 日時2002 年 3 月 27 日 14:54:22:
既出だとは思うけど、今この時期だからこそコピペしとくわ。
http://piza.2ch.net/giin/kako/970/970631313.html

 あ、一昨年 (2000年) の話ね。
 もし今回この話が出なかったら、裏で何らかの手打ちがあったということだな。

[中略](重複)

週刊新潮9月28日号で、土井たか子の名義だけの幽霊秘書を告発されたと思えば
今度は組織ぐるみでの幽霊秘書。  どうなってるの社民党!!
土井たかこ秘書給与ピンハネ!

 以上で引用終わり。

以上。


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