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『亜空間通信』924号(2004/12/30)
【小泉レイプ事件『実話ヘッドバット』巻頭カラー頁取材受け1/26発売と関連情報で年越し御挨拶】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
私は、実は、本日(2004/11/12)よりも3日前の11月9日に、偶々、この件を論じたばかりである。
3月30日に「二丁拳銃」または「二刀流」で提訴の裁判に明け暮れた2004年も、本日を含めて、あと2日で終わる。この通信は、年越しの御挨拶である。
私は、小泉レイプ事件で、12月22日に、月刊誌『実話ヘッドバット』の取材も受けたが、別途、12月28日発売の『実話GON!ナックルズ』2月号に、関連情報ありとの個人宛メールも届いたので、それも読んだ。この個人宛メールの方は、いささか危険な問題を孕むので、本通信の最後に紹介する。
わが略称「小泉レイプ事件」裁判は、第1弾を最高裁に上告、第2弾は高裁に控訴した。形式的には敗訴でも、実質勝利を誇り、資金カンパも「うんうん」万円、常連の傍聴支援者が何人もいるから、極めて心強い。
まったく同じ日、3月30日に提訴したイラク派兵違憲確認・差し止め・損害賠償事件は、ゆっくりと地裁で進行中、来年の1月31日に第4回口頭弁論である。こちらは粛々と、地味に、しかし、厳しく迫りつつ、911事件の自作自演などの驚愕証拠を、積み重ねている。
イこのラク派兵違憲確認・差し止め・損害賠償事件の方の裁判官は、書証で提出した小泉レイプ事件の裁判の進展状況の報告をも求めており、内容的な関連を深く理解しているようである。
「小泉レイプ事件」の方は、進行が非常に早くて、ひと頃のような騒ぎは収まり、世間から忘れられるかと思っていたら、いきなり留守番電話の録音伝言があり、続いてメールが到来し、ある「男性向け月刊情報誌」が、『あの裁判はいま…』と題するインタビューを申し込んで来た。「もう一度検証する企画」だと言うのである。
すでにもう一週間も前のことになるが、12月22日に、わが家でインタビューを受けた。写真撮影にも応じた。「男性向け月刊情報誌」だというので、「男の中の男」の雰囲気を強調するために、一張羅の中国製の革ジャンを着た。アウシュヴィッツ収容所に取材に行くのが、いわゆる解放記念日の冬の季節だったので、大枚7千円をはたいて、買い求めたものである。
雑誌の名は『実話ヘッドバット』である。月刊誌で、取材陣が持参したのは、「発刊第9号」だから、昨年の前半の創刊である。大判の雑誌で、生々しいカラー頁がふんだんにあり、全体で144頁、定価440円、劇画も沢山ある。いわば、『少年ジャンプ』などの読者が、大人の仲間入りする頃の手ほどきの雑誌のような感じである。
「ヘッドバット」は、黄金バットの仲間の蝙蝠かと思ったら、綴りは同じbatでも、野球のバットで、「頭突き」の意味である。相撲でも「頭突き」があるが、今時の若者用語としてはプロレスの攻撃から来たらしい。ちょっと危険な匂いがする。
以下、取材の経過であるが、私、木村愛二以外の人名は「○○」とし、謝礼の金額は××とする。
(最初のメール)
拝啓
木村愛ニさま
はじめまして。私『実話ヘッドバット』という男性向け月刊情報誌の編集をやっております、○○と申します。
突然のお願いごとで恐れ入ります。
先日も留守番電話に伝言をお預けしていたのですが、今回、幣誌におきまして、木村さんに対するインタビュー企画がございまして、ご協力をお願いいたしたくメールをお送りいたしました。詳細は、添付した企画書に明記いたしておりますので、ご検討の上、ご返答いただけますでしょうか。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
有限会社エレファントサン
実話ヘッドバット編集部
〒101-0051
千代田区神田神保町2-2-12サンエスビル2F
TEL/03-3265-8703 FAX/03-3265-8702
(担当)○○
後刻、添付書類で企画書が届いた。
(実話ヘッドバット企画書)
木村書店 御中
平成16年12月22日
木村愛ニ 様
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町2-2-12
サンエスビル2F
有限会社エレファントサン
実話ヘッドバット編集
○○
TEL 03-3265-8703
FAX 03-3265-8702
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
『実話ヘッドバット』(エレファントサン)では、『あの裁判はいま…』と題しまして、「小泉レイプ訴訟」をもう一度検証する企画を考えております。
そこで今回、木村愛ニさまに、レイプ事件の真相、訴訟の経緯、小泉純一郎という人間、現在のマスコミの在り方、などについてお聞かせいただきたく、企画書をお送りします。
誌面の構成といたしましては、インタビューを基にした記事と木村さんのお写真、小泉首相の写真などを織りまぜたものを考えております。
また取材の日時に関しましては、可能ならば、年内ならば12月28日の午前中まで、または来年1月4日~7日までの間に、お願いできればと思っております。もちろんそれ以降でも、お受けいただけるならば、ぜひともお願いいたします。取材時間は、撮影も含めまして1時間程度いただけますでしょうか。ライターと幣誌編集の2人でお伺いいたします。
突然のお願い事で、たいへん恐縮ではございますが、ご検討の上、お聞き届けくださいますよう、お願い申し上げます。
まずは、取り急ぎお願いまで。
敬具
a. 媒体 「実話ヘッドバット」(エレファントサン)
b. 企画 「あの事件はいま~小泉レイプ訴訟の真相~」
c. 構成 「カラー2ページ」
d. 取材謝礼「¥××」
掲載誌は3月号で、1月26日に発売とのことである。
今年の2004年6月には、以下の通信のごとく、6/15発売のフラッシュ6/29号に、わが写真が載った。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/koizumi-rape.html
◆(6/15発売フラッシュ6/29号に“小泉首相が婦女暴行で訴えられていた!”http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku793.html
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/794.html
『亜空間通信』793号(2004/06/16)
【小泉レイプ事件6/15第2回口頭弁論の報告は複雑だが激励感謝と口頭報告の場の決定ほか緊急連絡】
小泉レイプ事件の週刊誌報道は、すでに何度もあり、亜空間通信で宣伝した。『フラッシュ』記事には、わが勇姿の写真も掲載されたのだが、被告の小泉の写真の方が大きかったので、宣伝用には、パソコン編集で、わが勇姿の方を大きくし、小泉の方を小さくして、わが足の下の方に入れた。
昨日(2004/12/29)には、以下のような『実話GON!ナックルズ』の関連記事掲載の情報が、個人宛メールで届いた。先方の個人情報は省いて、関連部分を紹介する。
昨日(2004/12/28)発売の『実話GON!ナックルズ』に、政治家ダークサイドと称する特集があり、噂の真相の一行情報みたいな形で、小泉レイプに関する記述がちょっとだけありましたので、お知らせします。
<引用開始>
写真週刊誌Fも報じた「K首相の留学中の婦女暴行疑惑」、これを受け別の雑誌が被害女性に告発を説得したが、現在60歳前後の女性本人が「またKさんに抱かれたい」と言い出し記者呆然。
<引用終わり>
ナックルズの2月号、31ページです。この写真週刊誌Fとはフラッシュかフライデーか分かりませんが、小泉のレイプ疑惑を取り上げたとは知りませんでした。木村さんご存知でしたか?また、取材を受けた別の雑誌が何かわかりませんが(文章からして、一般週刊誌・月刊誌でなく、キチク系などの可能性が強いと思います)、当の本人がレイプされて喜んでいるとは…日本人の権力マゾ体質もきわまれりで、ものも言えません。ただ、この雑誌の情報は、噂の真相と比べてかなりガセが多い(現実に、今月号でもウソと分かるネタを載せています)ので、参考にならないかも知れませんが、とりあえずお知らせします。
まあ、日本のメディアは、あのエビジョンイルを失脚もさせられない腑抜けばかり、記者クラブが当局からもらったネタを垂れ流すだけの、メディアとも、ましてやジャーナリズムとも言えない存在ですが、このまま行けば天罰が日本に下る…実際、今年の天災はその一部でしょう~と思います。どうぞお気をつけください。
以上のごとく、「現在60歳前後の女性本人」とあるが、小泉純一郎が1942年生まれで、現在は62歳か61歳であろうから、年齢的には、少し年下、小泉純一郎の学生時代の婦女暴行逮捕の時期の「慶応大学女子学生」の年頃で話が合っている。
それにしても、ああ、何ともかんとも、ああ、実に薄ら気味の悪い話である。宣伝用には「レイプ」などと片仮名語で言葉を緩めたが、犯罪としての用語は「強姦」である。「強盗」同然の凶悪犯罪なのだが、「親告罪」と規定されているので、被害者の本人が告訴しないと、警察も検察も、まったく「知らぬ顔」となる。
小泉純一郎は、大臣3代目、今の代理人も「ヤメ検」悪徳弁護士であり、事件当時から、これらの法律上の問題点は、重々承知の上で、居座り続け、居直ってきたのである。
国会での追及後に、参議院議員の長老、平野貞夫は、東京スポーツの記者の取材に応じている。
以下は、その記事の論評である。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku794.html
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/807.html
『亜空間通信』794号(2004/06/16)
【ポチ多国籍軍参加表明批判も弱く小泉レイプ事件は萎縮報道腰抜け大手メディア尻目にスポーツ紙】
[中略]
「首相はヘラヘラ笑って真実を語る目じゃなかった。何かを隠しているような印象を受けた。今後はテレビを見た当時の関係者、神奈川県警などの内部告発者が出ることを期待したい」と平野氏。
7月の参院選をもって政界を引退するベテラン議員の最後の質問が前代未聞の“首相のレイプ疑惑”となったが、真実はどうなのか、今後の成り行きが注目される。
[後略]
被害者の本人が、上記の『実話GON!ナックルズ』の記事のようであれば、あとは、親告罪による告発は、無理かもしれない。警察または検察、はたまた、慶応大学の当局の中から、「内部告発者が出ることを期待」するしかないのであろうか。
以上。