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『亜空間通信』876号(2004/10/20)
【小泉レイプ事件関連で性的暴行記事の発表の質問に警視庁広報報道担当は国民の知る権利を主張】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
私は、イラク派兵違憲確認・損害賠償事件の原告である。これと同時に、二丁拳銃、二刀流で、略称「小泉レイプ事件」の原告にもなっている。
小泉レイプ事件は、小泉不純一郎には婦女暴行逮捕歴があるとの記事が存在し、それを同人が名誉毀損で訴えていないから事実であると思わざるを得ず、それが、日本人である私にとって、耐え難い苦痛であり、名誉毀損になるから、やむなく訴えた事件である。
小泉レイプ事件は、地元の横須賀市でも、同人が当時在籍していた慶応大学でも、広く知られているが、証拠は警察が握っていて、公開しない。
首相の前任者の森喜朗も、買春検挙歴に関する「犯歴カード」を、警察幹部が『噂の真相』に提供していたにもかかわらず、記事を名誉毀損と訴え、とぼけ切り、裁判所が提出を求めても、警察は証拠を提出しなかった。
このような取り扱い方は、以下の本日の2件の事件報道例の場合と比較すれば、明らかに違う。権力者の擁護が、歴然である。
本日(2004/10/20)の日経朝刊社会面には、「10歳女児に性的暴行、容疑の男逮捕」の3段見出し、以下の電網記事と同じ記事が掲載されていいた。
1)------------------------------------------------------------
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20041020AT1G1901N19102004.html
10歳女児に性的暴行、容疑の男を逮捕・警視庁小学4年の女児(10)に性的な暴行をし、けがをさせたとして、警視庁捜査一課などは19日、東京都江戸川区、会社員、須藤和明容疑者(22)を性的暴行傷害容疑で逮捕した。
江戸川区では7月以降、小、中学生の女児が被害に遭う同様の事件が数件発生。須藤容疑者は「何件かやった」と供述しており、同課は余罪を追及する。また、同容疑者は動機について「会社の先輩と話が合わず、腹いせにやった。小学生でも中学生でも、誰でもよかった」と供述している。
調べによると、須藤容疑者は9月6日午後9時40分ごろ、江戸川区の都営住宅で、都内に住む女児に声をかけて口をふさぎ、「声を出したら殺す」と脅迫。屋上に連れて行き、性的暴行をした疑い。
同容疑者は消防設備を点検する仕事をしており、業務の都合から、都営住宅の屋上の合鍵を持っていた。この合鍵を悪用し、女児を屋上に連れ込んでいた。 (07:00)
警視庁発表のようだから、他紙の報道例もあるかと、電網検索すると、同じ事件の記事は発見できず、以下の東京・中日記事があった。
2)------------------------------------------------------------
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20041020/fls_____detail__048.shtml
近鉄の元トレーナー逮捕
薬のませ強制わいせつプロ野球近鉄バファローズの専属トレーナーだった男が7月、薬をのませて女性にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ容疑で大阪府警天王寺署に逮捕されていたことが20日、分かった。逮捕されたのは、中森謙治容疑者(38)。
調べなどによると、中森容疑者は今年夏ごろ、マッサージをすると言って女性を誘い、睡眠薬をのませた上、わいせつな行為をした疑い。
天王寺署が女性から被害届を受け、7月22日に逮捕した。
日本プロ野球トレーナー協会のホームページによると、中森容疑者は1992年に近鉄入団。選手のマッサージなどをしていた。球団関係者によると、7月末に依願退職したという。
近鉄球団の森厚雄社長室長は「事実関係を把握していないので、後日あらためて対応する」と話している。
私は、このような頻繁に目に止まる事件報道、その情報源の警察発表のあり方に関して、警視庁の広報に電話して聞いた。質問の趣旨を、かなり詳しく話すと、「担当者に」と言って、別人が出た。聞くと「報道担当」と答えた。
長話なので、省くが、簡単に言うと、警察発表の恣意性を追求したのである。すると、本日の報道例に関しては、「国民の知る権利を尊重している」と主張したのである。
これは実に面白い。早速、現在進行中の地裁、高裁の小泉レイプ事件の準備書面にも、したためることにした。
「国民」の皆様に訴える。国民の知る権利に基づいて、警察に、小泉レイプ事件の情報公開を、積極的に求めて頂きたい。
以上。