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『亜空間通信』707号(2003/12/15)
【ロイター日本人記者談2外務職員1運転手動画撮影イラク放送局で疑問点列挙し捜査員の議論求む】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
昨日、2003年12月14日の日曜日、急遽開かれた日比谷野外音楽堂での集会に参加の折、デモ行進の出発点で、目に前の脚立の踏み台に「ロイター」と書いてあったから、即座に、カメラマンの日本人に、「あのロイターのストリーミング見たけど、誰が撮ったのかね」と聞くと、彼は、これまた即座に、「イラクの放送局でしょ」と答えた。
彼自身が、かの大英帝国のイギリスの名門通信社、ロイターの現地人契約者なのだから、イラクでも同じだと考えるのは、常識である。
そこで、再び、仮説を立て直す。
どういう経過は分からないが、イラク人のカメラマンが、3人の遺体を撮影し、それをロイターが配信した。
その際、2人の日本人の外務省職員は、「バグダッドの北で開かれる会議に赴く途上で殺された」という説明がなされ、これが、第一報として、世界を駆け巡り、あたかも間違いのない経過説明であるかのように、歩き始めた。
遺体には、彼等が「バグダッドの北で開かれる会議に赴く途上で殺された」とは、書かれていないのである。これは、別系統の情報である。本当かどうかは、まったく分からないのであある。
しかし、咄嗟の場合の撮影には、細部の問題点に気付かずに撮っているものである。この場合、最大の問題点は、同じ車に乗っていて、同時に銃撃されたのであれば、絶対にあり得ないはずの明白な特徴点の相違が、3人の遺体にあるのである。
仰向けに寝かされた奥さんの遺体には、死後硬直は見られない。
仰向けに寝かされた井ノ上さんの遺体の両腕は、上部に突きだしており、両膝は曲がっていて、被せた布を押し上げている。
やはり、仰向けに寝かされた運転手の頭部の下には、大きな赤い血の淀みが見られる。死んでから、あまり時間が経っていない感じである。
以上の疑問に、外務省報道課の男性職員は、まったく答えず、「そちらで、お調べになれば」と言って、勝手に電話を切った。
もう一度、電話をして、今度は女性だったから、そういう対応はないと説諭したら、別人の男性と代わった。
今度は、素直に聞くから、「皆が、自分で調べることは出来ないのであるから、公僕として、ちゃんと調べよ」、と求め、いささか説諭したら、「有り難うございます」と言った。
ああ、ああ、孫の世代の個人教育にも時間が掛かる。電話料金も掛かる。ああ。
以上。