『亜空間通信』706号(2003/12/12) 阿修羅投稿を再録

外務・法務高級官僚が必死に隠蔽図るイラク2外務職員の不審な遺体映像は電網上で最早抹殺不可能

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『亜空間通信』706号(2003/12/12)
【外務・法務高級官僚が必死に隠蔽図るイラク2外務職員の不審な遺体映像は電網上で最早抹殺不可能】

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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 この件は急を要するので、経過は省く。以下、まずは、事実関係を概説する。

 週刊現代が、イラクで殺害された2人の外務省職員の遺体映像の写真を掲載した。

 週刊現代を出版している講談社には、外務省の国内広報課が抗議し、さらには、その映像の源と見られるイギリスの通信社、ロイターには、ロンドンの日本大使館が圧力を掛けて、映像配信を中止させたと。

 それだけではなく、電網上で発表しているところへも、外務省の国内広報課と法務省の東京法務局が、歩調を揃えて、抗議し、掲載中止、削除の圧力を掛けた。

 日本の在外公館の一つ、イギリスの日本大使館の行動は、基本的には、外務省の直轄の仕事である、外務省の中で、講談社と電網上の電網宝庫に圧力を掛けたのは、国内広報課である。課長の大森茂は、外務省に直接入った「生え抜き」高給官僚である。

 外務・法務の両省は双方ともに、圧力の根拠は、「人権擁護」と主張し、「遺族」を人質に取っている。

 しかし、遺族が抗議したわけではない。その結果、その他の情報不足と情報公開拒否の状況下、「事件の事実関係、真相は、隠蔽され続けている。これでは、真犯人を突き止めることは不可能となる。むしろ、死者の死後における再度の抹殺である。遺族も、真相を知りたいに違いないのである。外務・法務の両省の方こそ、遺族の人権を踏みにじっているのである。

 しかも、この事件が及ぼす影響は、図り知れないほど大きいから、誰にでも真相を知る権利がある。通常の殺人事件なら当然の鑑識、検屍解剖などの情報が、入り乱れて、どれも信用できないのだから、手掛かりとしての映像は、貴重この上ない。

 そこで、私は、やむなく、外務省の国内広報課長の大森茂に、何度も説諭を試み、どうにもこうにも、箸にも棒にも掛からないから、わが電網宝庫でも発表するし、可能な限り広めると通告した。

 二人の遺体の映像を、以下に入れた。井ノ上氏の遺体の両腕と、シーツの下に隠れた足の両膝は、死後硬直の状態を示している。奥氏の遺体には死後硬直の状態が見られない。左脇腹に長くて深い傷跡がある。

 頁の題名は

「reuters tv iraq; 2 japanese diplomats slain」

 URLは以下である。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/2diplmts.html

 別途、運転手と思われる遺体の頭の下には血が溜まっている。それは、静止画像も確保したが、動画に映っている。

 この元のロイターの TV動画は、Windows Media Playerを起動し、以下のURLを入れると、いつでも見ることが出来る。いきなりURLを入れても駄目である。

mms://a2.v9186a.c9186.g.vm.akamaistream.net/7/2/9186/v0001/reuters.download.akamai.com/9186/t_assets/20031130/JapanBodies1130_WM_BB_cba8a66e16d2ef20ba1b3ff1b166f6f60fdfe2f0.asf?WMCache=0&&s=reuters&c=reuters_television&cb=fr2

 この電網宝庫の全体像は、URLの真ん中、akamai.comを検索すると、簡単に分かる。以下が、事業の概略説明である。

---------- 引用ここから ----------
http://www.akamai.com/en/html/about/business_internet.html
The Business Internet
Companies don't rely on the Internet

They rely on Akamai -- The Business Internet
To recognize the full promise and competitive advantages of e-business, companies need a platform with services designed specifically for business. A platform that makes e-business not only possible, but also profitable.

"...we were able to reduce the load on our origin servers by up to 99%, dramatically enhancing the performance and reliability of the user experience. Akamai saved us from needing to build out, and spend resources to maintain, our own infrastructure..."

―Dave Abbott, CTO of Internet Broadcasting Systems

Akamai―The Business Internet is this platform. Designed to overcome the limitations of the Internet, it is built on the world's largest globally-distributed computing platform and includes specialized services that lay over the Internet, making it a predictable, scaleable, and secure platform for conducting profitable e-business.

The Business Internet enables organizations to extend and control their e-businesses. Organizations are able to extend their infrastructure to reach stakeholders globally, quickly and reliably―and control their information flow, with unique across-the-Internet vision and tools to track and manage e-business processes.
Click here to read Akamai's Business Internet whitepaper
---------- 引用ここまで ----------

 つまり、簡単に言えば、情報商売である。こういう電網宝庫が保存していて、いつでも見ることができるのだから、外務・法務高級官僚の「あがき」は、漫画でしかない。

 ただし、そこで見ることができる動画には、最初のロイターTVの画面の下に記されていた以下の説明はない。私は、直後に静止画像を確保したから、これが残っている。以下は、その画像を見ながら、自力で打ち込んだ英文である。

---------- 引用ここから ----------
REUTERS TELEVISION

IRAQ: 2 JAPANESE DIPLOMATS SLAIN

Ambushed en Ruote To Tikrt

Nov. 30 - The bodies of two Japanese diplomats and their driver, killed en route to attend a coference north of Baghdad, are taken to Tikrit hospital.

get more news at Reuters. com
---------- 引用ここまで ----------

 この説明が、何時、作文されたのかも、重要な手掛かりである。「バグダッドの北の会議に参加する途上」という説明は、死体を見ただけでは分からないはずである。バグダッドの日本大使館か米軍に聞かなければ、出てこないのである。

 しかし、「途上で殺された」(killed en route )かどうかは、未だに断定はできないのである。どこか別の場所で殺され、「ゲリラの犯行」に見せ掛けるために、現場付近まで運ばれ、そこで車ごと銃撃されたのかもしれないのである。

 ところが、未だに、どういう経過なのか不明のままのことが、多すぎる。

 運転手を含む3人の遺体を動画で撮影したのがロイターのカメラマンなのか、米軍なのか、CIAなのか、モサドなのか、それらもまったく不明のまま、「バグダッドの北の会議に参加する途上で殺された」という情報が、世界中に配信されたのである。

「疑う者はテロリストの味方か!」、「アメリカの敵か!」と、皆が脅されているのである。

 だから、私は、断固、疑い続けるし、映像を配信し続け、広め続けるのである。電網上に溢れ出ている映像を、あえて圧殺し、抹殺しようと「あがく」日本の高級官僚の背後には、アメリカとか、イスラエルとかが、潜んでいる可能性もある。私は、「命が惜しくば」という脅しには、絶対に屈しない。

 以上。


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