『亜空間通信』702号(2003/12/05) 阿修羅投稿を再録

イラク2死者遺族に日本政府訴える権利あり急務の真相の焦点は危険熟知業務命令の背後の暗闇暴露

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『亜空間通信』702号(2003/12/05)
【イラク2死者遺族に日本政府訴える権利あり急務の真相の焦点は危険熟知業務命令の背後の暗闇暴露】

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 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 2003年11月30日の日曜日、日本列島は、突如、「邦人」、「外交官」、「殺害」、「テロ」の連呼の渦の中に投げ込まれた。いつもながらの「邦人」、「邦人」、「邦人」の「けたたましき」、日本中心主義的絶叫の沸騰状況は、実に不気味な有様に成り果てた。

 この2人の殺害事件の背後の暗闇は実に深いし、その真相究明と暴露は、目下の急務である。

 2003年11月30日にイラクで殺害された2人の日本人外務省職員の事件に関して、私は、すでに2本の亜空間通信を発した。700号(2003/11/30)と701号(2003/12/01)である。かなり間が空いたが、この2つの亜空間通信発行の前後には、阿修羅戦争43掲示板に相当数の投稿をした。亜空間通信としては、これで3本目になる。

 わが疑問の中心は、米軍の報告が、なぜ、5時間後だったのか、危険地帯で会議が開かれ、しかも、なぜ、危険を承知で出掛けたのか、である。略して、「空白の5時間」と「危険地帯熟知の業務命令」とする。

 阿修羅戦争43掲示板上でも、まさに議論百出の状況である。ところが、ところが、案に相違してどころか、実は、案じていた通りの事態となった。

 極めて簡略に言うと、またまた、突如、一昨日(2003/12/03)、日本列島に、いさか特有と言うべき異常事態が発生したのである。いわゆる「けたたましき」総ジャーナリズム現象の裏返し、とも言うべき事態であった。

 私は、日経、朝日、両紙の紙面だけしか、この目では確認していないのだが、これで十分、上記の連呼どころか、むしろ逆に、大手メディア報道は、この件に関して、シーンと、静まり返ってしまったqのである。

 そこで私は、急遽、以下の投稿によって、警告を発することに相成ったのである。

---------- 引用ここから ----------
緊急:大手メディアはイラク殺人事件急激トーンダウン!米日の緊急情報操作に違いない
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1181.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 12 月 03 日 15:56:32:CjMHiEP28ibKM

 似非紳士朝日の1面は「武富士逮捕」、典型的な検察ネタ出動の紙面強奪。
 米日の緊急情報操作に違いない。
 米軍報告「空白の5時間」「なぜ危険地帯で危険を承知の会議出席か」
 これだけの日本列島沸騰状況を、押さ込むには、大手メディア操作以外の方法はない。
---------- 引用ここまで ----------

 しかり、しこうして、一昨日(2003/12/03)夕刻には、CIAが調査に当たるという情報が伝えられた。何のことはない。泥棒の仲間が泥棒を捕まえると称して誤魔化そうとしているような漫画でしかない。

 わが疑問の中心、略して、「空白の5時間」と「危険地帯熟知の業務命令」に関しては、その後、何の音沙汰もない。。

 世間一般では、犯人は誰か、という「ありきたり」のサスペンス風の興味ばかりに集中するが、私は、常に核心に迫る。事件発生直後には、以下の意見を発表している。

---------- 引用ここから ---------- 
真犯人は「国連」を強調しなかった日本の体制・反体制の相互間抜け連合なり。
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/732.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 11 月 30 日 11:13:23:CjMHiEP28ibKM
(回答先: 外務省職員2人殺害 イラク・ティクリート付近で襲撃 (朝日新聞) 投稿者 竹中半兵衛 日時 2003 年 11 月 30 日 10:14:46)

 この殺人事件の真犯人は「国連」を強調しなかった日本の体制・反体制の相互間抜け連合なり。
 現実的な対処ができない連中には、呆れかえる。私は、すでに4月7日には、「米英軍の敗北を見切り」、基本的に国連主導を主張せよと、わが国際政策を発表した。
「派兵」か「派遣」かの吟味もせずに、相変わらず、ただ「反対」するばかりの自称平和主義者にも、責任がある。
---------- 引用ここまで ----------

 基本的な状況認識を固めずに右往左往するのでは、野次馬に過ぎない。私は、最初から、事件の真相究明の基本は、危険熟知の上での業務命令の理由を徹底的に糾明すべきであると考えていた。事件発生の場所、サダム・フセインの一族の本拠、ティクリートの周辺が、イラクで最も危険な地帯であることは、周知の事実だったのである。「空白の5時間」の方は、むしろ、下世話の議論の糸口でしかない。

 2人の業務に関するその後の情報について、私は、以下のように私見を加えて、投稿した。

---------- 引用ここから ----------
朝日【ORHA派遣の第1陣】米国防総省の犬の犬としての犬死なり。
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/766.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 11 月 30 日 19:23:46:CjMHiEP28ibKM

朝日【ORHA派遣の第1陣 殺害された奥さんと井ノ上さん 】米国防総省の犬死なり。

「米国防総省の復興人道支援室」、つまりアメリカの犬の犬として派遣されたのであれば、なおさらのこと、「犬死」である。

http://www.asahi.com/international/update/1130/004.html
ORHA派遣の第1陣 殺害された奥さんと井ノ上さん

奥克彦参事官
井ノ上正盛三等書記官
 イラク北部のティクリートで殺害された奥克彦さんと井ノ上正盛さんは、イラク戦後統治の民生部門を担当する米国防総省の復興人道支援室(ORHA)への要員派遣の第1陣として、4月にイラクに派遣され、ORHAが暫定占領当局(CPA)に衣替えした後は、バグダッドの日本人大使館とCPAの連絡調整などにあたっていた。

 奥さんは81年入省。大臣官房会計課首席事務官や経済局国際経済第1課長、総合政策局国連政策課長などを歴任。在英大使館の参事官としてORHAに派遣された。井ノ上さんは96年入省。シリアでアラビア語を学び、チュニジアやヨルダンの日本大使館に勤務した。

 奥さんはORHAやCPAでアメリカや他の参加国との連絡調整を担当。井ノ上さんはアラビア語の専門家として奥さんの通訳を担当していた。

 奥さんは早大在学中はラグビー部に在籍し、留学先の英オックスフォード大でもラグビーで活躍していた。省内でも人望もあつかったという。

 外務省のホームページで「イラク便り」という連載を執筆しており、4月末にクウェートから陸路、バグダッド入りした模様や現地の人たちの生活ぶり、復興支援活動の内容などを紹介していた。

(11/30 11:59)
---------- 引用ここまで ----------

 この件では、似非紳士朝日新聞は、かなり詳しい特集を組んでいるが、これも実に怪しい経過である。私は、以下の投稿に記したように、「予定原稿を作って、殺害事件発生を待っていたんじゃないのか」という強い疑いを強く持っている。

---------- 引用ここから ---------- 
朝日似非紳士【「テロ予告受けていた」 奥参事官、生前に語る 】わが昨晩発分析的中
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/891.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 12 月 01 日 19:18:20:CjMHiEP28ibKM

 朝日似非紳士【「テロ予告受けていた」 奥参事官、生前に語る 】

 つまり、わが昨晩発の分析と警告は、当然のことだが、的中していたのである。
 最初から狙われていたのである。朝日新聞記者に語ったことを外務省の上部が知らぬはずはない。だから、ナンバープレートを外す猿の浅知恵を授けていたのである。
 朝日新聞も「米英暫定占領当局(CPA)に派遣」への警告を発していない。全部が戦犯なり。殺人者の手先なり。朝日新聞は、予定原稿を作って、殺害事件発生を待っていたんじゃないのか。この似非紳士の薄汚さは、先刻、承知だが、それにしても、汚い。不潔!

http://www.asahi.com/international/update/1201/010.html
「テロ予告受けていた」 奥参事官、生前に語る

 イラク北部のティクリート付近で11月29日に殺害された奥克彦参事官らは、名指しに近い形でテロ攻撃の予告を受けていた。生前、奥氏が朝日新聞記者に対して語った。

 脅迫された時期や方法は明らかでないが、「米英暫定占領当局(CPA)に派遣されている日本人外交官はテロの対象だ」という内容だったという。イラクを訪問した岡本行夫・首相補佐官が11月5日の記者会見で、イラクに派遣が予定されている自衛隊の安全確保に関連して「理論的には、イラクから完全撤退しない限り、日本も標的になることを免れない」などと述べたことに関連して、奥氏が明らかにした。

 日本政府関係者でCPAとの連絡調整にあたっていたのは、奥氏をはじめ、一緒に殺害された井ノ上正盛3等書記官ら計3人だったという。奥氏は「3人しかいないので、事実上テロの標的として名指しされているのと変わりがない」と話していた。

(12/01 18:12)
---------- 引用ここまで ----------

 朝日新聞の取材力として評価すべきなのか、それとも、密着、御用記者多数のせいと皮肉るべきなのか、かなり詳しい。

 以下のように、「批判もあったが、小泉首相が問題ないと決断した」とする記事もある。日本における直接の真犯人のボス、最高責任者は、やはり、「婦女暴行逮捕歴・ロンドン留学逃げ隠れ」の経歴の小泉なのである。背後には、その弱点を握って、気儘に操縦する「御主人様」が控えている。

---------- 引用ここから ----------
http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/konmei/031201.html
上:説明なき対米傾斜政策

 亡くなった2人は、バグダッド陥落後の4月、日本政府から真っ先に米復興人道支援室(ORHA)に派遣され、日本の復興支援策の主軸として活躍した。当時、米政府の一機関にすぎなかったORHAへの人員派遣は「占領行政に加担する懸念がある」との批判もあったが、小泉首相が問題ないと決断した。

 今年3月のイラク戦争開戦以来、米国を一貫して支持してきた政府は、今後4年間で総額50億ドルの資金と、自衛隊派遣という「カネとヒト」の支援を、「対米支援の両輪」(外務省幹部)として準備してきた。しかし、自衛隊のイラク派遣は、その「大義」をめぐって揺れ続けた。

 自民党の安倍晋三幹事長は11月28日、「国際社会の中で我々は責任を果たす。この地域の平和と安定はわが国の国益だ」と講演で強調した。その前日、加藤紘一元幹事長はCS放送で「(イラク戦争で)日本は米国に同調したが、大量破壊兵器はなかった。犠牲者が出た場合、どういう大義で遺族に説明できるか、難しい」と述べた。

■   ■

 首相や与党が恐れてきたのは、自衛官に犠牲者が出た場合の世論の反応だ。来年夏に参院選を控え、「いくら選挙準備をしても、犠牲者が出れば全部吹っ飛んでしまう」と自民党幹部。

 首相官邸は、これまでの国連平和維持活動(PKO)による自衛隊派遣で欠かさなかった閣議での「準備指示」を避け、防衛庁に「独自の準備」を求めた。「テロとの戦い」を大義に説く首相や福田官房長官は、いつどんな形で自衛隊を送るつもりなのか。「当事者の我々にさえ、驚くほど何のアナウンスもない」と防衛庁幹部は憤る。
[中略] 
 カンボジアPKO当時、郵政相だった小泉首相は「PKO協力法の国会審議では、血を流してまで国際貢献しろ、という議論はなかった」と宮沢首相の決断を批判した。その首相が今、正面からの議論を避け続けている。

 政府に「安全確保への配慮」を義務づけたイラク復興支援特措法が想定したイラクの現状は、7月の制定当時から大きく変貌(へんぼう)した。その現実に目を向けず、「対米配慮」だけで自衛隊派遣を急ぐなら、今回の悲劇が繰り返されかねない。(佐古浩敏)

(朝日新聞2003年12月01日朝刊紙面)
---------- 引用ここまで ----------

 これ以上の資料紹介は、煩雑を極まるから、割愛する。ひとつだけ紹介すると、以下は、アラブ語の電網宝庫記事の紹介の投稿である。これが事件発生当日の阿修羅戦争43掲示板に出現していたのである。イラクにおける事態の進行状況については、被害者のアラブ人が一番、核心に触れていると、私は、考えている。

---------- 引用ここから ----------
トルコ情報:イスラエルが、モスルの油田地域を購入 <Al-Ahram>
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/709.html
投稿者 草の根 日時 2003 年 11 月 30 日 08:41:21:PfNx5sWzYkpAE

http://www.ahram.org.eg/Index.asp?CurFN=repo4.htm&DID=7955

この情報は以前から流れていたが、最初にこの問題を取り扱ったのは、アシュカム新聞で、「トルコの情報機関の報告は、複数のイスラエル人がイラクのモスル地域の石油が豊富な土地をクルド人から買っていることを示している」と報じた。この報告書はトルコ外相に提出された。外相は、特にこの件がトルコ、及び近隣地域に与える影響度の調査を求めた。

広く読まれているジュンホーリヤト紙は一面に「イスラエルは産油地帯を所有-第二のイラク占領」との見出しで次のように報じた。イラクのアメリカ当局は複数のイスラエル企業に土地所有の許可を発行した。

トルコにとって最大の憂慮は、クルドが独立を求めるイラク北部のクルド自治区と、イスラエルが結びつくことだ。
---------- 引用ここまで ----------

 以上の記事に含まれる鍵言葉、イスラエル、油田、トルコ、クルド、アメリカ企業、イスラエル企業、土地所有、イラク北部、これに既報の「韓国」「米企業の下請け」「送電線」、その他を組み合わせれば、「人道支援」を名目として、何が行われているのかは、最早、自明の理である。

 クルド地区は、最初に、ラムズフェルドの友人、ガーナーが、根拠地を求めた場所である。クルド人は独立を求めており、アメリカの「友人」も多い。

 サダム・フセインの故地、ティクリットに近いことが、アメリカ・イスラエルにとっては「難点」であるが、ここに新たな兵站基地を設け、パイプラインを敷き、石油資源強奪の「藷施設」(人道的?)を築くのだとすれば、イラク人の抵抗、破壊活動は必至だし、すでに各所でパイプラインの爆破が行われている。これは、双方ともに、戦争行為の一環なのである。内戦への転化の可能性も高い。

 私は、この状況を、かねがね、推察していたから、即座に先にも触れた以下の投稿をしたのである。

---------- 引用ここから ----------
朝日【ORHA派遣の第1陣】米国防総省の犬の犬としての犬死なり。
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/766.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 11 月 30 日 19:23:46:CjMHiEP28ibKM
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

 以下、再び、2つのアラブ情報である。これで「決まり」である。

1)・・・・・・・・・・・・・・・・
---------- 引用ここから ----------
血なまぐさい事件に隠れて静かに進行
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1195.html
投稿者 草の根 日時 2003 年 12 月 03 日 18:14:29:PfNx5sWzYkpAE
(回答先: 最も貴重な最新情報に感謝。イスラエル電撃作戦の下準備に韓日西下請け連合 投稿者 木村愛二 日時 2003 年 12 月 03 日 15:39:10)

スンニトライアングルを中心とする流血事件の陰に隠れて、クルディスタンではイスラエルの陰謀が静かに進行しているようですね。アラビア系のメディアでは毎日のように報道されています。

それにしても日本の大手メディアというのは、腰抜けなのか、問題意識が欠落しているのか、愚民政策なのか、全く役に立ちませんね。

アラビア系の新聞を読むと、ユダヤ人は相当イラクに浸透しているという報告や論文があります。イスラエルの狙いは何なのか?イラク北部の石油をパイプラインを引いてイスラエルに運ぶ、パレスチナ人をイラクに追放する、、、? クルド人との関係はどうなっているのでしょうか? 色々と密約があるようなのですが内容は分かりません。
---------- 引用ここまで ----------


2)・・・・・・・・・・・・・・
---------- 引用ここから ----------
イラク北部にユダヤ人用プレハブ建設 <IslamMemo>
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/1172.html
投稿者 草の根 日時 2003 年 12 月 03 日 13:31:15:PfNx5sWzYkpAE

http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IdNews=18853

イラク北部の情報筋はカタルの「アル-バヤーン」紙に、「アメリカはプレハブハウスのシオニスト複数企業と協力してイラク北部のクルド人地域にプレハブを建設し始めた。これらの建築はクルド人のユダヤ人(15万人)がイスラエルや他の場所からイラク北部に帰還しやすくする為の措置。

この予算は1500万ドル。

アメリカはシオニストと協力して、来年初頭から到着が見込まれる帰還移民の保護のために専門の軍事部隊を編成した。同部隊の指揮官はイスラエル人。実際に11月中に同部隊専用の全ての兵器がイスラエルからイラクに到着した。」と語った。
---------- 引用ここまで ----------

「プレハブ」は旧「バラック」(barrack)なり。訳語は「兵舎」である。イスラエルの「キブツ」同様の屯田兵の宿舎が林立するのである。この有様は、旧「満州」(中国人は偽満「ウェイマン」と呼ぶ)の関東軍を想わせる。満州国は、中国大陸侵略の前進基地だった。だから、私は、「国連加盟国のイスラエル」を「偽イスラエル」と呼ぶのである。

 周囲を「守る」陣地の建設には、日韓連合の「生コン」軍団が出動するのかもしれない。私は、つい先頃、「われら生コン労働者」という題の日韓の協力によるヴィデオ上映会に参加したばかりである。

 日韓両国ににまたがるゼネコン巨大企業、太平洋セメントは、日本の小野田セメントの後進であり、小野田セメントは、朝鮮、満州、中国の侵略の過程で、巨大化した戦略企業であった

 わが亡父は、浅野セメント(現・日本セメント)の技師として、北支那開発公社に出向し、わが一家は、単身赴任の父親の後を追って、戦争中、北京に住み、そこで敗戦を迎えたのである。

 引き揚げの際には、自分たちの手で持てる荷物だけ、米軍の軍艦で九州の港に着き、上下を破いた袋を被せられ、米兵からDDTを散布され、貰えたのは、1人当たり、新円の千円札が1枚だけだった。

 これが、わが家の58年前の「敗戦処理」であった。歴史は繰り返すか、否か。それとも、宇宙の歴史の中では知られる限りで最も残虐な群生動物、裸の猿の一族は死に絶えて、歴史を閉じるか、否か。

 なお、以上のようなイラクにおける「人道支援」事業計画の実態について、外務省報道課は、「承知していない」の返答を繰り返すのみである。誰が金を出すのか!

 以上。


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