目次
第1章 識字って何だろう?
- 識字の意味
- パウロ・フレイレの考え方
- 具体的な方法
- 識字の生む効果
- 識字教育が必要とされる背景
第2章 NGOの取り組み
- シャプラニール=市民による海外協力の会
- ネパール教育協力会(JECS)
- 海外教育協力隊(JEV)
第3章 識字の暴力
- 変わる識字の基準
- 「識字率」の危険性
- 識字の生む差別
- 文字がすべてなのか?
- 日本の教育と識字
<担当>井上雄介、衣斐友美、田岡直博、八田暁子
<参考文献>
- 日本ユニセフ協会『文字は翼をもつことば――識字教育とユニセフのとりくみ』1990.
- ユニセフ 『世界子供白書』1995.
- ユネスコ 『ユネスコ文化統計年鑑1994』1994.
- 小沢有作編『識字をとおして人びとはつながる――かながわ識字国際フォーラムの記録』明石書店、1991.
- 菊地久一『<識字>の構造』剄草書房、1995.
- パウロ・フレイレ『被抑圧者の教育学』小沢有作、楠原彰、柿沼秀雄、伊藤周訳、亜紀書房、1979.
- 二宮皓編『世界の学校――比較教育文化論の視点にたって』福村出版、1995.
- シャプラニール=市民による海外協力の会『NGO最前線――市民の海外協力20年』柏書房、1993.
- ネパール教育協力会「ネパール教育協力会だより」No.94(1993.6)
- 海外教育協力隊「こどもたちの目」 No.18−20(1995.3−1996.4)