アサフ・ドラコビッチ博士初来日
劣化ウラン/ウラン戦争の実態と危険性を訴える!

The Japan Times (12/7) 関連記事
 (翻訳「劣化ウランの影響」スーザン・H・ライオドン

※ 毎日新聞に大阪集会の記事(11/24)
MBS関西ニュース(11/23)(動画)
中国新聞に広島集会の記事(11/22)
※ 東京新聞の行ったインタビュー(11/21 夕刊・一面トップ)
        中日新聞(11/21)に同じ記事
The Japan Times (11/22) (The Japan Times (11/22) 関連記事)
※ 朝日新聞(11/23)




--- 11/24, 2003 Dr. Durakovic in Tokyo ---   (Picture)
「一滴の水が岩をも打ち砕く」
今日の集会が世界の平和の一滴になることを願ってやまない

米の劣化ウラン弾によるイラク、アフガンでの劣化ウランの人体被害・環境汚染を告発
UMRCドラコビッチ博士による調査報告の概要(11/24東京集会) (「ピースニュース」のサイトへのリンク)

    


--- 11/23, 2003 Dr. Durakovic in Osaka ---
200名の参加で大成功――UMRCドラコビッチ博士による調査報告大阪集会
「水の一滴は岩をも砕く」「UMRCの活動は歴史的使命だ」

湾岸戦争・アフガニスタン戦争・イラク戦争での劣化ウラン/ウランによる汚染・被害の実態を暴露

  
   
 11月23日大阪で開催されたドラコビッチ博士講演会は、会場を埋め尽くす200名の参加者で大成功しました。

 UMRCのロゴマークに使われたラテン語、「水の一滴は岩をも砕く」という言葉から始め、自分の言葉が無関心という世界に風穴を開ける役割を果たすという発言で、博士は静かに講演を開始しました。
 湾岸戦争症候群を引き起こした兵器=劣化ウラン兵器に徹底的に関わろうとしたことから軍を追われ、独立した研究所UMRCで研究を継続した経緯、劣化ウラン兵器が粒子となって飛散し環境と人体にいかに深刻な影響を与えるのかの暴露、それが砂嵐等で中東を汚染している現実、そしてアフガニスタンでの調査とイラクでの進行中の調査などについて報告されましたが、正確なデータと、フセイン君という少年の話など具体的な話を織り交ぜた非常に説得力のある内容でした。博士の講演はしだいにテンションがあがり、綿密な科学的・学術的調査で裏付けてきた汚染と被害の実態を、放射能を撒き散らす新たな兵器の非人間性を熱く語りました。

 「政府や軍は私を敗者と思っているかもしれないが、そうではない。私は勝者だ。だからこそ、今こうして日本に来て皆さんと会うこともできた」「科学に忠実に、現に起きている被害の実態に忠実に仕事をするだけだ」と語られると、講演の途中でも、会場から大きな拍手が起きました。

 彼は、「UMRCの活動は歴史的使命だ」という言葉で講演を締めくくりました。
 劣化ウラン/ウランによる汚染、ヒロシマとも異なる単一の放射性同位体による汚染を引き起こすという、新たな放射能戦争の時代にあって、その被害と非人道性を具体的・科学的に暴き出すことによって、この新たな戦争をくい止めるということでしょう。この言葉が彼の全てを物語っているようでした。

 自らの科学的仕事に対する強い確信と共に、謙虚な姿勢で、ヒューマニティにあふれた博士の姿勢と生き方、高潔な人間性が参加者を魅了しました。

詳報はこちら <more ...>


11月21日 広島訪問と市民との交流会
(11/21, 2003 Hiroshima)
  

   
森瀧春子さんの案内で原爆慰霊碑などを訪問 / 平和記念資料館を見学


11月20日 参議院会館 でのブリーフィング
(11/20 Lecture to the Diet members in Tokyo)


    

    


11月20日参議院会館で、国会議員向けのブリーフィングが行われました。多数の国会議員、報道機関、市民の皆さんに参加して頂きました。

ドラコビッチ博士が無事日本に到着
(11/18 Tokyo Narita Airport)
  
11月18日午後、ドラコビッチ博士が成田空港に到着しました。非常に元気で日本での活動に意欲を燃やしておられます。

UMRCドラコビッチ博士初来日にあたって
アフガニスタン戦争での劣化ウラン/ウランによる汚染・被害の実態
UMRCドラコビッチ博士による調査報告集会資料


発行:
UMRCイラク・ウラン被害調査カンパキャンペーン事務局
アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局

A4判48ページ
頒価:400円 (+送料)

<詳しくはこちら>

※ 公式講演録は、別途準備中です。

アサフ・ドラコビッチ博士初来日
アフガニスタンで唯一の劣化ウラン被害調査。
住民の尿から通常の200倍のウラニウム検出。
現在、イラクでも被害調査を開始。
アフガニスタン戦争での劣化ウラン/
ウランによる汚染・被害の実態

UMRCドラコビッチ博士による調査報告集会

絶望的な表情で、腹水に腫れ上がった我が子のお腹をしめす母親。白血病で余命幾ばくもない。こんな子ども達を何人見舞った事だろう。 写真 森瀧春子さん 03,6
11月21日(金)広島
18:30〜20:30
平和資料館地下会議室
(資料代 1000円)

11月23日(日)大阪
13:30〜17:00
大阪府社会福祉会館 5階ホール
(会場費・資料代 1000円)
地下鉄谷町線・長堀鶴見緑地線
谷町6丁目下車徒歩5分    <地図>
 

11月24日(休)東京
18:30〜21:00
文京区民センター   <地図>
(会場費・資料代 1000円)
地下鉄丸の内線 後楽園駅から徒歩3分
都営三田線 春日駅から徒歩0分
JR 中央線 水道橋駅より徒歩10分

ドラコビッチ博士招請日程
◆11月20日(木)東京
  国会議員会館で議員向けブリ
  ーフィングと記者会見

◆21日(金)広島にて報告集会
 (18:30〜平和資料館地下会議室)

◆23日(日)大阪にて報告集会
 (13:30〜大阪府社会福祉会館)
◆24日(月)東京にて報告集会
 (18:30〜文京区民センター)
◆ウラニウム医療研究センターUMRCはアフガニスタン戦争での米軍による人体と環境への深刻なウラニウム汚染の実態を解明に取り組んでいます。昨年の2度にわたって現地で唯一の科学的調査を行い、アフガニスタン住民の尿から通常の200倍に及ぶ高濃度のウラニウムを検出し、広範囲の人々が深刻な汚染に曝されたことを明らかにしました。
◆UMRCは現在イラクに現地調査団を派遣し、米英軍によるイラクの劣化ウラン/ウラン被害の調査にも取り組んでいます。この調査も米英の戦争犯罪と汚染の実態を暴く上で極めて重要です。その調査にあたったドラコビッチ博士から直接調査結果について報告してもらう機会をようやく実現することができました。この機会に是非ご参加ください。



UMRC 米国による戦争犯罪を告発――劣化ウラン兵器の使用禁止のために

UMRCについて
 UMRC(ウラニウム・メディカル・リサーチ・センター)は、環境と人体に対するウラニウムの影響について、独立で客観的、専門的科学的な医学的研究をする非営利の研究団体です。この度来日するアサフ・ドラコビッチ教授(医学博士)はその医療研究の責任者です。

初来日するドラコビッチ博士
 米国がアフガニスタンでも大量の劣化ウラン/ウラン弾を使用したという重大な疑惑とその被害の究明が早急に必要とされたにもかかわらず、どこも問題にするところがない中で、UMRCだけが独立の研究機関としてそれにとりくみました。カブールやトラボラ、ジャララバードなど米軍の爆撃を受けた各地で人間の尿から通常の200倍以上にも達する高濃度のウラニウムを検出したのです。そして「貫通型の爆弾がウラニウムを含むかウラニウム製であり、劣化ウラン弾と並んで禁止されなければならない」と、その使用した米国の責任を世界に告発したのです。この告発は、劣化ウラン/ウラン兵器の使用禁止にむけて国際社会に警告を発し関心を喚起す重要な意義をもつものです。

ドラコビッチ博士
 放射線核医学の専門家であるドラコビッチ博士は、湾岸戦争後にアメリカの復員軍人省が作った核医学クリニックの責任者に抜擢された人物、つまり政府側が雇った学者でした。ところが湾岸戦争症候群を訴える元兵士らの放射線による健康障害を認定し、さらに詳しい研究を政府に要求したために突然解雇され、クリニックも閉鎖されてしまいました。それだけ自らの科学者としての責任に誠実で忠実だったのです。それからはジョージタウン大学で放射線核医学の教授を勤めながら帰還兵の健康調査を行うためにUMRCを仲間の科学者と結成しました。


広島集会共催・連絡先

  NO DU ヒロシマ・プロジェクト
  (財)広島平和文化センター
    連絡先 NODUヒロシマ・プロジェクト世話人
    森滝春子 (TEL 090-9064-4705)
    URL http://www.nodu-hiroshima.org/

大阪集会主催・連絡先

  UMRCイラク・ウラン被害調査カンパキャンペーン事務局
  アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局
    〒580-0023 大阪府松原市南新町3-3-28 阪南中央病院労働組合気付
    アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局
    URL http://jca.apc.org/stopUSwar/
    FAX 072-331-1919 TEL 090-5016-3844(吉田)   e-mail masayo@silver.ocn.ne.jp

東京集会主催・連絡先

  UMRCイラク・ウラン被害調査カンパキャンペーン事務局
    ◆吉田正弘 090-5016-3844   e-mail masayo@silver.ocn.ne.jp

  東京集会実行委員会
    ASIANSPARK、 アフガニスタン国際戦犯民衆法廷実行委員会、
    アラブイスラームの子供たちを助ける会(ジャミーラ高橋)、イラク国際戦犯民衆法廷、
    基地はいらない!女たちの全国ネット、CHANCE! pono2、テロ特措法海外派兵は違憲市民訴訟の会、
    たんぽぽ舎、ピースニュース、ふくろうの会、劣化ウラン研究会、芦沢礼子、加藤賀津子、
    小林一朗、倉林正明、斎藤紀代美、阪上武、清水竹人、高瀬晴久、  細井明美、山崎久隆

      ◆松田卓也 090-4289-6360 e-mail tensaitakuyasan@mail.goo.ne.jp



案内チラシのダウンロード

 ぜひ、調査報告集会をひろめてください。案内チラシ(PDFファイル)を準備しましたので、ダウンロードして使ってください。

ダウンロード(PDF)     <大阪集会用 表>    <東京集会用 表>    <  裏  >    

 印刷した案内チラシが必要な方は、上記の連絡先にお申し付けください。




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