人権フォーラム21（規制・救済部会作業部会）の「人権政策提言骨子（案)」が完成
-人権フォーラム21「提言骨子(案)」と審議会「論点整理(案)」についてのあなたの意見をお寄せ下さい。(9月末1次集約)-

◎　人権フォーラム２１では、４月から規制・救済部会のもとに作業部会を設置し、市民のサイドから見た２１世紀日本の人権政策提言の骨子づくりをすすめてきました。延べ18回にわたる規制・救済部会での審議をふまえ、作業部会では「人権政策提言骨子案」づくりにむけ突っ込んだ論議を展開し、さる８月24日に「人権政策提言骨子」(作業部会案)をとりまとめました。その内容は、前号（17-18合併号）で紹介した人権擁護推進審議会の「論点整理（案7.28）」とは一味違ったものとなっています。
　さる7月28日に公表された人権擁護推進審議会の「論点整理（案7.28）」は、基本的には昨年9月17日に人権擁護推進審議会で法務省人権擁護局長が行った「諮問第２号に関する趣旨説明」に沿うもので、この間の「救済」審議が法務省ペースで進められてきたこと物語っています。人権フォーラム21では、去る3月1日に今後の救済審議にあたっての「論点と要望事項」を提出しましたが、残念ながら私たちの求める21世紀の日本の人権政策の確立にむけた諸課題についての論点を網羅するものではありません。

◎　人権フォーラム21では、この「人権政策提言骨子」(作業部会案)について、会員をはじめ広く各方面の方々から意見をいただき、１０月末をメドに人権フォーラム２１の「人権政策提言」に仕上げ、人権擁護推進審議会をはじめ各方面に提言していきたいと考えています。
　人権フォーラム21の会員のみなさん！　そして21世紀の日本の人権政策の確立をもとめるみなさん！　人権フォーラム２１「人権政策提言骨子」(作業部会案)と人権擁護推進審議会「論点整理（案7.28）」についての積極的に検討を呼びかけます。そしてその意見を事務局に寄せていただき、市民サイドに立った人権保障システムを作り上げる論議を高めましょう。

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