人権フォーラム２１事務局長　　山崎公士

○　人権フォーラム２１では、去る１２月１５日に第四回総会＆シンポジウム「人権擁護推進審議会答申案をどう考えるか」を開催しました。このシンポジウム「人権擁護推進審議会答申案をどう考えるか」には、予想を上回る多くの人々が参加し、熱い論議をたたかわしました。シンポジウムは、人権フォーラム21事務局長の山崎公士・新潟大学法学部教授の総合司会で進められ、パネラーの宮崎繁樹（財団法人・人権教育啓発推進センター理事長）、寺澤亮一（財団法人・奈良人権部落解放研究所所長）、小川　一（毎日新聞社社会部副部長）、外山太士（弁護士）、金子匡良（人権フォーラム21規制・救済部会作業部会委員）、森原秀樹（アムネスティインターナショナル日本支部）、高橋正人（部落解放同盟中央書記長）の発言に続き、フロア―からの質疑も活発になされ、有意義な意見交換の場となりました。
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○　人権擁護推進審議会は、現在、パブリック・コメント手続きで意見募集中です。締め切りは2001年1月19日です。今回のパブリック・コメント手続きは、前回（99年春）の取組みが多くの批判を浴びたため、受付期間が延長（30日から50日へ）されたり、論点ごとの意見表明が可能となったり、公聴会が開催されるなど、大きく改善されています。公聴会は2001年１月２２から３０日にかけて大阪・福岡・東京・札幌で開催の予定です。ぜひ一人でも多くの人に「中間取りまとめ」の存在を紹介し、多くの方々がパブリック・コメントや公聴会に積極的に参加し、21世紀の日本の人権保障システムの転換を勝ち取りましょう。
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　⇒　人権擁護推進審議会「中間取りまとめ」　＜詳細はこちら＞
　⇒　人権フォーラム21「人権政策提言」　＜詳細はこちら＞