169. 民の意見30の会・東京、「バスで行く首都圏基地ツアー」を計画。ご参加下さい。 2006/10/05掲載) 

市民の意見30の会・東京では、11月19日(日)と12月10日(日)の2回に分けて、「ここが見たい、知りたい米軍再編 バスで行く首都圏基地ツアー」を計画しました。この機会に是非多数の方がご参加くださいますよう、お誘いいたします。詳しい内容は下記の通りです。

ここが見たい、知りたい米軍再編
バスで行く首都圏基地ツアーに参加しませんか?

アメリカ・ブッシュ政権は「対テロ戦争」を口実にイラク戦争に踏み切 りましたが、一方で在日米軍基地を急速、全面的に再編・強化しようとしています。米軍再編で在日米軍基地や自衛隊はどのような役割を担うことになるので しょう? 米軍再編により地元の自治体に住む市民のくらしはどういう影響・被害をこうむるのでしょうか。自分の目で確かめ検証したいと思い、わたしたちは 今回、首都圏にある基地の連続見学ツアーを計画しました。地元で反基地運動に取り組む人や日本の基地問題に取り組む人の話を聞きながら基地の問題を考えて いきませんか。

1回  神奈川県コース
●実施日/11月19日(
集 合/午前10時、JR 相模原駅改札出口、ここから解散地までマイクロバスで移動 (相模原駅までは、新宿から京王線橋本経由で約1時間、八王子から横浜線で約15分)
解 散/横須賀現地ほか(18時ごろ予定)
【主なコース】 米 陸軍相模総合補給廠(戦闘指揮訓練センター建設が計画されている、一部返 還が予定され相模原市は無償返還を求めている)→米陸軍キャンプ座間(統合作戦 司令部の移転が問題。座間市と相模原は強固に反対)→ 米海軍厚木飛行場(空母艦載機の基地。岩国基地への移転が計画されているが整備は厚木基地で。騒音 解消はまだ)→米海軍横須賀基地(原子力空母の2008年配備が計画されたミサイル防衛の拠点にもなろうとしている。市民の粘り強い反対運動が続いてる)
【見どころ、聞きどころ】 相模補給廠前ではNHK の番組で小泉政権の額賀防衛長官と直接対決した地元・相模原市の主婦小牧みどりさんがお話してくれます。横須賀では非核市民宣言運動ヨコスカの新倉裕史さ んやすべての基地に「NO!」を・ファイト神奈川の木元茂夫さんの解説付。車中でビデオ新作を上映!(『ミサイル防衛 何を守るのか――イージス艦の増強 進む横須賀基地』)有意義で盛りだくさんの内容です。

第2回  東京・埼玉コース
●実施日/12月10日(
集 合/午前10時、東武東上線(有楽町線)和光市駅南口(池袋駅より約15分)
    (陸上自衛隊広報センター見学後、マイクロバスで移動)
解 散/JR青梅線福生駅(17時ごろ予定)
【主なコース】 陸上自衛隊練馬基地(陸自広報センター見学)→航空自衛隊入間基地→米軍横田基地                                                      【見どころ、聞きどころ】 米軍再編の一つの焦点がミサイル防衛(MD) の配備です。その先陣を切ってパトリオット・ミサイル(PAC−3)がまず配備されるのが入間基地です(今年度)。また横田基地には日米軍の共同統合運用 調整所が設置され、そこにはミサイル防衛指揮所も併置されようとしています。数千兆円かかるともいわれる大軍拡の最前線を見にいきましょう。その前に、開 館(02年)以来50万人もが訪れ、はとバスのコースにもなったという自衛隊の広報センターも見学します。「射撃シミュレーターで疑似体験も!」というと んでもない広報センターです。
参加費/1回、3000円(現地までの交通費、当日の昼食代は含みません。お弁当をご持参下さい) ※当日の参加者には資料、記念品を差し上げます。
申込み方法:市民の意見30の会・東京に電話、FAXで。定員(30名)になり次第、締切らせていただきます。

プレ学習会
基地ツアーを実のあるものにできるように、プレ学習会をやります。こ自由にご参加ください。(学習会だけでも参加できます)。
11日2日(水)午後6時〜たんぽぽ舎(JR水道橋駅・地下鉄神保町駅より徒歩5分)
●チューター:杉原浩司さん(核とミサイル防衛にNO!キャンぺ−ン)

【主催】市民の意見30の会・東京(電話&FAX:03−3423−0185)
【協力】派兵チェック編集委員会/すべての基地に「NO!」を・ファイト神奈川/非核市民宣言運動ヨコスカ

 ご参考に このバスツアーは、国道16号線を主として走ります。国道16号線は、横須賀を出発し、相模原、横田、川越、大宮を経て、千葉県木更津にいたる首都圏を環状に取り巻く道路ですが、その沿線上には、多くの米軍基地や自衛隊基地、施設、そして、三菱キャタピラーなどの軍需工場が繋がるように存在しています。実は、いまから35年ほど前のことになるのですが、私は、この国道16号線を2日間かけて全部回り、そのルポルタージュを書いたことがあります。今読み返すと、そのつたない文章が恥ずかしいのですが、今度の基地ツアーの機会に、35年前のルポがいくらかでもご参考になるのではないかと思い、恥を忍んで、本サイトの「執筆文献」欄の(4)過去の執筆文献アルヒーフにそれを掲載しました。