住民投票1周年「プルサーマル中止を求める全国集会」
・2002年6月1日〜2日
・新潟県柏崎市
・新潟県柏崎・刈羽村など地元の市民、原発に反対する市民団体、労働組合、原発施設立地県など1,200人参加
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青森県六ヶ所村の再処理工場は、2005年7月の稼働をめざして急ピッチで建設が進められ、すでに「通水作動試験」もおこなわれており、2003年2月からは「化学試験」が、同年夏からは「ウラン試験」が予定され、天然ウランや劣化ウランを使った試験が行われると、放射能で汚染された巨大な「核のゴミ捨て場」が出現することになります。
この「ウラン試験」を阻止し、「核のゴミ捨て場」を拒否するため、残された時間は今年一年しかありません。そこで、六ヶ所再処理工場の稼働を阻止するため、全国のすべての団体や個人に呼びかけて全国的な運動を提起し、取組みを開始しています。この運動が、全国の反原発やプルサーマル反対、ストップもんじゅの闘いなどと連動し、政府や電力会社が進める「核燃料サイクル計画」「プルトニウム利用計画」を破綻に追い込む事ができればと思います。
運動にはいろいろの方法があり、それぞれの団体や個人が独自の活動を取組むなかで、共通した運動として「止めよう!再処理100万人署名」を取組むことを呼びかけ、政府と青森県に提出したいと考えています。4・9反核燃の日に出発させ10月26日の反原子力の日を第1次集約として取組みます。ぜひとも、全国の皆さんに「六ヶ所再処理工場稼働阻止」の運動を盛り上げていただき100万人署名の成功にご協力とご支援をお願いします。
青森県反核実行委員会代表 今村 修
反核燃の日とは
1985年4月9日、青森県は県議会全員協議会を開き「核燃料サイクル3施設立地受入れ」を決定しました。電事連の要請からわずか9カ月という短期間に、県民の十分な議論も安全性の確認も無い中ででの決定でした。私たちは北村正哉県知事(当時)に「立地受入れを拒否する」ように要請するとともに「立地の諾否は県民投票で決めるべき」として「県条例制定」の直接請求運動をおこし、93,600人の署名を集めました。しかし知事は、この運動のさなかに立地受入れを強行しました。以後私たちはこの日を「反核燃の日」と定め、毎年「怒りの行動」を起こしてきました。
▲4・9反核燃の日に参加した台湾の仲間
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