■ 活動報告
■なくせ冤罪! いまこそ取調べ可視化・証拠開示の法制化を!
狭山事件の再審を求め12.1市民集会 (日比谷野音)�
12月1日午後1時から、日比谷野外音楽堂で、「なくせ冤罪! いまこそ取調べ可視化・証拠開示の法制化を!」狭山事件の再審を求める市民集会が開かれました。
集会では、石川一雄さん夫妻が「昨日も福井事件の再審開始決定が出た。次は狭山だと信じている。重い扉は開きつつあると思う。本当に大きな山場なので、ぜひ皆さんのお力を貸してください」と訴えました。また、再審無罪を勝ち取った、布川事件の桜井昌司さん、足利事件の菅家利和さん、志布志事件の川畑幸夫さんが、それぞれの立場で怒りと公正な司法制度確立を訴えました。
集会参加者は全国的に取り組んできた「公正な証拠開示の法制化を求める署名」25万人分を携えて国会に請願デモをおこない、狭山事件の再審開始と、えん罪をなくす司法の民主化を広く訴えました。
■狭山東京実行委員会が総会を開催
12月17日、狭山差別裁判を糾弾し、再審と無罪獲得に向けて、東京の労働組合・宗教団体・市民団体・解放同盟都連などで構成する、狭山東京実行委員会が総会を開催しました。「いよいよ重い扉が開かれる」情勢を全体で確認し、東京平和運動センターから議長・事務局長を充てる体制のもと新しい年を全力で闘う方針を確立しました。
「2.17狭山事件の再審を求める東京集会」(18:30 台東区民会館)に結集しよう!
■辺野古アセス反対! 沖縄の民意を踏みにじるな12.15集会 (自治労会館)
12月15日、辺野古新基建設に向けた環境アセスの年内提出に反対し、新基地を建設するための埋め立て工事とそのための環境アセス作業そのものの停止を強く求める標記集会が開催されました。
主催者提起を行った平和フォーラム藤岡副事務局長は、「生活破壊の爆音とともに危険極まりない普天間基地の、一日でも早い閉鎖と返還、そして移設先とされている辺野古新基地建設を絶対に認めない、そうした沖縄県民の民意を守り抜くための集会」と位置づけ、沖縄与那国島への自衛隊配備、沖縄東村高江のヘリパット建設工事など民意を踏みにじる状況をあげ、「沖縄を犠牲にして本当に平和があったのか?地方に原発を押し付けて本当に豊かといえるのだろうか? 復帰40年にあたり今こそ問い直そうではありませんか。」と訴えた。
沖縄現地からヘリ基地反対協の安次富共同代表が「アメリカ議会がグアム移転予算を削減したことは大きなチャンスです。このチャンスに、沖縄の怒りをアメリカに伝えるために、来年1月21日からアメリカに行きます。・・・今回の訪米行動は、辺野古移設反対の問題だけではありません。アメリカや日本の政府からは、辺野古がダメになった場合は、普天間基地の固定化や嘉手納統合案も出ています。日本政府は、恫喝的に固定化を言っています。しかしそれもダメだということを示すために、普天間や嘉手納の訴訟団も一緒に行くのです。また與儀功貴君が米軍属の飲酒運転で亡くなったことで、地位協定が問題になり運用改善となりました。しかし運用改善では何も改善されません。これまでに何度も運用改善が行われましたが、その場しのぎです。・・・日本を変えていくのは政治家ではありません。皆さん、私、一人一人の主権者たる国民の行動なのです。」と力強く訴えました。
■‘10 もんじゅを廃炉へ!全国集会
12月4日、「‘10 もんじゅを廃炉へ!全国集会」が現地の白木浜と敦賀市内で、約700人の参加を得て開かれました。
1995年12月8日に起こったナトリウム火災事故から15年目のもんじゅ。今年5月、14年5ヵ月ぶりに再開されましたが、わずか3ヵ月後の8月に、炉内中継装置が炉内に落下する事故が起こり、現在それを取り出すこともできず、またもや停止したままです。日本原子力研究開発機構(原子力機構)は、来年度中には40%出力運転に入ると表明していますが、そもそもどのように炉内中継装置を取り出し、炉内の安全点検をするのかも明らかになっておらず、今後長期にわたって停止し続けることが濃厚となっています。
集会に先立って、前日の3日には、福井県知事と敦賀市長に対して「住民の命を預かる自治体として「もんじゅ」の運転を認めないように強く要請します」とする申し入れ書を、「‘10もんじゅを廃炉へ!全国実行委員会」(原水禁、原子力発電に反対する福井県民会議、原子力資料情報室など5団体で構成)提出しました。
■‘第43回食とみどり、水を守る全国集会
12月16日~17日、愛知県名古屋市で「名古屋からの発信 支えあおう!“食・みどり・水”そして暮らしと生命」をスローガンに、「第43回食とみどり、水を守る全国集会」が開催され、850人が参加しました。
今集会の最大の課題は、3月の東日本大震災と福島原発事故の問題で、地震と津波等による農林漁業への被害と復旧・復興に向けた課題が話し合われました。一方、福島第1原発事故に対しては、特に、農地等の放射能汚染や、食品の安全対策の徹底、規制値のあり方などで、多方面から検討されました。
第1日目は全体集会が開かれ、主催者あいさつに立った棚村博美全国集会実行委員長は「大震災の被災地の復旧・復興と農林水産業の再生に向けた運動を強化するとともに、環太平洋連携協定(TPP)交渉の参加問題を幅広く検討して対策を強化しよう。そして、国内の生産力を高め、食の安心・安全、環境の基盤を揺るがさない政策を求めていこう」と呼びかけました。
■ 東京平和運動センターさようなら原発1000万署名行動
12月9日、東京平和運動センターの月例署名行動を錦糸町駅南口で寒空の中実施しました。行動参加者は全体で90名、地元区議なども応援に駆けつけてくれました。
駅前広場の街頭ライブ演奏のバンドの皆さんも、その間中断するとの、ありがたい申し出でご協力いただきました。
師走の寒風の中、通行人も快く足を止め、一時間ほどの行動で、あっという間に162筆の署名をいただきました。3回目の行動で毎回参加者も増え、署名も確実に伸びています。あと二ヶ月を残す中、会員の皆さんのさまざまな場での活動に期待します。
★活動日誌
12/01 狭山市民集会(13:00~日比谷野外音楽堂)
12/01 TPP問題と安全保障学習会(14:00~総評会館)
12/03 もんじゅを廃炉へ!全国集会(福井・敦賀市)
12/03 朝鮮高校無償化を求める集会(18:30~大田区民ホール)
12/07 東京平和運動センター常任幹事会
12/08 不戦を誓う三多摩集会(18:30立川市民会館)
12/09 さようなら原発1000万署名行動(18:00錦糸町駅南口)
12/10 「がんばろう!さようなら原発1000万署名」集会(13:30日比谷野音)
12/12 国境問題と安全保障学習会(14:00~総評会館)
12/15 辺野古アセス反対 沖縄の民意を踏みにじるな」集会(18:30自治労会館)
12/16・17 食とみどり・水を守る全国集会(13:30 名古屋)
12/19 狭山東京実行委員会第17回総会(15:00東交会議室)
★今後の日程
01/14,15 脱原発世界会議〈横浜市〉
01/23 自衛隊内部の人権侵害を問う集会-「たちかぜ」裁判は何を訴えてきたか-〈18:30~総評会館〉
02/04「建国記念の日」を考える集い-アジアの連帯を求めて
(13:30~自治労会館)
02/11 さようなら原発10000万署名アクション(代々木公園B地区)
02/17 狭山事件の再審を求める東京集会(18:30~台東区民会館)
03/01 被災58周年ビキニデー集会〈静岡市〉
03/11 さようなら原発福島県民集会郡山開成山球場・13:00~予定)
03/12 平和フォーラム全国活動者会議
03/24 さようなら原発10000万署名集約集会(13:30 日比谷野音)
控訴審の勝利へ「たちかぜ」裁判は何を訴えてきたか
自衛隊内部の人権侵害を問う1/23 集会(18:30~総評会館)
2004年10月27日、21歳の自衛官が自らの命を絶ちました。護衛艦の旗船「たちかぜ」の乗組員でした。艦内での執拗ないじめ、恐喝を受けていました。この年自殺した自衛官は始めて100人を突破。ご両親は2006年4月、損害賠償訴訟を提訴。現在、東京高裁で控訴審が行われています。
2.11「さようなら原発」集会(代々木公園)に最大結集を!
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