常任理事会だより

― 1999年度 第8号 ―

発行日 1999年12月24日(金)

発行 所沢高校PTA常任理事会


常任理事会だより       発行日 1999年12月24
― 1999年度 第8号 ―             発行 所沢高校PTA常任理事会

   ◆◆◆ 第4回 常任理事会報告 ◆◆◆  12月15日(水)常任理事会が開かれました。主な内容をご報告します。 【校務報告】 ◆雨で一日延ぴましたが、11月25日(木)長距離走大会が無事行われました。 ◆11月26日(金)所沢高校創立100周年の集いと祝賀会が開催されました。 ◆11月30日(火)芸術鑑賞会が閉かれました。鑑賞態度がとてもよく、熱心に鑑  賞していたとのことです。 【広報部より】  生徒11人、広報部員8人で座談会を行いました。内容は広報誌第3号(来年3月 発行)に掲載されます。活発な意見交換ができました。学期に1度位このような機会 を持ちたいという意見が生徒たちから出されました。 【生徒総会の結果について】  11月29日(月)に4回目の生徒総会が開かれました。6号議案について、提案 理由が修正された原案が再度提案され、採決時919名中賛成696名で可決されま した。卒業記念祭・入学を祝う会は昨年までの「式に代わる」ではなく「式の意味を 含むもの」となりました。これで全ての議案が可決され、4回にわたる生徒総会が終 了しました。  また、12月2日(木)の職員会議で生徒総会の決定について審議され、承認され ました。これから卒業記念祭実行委員会がプログラムの検討など、具体的な準備を始 めるとのことです。(6号議案を右ページに掲載してあります。) 【来年度教員人事について】  管理職侯補者の配置について、校長先生からご意見をお聞きしました。「校長に人 事権はない。現在所高に配置されている人数(9人、県平均は1〜2人)については、 多いと思っている。」とのことでした。 【PTAの配布物について】  11月20日の理事会でも話し合われましたが、PTAの配布物が一人一人の生徒 の手に渡ってないクラスがまだあるようです。PTAの広報活動は、総会や理事会の 決定に基づく活動方針に沿って行われており、会員に活動状況を知らせることは、役 員の会員に対する義務であり、また会員はそれを受け取る権利があります。担任の先 生を通じて、生徒にプリントを配布してもらい、家庭に持ち帰ってもらうという形が、 現在のところ最も有効な手段です。  再度、先生方にこの件について検討して載くよう要望しました。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ★★★「創立100周年の集い」が開催されました★★★  昨年100周年を迎えた所沢高校。その記念行事として、11月26日(金)午後 1時30分より「創立100周年の集い」が本校体育館において開催されました。  「集い」では、第1部の100周年記念行事推進員会々長や校長先生の挨拶、来賓 祝辞に続き、第2部では、在校生によるバトン部演技、吹奏楽部の演奏、歴代の校歌・ 応援歌紹介などが華やかに催され表した。  「集い」に引き続き、祝賀会がエクセルホールにて午後4時30分より開かれまし た。来賓、旧職員、同窓生、教職員、PTAなど150名ほどの出席があり、遠く九 州から出席された方もいらしたそうです。卒業生の弾き語り、ピアノ演奏、昔(?) の応援団による校歌斉唱など、和やかな歓談のうちに終了しました。  1号館での展示会も含め、改めて100年という所沢高校の長い歴史を感じること ができました。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 6号議案 卒業記念祭実行委員活動方針 <基本方針> 1.生徒主催の卒業記念祭、入学を祝う会を行う 2.3年生の意志を専重し、又新入生が安心して入学できるよう進めていく 3.個人の思想の自由が尊重されるように努カしていく <活動方針> 1.各クラスの委員を通じて、全校への連絡を徹底し、現状を伝えていく 2.正確な記録を取ることと理解を深めるため、話し合いの時は必ず録音する <提案理由>  卒業行事に関して、今年の方針は去年とは異なります。去年の卒実の方針は、式の 存在を否定し、式に代わる卒業記念祭を行うという形をとっていました。しかし、今 年は決議文が否決されたことからも分かるように、生徒の意見が一つにまとまらず、 多様化しています。今年はそのことを重視しました。それをふまえず、生徒の意見を 一つにまとめてしまうと、式を否定したとき、式を行いたい人の意見は反映されず、 また逆に式を肯定したとき、式を行いたくない人の意見は反映されません。式を行い たい人と行いたくない人、両者の考えを尊重するため、式には触れず、多様な意見を 反映する場としての、式の意味を含む記念祭を行いたいと思います。式の意味を含む とは卒業式に代わるものではなく、式の意義を含むものです。学習指導要領には、式 の意義とは〔新しい生活への節目〕としてや、〔生徒がお互いに祝い、励まし、喜ぴ を分かち合う場〕といったことが書かれています。従って、式に出たくない人にもイ ベントとしてだけではなく、卒業の節目が感じられるような記念祭にしたいと考えま した。  入学行事に関しても、同じように、新入生の考えが尊重されるように、式には触れ ず、式の意味を含む入学を祝う会を行いたいと考えています。  卒実は3年生の意見を最優先に考え、納得のいく形で卒業行事を運営していく機関 です。それに基づいて、3年生全体の意見を反映できる形であるこの方針を提案しま す。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓   ▲▼▲ 1学年・3学年 学年懇談会の報告 ▲▼▲ 【1学年】  11月20日(土)午後2時より、この時期にしては暖かく感じられる中、担任の 先生をお迎えして、クラス懇談会が開かれました。各クラス10名〜22名、学年全 体では147名の方が出席されました。  各クラスで先生方から生徒の様子についていろいろなお話がありました。入学して 早や8ヶ月が過ぎ、6月の体育祭・9月の所高祭・部活動にと生徒たちは「自主・自 立」の校風のもと、全体的には楽しく学校生活を送っているとのことです。しかし、 遅刻者が増えている、掃除をまじめにやらない生徒がいる、授業中に携帯電話のメー ルのやり取りをしている生徒もいるなどの、マナーの悪さも指摘されました。  全体として、保護者は子どもの変化に戸惑いながらも見守っているという印象でし た。クラスによっては自習時間やアルバイトについても話し合われました。  1学年部より理事会に提案したオープンスクールについては、9月の理事会で保留 となったので、今後どうするかを考えるため、各クラスで話し合ってもらいました。 その結果は賛成の多いクラス、反対の多いクラス、半々のクラスとまちまちでした。 その後の1学年部会の話し合いでこの結果を協議し、「今年度の実施は見送り、引き 続き理事会での検討をお願いする」という結果となりました。  今後とも、生徒たちのよりよい高校生活を願って、PTA活動に積極的に参加、協 力をお願いいたします。 【3学年】  11月20日(土)午後2時より3年の学年懇談会が開かれました。視聴覚室で2 時間ほど行われた全体会には100名余りの方が出席され、その後、各クラスに分か れて簡単なクラス懇談も行われました。  全体会では、まず進路担当の成瀬先生から進路の中間報告、続いて生徒会担当の柴 田先生から生徒総会の報告、また来春の卒業行事への見通しについて、その時点での 現状報告がありました。  進路に関しては、今が推薦入試の真っ最中、今年の指定校推薦の利用率は40%程 だとのこと、今後の一般入試については、自分の実力をよく見極めてバランスのよい 受験をして欲しい、更に専門学校は理容、美容学校を中心に倍率が高い、就職関係は 大変厳しい等とお話がありました。柴田先生は、3年生の思いが様々で、卒業行事に ついてなかなか意見がまとまらない、何とか前向きな結果が出て欲しいと切実な思い を話されました。  その後の校長先生との意見交換は、保護者の方から出た意見、質問をあらかじめ校 長先生に読んでいただき、それにまとめて答えていただくという形で行われました。 意見、質問の中には、来春の卒業行事を案ずるものも多く、ぜひ混乱のない温かい卒 業行事を、という声が多く聞かれました。それに対し、校長先生は生徒総会の結果を 受けて卒実と3月まで話をしていく、決議文の有無にかかわらず校長としての考えは 変わらないが、日の丸・君が代については心の中まで入って強制するつもりはないと いうことでした。  また、今回、3学年の担任の先生からも率直な意見や、日頃感じていらっしゃるこ となどのお話を伺うことができ、有意義なひとときとなりました。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞     ◎◎◎ PTA主催講演会の報合 ◎◎◎  去る12月4日(土)所沢高校体育館で「生きること・学ぶこと」と題しての松崎 運之助さんの講演会がありました。  当日は晴天にも恵まれ、200余名の多くの方の参加があり、会場ではあちらこち らで目頭を熱くする人の姿がみられ、本当に心の底にしみ込んでくるような素晴らし い感動的なお話でした。  講演後の応接室にはいろいろな方々との出会いがありました。今、養護学校に行っ ているけれど、中学校の時病気であまり出席できぬまま卒業してしまった、もう一度 先生のところで勉強をやり直したいけれど、どうしたらよいでしょうか、とか。聾唖 者の方が紙切れに「ありがとう」というメモを渡してお礼を言って下さったり。ご主 人が夜間中学で松崎先生に教わったというご婦人が自分たちの結婚式以来のご対面を したり・・・。  アンケートは80枚以上も集まりました。どれも心から感動したというものでした。 ここにいくつかご紹介いたします。 ・心からいいお話を聞いて松崎先生に心から感動しています。どんどん世の中のお母  さんたちにメッセージを送っていただきたいと思います。 ・在校生です。とても感動しました。1日1日を大切に生きていきたいと思います。 ・私は教員です。忘れかけていた初心を思い出させてもらった。明日からまた頑張ろ  うという気持ちが湧いてきました。 ・失業中で落ち込んでいるとき、先生のお話を聞いて心温まりました。人生立ち止ま  ることも大事と聞いて、今がその時期と思いました。 ・今、不登校の息子(私立男子校)のことで悩んでいます。先生のお話によって息子  の心に何十歩も近づいたように思います。ありがとうございました。 ┌────────────────────────────────────┐ │                                    │ │   次回第11回公開口頭審理のお知らせ                │ │                                    │ │   1月27日(木)午後2時半より                  │ │   さいたま共済会館6階(前回と同じ場所です)            │ │     竹永先生ご本人の尋間があります。是非、傍聴をお願いいたします │ └────────────────────────────────────┘ ■□■3学期の主なPTA・学校行事予定■□■    1月15日(土) 第4回理事会    2月未定     第5回常任理事会    1〜2月     入間・狭山・所沢・新座             支部別茶話会    2月 3日(木) 推薦入試面接目    2月28〜29日 入学試験自    3月 4日(土) 第5回理事会    3月 8日(水) 卒業行事    3月17日(金) 入学説明会 ┌───────────────┐ │    つ・ぶ・や・き    │ │               │ │ 2000年         │ │┌─┐            │ ││に│っこり笑って語り合おう │ │└─┘            │ │┌──┐           │ ││せん│せい・せいと・親共々 │ │└──┘           │ │┌─┐            │ ││年│齢・立場の差を越えて  │ │└─┘            │ │          (Y・I)│ └───────────────┘
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