生徒総会議案書(抜粋)

生徒会本部発行

1998年11月5日(木)

生徒総会議案書
                     1998年11月5日(木) 生徒会本部発行
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第1号議案 特別委員会総括

  98年度 体育祭実行委員会総括
    (まえがき:省略)
    1.新種目について
            (本文:省略)
    2.下校時間について
            (本文:省略)
    3.航空公園について
            (本文:省略)
    4.片づけについて
            (本文:省略)
    5.来年に向けて
            (本文:省略)

  98年度 所高祭実行委員会総括
   (1)全体について
            (本文:省略)
   (2)参加について
            (本文:省略)
   (3)日程について
            (本文:省略)
   (4)部門について
            (本文:省略)
   (5)総務について
            (本文:省略)
   (6)後夜祭について
            (本文:省略)
   (7)規定について
            (本文:省略)
   (8)会計について
            (本文:省略)
   (9)警備について
            (本文:省略)
   (10)清掃について
            (本文:省略)
   (11)食品販売について
            (本文:省略)


第2号議案 生徒会活動総括

    1.基本方針について
            (本文:省略)
    2.委員会について
            (本文:省略)
    3.「日の丸・君が代決議文」、「生徒会権利章典」、「子どもの権利条約」
      について
            (本文:省略)
    4.「教職員と生徒との定例連絡会」について
            (本文:省略)
    5.来年に向けて
            (本文:省略)


第3号議案 監査委員会総括

    1.監査活動
            (本文:省略)
    2.広報
            (本文:省略)


第4号議案 生徒会活動方針

  基本方針
    〈活動方針〉
       私達所高生は所高で尊重される自由の意味・意義を認識し、考えを深
      める。そのために、生徒会活動の状況は生徒会の構成員である生徒1人
      1人が常に把握できるようにする。
       また、他の学校との交流を深めることにより、ともに向上していける
      ようにしていきたい。
    〈提案理由〉
       生徒自身の自由を守り、広げていくためにも、自由への関心を高める
      ことが必要である。しかしながら、自由への関心の低さを指摘する声も
      あり、そのために本年度は生徒が生徒自身の自由について考えていける
      活動を展開していきたい。
       また、昨年度の総括では本部の情報提供の遅さと、早く正確に情報を
      伝えることの必要性を指摘されました。それを受けて改善していきたい。
       他の学校と交流を深めることにより、報道だけでは分からない真実を
      伝えていきたい。また、他校と交流することにより他校からの情報を得
      ることができるのではないかと思う。

  『教職員と生徒との定例連絡会』について
    〈活動方針〉
       日常生活の中での様々な疑問・意見・要望を生徒と教職員で話し合う
      ことによって信頼関係を築いていく。
    〈具体的な活動内容〉
       ・この定例連絡会議の役割を明確にし、議論を活発に行えるような形
        を模索する。
       ・生徒とともに教職員からも議題を募集し、学校全体の意見を吸い上
        げる。
       ・定例会議を生徒・教職員に定着させることにより、参加者の増加を
        はかる。また、意見に偏りが出ないようにする。
    〈提案理由〉
        所高の自治には、生徒と教職員との信頼関係が必要である。その信
       頼関係を深めるために、協議会のような明らかな対立がなくても生徒
       と教職員が話し合う場を設けるということは非常に効果的である。
        しかし、1学期に開かれた第1回定例会議は、本部の準備不足によ
       りとても話し合いと呼べるものではなかった。
        また、議題により、意見に偏りが出ると、活発な話し合いが行えな
       い。さらに、この会の存在意義が曖昧であり、システムがはっきりし
       ないため、これから、この会のあり方を実践を通して模索していきた
       い。
        これらのことをふまえ、活動方針及びそれにともなう具体的活動を
       提案します。

  委員会について
    〈活動方針〉
       アンケートなどを行い、生徒と各委員会のつながりを深められるよう
      な活動をしていく。また、総括をうけ、アンケートの前後に委員長会議
      を開く。
    〈具体的な活動内容〉
       1学期・一斉委員会(四役決め、方針作成)
          ・委員長会議→アンケート→委員長会議、
                       活動報告(総括作成にいかす)
       2学期・委員長会議→アンケート→委員長会議、
                       活動報告(総括作成にいかす)
          ・一斉委員会(総括作成)
       3学期・委員長会議→アンケート→委員長会議、
                       活動報告(総括作成にいかす)
          ・一斉委員会(総括作成)
    〈提案理由〉
       生徒の意見をアンケートで吸収し、その結果を委員長会議で報告する。
      そうすることにより、委員会の活動を活発にし生徒の意見を反映した学
      校運営を行いたい。
       以上のことから活動方針及びそれにともなう具体的活動を提案します。

  生徒会権利章典について
    〈活動方針〉
       「生徒会権利章典」に基づいて活動をしていく。
    〈具体的な活動内容〉
       「生徒会権利章典」の意義を、FREEなどを使って所高全体で再確
      認していく。
    〈提案理由〉
       憲法で保障されている権利が、学校で保障されるのは当然である。そ
      の権利を所高で保障しているのが生徒会権利章典である。
       これは自由を保障し、所高の生活を守ってくれるもので、私達の生活
      の土台となっています。そのため私達は生徒会権利章典を「知る」「考
      える」事が必要だと考えます。

  子どもの権利条約について
    〈活動方針〉
       「子どもの権利条約」の内容・意義をわかりやすく伝え、一人一人が
      自分達の権利について考えられるようにする。
       「子どもの権利条約」に基づいて活動していく。
    〈具体的な活動内容〉
       「子どもの権利条約」についてFREEを書いたりする。
       「子どもの権利条約」に基づいた活動をしていく。
    〈提案理由〉
       権利を主張し守るためには、自分達の権利を知ることが必要である。
      そのため、特に私達の権利を保障している「子どもの権利条約」につい
      て知ることはとても有効です。
       これらのことをふまえ、活動方針及びそれにともなう具体的活動を提
      案します。

  「『日の丸・君が代』に関する決議文」について
    〈活動方針〉
       ・「『日の丸・君が代』に関する決議文」に基づいて活動する。
    〈具体的な活動内容〉
       ・「『日の丸・君が代』に関する決議文」に基づいた活動。
       ・「『日の丸・君が代』に関する決議文」について、FREEやLHR
        の時間を使って勉強会を開くなどのことをする。
       ・所高が学校として結果的に「日の丸・君が代」を行わない理由を、
        所高生全体が理解できるようにする。
    〈提案理由〉
       所高において「日の丸・君が代」に関する私達所高生の考え、意見は
      様々です。その所高において昨年度の卒業式、今年度の入学式のように
      私達の意見を全く無視し「日の丸掲揚・君が代斉唱」を強制することは、
      私達の考え、意見を統一し、思想や信条を侵すことであり、「権利章典」
      「子どもの権利条約」の内容にも反するものであると考えます。そこで、
      「『日の丸・君が代』に関する決議文」を採ることで、「日の丸・君が
      代」の強制に反対し、1人1人の権利を守りたいと考えました。また、
      自分の主張したいことは何なのかを1人1人が考えていく必要がありま
      す。そのために勉強会を開いたり、FREEなどを使って「日の丸・君
      が代の強制」について知ることが大切だと考えました。

┌────────────────────────────────────┐
│          「日の丸・君が代」に関する決議文          │
│                                    │
│         ─高等学校学習指導要領の改訂において─        │
│                                    │
│  「日の丸・君が代」について、現在国政・県政の場においての解釈は様々 │
│ であり、法律上でも国旗・国歌としてして定められていません。又その点に │
│ ついての私達所高生一人一人の中での解釈も賛成・反対その他様々です。こ │
│ のような状況の中で、教育行政機関が「日の丸」の掲揚や「君が代」の斉唱 │
│ を強制することは、私たち一人一人の意志を全く無視した行為であり、又教 │
│ 育基本法第10条(思想及び良心の自由はこれを侵してはならない)をも明 │
│ らかに侵しています。これは人格を形づくる時期にある高校生活の場におい │
│ て、思想の統制・画一化につながるおそれが多分にあると考えます。    │
│  よって私達所高生徒会は、この度高等学校学習指導要領を改訂した文部省 │
│ の行為に非常に大きな不満を感じるということをここに確認すると共に、今 │
│ 後我が校内での儀式その他における「日の丸」掲揚及び「君が代」斉唱の強 │
│ 制に一切反対します。                         │
│              1989年度 所沢高校生徒会長  泉谷 衆 │
│              1989年12月27日 所沢高校生徒会本部 │
│              1990年 2月14日   同 HR委員会 │
│              1990年 2月22日   同  生徒総会 │
└────────────────────────────────────┘


第5号議案 監査委員会方針

    1.学期に一度、活動監査と備品監査を行い、必要に応じて検討する。
    2.書類の提出及び、会議の出席を徹底する。
    3.さらなる活動内容の理解を図るために広報の発行を活性化する。
    4.破損届け・償却届けの提出状況を徹底する。


第6号議案 特別委員会方針

  98年度 卒業記念祭実行委員会方針
    基本方針
       1 生徒主催の卒業記念祭、入学を祝う会を行う。しかし、話し合っ
        ていく中で柔軟な対応をし、最善の策を探っていく。
       2 新入生が不安なく入学でき、所高に入ってよかったと思える入学
        を祝う会にする。
       3 卒実は三年生の意向を尊重しつつ、卒準と十分に話し合い共通理
        解を図る。
       4 学校全体が参加できる行事にする。

     基本方針を実現させる為に昨年の反省を活かし以上のことを念頭に置く。
     ・話し合いの時間をたくさんとり、お互いが納得するまで話し合う。
     ・校長先生などと話し合う時は必ず録音する。
     ・各クラスの委員を通じて連絡を徹底する。
     ・プリントはより分かりやすく、今の動きが生徒に伝わるようにする。

    方針1について
      「話し合っていく」というのは生徒同士、教職員などと話し合っていく
      ことを指す。
    方針4について
      「学校全体」とは、生徒・教職員・その他所高を構成するすべての人を
      指す。
    「録音」について
      ・正確な記録をするため。
      ・理解をより深めるため。
      ・同じ話を繰り返さないため。

    [提案理由]
       所高での最初と最後を飾る“入学”“卒業”の行事を教職員の協力の
      下、生徒自身の手で行い、学校全体の意向を取り入れた新たな自主自立
      の伝統になる、より所高らしい行事にしようと考えました。また、卒業
      記念祭・入学を祝う会を生徒主催で行うことは、生徒会活動方針の「日
      の丸・君が代に関する決議文」に沿った行動であり、また学習指導要領
      に反することではありません。以上のようなことから、卒業式・入学式
      に代わる行事として卒業記念祭・入学を祝う会を行いたいと考えていま
      す。
       しかし、これについては現在校長先生をはじめ意見の分かれるところ
      であり、今後話し合って行く中で、卒業生・新入生にとって最善の形を
      つくっていけるように、柔軟な対応をして行きたいと思います。


第7号議案 H.R.委員会提案

    提案1
       会議運営ルールの第2章、議事運営、(2)協議事項の確認の項
        「質疑応答」と「意見」の手順を廃し、代わりに「質問」と「討議」
        の手順を新設する。
       提案理由
         従来の議事運営ルールでは「質疑応答」と「意見」の基準があい
        まいで、かつそれぞれが独立していたため非常に使いにくいもので
        した。例えば、今の意見について質案に対して「質問はありません
        か?」「意見はありませんか?」と聞かれても何を言えばよいのか
        わからなかったり、「意見」にしても語尾をちょっと変えれば「質
        問」になってしまったり・・・・・などなど不便な部分が多々あり
        ました。
         この案はそうした不便であいまいな現状を打開することを目的と
        しています。議事の運営を円滑に進めることによって中身の濃い話
        し合いを行う、これが提案理由の基礎です。
       説明
           (本文:省略)

    提案2
       H.R.委員「一人一票制」と「H.R.一票制」の兼用
       提案理由
           (本文:省略)
       その方法について
           (本文:省略)

    H.R.委員会議決方法決定要綱
           (本文:省略)

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