所沢高校教諭に対する不当処分撤回を支援する会

総会・報告集会

1998.7.26日(日)

松井公民館ホール

   会員・カンパに関しては、最後に記載しております。(Web管理者記)

        総会議案書                        98.7.26(日)於松井公民館 [1]経過報告 4月26日 支援する会発足   28日 所高校生の自由と教育を考える会 ビラ配布       所沢市教職員組合大会 ビラ配布   29日 日本の教育改革を考える会参加 ビラ配布 5月 1日 所沢メーデー ビラ配布    2日 所沢新婦人総会ビラ配布    3日 拡大事務局会議 5月 7日 埼教組女性部大会 ビラ配布       弁護団会議       高校入試を考える会   17日 拡大事務局会議   19日 弁護団会議   22日 人事委員会へ提訴   23日 体罰研究会シンポ       埼高教定期大会(〜24日)       県母親大会(〜24日)   30日 埼教組定期大会(〜31日)       PTA総会(支援決議可決)   31日 子どもの人権ネット高校生交流会 6月 3日 所沢市教職員組合執行委員会 入会申込分会へ配布    6日 拡大事務局会議    9日 所沢民商に訴え、ビラ配布       所沢地区労に協力依頼       埼玉土建所沢支部協力依頼(7月の執行委員会で) 6月11日 PTA常任理事会   13日 所沢母親大会 ビラ配布訴え   14日 事務局会議 6月28日 拡大事務局会議 7月 5日 支援する会ニュース1号発送業務    6日 支援する会ニュース1号発送       埼玉土建所沢支部に依頼   19日 拡大事務局会議   20日 東京民研共同学習会 [2]方針  埼玉県教育委員会は、98年3月18日の入学説明会でところざわ高校竹永先生が 『(4月)9日は「入学を祝う会」のみを行い、教職員も校長の行う「入学式」に反 対するという主旨の発言をした。』とし、そのことが地方公務員法第33条の信用失 墜行為に当たるとして、3月26日戒告処分を発令しました。  この処分は、満足な事情聴取をせず、校長の事故報告のみで処分を行ったばかりか、 事実をも捻じ曲げているという点で極めて不当なものであります。先生は学年の代表 として、それまでの経過と現時点での教職員、生徒の考えを伝え、さらに「混乱のな いように当日まで最大限の努力を続けるので安心してほしい」と発言したのです。3 月23日に校長からの事故報告を受けた県教育委員会は3月24日起案文書を作成し、 25日には決裁をし、26日には発令しています。何と3日間で処分を決めてしまう という類を見ない暴挙といわざるを得ません。 なぜ県教委は処分をしたか  3月9日所沢高校では、職員会議で合意済みの生徒主催の卒業式にかわる卒業記念 祭に対して、校長が一方的に卒業式を強行しました。結果は20名にも満たない卒業 生の参加の卒業式に対して、ほぼ全員の卒業生が出席した卒業記念祭は、参加者に感 動を与えました。校長は、入学式には何としても多くの参加者を得ようと、入学説明 会の中で「入学式への参加が入学の条件」という脅しをかけてきました。そして自分 の意に添わない発言内容であるとして、竹永先生の処分を県教委に要請したわけです。 その後、職務命令で先生方を縛りながら、県教委の文書を付け、校長名で「入学式へ の参加が入学の条件」という趣旨の文書を新入生保護者宛に発送しています。県教委 と校長が一体となり、あらゆる手段を使って入学式参加を強要してきたわけです。校 長・県教委は、所沢高校の自主活動を壊す為に竹永先生を処分しようと考えざるを得 ません。 処分撤回の運動の意味を考える  この運動の目的は、処分を撤回させるということです。しかし処分の意図を考える と、所沢高校の自主自立自由の校風や生徒の活動を守るという意味をも併せ持つこと になります。  中央教育審議会の中間答申で、校長の権限を強めるという方向が示され、学校の管 理統制の教科が危惧されています。所沢高校の出来事は、「今学校教育に求められて いるのは、校長の権限を強めることではなくて、児童・生徒の思いを大切にし、自主 活動を強化することであり、教員は最大限その努力をしていくことである」というこ とを全国に知らしめたものです。多くのマスコミが、生徒の姿勢を「爽やかだ」と報 道しました。いじめやナイフ事件と、子どもを取り巻く環境の悪化が叫ばれている今、 所沢高校の生徒と教職員が、未来への展望を指し示してくれたといえます。所沢高校 の今後は、在校生と教職員が作り上げていくものです。私たち支援する会は、全国的 な支援活動を行い、竹永先生への処分撤回を勝ち取りましょう。そして、そのことに よって所沢高校生徒の自主活動や、全国の児童・生徒の自主活動に新たな展望を切り 開きましょう。 具体的な運動の進め方 (1)会員を広める運動   ・所沢高校教職員・所沢高校PTA、所高の会(所沢高校卒業生の会)等と連絡    を取り合い共に運動を進めます。   ・県内、市内の労働組合や市民団体の協力を求め、加入を呼びかけます。   ・様々な集会や研究会に参加し、加入を呼びかけます。   ・インターネット等様々な手段を使って、多くの人たちに会の宣伝と加入の呼び    かけをします。 (2)県人事委員会への働きかけ   ・公開口頭審理の傍聴を取り組みます。   ・時期を見て県人事委員会に対して署名等の具体的な取り組みを行います。 (3)広報活動   ・支援する会ニュースを発行し、公開口頭審理の様子を会員等に知らせます。   ・運動の節目節目に報告集会を取り組みます。 [3]会則    所沢高校教諭への不当処分撤回を支援する会会則 (名称) 第1条 この会は所沢高校教諭への不当処分撤回を支援する会とする。 (目的) 第2条 この会は所沢高校教諭にかけられた不当な処分の撤回を支援することを目的    とする。 (活動内容) 第3条  (1)処分撤回に向けたあらゆる運動を支援する。  (2)全国的な支援を求めるために、広報活動を行う。  (3)所沢高校PTA・卒業生の会等と交流を図る。  (4)その他、会の目的を果すための諸活動を行う。 (構成) 第4条 会員は目的に賛同し、所定の会費を納入した者とする。 (総会) 第5条 定期総会は年1回開催する。 (役員) 第6条 この会に次の役員を置くことができる。     代表、事務局長、事務局次長、事務局員、会計監査 (財政) 第7条  (1)会費は個人会員年額1000円、団体会員年額3000円とする。  (2)会の財政は、会費、寄付金その他でまかなうものとする。  (3)会計年度は4月1日より3月31日とする。 (付則) 第8条 会則の変更は総会で行う。 第9条 会の解散及び財産処分については総会で決定する。 第10条 この会則は1998年7月26日より実施する。
----------------------------------------------------------------------------      所沢高校教諭への不当処分撤回を支援する会      年会費: 個人 1、000円           団体 3、000円      カンパ1口 1、000円  何口でも結構です。                    会員以外の方のカンパもお願いします。      年会費・カンパの振込口座            郵便振込口座:00110−1−41588              口座名義:所沢高校教諭への不当処分撤回を支援する会      連絡先:大宮市桜木町4−1005 梅津ビル2F      事務局長:谷村勝彦(所沢高校保護者OB)           TEL 048-643-8188 FAX 048-643-8198
 (Web管理者記)--------------------------------------------------------  出来るだけ多くの方々に会員になって頂ければと思います。また、会員にはなれ  ないがカンパには協力できるという方もいらっしゃるかと思います。  ご支援のほど、よろしくお願い致します。
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