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ゲーム_イズ_オーバー【旧】

2005年10月30日Web掲載

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【2005/10/31更新】
 「ゲーム イズ オーバー」と見出しを付けてから、もしかしてと思い、Web検索をしました。
 案の定、いっぱい表示されました!

 で、最初に、お断りしておきますが、
 〔Game is over / METAL BLACK〕
 とは、何の関係もありません。

 毎日新聞2005年10月13日「経済観測:絶体絶命=大三」を読んで、「ゲーム イズ オーバー」という言葉が浮かんできただけです。

 私には、〔日本国債〕に記載したような額の借換債(借金の借り替え)を発行し、更に新規国債(新たな借金。このところ、毎年、年に約40兆円)を発行して順調に販売できる(借金できる)とは思えないのです。この5年間で約170兆円も借金が増え、多分、年末の予算編成で明らかになりますが、6年間で約200兆円を超える借金が増えることになるでしょう。

 今まで、日本国債を購入していた人・機関が、今までと同じだけ日本国債(借換債で年に約100兆円以上、2008年からは約130兆円以上)を購入し、更に新規国債(1年に約40兆円)を購入する人・機関があるとは、思えないということです。今後、10年以上も継続して、自転車操業のようなことはできないと思うわけです。

 で、もう一つの問題は、上記の「借換債で年に約100兆円以上、2008年からは約130兆円以上」というのは、現在の低金利が前提でのお話なのです。景気がよくなって、利率が上昇すれば、日本国債(借金)の発行額は、もっと増えるということです。もっとも、このときは、税収も増加するので、問題ない、という意見もあります。

 来年度の予算は、どんな予算になるのでしょうか。

 「ゲーム イズ オーバー」とならないように・・・

 それにしても、腹が立つやら、老後が不安になってくるやら、・・・
 「『ミサイル防衛システム開発』とか、『自衛隊のイラク駐留』等々の為に、お金を貸してください。」という話なのですよ。このところの毎日新聞には、北朝鮮のこととか、中国の軍事力のことなどの記事が増え、なにやら危機感を煽っているように見受けられるのですが、これは私の読解力不足のせいかも知れません。

 〔郵政民営化〕とか、〔日本国債〕をお読みいただけば、お分かりと思いますが、私は上記「経済観測」〔絶体絶命=大三〕と同じ考えです。
 で、「この流れは、いまはせせらぎ程度だが、来年には奔流となって、まず国債を買う人が激減するだろう。」と〔絶体絶命=大三〕には掲載されており、私もその通りだと思うのですが、しかし、そうではなくてですね、富裕層の方たちに国債を購入して頂けるのではないだろうか、と期待をするわけです。また、富裕層の方たちには、愛国的な方が多いと見受けられますので、きっと、国債を買い支えていただけるのではないかと思っています。


【ゲーム_イズ_オーバー】に関しては、【旧】と【新】は同じ内容です。