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教育基本法「改正」【旧】

2005年11月30日Web掲載

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【2005/11/30追記】
 毎日新聞2005年11月30日朝刊5面13版「神崎代表:教育基本法改正 通常国会での法案提出に前向き」

【2005/12/06記載】
 毎日新聞2005年12月06日朝刊5面13版「安部官房長官:教育基本法改正へ意欲」

【2005/12/27記載】
 毎日新聞2005年12月27日朝刊埼玉西「メモリー’05:取材帳から 教科書採択と県教育委員 /埼玉」
 埼玉新聞2005年12月27日「知事会見 2005年12月27日 ▼埼玉師範塾について」

 埼玉新聞「知事会見 2005年」

【2005/12/28記載】
 毎日新聞2005年12月28日朝刊埼玉西「上田知事:「埼玉師範塾」の理事長就任前向き 「教委の中立あり得ぬ」 /埼玉」

【2006/01/13記載】
 毎日新聞2006年01月13日夕刊3面3版「自民党:「造反」保利氏にSOS 公明との教育基本法改正作業−−執行部」

【2006/01/14記載】
 毎日新聞2006年01月14日朝刊5面13版「自民:保利氏への顧問打診、参院選に向け思惑も」

【2006/01/17記載】
 毎日新聞2006年01月17日朝刊5面13版「保利元文相:教育基本法与党検討会の「顧問」就任を受諾」

【2006/01/18記載】
 毎日新聞2006年01月18日朝刊5面13版「保利元文相:「お役に立ちたい」教育検討会の顧問就任で」

【2006/01/26記載】
 毎日新聞2006年01月26日朝刊5面13版「教育基本法協議会:与党再開、「愛国心」の表現が焦点」

【2006/02/02記載】
 毎日新聞2006年02月02日朝刊5面13版「教育基本法:自、公両党が改正に向け実質協議を再開」

【2006/02/17記載】
 毎日新聞2006年02月17日朝刊5面13版「安倍官房長官 教育基本法改正案 今国会成立に意欲」

【2006/02/18記載】
 毎日新聞2006年02月18日朝刊5面13版「安倍官房長官は:教育基本法、今国会での改正に意欲」
 毎日新聞2006年02月18日朝刊19面11版「企画特集:教育基本法を考える」

【2006/03/16記載】
 毎日新聞2006年03月16日朝刊5面13版「公明党:教育基本法改正案「国を愛する心」に反対論大勢」

【2006/03/23記載】
 毎日新聞2006年03月23日朝刊2面13版「「義務教育9年」削除 基本法改正案 自民、公明が合意」

【2006/03/25記載】
 毎日新聞2006年03月25日朝刊5面13版「自民党:教育基本法改正に向け本格議論」

【2006/03/27記載】
 毎日新聞2006年03月27日朝刊2面13版「発信箱:教育基本法改正の論じられ方 山田孝男」

【2006/03/28記載】
 毎日新聞2006年03月28日朝刊5面13版「予算成立:後半国会、教育基本法改正などが焦点に」

【2006/03/29記載】
 毎日新聞2006年03月29日朝刊5面13版「愛国心:教育基本法改正案への盛り込みに反対 公明党」

【2006/03/30記載】
 毎日新聞2006年03月30日朝刊1面13版「高校教科書検定:「発展的な学習内容」初めて登場」
 毎日新聞2006年03月30日朝刊2面13版「高校教科書検定:「日本の領土」明確化 首相参拝も修正」
 毎日新聞2006年03月30日朝刊2面13版「高校教科書検定:麻生外相の発言を削除」
 毎日新聞2006年03月30日朝刊31面13版「高校教科書検定:父子・母子家庭に意見相次ぐ」
 毎日新聞2006年03月30日朝刊19面11版「特集 教科書検定」

【2006/03/31記載】
 毎日新聞2006年03月30日東京夕刊「教科書検定:韓国、竹島記述を「侵略美化」批判」
 上記の記事を紙面で探し出すことができませんでした。
 毎日新聞Web 朝鮮日報2006年3月30日「「独島は日本領」:日本政府、高校教科書に明記を要請」
 毎日新聞Web 朝鮮日報2006年3月30日「外交通商部:「独島」記述即刻撤回を求める」
 毎日新聞2006年03月31日朝刊2面13版「竹島:教科書検定での領土記述指示を批判 韓国外交通商省」
 毎日新聞2006年03月31日朝刊2面13版「中国:尖閣諸島領有問題で批判控えめ 改善へ刺激避ける」
 毎日新聞2006年03月31日朝刊2面13版「宮本中国大使:悪化した日中関係「改善の可能性ある」」
 毎日新聞の見出しは、「改善の可能性ある」です。 まぁ、「どうしようもない関係」に近いと思われます。

 毎日新聞2006年03月31日朝刊5面13版「自民・公明両党:「愛国心」表現の協議加速」


【2006/04/01記載】
 毎日新聞2006年04月01日朝刊30面13版「君が代問題:都教育委員会、教諭33人処分」

【2006/04/03記載】
 毎日新聞2006年04月03日朝刊22面11版「記者ノート:不明確な検定意見=種市房子」
 この「教科書検定」もダブルスタンダードと思えます。

【2006/04/06記載】
 毎日新聞2006年04月06日朝刊5面13版「「愛国心」論議:教育基本法改正の与党検討会、結論出ず」

【2006/04/07記載】
 毎日新聞2006年04月07日朝刊1面13版「戦後60年の原点:「教科書ローマ字化」強制寸前 米使節団が勧告草案」
 毎日新聞2006年04月07日朝刊13面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 米教育使節団報告(その1)」
 毎日新聞2006年04月07日朝刊14面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 米教育使節団報告(その2)」
 毎日新聞2006年04月07日朝刊15面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 米教育使節団報告(その3)」
 毎日新聞2006年04月07日朝刊15面11版「戦後60年の原点:その時、子どもだった 映画監督・吉田喜重さん」
 毎日新聞2006年04月07日朝刊14面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 米教育使節団報告(その4)」
 毎日新聞2006年04月07日朝刊15面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 新憲法案要綱(その5止)」

【2006/04/09記載】
 毎日新聞2006年04月09日朝刊28面12版「メディア事情:教科書の特殊性 議論必要 = 清田義昭氏 出版ニュース社代表・東洋大講師」
 「教科書の特殊指定廃止」に関して、やっと、まとまった論評が掲載された。
 「公正取引委員会ホームページ」
    「意見提出(パブリック・コメント等)手続一覧」
    件名:「教科書業における特定の不公正な取引方法」の廃止についての意見募集
    提出期限:2006年(平成18年)4月17日(月)必着
    意見提出先:取引部取引企画課 FAX 03-3581-1948
                   メール  kyoukasho-torihiki@jftc.go.jp
    公表日:2006年(平成18年)18年3月16日(木)

 遅ればせながら・・・
 毎日新聞2006年04月07日朝刊1面13版「戦後60年の原点:「教科書ローマ字化」強制寸前 米使節団が勧告草案」
 毎日新聞2006年04月07日朝刊13面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 米教育使節団報告(その1)」
 毎日新聞2006年04月07日朝刊14面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 米教育使節団報告(その2)」
 毎日新聞2006年04月07日朝刊15面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 米教育使節団報告(その3)」
 毎日新聞2006年04月07日朝刊15面11版「戦後60年の原点:その時、子どもだった 映画監督・吉田喜重さん」
 毎日新聞2006年04月07日朝刊14面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 米教育使節団報告(その4)」
 毎日新聞2006年04月07日朝刊15面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 新憲法案要綱(その5止)」

【2006/04/13記載】
 毎日新聞2006年04月13日朝刊1面13版「教育基本法改正:愛国心の表記、自公が合意 与党検討会」
 毎日新聞2006年04月13日朝刊2面13版「教育基本法改正:「愛国心」の表現 自公の妥協の産物」

【2006/04/14記載】
 毎日新聞2006年04月12日Web22時18分「教育基本法改正:日教組が緊急集会 国会上程阻止を確認」
 個人的には、12日は私が対応できていないときの記事ですね。

 毎日新聞2006年04月13日夕刊8面3版「教育基本法改正:「伝統の継承」盛る 与党検討会が合意」
 上記の与党案「教育基本法改正」は、非常に多くの問題を抱えているように思われます。
 これから、いろいろな分析がなされると思いますが、とりあえず [ 憲法「改正」] の【2005/11/26記載】に
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 教育基本法の改正についても、教育行政(第十条)の「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負つて行われるべきものである。」を「教育行政は、不当な支配に服することなく、国・地方公共団体の相互の役割分担と連携協力の下に行われること。」などと変更しています。「教育は」を「教育行政は」に変更すると、まるっきり意味の違うものになってしまいますね。
 自民党というのは、こんな発想しか出来ないのだろうか。
 参考までに、【現在の教育基本法と与党「改正」案対照比較】
----------------------------------------------------------------------
 と記載しました。

 この「教育行政」の箇所ですが
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16・教育行政

(1)教育は、不当な支配に服することなく、この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきものであり、教育行政は、国と地方公共団体との適切な役割分担及び相互の協力の下、公正かつ適正に行われなければならない。

(2)国は、全国的な教育の機会均等と教育水準の維持向上を図るため、教育に関する施策を総合的に策定し、実施しなければならない。

(3)地方公共団体は、当該地域における教育の振興を図るため、その実情に応じた教育に関する施策を策定し、実施しなければならない。

(4)国及び地方公共団体は、教育が円滑かつ継続的に実施されるよう、必要な財政上の措置を講じなければならない。
--------------------------------------------------------------------
 となっています。
 詳しくは、下記記事をお読みください。
 毎日新聞2006年04月14日朝刊5面13版「教育基本法:与党が正式決定の「最終報告」案」
 毎日新聞2006年04月14日朝刊2面13版「教育基本法:与党案を正式決定 「国・郷土愛する」 国会審議 難航も」
 毎日新聞2006年04月14日朝刊2面13版「小泉首相 「愛国心は自然」」
 毎日新聞2006年04月14日朝刊2面13版「教育基本法改正:「伝統の継承」盛る 与党検討会が合意」
 毎日新聞2006年04月14日朝刊5面13版「社説:教育基本法改正 「愛国心」の本音がちらつく」
 毎日新聞2006年04月14日朝刊26面13版「教育基本法改正:与党案正式決定 識者はどう見る 梶田叡一氏/藤田英典氏」

 ところで、上記の与党案「教育基本法改正」以上に、「あっ」と驚き、声も出ないのが、下記の記事です。
 毎日新聞2006年04月14日朝刊1面13版「都教委:職員会議で挙手や採決禁止 校長の効率的運営狙い」
 です。
 「皆さん」が「選んだ」石原都政のもとで、進められています。
 選挙の投票基準は、「自分の懐が一番潤う候補者」ですか?
 しかし、ひどいものだ。

 毎日新聞2006年04月14日朝刊26面13版「職員会議:都教育庁通知 現場は反発「職場息苦しくなる」」

【2006/04/15記載】
 毎日新聞2006年04月15日朝刊5面13版「社説:教職員会議 挙手・採決禁止は大人げない」
 違和感あるなぁ、「大人げない」。
 もっと、上のレベルだと思うんですが・・・

 で、今日の「論点:「国を愛する心」とは」がいいです。 一読をお勧めいたします。
 どなたの企画かは分かりませんが、3名の論者の選定がいいですね。
 全ての「古めかしいこと」が悪いとは思いませんが、「桜井よしこ氏」の論点の古めかしいことが際立っています。
 毎日新聞2006年04月15日朝刊7面13版「論点:「国を愛する心」とは」
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 改正論の危うい偏狭さ:広田照幸−−−−東大教授(教育社会学)
   価値観の同質化を重視する古めかしさ
   過剰な教育が招く排除と孤立への懸念

 祖国愛は不偏の価値:桜井よしこ−−−−ジャーナリスト
   今の法には道徳的価値観の記述がない
   教育勅語の廃止が子供の歪みを生んだ

 議論にしらける国民:佐藤俊樹−−−−東大助教授(社会学)
   お役所が仕事を増やしているだけでは
   現場の人が死ぬような改革はごめんだ
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 「今の法には道徳的価値観の記述がない」と桜井よしこ氏はご不満なようですが、
 「変な道徳的価値観なんぞ、法律に持ち込まれてたまるか」という立場もあるようで・・・

 広田照幸・東大教授の論といい、佐藤俊樹・東大助教授の論といい、非常によかったです。

 毎日新聞2006年04月14日Web19時17分「教育基本法改正案:文化人、学者らが反対声明」

【2006/04/17記載】
 毎日新聞2006年04月17日朝刊3面13版「教育基本法改正案:今国会成立に反対 民主党・鳩山幹事長」
 毎日新聞2006年04月17日朝刊3面13版「教育基本法改正案:武部自民党幹事長、早期成立改めて確認」

【2006/04/18記載】
 毎日新聞2006年04月18日朝刊3面13版「中教審で教育基本法改正案報告」
 毎日新聞2006年04月18日朝刊5面13版「教育基本法改正案:与党内から早くも「継続審議」との声」
 今までも「…(省略)… ただ、公明側には来年の参院選への影響を懸念し、次期通常国会まで審議を持ち越したくないとの事情もある。…(省略)…」といった選挙だけを重視したとしか思えない方針で、重要法案が成立してきたように思えます。
 毎日新聞2006年04月17日Web22時38分「教育基本法改正案:民主党、今国会成立に反対で党内調整へ」

【2006/04/19記載】
 毎日新聞2006年04月19日朝刊5面13版「教育基本法改正:民主党、自公案に反対へ」

【2006/04/20記載】
 毎日新聞2006年04月20日朝刊5面13版「国会:神崎・公明党代表、2法案成立に意欲」

【2006/04/21記載】
 毎日新聞2006年04月21日朝刊5面13版「教育基本法改正案:自民党が28日閣議で政府案決定求める」
 毎日新聞2006年04月21日朝刊5面13版「教育基本法改正案:民主党、補選後に議論先送り」

【2006/04/22記載】
 毎日新聞2006年04月22日朝刊5面13版「教育基本法改正案:小泉首相 国会提出、与党内で調整必要」

【2006/04/23記載】
 毎日新聞2006年04月23日朝刊2面13版「森前首相:教育基本法改正案など成立へ「会期延長を」」

【2006/04/26記載】
 毎日新聞2006年04月25日夕刊6面3版「教育基本法:小泉首相、改正案成立に初めて言及」
 毎日新聞2006年04月25日夕刊6面3版「教育基本法改正案:自民党総務会で了承」

 毎日新聞2006年04月26日朝刊3面13版「教育基本法改正案:安倍官房長官も成立に意欲」
 毎日新聞2006年04月26日朝刊3面13版「民主党:教育基本法検討会の初会合 連休明けまでに集約」

【2006/04/27記載】
 毎日新聞2006年04月27日朝刊5面13版「教育基本法改正案:衆院特別委の委員長に森山真弓元文相」
 毎日新聞2006年04月27日朝刊6面11版「世界の目:日本と米国の「良心の自由」=ローレンス・レペタ(大宮法科大学院教授)」
 毎日新聞2006年04月27日朝刊30面13版「特殊指定廃止方針:教科書協会が反対声明 「質の低下や寡占化」」

【2006/04/29記載】
 毎日新聞2006年04月28日夕刊1面3版「教育基本法改正:改正案を閣議決定 今国会成立は微妙」
 毎日新聞2006年04月28日夕刊15面3版「教育基本法改正:法案閣議決定 「愛国心」…現場に戸惑い、無関心派も多く」
 毎日新聞2006年04月29日朝刊3面13版「クローズアップ2006 教育基本法改正案 国会提出 成立は不透明」
 いまの与野党国会勢力比率だけで言えば「成立は不透明」ではないでしょうが・・・。

【2006/04/30記載】
 毎日新聞2006年04月30日朝刊5面11版「社説:教育基本法改正 各党の本音を聞きたい」
--------------------------------------------------------------------
…(省略)…
 戦後日本社会は「個人」が優先される余り、「公共」といったものを軽視しがちだったのではないかという問題意識に異論はない。今の教育がすばらしいと言う国民も少ないはずだ。
…(省略)…
--------------------------------------------------------------------
 「ごもっとも」と思わない点もないではありませんが、「教育基本法改正」をいう前に、「今の教育行政が、教育基本法の精神から外れて実施されている」という箇所を点検することから、始めたほうがいいように思いますが、どんなもんでしょう。

【2006/05/01記載】
 毎日新聞2006年05月01日朝刊3面13版「片山参院幹事長:7月末まで会期延長を TV番組で語る」

【2006/05/02記載】
 毎日新聞2006年05月02日朝刊3面13版「教育基本法改正案:民主党 座長試案9日提示、11日対案」

【2006/05/04記載】
 毎日新聞2006年05月03日Web広島版「教育基本法改正:反対訴え、広教組が中区で署名活動 /広島」

【2006/05/11記載】
 毎日新聞2006年05月11日朝刊2面13版「教育基本法改正案:特別委設置を審議へ 衆院議院運営委」

【2006/05/12記載】
 毎日新聞2006年05月11日夕刊8面3版「教育基本法改正案:衆院特別委設置 森山元法相が委員長に」

 毎日新聞2006年05月12日朝刊5面13版「教育基本法改正案:衆院特別委に文相経験者を起用 自民党」

【2006/05/13記載】
 毎日新聞2006年05月13日朝刊1面13版「教育基本法改正:民主党が独自案「愛国心」の言葉避ける」

【2006/05/16記載】
 毎日新聞2006年05月15日朝刊2面13版「教育基本法改正案:16日衆院審議入り「愛国心」で攻防か」
 毎日新聞2006年05月15日朝刊2面13版「教育基本法改正案:必ずしも優先課題とせず 毎日世論調査」

【2006/05/17記載】
 毎日新聞2006年05月17日朝刊5面13版「社説:教育基本法改正 必要性と緊急性が伝わらない」
 毎日新聞2006年05月17日朝刊5面13版「教育基本法改正案:首相「愛国心」強制しない 衆院本会議」
 毎日新聞2006年05月17日朝刊5面13版「麻生外相:講演で、教育勅語の道徳的側面を評価」

【2006/05/18記載】
 毎日新聞2006年05月17日夕刊1面3版「近事片々:世の中に余裕が生まれると若者論が盛んになる… (近事片々:教育基本法)」
 毎日新聞2006年05月18日朝刊5面13版「福島社民党首:民主党を酷評 教育基本法改正案の対案を」
 毎日新聞2006年05月18日朝刊2面13版「経済観測:国を愛する=猷」

【2006/05/19記載】
 毎日新聞2006年05月19日朝刊2面13版「連合方針 教育基本法改正 政府案に「反対」」

【2006/05/24記載】
 毎日新聞2006年05月23日Web18時57分「民主党:「日本国教育基本法案」、衆院に提出」
 毎日新聞2006年05月24日朝刊5面13版「教育基本法実質審議へ」

【2006/05/25記載】
 毎日新聞2006年05月24日夕刊1面3版「教育基本法改正:「愛国心」 首相、共通認識に期待−−民主対案も審議」
 毎日新聞2006年05月25日朝刊2面13版「教育基本法改正案:愛国心教育、小泉首相「評価必要ない」」
 毎日新聞2006年05月25日朝刊5面13版「久間総務会長:教育基本法改正案、秋の臨時国会で成立でも」

【2006/05/26記載】
 毎日新聞2006年05月25日朝刊25面埼玉西「教育基本法改正:「国や日本愛する心情」の項目、通知表記載45校−−県調査 /埼玉」
 毎日新聞2006年05月26日朝刊29面13版「愛国心:通知表評価項目に 埼玉で52小学校、愛知も」

【2006/05/27記載】
 以下の記事は、探し方が悪いのか、紙面では見つからなかった。
 毎日新聞2006年05月26日東京夕刊「教育基本法改正:通知表「愛国心」問題 小坂文科相「内心評価いけない」」

 毎日新聞2006年05月27日朝刊28面13版「東京都:日の丸・君が代で教職員5人処分」

【2006/05/28記載】
 毎日新聞2006年05月28日朝刊2面13版「日本教育法学会:教育基本法案を批判」

【2006/05/29記載】
 毎日新聞2006年05月29日朝刊2面13版「武部自民幹事長:会期延長、「首相は『うん』と言わない」」
 上記記事によると、
 「教育基本法改正案を通すためには、相当大幅に延長しないといけない」と述べ、同改正案の継続審議もやむを得ないとの見方を示した。」
 ということです。

【2006/05/31記載】
 毎日新聞2006年05月30日夕刊8面3版「都立高の卒業式「妨害」:元教諭に罰金20万円−−地裁判決」

【2006/06/01記載】
 毎日新聞2006年06月01日朝刊2面13版「教科書特殊指定:廃止方針 公取委と文科省で協議継続」

 毎日新聞2006年06月01日朝刊5面13版「国会:会期延長せず 重要法案、軒並み棚上げ 教育基本法改正案も」

【2006/06/03記載】
 毎日新聞2006年06月02日東京朝刊「国会:教育基本法改正 今国会での成立、歴代文相が要請」

 毎日新聞2006年06月03日朝刊2面13版「教科書特殊指定見直し:公取委、廃止を発表」
 あ〜ぁ、教科書というものが「注文生産」ということを、どれだけの人が理解しているのか。
 それと、「書籍の生産コスト」ということに関して、どれだけの人が理解しているのか。
 で、「教科書の多様性」ということに関して、どれだけの人が理解しているのか。
 「教科書特殊指定廃止」により、競争原理が働くと考えること自体に問題があると思っています。
 この「競争原理」で、「なにを競争させるのか」・「そんな競争が必要なのか」ということです。
 「教科書検定の問題点」もありますが、「教科書特殊指定廃止」により、どんな事態になるのやら・・・、非常に心配ですね。

【2006/06/04記載】
 毎日新聞2006年06月04日朝刊5面11版「発言席:学校選択制への四つの危惧=宝塚造形芸術大学教授・桂正孝」
---------------------------------------------------------------------
…(省略)…
第一の危惧は、答申の義務教育に対する認識の軽薄さについてである
…(省略)…
第二の危惧は、教育が家庭を基盤に、地域社会やマスメディア等の生活世界の中で協働して営まれている実態を無視していることである
…(省略)…
第三の危惧は、バウチャー制度の導入である
…(省略)…
第四の危惧は、学校選択制の導入により、再び特定の地域を忌避する差別的な越境通学が野放しになることである。
…(省略)…
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【2006/06/05記載】
 毎日新聞2006年06月04日鹿児島Web「教育基本法改正:「改悪反対」鹿児島で県民集会 /鹿児島」
 毎日新聞2006年06月04日山口Web「教育基本法改正:教職員、市民ら決起集会−−山口 /山口」

【2006/06/09記載】
 毎日新聞2006年06月09日朝刊5面13版「教育基本法改正:与党案と民主党案の両方を廃案で一致−−野党4党」

【2006/06/10記載】
 毎日新聞2006年06月10日朝刊12面11版「オバさんの逆襲:下北沢慕情=六笠由香子」

【2006/06/21記載】
 毎日新聞2006年06月21日朝刊2面13版「愛国心のかたち 元村有希子(科学環境部)」

【2006/06/30記載】
 毎日新聞2006年06月30日朝刊14面12版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 総括 科学・教育(その1)」
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…(省略)…
 ◇戦争を反省、誰もが学べる国に

 6月6日、私立和光鶴川小学校(東京都町田市)の会議室で、60人以上の父母が行田稔彦校長(58)の講演を聞いていた。「教育基本法がなければ私はここにいなかった」

 行田校長は47年、新潟の農家に生まれた。5人姉弟の末っ子で、大学に進学したのは自分だけ。「経済的な問題もあったし、高等教育を受けるという発想がなかった」と振り返りつつ、「基本法があり戦後日本は、誰もが高等教育を受けられる国になった」と続けた。
…(省略)…
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 毎日新聞2006年06月30日朝刊15面12版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 総括 科学・教育(その2止)」
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 ◇日本人、自信持て−−小柴昌俊さん(79)
…(省略)…
 −−戦後の理科教育を振り返ると、物理、化学、生物、地学の全教科を学ぶ形から、ゆとり教育となりました。
 ◆ゆとり教育は本当に無責任だと思う。人間には記憶力のいい年ごろがある。小学校の終わりから中学にかけてだ。その時に必要なことをどんどんたたき込んでやるのが愛情だと思う。今、ゆとりへの批判が強いが当然だね。私は、「平成基礎科学財団」で子どもと接しているが、科学離れを感じたことはないんだよ。みんな目を輝かせて積極的に質問をするしね。ただね、高校生は大学入試で、できるだけ物理や数学を取らないで、点の取りやすい科目を選ぶと聞くけど悲しいね。すべてのことが大学入試に振り回されちゃっている。
…(省略)…
 −−目先にとらわれる風潮は研究現場にも及んでいますか。
 ◆国立大学が独立法人化されて独立採算となった。やりたいことがあるなら、自分で稼げと。その弊害が特に地方の大学に表れて、惨憺(さんたん)たるものですよ。例えば、個々の研究者への基礎的な研究費は以前は1人数百万円あったが、今は学長や学部長が利益を得ようと産学協同の資金に回すから、1人当たりの研究費は数十万円にまでなったケースもある。郵便代にもならないよ。もともと大学は収益を上げようなんて目的でできたもんじゃないんですよ。
…(省略)…
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【2006/07/05記載】
 毎日新聞2006年07月05日朝刊2面13版「市町村教委:一部権限、首長に委譲 構造改革特区創設へ」
 紙面の見出しは「設置義務撤廃 見送り/市町村教委 政府、一部権限は委譲」です。

【2006/07/09記載】
 毎日新聞2006年07月09日朝刊2面13版「発信箱:「思いやり」って? 藤原章生(夕刊編集部)」

【2006/07/14記載】
 毎日新聞2006年07月13日夕刊2面3版「早い話が:君が代の黄色い歌声=金子秀敏」

【2006/07/21記載】
 毎日新聞2006年07月20日夕刊11面3版「愛国心:通知表で表記削除の動き広がる 誤解招くと」

【2006/07/22記載】
 毎日新聞2006年07月22日朝刊6面13版「教科書論争:スイス版、ナチ協力を詳述−−高校用歴史副読本「見つめて考えよう」」
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…(省略)…
 批判勢力の筆頭に挙げられる右派・国民党のルツィ・シュタム連邦下院議員は「当時、スイスは周囲を完全にナチス勢力に囲まれており、生き残るためにはナチスに協力せざるをえなかった。しかし、スイスは出来る限りの抵抗をしたし、ユダヤ人難民を追い返したというのも人数が誇張されている。現在の価値観で歴史を語るのはアンフェアだ」と主張する。
…(省略)…
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 「現在の価値観で歴史を語るのはアンフェアだ」という箇所の「語る」という意味合いがわかりませんが、「現在の価値観で歴史を評価する」ものだと思います。

【2006/07/24記載】
 毎日新聞2006年07月24日朝刊26面12版「メディア事情:NHK番組・国会での追及 「政治介入」と批判も」
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…(省略)…
 柏村氏は今年6月の委員会で、東京都立高の卒業式で、君が代斉唱時に起立しなかった教職員を都が処分した問題をテーマにした「クローズアップ現代」(昨年3月放送)をやり玉にあげた。番組では、都教委側の見解とともに、起立すべきかどうか悩む教師の声を紹介した。

 柏村氏は「都教委が教員に国旗掲揚、国歌斉唱を強制していると印象づけ、国旗・国歌に偏見を持たせるような番組づくりだ」と批判。政治的な公平や、意見が対立している問題では多くの論点を明らかにすることなどを定めた放送法に抵触すると指摘した。さらに「国旗・国歌は国の誇りだ。NHKは公共放送として助長する責務がある」などと述べた。
…(省略)…
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【2006/07/25記載】
 毎日新聞2006年07月25日朝刊5面13版「教育基本法改正:「改正案審議、慎重に」 成立先延ばし狙う−−民主シンポ」

 毎日新聞2006年07月25日朝刊27面13版「埼玉・所沢市:埼教組のホール使用を取り消し」

【2006/07/27記載】
 毎日新聞2006年07月26日夕刊8面3版「日の丸訴訟:抗議に訓告、賠償請求を棄却 都内の教諭敗訴」
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 小学校の卒業式で日の丸掲揚に抗議するリボンをつけたことを理由に文書訓告処分を受けた東京都内の公立小学校音楽教諭が「思想・信条の自由を侵害された」などとして、都と国立市に420万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は26日、請求を棄却した。

 金井康雄裁判長は「訓告は懲戒処分ではなく、著しく妥当性を欠く違法とは認められない」と述べた。
…(省略)…
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 論点をずらした判決だと思うんだが・・・

【2006/07/28記載】
 毎日新聞2006年07月27日夕刊10面3版「教科書問題:都立中高一貫校の公民教科書、「つくる会」採用」

【2006/07/29記載】
 毎日新聞2006年07月28日夕刊4面2版「この国はどこへ行こうとしているのか 沖縄から 作家・大城立裕さん」

【2006/07/30記載】
 毎日新聞2006年07月30日朝刊5面12版「発言席:地球市民と愛国心のはざま=富山大学大学院教育学研究科教授・佐藤幸男」
 是非、お読みください。

【2006/08/04記載】
 毎日新聞2006年08月04日朝刊26面13版「にっぽんに思う:/5 65歳・定時制高校卒業式 歌わなかった君が代」

【2006/08/05記載】
 毎日新聞2006年08月04日夕刊10面3版「橋本元首相死去:葬儀で、教委に弔意要請−−文科省」
 こうやって、教育の場をトコトン利用して、日の丸・君が代を押し付けるわけだ。

 毎日新聞2006年08月05日朝刊5面13版「安倍晋三官房長官 「教育改革重要テーマに」」
 毎日新聞2006年08月05日朝刊6面12版「土曜解説:教員免許更新制=社会部・長尾真輔」

【2006/08/06記載】
 うん、私としては、好ましいスタイルだと思いますねぇ。
 毎日新聞2006年08月06日朝刊29面13版「橋本元首相合同葬:大二郎氏が弔旗掲揚など辞退申し出」
 『先月25日の閣議了解を受け、通知書が送られた。5日の一部報道で、通知内容を知った橋本知事は、橋本元首相の久美子夫人や二男の岳・衆院議員と電話で協議、遺族の総意として辞退を決めた。』
 「イヤなことは、イヤダと言える」、いいですねぇ。

 毎日新聞2006年08月06日朝刊5面12版「発言席:戦後日本人の価値観と教育=筑波大学大学院生命環境科学研究科教授・西村繁夫」

【2006/08/15記載】
 毎日新聞2006年08月15日朝刊4面11版「記者の目:どうする 日中韓・歴史認識のズレ=尾賀省三(大阪編集局)」
 『◇3国NGOが教科書作れ−−独仏に倣い共同編集を』
 毎日新聞2006年08月15日朝刊5面13版「ここも議論を:06総裁選Q&A 教育改革」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊24面13版「にっぽんに思う:/14止 墨塗りの通信簿 軍国教師から民主主義者へ」

【2006/08/18記載】
 毎日新聞2006年08月18日朝刊27面13版「広島・世羅高校長自殺:「日の丸」悩み自殺、公務災害認定」

【2006/09/04記載】
 毎日新聞2006年09月04日朝刊2面13版「安倍氏:教育基本法改正案の成立 臨時国会の最優先課題に」
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…(省略)…
防衛庁を省に昇格させる防衛庁設置法等改正案、
共謀罪を設ける組織犯罪処罰法改正案
も成立を目指す意向を示した。
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【2006/09/05記載】
 毎日新聞2006年09月05日朝刊5面13版「’06年総裁選・政策徹底比較:教育改革 安倍氏、保守色強く」
 この「教育改革」ですが、今日の
 毎日新聞2006年09月05日朝刊2面13版「新・宰相考:06総裁選を問う/2 前宮城県知事・浅野史郎氏」
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…(省略)…
 −−そもそも地方分権の意義とは何でしょう。
 ◆「本物の民主主義」を根付かせることにあります。例えば義務教育費の国庫負担。国が負担金支出をやめれば、県知事は義務教育に使う費用を減らすかもしれない。「だから国庫負担は必要だ」と文部科学省は言うのですが、「義務教育費を減らされるかも」と思えばこそ、住民は自治体の税金の使い道に関心を持つ。民主主義が健全に機能することにつながる。
…(省略)…
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 という意見もあるようです。
 毎日新聞2006年09月05日朝刊5面13版「政界:公明代表「連立で教育改革も」」

【2006/09/21記載】
 毎日新聞2006年09月21日朝刊1面13版「安倍・自民新総裁:教育基本法改正に意欲」

【2006/09/22記載】
 毎日新聞2006年09月21日夕刊1面3版「教育基本法改正:反対で野党一致−−国対委員長会談」

 毎日新聞2006年09月22日朝刊1面13版「国旗・国歌訴訟:強制は違憲、思想の自由侵害 教職員ら、全面勝訴−−東京地裁判決」
 毎日新聞2006年09月22日朝刊3面13版「クローズアップ2006:国旗・国歌強制、違憲判決 都の締め付け突出」
 毎日新聞2006年09月22日朝刊26面13版「国旗・国歌訴訟:東京地裁判決(要旨)」
 毎日新聞2006年09月22日朝刊29面13版「国旗・国歌訴訟:東京地裁・違憲判決 心の自由戻った 原告教職員「次は通達撤回を」」

【2006/09/23記載】
 毎日新聞2006年09月23日朝刊5面13版「社説:国旗・国歌 「心の自由」を侵害するな」

 毎日新聞2006年09月22日夕刊14面3版「国旗・国歌訴訟:「裁判自体信じられない」杉浦法相、判決で感想」
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 入学式や卒業式での君が代斉唱などを強制する東京都教委の通達を違憲違法とした21日の東京地裁判決について、杉浦正健法相は22日の閣議後会見で「私の地元(愛知県岡崎市)では戦前も戦中も戦後も整然と国旗は掲揚され、国歌は卒業式でも入学式でも歌われている。ああいう裁判が起こること自体がちょっと信じられない思いだ」と述べた。「法相としてではなく、一議員としての感想」としている。
…(省略)…
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 「世の中には多様な意見がある」ということが理解できない?
 「人間に対する想像力の欠如」?・・・
 「人間として不誠実」?・・・

 毎日新聞2006年09月23日朝刊25面13版「国旗・国歌訴訟:東京地裁・違憲判決 「今まで通り指導を」−−都教育庁が方針」
 『小泉純一郎首相は22日、都側の控訴方針について「個人の考えも大事だが、社会性、協調性がいかに大事か。法律以前の礼節の問題に対し教師がはっきりした態度を示さない方が問題だ」と支持を示唆。…(省略)…
 まったく、イヤになるねぇ
 いつになったら「法治国家」ということの意味が分かるのだろう。
 「法律以前の礼節の問題に対し」じゃぁないんですよ。  誰か、この人たちに「法治国家」について教えてくれないかなぁ・・・
 【補足1】「法律以前の礼節の問題云々」ですが、このような態度だと「ジェンダー」等々の社会に根ざす差別はなくならないと・・・
 【補足2】「思想・良心の自由」というのは、基本的に「少数者の「思想・良心の自由」」なのです。「多数者の「思想・良心の自由」」は、「多数者」ということで、社会的に守られているのです。

【2006/09/26記載】
 お薦めします。
 毎日新聞2006年09月25日夕刊4面2版「中島岳志的 アジア対談」
 今回は「姜尚中(カン・サンジュン)東大教授(政治学、政治思想史)」です。

【2006/09/27記載】
 毎日新聞2006年09月27日東京朝刊「山谷首相補佐官:教育再生会議を来月上旬に設置」

【2006/09/30記載】
 毎日新聞2006年09月30日東京朝刊「国旗・国歌訴訟:東京地裁・違憲判決 都が控訴」
 石原慎太郎東京都知事には、早く都知事を辞めて頂きましょう。
 ぇ、次回の東京都知事選挙にも、立候補の予定・・・なのですか・・・

【2006/10/02記載】
 毎日新聞2006年10月02日朝刊2面13版「衆院代表質問:「教育再生」巡りけん制 官邸VS文教族、主導権争いも−−きょうから」
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…(省略)…
 与党内には安倍首相の歴史観に対する違和感もある。首相は日本の歴史教科書を「自虐史観」と批判する有志グループ「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の元事務局長。山谷氏、下村博文官房副長官もメンバーで、下村氏は副長官就任まで事務局長だった。「自分の歴史観を強調しすぎると、本来の教育改革まで頓挫しかねない」。文科相経験者はそう懸念する。
…(省略)…
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【2006/10/04記載】
 毎日新聞2006年10月04日朝刊1面13版「教育再生会議:座長にノーベル賞受賞者の野依氏起用へ」

【2006/10/05記載】
 毎日新聞2006年10月05日朝刊2面13版「発信箱:心はつかめたか=飯田和郎」

 毎日新聞2006年10月05日朝刊5面13版「教育再生機構:22日にタウンミーティング開催」

【2006/10/07記載】
 毎日新聞2006年10月07日朝刊5面13版「教育基本法改正:現実に即した改革を−−伊吹文明・文科相に聞く」
 毎日新聞2006年10月07日朝刊2面13版「学校教育法:改正案、来年の国会に提出へ」

【2006/10/08記載】
 毎日新聞2006年10月08日朝刊1面13版「教員免許:更新法案、通常国会に 10年に1回見直し−−自民幹事長」

【2006/10/09記載】
 毎日新聞2006年10月09日朝刊5面13版「社説:教育再生 締め付けを強めたいのか」

【2006/10/12記載】
 毎日新聞2006年10月12日朝刊5面13版「社説:教育再生会議 徹底公開して国民的論議に」
 毎日新聞2006年10月12日朝刊3面13版「ひと:野依良治さん=教育再生会議の座長に就任する」
 毎日新聞2006年10月12日朝刊10面13版「経済観測:教育再生会議=猷」

【2006/10/14記載】
 「教育再生会議」についてですが、毎日新聞ではないのですが、
 日本経済新聞2006年10月13日朝刊2面13版「教育再生を聞く:ワタミ社長・渡辺美樹氏 だめな学校つぶれていい」
 を、読んだほうがいいのでは・・・
 いやぁ、元気が・・・

 毎日新聞2006年10月14日朝刊3面13版「教育再生会議:教員免許制度など分科会設置し議論」

 毎日新聞2006年10月14日朝刊5面13版「教育基本法改正:福島社民党首「愛は強制できますか」、安倍首相「できないと思う」」

【2006/10/16記載】
 毎日新聞2006年10月16日朝刊11面12版「新教育の森:日中大学生交流 「本音が誤解を解く」−−理解深めた2週間」

【2006/10/19記載】
 毎日新聞2006年10月18日夕刊1面3版「07年問題:都立図書館ピンチ 司書、5年で半数定年に」

 下記の記事ですが、紙面の見出しは「志ある国民の育成を」となっています。
 「教育に関しては、十人十色どころか百人百様」といわれているようで・・・
 で、「百人百様」の一つとして、「公教育のありようとして「志ある国民の育成を」自体が、既に間違っている」というものです。
 公教育としては、「この世の中を構成する人々は、どのような人々であって欲しいか」が基本で、「志ある国民の育成」などという「企業」寄り、或いは「国家主義」寄りの目標は、私立で実施したらどうですか。
 ちょうど、私の言いたいことが載っている箇所がありました。
 毎日新聞2006年10月19日朝刊10面13版「経済観測:調整の知恵=猷」
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…(省略)…
 しかし、日本の社会・文化を支えてきた「中流意識」を衰退させ、ニヒリズムの広がりにも結びついている。受験や就職のための学校教育、というゆがみは増幅し家庭のきずなもむしばまれている。未来に希望の持てない階層の比重が増えつつあることをどう受け止め、対処するのか。
…(省略)…
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 ね、「公教育」では『受験や就職のための学校教育』は不用とし、この箇所が必要な人は「私立」に行ったらどうでしょう。

 毎日新聞2006年10月18日夕刊1面3版「教育改革:「再生会議」が初会合」

 毎日新聞2006年10月19日朝刊3面13版「教育再生会議:百家争鳴で集約難航の懸念も」
 毎日新聞2006年10月19日朝刊5面13版「安倍教育改革:この人に聞く 義家弘介・教育再生会議担当室長」

【2006/10/20記載】
 毎日新聞2006年10月20日朝刊1面13版「余録:「初午の日から夫婦はちっと息」… (余録:教育再生)」

 毎日新聞2006年10月19日朝刊5面13版「安倍・教育改革:この人に聞く 義家弘介・教育再生会議担当室長」
 毎日新聞2006年10月20日朝刊5面13版「安倍・教育改革:この人に聞く 渡辺美樹・ワタミ社長」
 「教師の教育方法・教育内容を評価する」ということは難しいでしょうねぇ。
 「評価の物差し」はなんでしょうねぇ。

【2006/10/21記載】
 で、「評価される教師」の側から、
 「[AML 10069] 教職員評価の違法性を教育基本法に問う裁判(大阪)」
 が起こされています。

 毎日新聞2006年10月20日夕刊14面3版「佐田・行革担当相:市町村教委の撤廃に否定見解」

 毎日新聞2006年10月21日朝刊5面13版「安倍・教育改革:この人に聞く 松野博一氏/藤村修氏」
 毎日新聞2006年10月21日朝刊5面13版「教育改革:自民・教育再生特命委員長に中山成彬氏」

【2006/10/23記載】
 毎日新聞2006年10月23日朝刊1面13版「中川・自民政調会長:「日教組の一部、免許はく奪だ」」
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 自民党の中川昭一政調会長は毎日新聞のインタビューで、教員免許の更新制度に関連して「日教組の一部活動家は(教育基本法改正反対の)デモで騒音をまき散らしている」としたうえで「下品なやり方では生徒たちに先生と呼ばれる資格はない。免許はく奪だ」と述べ、教員の組合活動を強く批判した。(3面に「闘論」)
…(省略)…
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 毎日新聞2006年10月23日朝刊3面13版「闘論:安倍政権の教育改革 中川昭一氏/松本剛明氏」
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 「美しい人」育成図る:自民党政調会長・中川昭一氏
   尊敬される教員必要

 官僚の術中にはまる:民主党政調会長・松本剛明氏
   理念より地域尊重を
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【2006/10/24記載】
 毎日新聞2006年10月24日朝刊3面13版「中川・自民政調会長:日教組批判発言 日教組が抗議文−−毎日新聞「闘論」」
 毎日新聞2006年10月24日朝刊5面13版「教育基本法改正:与党、衆院補選勝利で攻勢 安倍首相「成立最優先で」」
 毎日新聞2006年10月24日朝刊5面13版「安倍・教育改革:ポイント解説 教員免許の更新制度」

 毎日新聞2006年10月23日東京夕刊「君が代妨害:教諭の処分取り消し 道人事委「強制は憲法違反」」

 毎日新聞2006年10月24日朝刊2面13版「発信箱:不安の変質=玉木研二」

 毎日新聞2006年10月24日朝刊30面13版「君が代:卒業式で斉唱妨害 教諭の処分取り消し 道人事委」

【2006/10/25記載】
 毎日新聞2006年10月25日朝刊5面13版「安倍・教育改革:ポイント解説 教育バウチャー」

【2006/10/26記載】
 毎日新聞2006年10月25日夕刊1面3版「教育再生会議に3分科会を設置」
 毎日新聞2006年10月25日夕刊6面3版「教育基本法改正:4カ月ぶり審議再開−−衆院特別委」

 毎日新聞2006年10月26日朝刊5面13版「安倍・教育改革:ポイント解説 学力テスト」

 毎日新聞2006年10月26日朝刊10面13版「経済観測:教育再生会議=猷」
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…(省略)…
 経済界にとっても、改革の結果はやがて仕事の担い手たちの資質に大きく影響してゆく。経済界の側からも、教育の本来化に向かって思い切って踏み込んでゆく必要があるのではないか。
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 一番、やってほしくないことだと・・・

【2006/10/27記載】
 毎日新聞2006年10月27日朝刊5面13版「安倍・教育改革:ポイント解説 学校評価制度」

【2006/10/29記載】
 毎日新聞2006年10月29日朝刊2面13版「高校履修不足:救済検討 与党、世論意識し圧力 文科省、指導要領形がい化懸念」
 「学習指導要領」を「錦の御旗」として、「日の丸・君が代」を「強制」してきた手前・・・ 悩みはつきない・・・

 毎日新聞2006年10月29日朝刊4面12版「21世紀を読む:教育基本法 改正 格差社会助長するおそれ=大内裕和(おおうち・ひろかず)松山大助教授(教育社会学)」
 お勧めします、是非お読みください。
 上記の論もいいですが、大内裕和氏のお話がいいですよ。
 「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」 もよろしく!

【2006/10/31記載】
 毎日新聞2006年10月31日朝刊2面13版「教育基本法改正:特委、「履修不足」「いじめ」に集中 与党、教委見直し論議加速」
 毎日新聞2006年10月31日朝刊11面13版「衆院教育基本法特別委:主なやりとり」
 毎日新聞2006年10月31日朝刊5面13版「社説:教育基本法改正 机上論争の前に現実に目を」

 毎日新聞2006年10月31日東京朝刊「佐田・行革担当相:市町村教育委、設置義務撤廃見直しを」
 こんな重要なことがベタ記事ということはないだろうと思うが・・・ で、紙面のどこにあるのかが・・・

【2006/11/02記載】
 毎日新聞2006年11月02日朝刊5面13版「教育基本法改正:与党、10日採決の構え 8日に公聴会−−特別委」

【2006/11/03記載】
 毎日新聞2006年11月03日朝刊5面13版「タウンミーティング:内閣府、やらせ質問の疑い 教育基本法改正賛成で教委に」

 毎日新聞2006年11月03日朝刊2面13版「教育基本法改正を聞く:市民の意見 反映できる=田村哲夫 渋谷教育学園渋谷中・高校長」
 「たむら・てつお 1936年生まれ。渋谷教育学園渋谷中・高校長。中央教育審議会臨時委員を務める。」
 ということで、「中央教育審議会臨時委員」です。

【2006/11/04記載】
 毎日新聞2006年11月04日朝刊2面13版「教育基本法改正を聞く:佐藤学・東京大学大学院教授」

【2006/11/05記載】
 毎日新聞2006年11月05日朝刊2面13版「教育基本法改正を聞く:行田稔彦、和光・和光鶴川小学校長」
 毎日新聞2006年11月05日朝刊2面13版「教育改革:「教育委」改革論争が浮上 組織強化か、国の関与か−−」

【2006/11/06記載】
 毎日新聞2006年11月06日朝刊2面13版「教育基本法改正:強行採決しない−−二階・自民国対委員長」

 ちょっと、こちらにも・・・
 毎日新聞2006年11月06日朝刊2面13版「高校履修不足:小中教員の採用「市町村教委に」−−下村官房副長官」

【2006/11/07記載】
 毎日新聞2006年11月07日朝刊2面13版「教育基本法改正を聞く:八木秀次・高崎経済大教授」
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 ◇組合活動 法で制約を
…(省略)…
 −−政府案のどこを評価しますか。
 ◆16条で「教育は、この法律および他の法律の定めるところにより行われるべきもの」と明記し、教職員に法令順守を求めています。学習指導要領は法的拘束力があるのに、指導の義務がある国旗掲揚・国歌斉唱が守られていない。東京地裁は国旗・国歌で「都教委の強制は違憲」と判断しましたが、16条で法令の縛りがかかり、教職員組合の活動も大きく制約されます。
…(省略)…
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 考え方が違うので当たり前かもしれませんが、「教育は、この法律および他の法律の定めるところにより行われるべきもの」は一番悪い箇所ともいえます。
 なんでもなどとは言いませんが、「他の法律の定めるところにより」行われる恐れが強い。

 毎日新聞2006年11月07日朝刊5面13版「臨時国会:沖縄県知事選絡め攻防 教育基本法、与党が強行採決も視野−−後半戦」

【2006/11/08記載】
 毎日新聞2006年11月07日夕刊6面3版「教委権限:首長へ移譲認めず 国の関与維持へ転換−−政府」
 ぉぃ、ぉい、おい、話が違うだろう!
 これだから、「お上のすること」を無条件に信じちゃぁダメなんですよ。
 ちゃんと、市民が監視して、ものを言わないと・・・
 で、自民党などのある種の勢力は「市民が監視して、ものを言う」ことに抵抗があると・・・
 で、憲法を改正して、「(戦前のように、)お上の言うことに逆らえないようにしようぜ」と・・・
 その手始めに、教育基本法を改正して、「国に奉仕する志をもった国民をつくろうぜ」と・・・
 まぁ、こんなストーリーを描いているのかな・・・

 毎日新聞2006年11月07日夕刊6面3版「教育基本法改正:やらせ質問、内閣府陳謝 与党、委員会採決「13日」提案」
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…(省略)…
 調査によると、タウンミーティングの運営を担当する内閣府が8月10日と11日、主催地の青森県教委と同県八戸市教委に質問者の選定を依頼。22日に発言内容を含めて報告を受けたが、基本法に絡む質問が少なかった。
 このため、文部科学省が「議論の活発化のため」として、「時代に対応すべく基本法の見直しをすべきだ」など三つの質問案を作り、県教委と市教委を通じて質問者に伝えるよう要請。県教委は「依頼されたということは言わないで下さい」との文書も付けた。
…(省略)…
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 『基本法に絡む質問が少なかった。』というのは、「教育基本法を改正する必要性を感じていない」とも受け取れる・・・

 毎日新聞2006年11月07日Web20時12分「教育基本法:採決日程で攻防 衆院特別委」
 毎日新聞2006年11月08日朝刊5面13版「教育基本法改正:改正案、来週中に衆院通過へ 野党筆頭理事が「終戦宣言」」
 毎日新聞2006年11月08日朝刊5面13版「政界:教育基本法改正案、修正協議求める決議−−日本会議国会議員懇談会など4団体」

 毎日新聞2006年11月08日朝刊2面13版「やらせ質問:タウンミーティングの半数弱で疑い」
 毎日新聞2006年11月08日朝刊2面13版「教委権限移譲:「地方分権の流れに逆行」と自治体など反発」
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…(省略)…
 推進会議は規制改革を自由に議論し、首相に答申する審議会。しかし、担当の佐田玄一郎規制改革担当相は「あくまでも政府にとって参考意見」と述べ、仮に首長権限の拡大を求める答申が出ても受け入れない考えを示す。推進会議からは「最終答申では教委の問題に触れないことになるだろう」との声も出ている。
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 自分たちに都合のいい答申しか受け入れない、ということのようです。
 まぁ、ここまであからさまに言うかねぇ。

【2006/11/09記載】
 毎日新聞2006年11月09日朝刊2面13版「教育基本法改正:現場と国会、意識差も−−衆院特別委・地方公聴会」

【2006/11/10(金)記載】
 是非、お読みください。
 毎日新聞2006年11月10日朝刊2面13版「教育基本法改正を聞く:広木克行・神戸大教授」

 毎日新聞2006年11月10日朝刊5面13版「社説:やらせ質問 政府説明会と名を変えろ」
 毎日新聞2006年11月09日東京夕刊「タウンミーティング:「やらせ質問」問題 計5回に−−教育関連、8回中」
 毎日新聞2006年11月09日Web23時56分「やらせ質問:タウンミーティングの開催、当面見送り」
 毎日新聞2006年11月10日Web02時07分「やらせ質問:岐阜で開催のタウンミーティングでも判明」
 毎日新聞2006年11月09日Web23時48分「やらせ質問:タウンミーティング 定着一転、存続の危機」
 「やらせ質問:タウンミーティング」が問題なのは、「タウンミーティング 定着一転、存続の危機」などではなく、「政府が情報を操作して、教育基本法を替えようとしている」ことではないですか。
 毎日新聞2006年11月10日朝刊1面13版「タウンミーティング:やらせ質問5回判明 開催当面見送り」
 毎日新聞2006年11月10日朝刊2面13版「タウンミーティング:「やらせ質問」問題 小泉劇場にカラクリ 一転、存続の危機」
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 政府の教育改革に関するタウンミーティングで発覚した「やらせ質問」問題は、過去174回におよぶ全タウンミーティングを調査する事態に発展し、今後も拡大する様相だ。小泉前政権が「政府と国民との直接対話」をうたい文句に導入し、「劇場政治」の舞台装置ともなったが、質問者を用意し、政府側の意に沿った質問をさせるやり方には「情報操作」の疑いもあり、小泉政治の一面があぶり出されたとも言える。政府は信頼回復に躍起だが、再開のめどは立っておらず、存続も危ぶまれる状況となっている。
…(省略)…
 ◇姑息な悪知恵−−漫画家・弘兼憲史さんの話
 一般の人に質問をさせるふりをして政府の考えていることを言わせるもので、ある意味手の込んだ情報操作だ。政府の方針を受け入れてもらおうと悪知恵を使うのは、姑息(こそく)で許されるべきことではない。…(省略)…
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【2006/11/11(土)記載】
 毎日新聞2006年11月11日朝刊22面12版「教育基本法改正:心の育成か、管理強化か 衆院採決目前、論点はここ」
 よしてくれ、『今国会最大の焦点である教育基本法改正案は、来週中に衆院で可決される見通しとなった。
 こんな「見通し」は、記載しないでほしいものだ。

 毎日新聞2006年11月10日夕刊1面3版「教育基本法:中央公聴会15日開催で合意 自民、民主両党」
 毎日新聞2006年11月10日Web22時20分「教育基本法改正案:与党が強行採決?国会は来週ヤマ場に」
 毎日新聞2006年11月11日朝刊5面13版「教育基本法改正:衆院、週明けヤマ場に 民主が徹底抗戦、「沖縄」で駆け引き」
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…(省略)…
 小沢氏が「社民−旧社会ライン」の動きに呼応したのは、野党共闘を組む沖縄知事選が接戦になっているとの危機感からとみられる。やらせ質問や未履修問題の拡大で審議拒否などの強硬路線も世論の理解を得られるとの計算も働く。
 対する与党は知事選前に採決を強行するか、厳しい判断を迫られる。与党側が民主党の要求する地方公聴会や中央公聴会を受け入れたのは、民主党が来週の衆院通過を容認するとの見通しからだ。与党には「強行採決を避けるために要求をほとんどのんできたのに」(公明党幹部)との反発も広がっている。
 自民党の二階俊博国対委員長は10日、那覇市での講演で「いつまでも慎重審議で引きずられていては政治の生産性も上がらない」と強行採決の可能性を示唆した。
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 『やらせ質問や未履修問題の拡大で審議拒否などの強硬路線も世論の理解を得られるとの計算も働く。』どころか、間違いなく「世論の理解を得られ」ますって・・・
 ところで、『いつまでも慎重審議で引きずられていては政治の生産性も上がらない』とは、二階俊博国対委員長もどうかしている。
 こんなところに「生産性」などを持ち込むんじゃぁないよ。
 「市場競争原理至上主義」に毒されているんでは・・・

 毎日新聞2006年11月11日朝刊1面13版「余録:暴君として名高いローマ皇帝の… (余録:やらせ質問)」

 毎日新聞2006年11月10日夕刊1面3版「タウンミーティング:「やらせ質問」問題 「民意広がり」説明、不適当−−伊吹文科相」
 毎日新聞2006年11月11日朝刊2面13版「タウンミーティング:「やらせ質問」問題 賛否で参加者選別か−−社民・保坂氏指摘」
 社民党「保坂展人」議員、頑張っていますよ!
 お勧めは、「保坂展人のどこどこ日記」(政治、経済、文化を幅広く語る)です。
 毎日新聞2006年11月11日朝刊2面13版「タウンミーティング:「やらせ質問」問題 発言人選依頼、札幌の会でも」   『◇「再チャレンジ」で』と…
 どこまで広がっているんだか・・・

 毎日新聞2006年11月11日朝刊29面13版「教育基本法改正:高校義務教育化、検討を−−森元首相」

【2006/11/12(日)記載】
 毎日新聞2006年11月12日朝刊5面12版「社説:教育基本法改正 一から論議をやり直す時だ」
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…(省略)…
 新たな時代にふさわしい理念を追加するとか、国が責任を持って施策を進めるためとか、説明はあるが、現行基本法がネックになっているわけではない。また法を改めずともほとんどのことは現行の教育関連法規の運用で実行できるものだ。その辺もすっきりと納得できる政府側の説明はない。
 結局は「現行法は占領軍に押しつけられた。全面的に改めたい」という認識と動機が第一で、法改正そのものが自己目的化しているのではないかと思いたくなる。それが誤解というなら、深みのある論議を十分に経ないまま「残り時間」を言い立てるようなことはすべきではない。
…(省略)…
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 毎日新聞2006年11月12日朝刊2面13版「タウンミーティング:「やらせ質問」問題 大分県教委職員が「サクラ」−−国の要請で」
 毎日新聞2006年11月12日朝刊2面13版「タウンミーティング:「やらせ質問」問題 「人選依頼」さらに2件−−北海道」

 毎日新聞2006年11月12日朝刊5面13版「発言席:精神的損害認めた地裁判決=関西学院大学教授・野田正彰」
 上記は、毎日新聞2006年09月22日朝刊1面13版の
 「国旗・国歌訴訟:強制は違憲、思想の自由侵害 教職員ら、全面勝訴−−東京地裁判決」に関する評価です。

【2006/11/13(月)記載】 2006/11/12(日)は新聞休刊日
 下記の記事ですが、見覚えがないので・・・
 毎日新聞2006年11月08日Web13時38分「衆院地方公聴会:教育基本法改正、陳述者から賛否」

 [AML 10464] 教育基本法の改悪をとめよう! 11・12全国集会薦

【2006/11/14(火)記載】
 毎日新聞2006年11月12日大阪 「教育基本法改正:反対3000人が集会・デモ 在日コリアンも呼びかけ /大阪」

 毎日新聞2006年11月14日朝刊2面13版「やらせ質問:民間有識者ら交え調査チーム設置へ 官房長官」
 毎日新聞2006年11月14日朝刊5面13版「教育基本法:札幌市と大分市で地方公聴会 やらせ批判も」
 毎日新聞2006年11月14日朝刊2面13版「規制改革会議:教委設置義務撤廃の方向性盛り込まず」
 毎日新聞2006年11月14日朝刊2面13版「タウンミーティング:「やらせ質問」問題 質問作成関与で処分検討も示唆」

 毎日新聞2006年11月14日朝刊5面13版「教育基本法改正:与党、強行採決の構え 週内の本会議で」

 毎日新聞2006年11月14日朝刊5面13版「高校履修不足:センター試験義務化、見送り示唆 全教科検討は「警鐘」−−伊吹文科相」

【2006/11/15(水)記載】
 毎日新聞2006年11月15日朝刊2面13版「発信箱:情報と状報=元村有希子」
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…(省略)…
 いじめについていえば、文科省は実態調査こそ続けてきたが、振り返ってみれば上っ面をなでただけで、実態と結果がかけ離れていた。隠された事実を掘り起こして初めて「情報」になるのだが、把握する気など最初からなかったのでは、と疑いたくなる。
 必修科目の単位不足問題は、省内の担当部署で以前から把握されていた。何年もの間対応しなかった理由は「省内の連絡体制の不備」だそうだが、情報が滞る組織は健全とはいえない。
 教育基本法に関するタウンミーティングでの「やらせ質問」は、お粗末を通り越して悪質だ。参加者の胸中にある異論を無視しただけでなく、情報を操作して三文芝居を打っていた。
…(省略)…
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 いいですねぇ、「いじめについていえば…(省略)… 必修科目の単位不足問題は…(省略)…… 教育基本法に関するタウンミーティングでの「やらせ質問」は(省略)…」
 それでも「沖縄知事選が終われば、強行採決」というのだから、トコトン有権者をバカにしている話だよ・・・

 毎日新聞2006年11月14日夕刊1面3版「タウンミーティング:「やらせ質問」問題 文科省局長ら処分へ」

 毎日新聞2006年11月15日朝刊1面13版「教育基本法改正案:沖縄県知事選前の衆院通過断念 与党」
 上記の記事には、毎日新聞2006年11月15日朝刊5面13版「教育基本法案 先送り 他の政治日程に影響も」を含みます。

 毎日新聞2006年11月15日朝刊2面13版「やらせ質問:「協力者」に謝礼金5千円 内閣府が予算化」
 毎日新聞2006年11月15日朝刊2面13版「やらせ質問:内閣府にTM調査委 大学教授ら15日初会合」

【2006/11/16(木)記載】
 毎日新聞2006年11月16日朝刊5面13版「社説:基本法単独可決 教育の「百年の大計」が泣く」
 毎日新聞2006年11月15日夕刊1面3版「教育基本法改正:与党が強行採決なら、全委員会審議拒否も−−野党」
 毎日新聞2006年11月16日朝刊1面13版「教育基本法改正:改正案、与党単独で衆院委可決 きょう衆院を通過−−野党反発」
 紙面には、『民主党は対案を出しているが、この日の特別委で採決されなかった。』とあります。
 まぁ、民主主義ということに関しては、詳しい方が多いと思いますので、手続き論として間違いはないでしょうが、何となく「採決しない」というのは釈然としませんねぇ・・・
 「採決して、否決する」というのが、正しいあり方のように思えるのですが・・・

 毎日新聞2006年11月16日朝刊2面13版「教育基本法改正:与党単独可決 混乱覚悟で正面突破 先送り方針転換、首相の意向強く」
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 教育基本法改正案の衆院審議で自民・公明両党が与党単独で沖縄知事選前の特別委員会採決に踏み切ったのは、安倍晋三首相の意向が強く働いた結果だった。仮にこのまま採決を持ち越せば国会全般が野党ペースとなり法案の成立が危うくなりかねない、との危機感から採決先送り方針を転換。当面の混乱覚悟で正面突破に動いた。
 ◆APEC前に◆
 「機は熟した。その方針でやってください」。14日夜、首相は中川秀直幹事長、二階俊博国対委員長と電話し、単独採決に踏み切るよう、強く指示した。
…(省略)…
 ◇「3点セット」で忙殺
 教育基本法改正案を審議した衆院教育基本法特別委員会は、履修単位不足問題やいじめ自殺、教育改革タウンミーティングの「やらせ質問」という「3点セット」の集中審議の場と化した。「愛国心」表記や国の関与など、改正案の論点が十分に深まったとは言えず、一連の問題への文部科学省の責任も不明確なまま。参院も波乱の審議が続きそうだ。
…(省略)…
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 毎日新聞2006年11月16日朝刊5面13版「教育基本法改正:与党単独可決 終盤国会、荒れ模様 全面審議拒否、野党結束どこまで」
 毎日新聞2006年11月16日朝刊2面13版「教育基本法:衆院特別委の単独採決に日教組が抗議声明」
 毎日新聞2006年11月16日朝刊5面13版「教育基本法:参院特別委設置へ 委員長に中曽根元文相内定」
 毎日新聞2006年11月16日朝刊5面13版「国民新党:教育基本法踏み絵に「自民が入党勧誘」 綿貫代表「侮辱だ」」

 毎日新聞2006年11月15日夕刊6面3版「タウンミーティング:質問者65人に謝礼金、官房長官認める 「やらせ」目的否定」
 毎日新聞2006年11月16日朝刊2面13版「タウンミーティング:「やらせ質問」問題 質問者への謝礼金、「誘導役」疑惑ぬぐえず」

【2006/11/17(金)記載】
 毎日新聞2006年11月16日夕刊1面3版「教育基本法:与党などの賛成多数で衆院通過 4野党は欠席」

 毎日新聞2006年11月17日朝刊1面13版「余録:「こんな説法をしなければ日本人が… (余録:教育基本法)」
 毎日新聞2006年11月17日朝刊1面13版「教育基本法改正:きょうから参院審議 野党は拒否」
 毎日新聞2006年11月17日朝刊3面13版「クローズアップ2006:教育基本法改正案衆院通過 「愛国心」議論、置き去り」
 毎日新聞2006年11月17日朝刊5面13版「教育基本法改正:与党単独可決 郵政造反12人が賛成票 一括復党へ踏み絵か」
 毎日新聞2006年11月17日朝刊5面13版「教育基本法改正:衆院通過 野党、徹底抗戦誓い そろって抗議、街頭演説」

【2006/11/18(土)記載】
 毎日新聞2006年11月17日夕刊4面2版「この国はどこへ行こうとしているのか 大江健三郎さん」

 毎日新聞2006年11月17日夕刊1面3版「教育基本法改正:野党欠席のまま、参院審議始まる」

 「教育基本法改正:野党欠席のまま、参院審議始まる」と言ってもねぇ、こんなんで「始めて」いいんですか?
 毎日新聞2006年11月18日朝刊1面13版「タウンミーティング:青森動員「3分の1が県職員」も 教委は4000円旅費」
 毎日新聞2006年11月18日朝刊2面13版「タウンミーティング:職員動員、実態は「官官対話」 自治体にしわ寄せ」
 毎日新聞2006年11月18日朝刊2面13版「タウンミーティング:158回分の経費、19億9千万円に」
 毎日新聞2006年11月18日朝刊2面13版「タウンミーティング:口火質問など4項目を調査−−内閣府調査委」

 毎日新聞2006年11月18日朝刊5面13版「教育基本法改正:参院、民主に審議復帰論 他野党から不満も」

 自民党・公明党は、
 毎日新聞2006年11月12日朝刊5面12版「社説:教育基本法改正 一から論議をやり直す時だ」
 毎日新聞2006年11月16日朝刊5面13版「社説:基本法単独可決 教育の「百年の大計」が泣く」
 に、こたえてほしいものです。
 上記のような「タウンミーティング」をやっておいて、「教育基本法改正(内容は、新しい教育基本法の制定)」とは、納得いかないなぁ・・・

【2006/11/21(火)記載】
 毎日新聞2006年11月21日朝刊5面13版「教育再生会議:7項目の方針明らかに 教委制度の見直しも」

【2006/11/22(水)記載】
 毎日新聞2006年11月22日朝刊5面13版「教育基本法改正:きょうから参院実質審議 「やらせ」調査で攻防」
 毎日新聞2006年11月22日朝刊5面13版「教育再生会議:教委見直しなど、基本指針7項目正式決定」
 毎日新聞2006年11月22日朝刊5面13版「教育改革:地方の教育行政、権限明確化必要−−自民参院幹事長」

【2006/11/23(木)記載】
 毎日新聞2006年11月22日夕刊1面3版「教育基本法改正:参院審議開始 安倍首相が意義強調」
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 参院教育基本法特別委員会は22日、安倍晋三首相が出席して教育基本法改正案の実質審議をスタートした。首相は現行法について「教育水準の向上を図り、一定の役割を果たしたが、占領下でできた成立過程も指摘せざるを得ない」と述べ、公約である「戦後体制の見直し」の観点から改正の意義を強調した。舛添要一氏(自民)への答弁。
…(省略)…
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 紙面とWebサイトとは、若干違いますが
 『占領下でできた成立過程も指摘せざるを得ない
 というところは、紙面とWebサイトと同じですね。
 人のことは言えないが、どうも安倍晋三という人は「『占領下でできた成立過程』のものには(なんでも)反対」に凝り固まっているように思えて・・・

 毎日新聞2006年11月22日夕刊1面3版「教育基本法改正:中曽根元文相、委員長に互選−−参院特別委」

 毎日新聞2006年11月22日夕刊2面3版「タウンミーティング:「やらせ質問」問題、関係者処分へ−−塩崎官房長官」

 毎日新聞2006年11月22日夕刊4面2版「第二の故郷、核とミサイルの国に−−国交相・冬柴鉄三さんが語る」
 ですか、では、反対してほしいと・・・
 毎日新聞2006年11月22日夕刊4面2版「しあわせのトンボ:教育談議=近藤勝重」

 毎日新聞2006年11月23日朝刊5面13版「教育基本法改正:「不当な支配」で論戦 民主が対決姿勢−−参院特委」

 毎日新聞2006年11月21日Web23時01分「教育基本法:参院審議のポイント」

【2006/11/25(土)記載】
 毎日新聞2006年11月25日朝刊5面13版「社説:教育基本法改正 “消化試合”では立つ瀬がない」  ← お勧めします!
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…(省略)…
 考えてみれば、審議に集まった議員、官僚のほぼ全員が現行基本法下で教育を受けたはずだ。よく「子供のころは」と昭和30年代あたりの懐旧めいた話も出る。そしてその時代も現行法下である。
 それを「矛盾している」と突くのではない。ただ、60年近いこの基本法が時代にそぐわず、社会の要請に応えきれないから書き換えるというのであれば、自身の教育体験も含めもっと内実を論じ、説得力のある問題提起をすべきだろう。今のままでは「占領時代という史上例外的な異様な時期に押しつけられた法だから変える」という論法ばかりが印象づけられる。
 そして、あと○時間やればいい、というような感覚で日程消化−成立の運びとなったのでは、理念の結晶とされる基本法も立つ瀬がないではないか。論じ合い、考えをもみ合い、広く納得し合う時間を惜しんでは、将来もっと惜しむ事態を招来しかねない。
…(省略)…
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【2006/11/26(日)記載】
 毎日新聞2006年11月26日朝刊5面11版「みんなの広場:「平和希求」は精神の弱さなのか」

 毎日新聞2006年11月26日朝刊1面13版「教育基本法改正:改正案、今国会成立が確実に 来月上旬にも」
 毎日新聞2006年11月26日朝刊2面13版「教育基本法改正:法案審議大詰め 安倍首相、教育改革加速へ 次期国会で関連法案も」
 毎日新聞2006年11月26日朝刊2面13版「教育基本法改正:日教組など9団体、改正法反対へ集会」

 毎日新聞2006年11月26日朝刊2面13版「タウンミーティング問題:公務員動員15回 安倍氏の出席時も−−第2回毎日新聞調査」

【2006/11/29(水)記載】
 毎日新聞2006年11月29日朝刊30面13版「タウンミーティング問題:青森のTM、自主参加の教諭も旅費」

【2006/11/30(木)記載】
 毎日新聞2006年11月30日朝刊3面13版「教育基本法改正:与党、来月8日の成立目指す」
 やらせの「タウンミーティング」で「教育基本法「改正」案」の提出根拠は失われ、いままた「いじめ問題」・「未履修問題」と「教育基本法「改正」案」との関係も説明できないなかで、「条件は整った」として「成立を急ぐ」のがわかりません・・・
 「百年の大計」であれば(なので)、議員だけでなく、各界で、じっくり論議するのが当然だと思うのですが・・・

【2006/12/01(金)記載】
 毎日新聞2006年11月30日夕刊10面3版「安倍首相:「教委は高い使命感を」−−参院教育特委・集中審議」
 今まで「飾り物」にしてきておいてだ、こんな状況になって、急に「教委は高い使命感を」などと言われてもなぁ・・・
 『安倍晋三首相は教委について「政治的中立性を担保しつつ高い使命感を持ってもらわなければならない」と指摘。
 しかし、安倍晋三という人は、「戦前、戦後、どのような教育行政が行われてきたか」を少しは勉強したのかね・・・

 毎日新聞2006年11月30日夕刊12面3版「自殺?:中2女子、7階自宅ベランダから 「生活に疲れた」とメモ−−埼玉・越谷」
 「教育基本法」を「改正」すれば、この状況は「改善」するの?
 私は「もっと悪くなる」と思うのだが、このまま「教育基本法「改正」案」が国会を通過するようだと、少なくとも「私の考えと違う人が大勢を占める」と理解せざるを得ないと・・・

 まぁ、私の近状の畑に「創りあげたい 日本がある(? だっけ)」というポスターが掲示されているところをみると、「今の安倍晋三内閣(戦前回帰内閣)を支持しているのだろうなぁ」と・・・
 子どもの、孫の将来に関して、心配をしないのかなぁ・・・
 心配した結果、「教育基本法「改正」案を支持する」と言うことか・・・

 しかし、「中学生が『生活に疲れた』と自殺する日本」は異常だと思うのだが、「共謀罪」・「防衛庁「省」昇格」・「核保有論議」・「教育基本法改正」などの方が優先されるようだ・・・

【2006/12/02(土)記載】
 毎日新聞2006年12月01日夕刊2面3版「タウンミーティング問題:やらせ報告、来週にもまとめ−−内閣府調査委」
 紙面の見出しは『TMやらせ問題 15日までに報告  内閣府調査委』とあるが、なんだな、「教育基本法「改正」案」が議会を通過してから「報告する」ということかい?
 まさか、それはないだろうな?

 毎日新聞2006年12月02日朝刊2面13版「タウンミーティング問題:担当者日当、最高10万円 01年度、7433万円支払い」
 ぅん、もう・・・

 毎日新聞2006年12月02日朝刊5面13版「ネット調査:やらせ質問 絶対に許せない69%」
 『◇質問と回答 / <調査の方法>
 「質問の内容(順番も)」と「調査方法(母集団とサンプリング方法)」が掲載されていないと、使い物にならない。
 上記の調査結果には、「質問の内容(順番も)」と「調査方法(母集団とサンプリング方法)」の両方が掲載されていました。

【2006/12/03(日)記載】
 どうも、見逃しが多くて申し訳ないです。
 毎日新聞2006年12月01日東京朝刊「教育基本法改正:参院特別委、4日に地方公聴会」
 まさか、これで「議論はつくした」・「意見は聞いた」として、「一丁あがり」ではないでしょうね?

【2006/12/04(月)記載】
 毎日新聞2006年12月04日朝刊5面11版「みんなの広場:「やらせ質問」もはや「世論操作」」
 毎日新聞2006年12月01日北海道「教育基本法改正:北星学園女子中生徒の反対意見書、学校に批判匿名メール /北海道」

【2006/12/05(火)記載】
 毎日新聞2006年12月03日鹿児島「教育基本法改正:改正案に反対、抗議の座り込み−−県教組など6団体 /鹿児島」
 毎日新聞2006年12月04日大分 「教育基本法改正:ストップ!「改悪に反対する市民連絡会」緊急アピール /大分」
 毎日新聞2006年12月04日熊本 「教育基本法改正:平和憲法を守る県民会議、熊本市内で反対の座り込み /熊本」

 毎日新聞2006年12月05日朝刊3面13版「教育基本法改正:慎重論が相次ぐ−−参院の地方公聴会」

 毎日新聞2006年12月04日朝刊5面11版「みんなの広場:「やらせ質問」もはや「世論操作」」 ←前日ですが…
 毎日新聞2006年12月05日朝刊7面11版「みんなの広場:教育基本法の変更は不要」

【2006/12/06(水)記載】
 毎日新聞2006年12月05日夕刊6面3版「大阪・河内長野市議会:議場の日の丸掲揚を義務化」
 まぁ、なんてことを・・・
 「大阪・河内長野市議会」の程度がわかるというのか・・・
 こんな市町村には住みたくないものだ。

 毎日新聞2006年12月06日朝刊5面13版「教育基本法改正:参院特別委、あすの採決見送り」

 毎日新聞2006年12月06日朝刊4面11版「みんなの広場:薄っぺら教育基本法案審議内容」  ← これも、お勧めします!

【2006/12/07(木)記載】
 毎日新聞2006年12月07日朝刊2面13版「教育基本法改正:改正案、慎重審議求める声−−甲府、静岡で公聴会」

 毎日新聞2006年12月07日朝刊28面13版「教育基本法改正:市民ら3500人、改正に反対し人間の鎖」

【2006/12/08(金)記載】
 毎日新聞2006年12月07日夕刊2面3版「教育基本法改正:参院特別委、日程協議は物別れ」
 毎日新聞2006年12月08日朝刊5面13版「教育基本法改正:改正案、14日にも成立 参院委、12日に中央公聴会」

 毎日新聞2006年12月08日朝刊1面13版「教育再生会議:大学9月入学を検討 教育バウチャー見送り−−分科会報告素案」
 毎日新聞2006年12月08日朝刊5面13版「教育再生:山谷首相補佐官に集中砲火 与党、改革案けん制」

 こんな「人気取り」は、国会が閉会してからにしたら・・・
 毎日新聞2006年12月08日朝刊5面13版「安倍首相:教育現場視察、課題探る試み 児童からは「靖国」質問も」
 こんなことに時間を使うのだったら、もっと他にやることがありそうなものだが・・・
 それとも、ないのかな?

【2006/12/09(土)記載】
 毎日新聞2006年12月09日朝刊29面13版「教育基本法改正:反対、1万2000人が集会」
 毎日新聞2006年12月09日朝刊・佐賀「教育基本法改正:改正案に反対、佐賀大教職員有志74人が声明 /佐賀」
 毎日新聞2006年12月08日朝刊・高知「教育基本法改正:反対訴え商店街パレード−−高知 /高知」
 毎日新聞2006年12月08日朝刊・神奈川「教育基本法改正:反対で集会 横浜市大でアピール採決 /神奈川」

【2006/12/11(月)記載】
 毎日新聞2006年12月10日朝刊・鳥取「教育基本法改正:県教組、高教組が座り込み 「改悪」阻止訴え−−鳥取 /鳥取」

【2006/12/12(火)記載】
 毎日新聞2006年12月11日夕刊1面3版「君が代問題:斉唱、都教委通達 「強制は違憲」訴え、処分教員160人提訴へ」

 毎日新聞2006年12月12日朝刊5面13版「教育基本法改正:与党「15日成立」確認 野党抗戦なら会期延長も」

 毎日新聞2006年12月12日朝刊5面13版「政策:教育再生会議を批判」  (「世界を考える京都座会」故松下幸之助氏が設立)
 毎日新聞2006年12月11日Web19時05分「教育改革:義務教育は4年など「京都座会」が提言」

 毎日新聞2006年12月12日朝刊7面11版「記者の目:なぜ今、愛国心=松本杏(鳥取支局)」  ← お勧めします!
 『毎日新聞鳥取支局は今夏、鳥取県内の大学生400人に意見を聞いた。
 ということで、このアンケート結果をもとに分析しています。
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…(省略)…
 具体的に紹介する。愛国心を感じたことが「ある」は77%、「ない」は22%。「どんな時に感じたか」(6項目から二つまで選択)では「スポーツイベント」(71%)「学術・文化などで評価・活躍した時」(30%)と続いた。北朝鮮によるミサイル発射直後の調査だったが、「領土問題など国際摩擦が起きた時」(22%)は3位で、「日の丸を見たり君が代を歌った時」(6%)は最下位だった。
 63%が愛国心は「必要」と答えたが、彼らに教育基本法に盛り込むことの是非を問うと、「反対」(51%)が「賛成」(14%)を圧倒した。規定されると、日本社会が「悪くなる」(34%)との答えが「良くなる」(15%)を大幅に上回った。
 こうした学生の反応について、戦時教育史に詳しい児童文学作家、山中恒さん(75)は「既に『日の丸・君が代』の押しつけの実態を見ているからではないか」と分析した。国旗・国歌法の成立時、政府は「内心にまで立ち入って強制しない」としたが、日の丸・君が代の起立・斉唱が教育現場で強要されている現状を見て「愛国心でも同じことが繰り返されるのでは」と感じ取ったというわけだ。
…(省略)…
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 で、
 『 愛国心と愛郷心が「異なる」と考える学生が、6割いたのも興味深かった。元防衛庁長官の石破茂衆院議員は取材に「故郷に戦力がないのが決定的な違い」と語り、男子学生(20)は「愛郷の延長には家族があり、愛国のそれには天皇がいる」と答えた。いずれも、言い得て妙と感じた。
 という感覚は好きですねぇ。
 「若者は・・・」といわれますが、「愛郷の延長には家族があり、愛国のそれには天皇がいる」は、いいですねぇ。

 毎日新聞2006年12月12日朝刊7面11版「新聞時評:教育崩壊を防ぐために国がすべきこと=鈴鹿短期大学学長・佐治晴夫」  ← お勧めします!

【2006/12/13(水)記載】
 毎日新聞2006年12月12日夕刊2面3版「教育基本法改正案、審議大詰め」

 毎日新聞2006年12月12日夕刊1面3版「都教委:未履修科目の受験対策振り替えを容認 補習求めず」
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…(省略)…
 一方、伊吹文明文部科学相は12日、閣議後会見で「総合的学習は幅広い解釈がある。どう運用していたのか事実関係を調べるように(事務方に)言った」としたうえで、「君が代、日の丸についてはあれほど厳しい指導をしている教育委員会が、このこと(履修問題)については随分、裁量の範囲が広い指導をしている」と語った。
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 で、下記(11日夕刊1面)
 毎日新聞2006年12月11日夕刊1面3版「君が代問題:斉唱、都教委通達 「強制は違憲」訴え、処分教員160人提訴へ」
 ですが、これ勝てますね。
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…(省略)…
 訴えを起こすのは、都立高校などの教職員約160人で、04年春の卒業式や入学式で校長の職務命令に従わずに、君が代斉唱時に起立しなかったり、ピアノ伴奏を拒否したとして、戒告や減給の懲戒処分を受けた。都教委は前年の03年10月23日、入学式や卒業式で国旗掲揚と国歌斉唱について指導の徹底を求める通達(「10・23通達」)を発し、04年春だけで小中学校を含め243人の教職員を懲戒処分にした。
…(省略)…
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 ということと、今度の「未履修科目の受験対策振り替えを容認」とは「学習指導要領の運用」に整合性がないもの。
 ところで、やっぱり「学習指導要領は法律ではない」ということが明白になったのでは・・・
 「学習指導要領」は、単なる「標準(基準?)」なのでは・・・

 毎日新聞2006年12月12日夕刊6面3版「タウンミーティング問題:「やらせ質問」計15回 内閣府、あす最終報告」
 毎日新聞2006年12月13日朝刊1面13版「タウンミーティング:174回中15回で「やらせ」」
 毎日新聞2006年12月13日朝刊1面13版「タウンミーティング問題:自らけじめ、安倍首相が言及」
 はい、そうですねぇ。
 「教育基本法「改正」案」を取り下げるんですね。

 毎日新聞2006年12月13日朝刊5面13版「教育基本法改正:参院特別委が中央公聴会開催」
 毎日新聞2006年12月13日朝刊26面13版「教育基本法改正:学者ら反対声明 十分な議論なく拙速」

【2006/12/14(木)記載】
 毎日新聞2006年12月13日夕刊1面3版「タウンミーティング問題:4割71回で動員 謝礼25回、計65人に 調査委最終報告」
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◇最終報告書の骨子◇
 ・全174回のうち教育改革、司法制度改革など15回で「やらせ質問」
 ・発言内容を特定しない発言依頼は105回。(5回分は「やらせ質問」と重複)
 ・謝礼金支払い(5000円)は25回、65人
 ・約4割の71回、国から出席者に参加依頼
 ・01年度運営費は1回当たり平均2200万円
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 毎日新聞2006年12月13日夕刊1面3版「タウンミーティング問題:小泉改革に汚点 官僚丸投げ、目的逸脱」
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◇最終報告書の要旨
 内閣府の「TM調査委員会」が13日、発表した最終報告書の要旨は以下の通り。
 1 調査結果の概要
  1 国から一部出席者に対して発言依頼が確認されたTMは、司会者から紹介されて発言する例が81回、紹介はなく一般参加者として発言する例が29回の合計105回(5回は重複)。
  2 特定の発言内容の依頼を行ったTMは174回中15回。(1との合計は重複する5回を除き115回)
  3 国から参加の依頼を行ったTMの回数は174回中71回。
  4 一般の参加者に対し主催者側から発言の依頼を行った事例のうち、謝礼金(1件5000円)が支払われたのは25回のTMで計65人。
  5 01年度前期の随意契約では、開催1回当たりの平均金額が2200万円と高額。契約書の作成が、TM開催後に、遡る形で行われていた可能性大。02年度以降の契約でも社会の常識からは理解しがたい単価の設定。不適切な会計処理。請求内容の十分な精査が行われなかった可能性大。
 2 教訓と提言
  1 教訓 TMの理念が内閣府で具体化されず。開催が自己目的化。適正な会計事務執行の意識や手続きが不十分。
  2 提言 TM運営面に関する公正性・透明性の確保。開催形態や開催テーマ選定に関する工夫。会計経理の手続き面に関する公正性・透明性の確保。
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 「内閣府の「タウンミーティング調査委員会」(委員長・林芳正副内閣相)」の責任ではないかも知れないのですが、
 「政策実施のために、世論操作をしていた」という重大性に鑑みて、
 調査委員会の構成員を「衆参両院選出の国会議員」にしなかったのは、重大な瑕疵があるのでは・・・

 今国会に提出している法案に関して、その立法根拠の一つにでも「タウンミーティングでの「やらせ」の民意」が使われているのであれば、取り下げるべきと考えるが如何か・・・

 毎日新聞2006年12月14日朝刊1面13版「タウンミーティング問題:安倍首相、34万円3カ月返納」
 なになに「責任を取る」というのが、これですか?

 毎日新聞2006年12月14日朝刊2面13版「クローズアップ2006:タウンミーティング報告書 「官が筋書き」裏付け」
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…(省略)…
 ◇特別委終了後に公表、野党が一斉反発
 「できるだけ国会審議に資する方向で努力したい」。タウンミーティング調査委員会の林芳正委員長は1日、報告書の公表についてこう発言していた。ところが、報告書を公表したのは、衆院教育基本法特別委員会の集中審議が終わった直後だった。関係者によると、事前に関係先に配布することも検討したが、野党に漏れるのを警戒し見送ったという。
 こうした政府の姿勢に、民主党の鳩山由紀夫幹事長は13日「政府のひきょうなやり口は断じて許せない」と指摘。共産、社民、国民新の各党も「質問させないために発表を遅らせた」(福島瑞穂社民党党首)などと反発を強めた。
 教育改革TMでも5回のやらせ質問が判明しており、野党4党は教育基本法改正案について「撤回するのが最も適切な責任の取り方だ」(市田忠義共産党書記局長)と今国会成立の阻止を訴えた。
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 毎日新聞2006年12月14日朝刊5面13版「教育基本法改正:改正案、きょう特別委で可決 野党、外相不信任案提出へ」

 毎日新聞2006年12月14日朝刊5面13版「教育基本法改正:採決前夜、ワインで乾杯 鳩山・民主幹事長ら、伊吹文科相と会食」

【2006/12/15(金)記載】
 毎日新聞2006年12月15日朝刊1面13版「余録:刑事が事件のカギを握る男のアパートを訪ねて… (余録:ベタ)」

 毎日新聞2006年12月14日夕刊1面3版「教育基本法改正:参院特委、改正案可決へ やらせ質問、首相が陳謝」

 毎日新聞2006年12月15日朝刊1面13版「教育基本法改正:改正案、参院特委で可決 野党、内閣不信任案提出へ」
 毎日新聞2006年12月15日朝刊1面13版「タウンミーティング問題:やらせ質問、当時の閣僚処分せず 「懲戒処分規定ない」」
 何をとぼけたことを言っているのか。
 「懲戒処分」などという矮小化した問題にするんじゃぁないよ。
 毎日新聞2006年12月15日朝刊30面13版「教育基本法改正:参院委可決 戸惑う在日外国人」
 毎日新聞2006年12月15日朝刊30面13版「教育基本法改正案:日教組が抗議声明 参院特別委で可決」

【2006/12/16(土)記載】
 毎日新聞2006年12月15日朝刊・岩手「教育基本法改正:「岩手の会」、改正阻止へ緊急集会−−盛岡 /岩手」
 毎日新聞2006年12月15日夕刊1面3版「教育基本法改正:改正案、今夕にも成立 野党4党、内閣不信任案を提出」
 毎日新聞2006年12月15日夕刊1面3版「タウンミーティング問題:内閣府など3省幹部ら26人処分−−やらせ質問で」
 毎日新聞2006年12月15日夕刊4面2版「キャンパる:教育基本法改正 賛成・反対、特別マッチ−−横浜国大プロレス研究会」

 毎日新聞2006年12月16日朝刊5面13版「社説:新教育基本法 これで「幕」にしてはいけない」

 毎日新聞2006年12月16日朝刊1面13版「教育基本法改正:改正法が成立 目標に「愛国心」盛る 義務教育「9年」を削除」
 毎日新聞2006年12月16日朝刊1面13版「変わる・教育の憲法:/上 「美しい国」と不可分−−改憲にらむ首相」

 毎日新聞2006年12月16日朝刊10面11版「解説:改正教育基本法成立 戦後教育の転換点 「公共」「伝統」を強調」

 毎日新聞2006年12月16日朝刊3面13版「クローズアップ2006:改正教育基本法成立(その1) 政治の介入に道」
 毎日新聞2006年12月16日朝刊2面13版「クローズアップ2006:改正教育基本法成立(その2止) 免許更新、本格論議へ」

 毎日新聞2006年12月16日朝刊3面13版「改正教育基本法:成立 教育再生進める−−安倍首相」
 毎日新聞2006年12月16日朝刊5面13版「改正教育基本法:成立 野党共闘が崩壊 「自・民もたれ合い」の印象」
 毎日新聞2006年12月16日朝刊5面13版「改正教育基本法:成立 与党「大きな功績」/野党「自由を奪う」」

 毎日新聞2006年12月16日朝刊31面13版「改正教育基本法:初の成立(その1) 管理強まる不安、教室変わる期待」
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◇改正のポイント
 ▽前文に「公共の精神を尊ぶ」「伝統を継承する」と明記。
 ▽第2条「教育の目標」の一つに、「我が国と郷土を愛する態度を養う」ことを明記。
 ▽第5条「義務教育」では、旧法の「9年の普通教育を受けさせる義務を負う」を削除。
 ▽第10条「家庭教育」を新設し、「保護者は子の教育に第一義的責任を有する」と明記。
 ▽第17条「教育振興基本計画」を新設し、政府の基本計画策定義務を明記。
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 毎日新聞2006年12月16日朝刊30面13版「改正教育基本法:初の成立(その2止) 84歳元文部官僚、廃止訴え」

【2006/12/17(日)記載】
 毎日新聞2006年12月16日夕刊1面3版「近事片々:なぜ今変えなければならないのか… (近事片々:改正教育基本法)」
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 なぜ今変えなければならないのか、最後まで分からなかった改正教育基本法の審議。「戦後レジームからの船出」の「ドラの音」を担っていたなら、お次は憲法改正の出番となる。「美しい国づくり」着々進む。
…(省略)…
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 毎日新聞2006年12月17日朝刊2面13版「変わる・教育の憲法:/中 文教「55年体制」終えん」

 毎日新聞2006年12月17日朝刊・大阪「改正教育基本法:コリアンNGOセンター、成立受け声明発表 /大阪」
 毎日新聞2006年12月17日朝刊・千葉「改正教育基本法:成立に抗議声明−−県高教組 /千葉」
 毎日新聞2006年12月17日朝刊・大分「改正教育基本法:現場や保護者らに波紋 県教組など抗議声明、一方で評価も /大分」
 毎日新聞2006年12月17日朝刊・佐賀「改正教育基本法:「子どもが置き去りに」県教組など抗議 /佐賀」
 毎日新聞2006年12月17日朝刊・岡山「みにニュース:県高教組が改正教育基本法に抗議声明 /岡山」
 毎日新聞2006年12月16日朝刊?長野「教育基本法改正:可決、長野で抗議活動−−県民ネット /長野」
 毎日新聞2006年12月16日朝刊?福岡「改正教育基本法:成立 強行採決に抗議−−県教組など /福岡」
 毎日新聞2006年12月16日朝刊?島根「改正教育基本法:成立で抗議集会 松江で労組員ら /島根」
 毎日新聞2006年12月16日朝刊?福岡「タウンミーティング:知事答弁、県議会会派「事実と違う」と反発 県が陳謝 /福岡」

【2006/12/18(月)記載】
 「やらせのタウンミーティング」について、私が言いたかったことが理路整然と記載されていました。
 「[AML 11045] 責任のとりかた」
 で、「首相等の地位を維持するために実施された」とすれば、この行為は・・・

 以下は、「教育基本法改正案」成立に対する抗議が開催されたものです。
 「[AML 11052] Fw: 「通すな!!通信」(19)」

 毎日新聞2006年12月18日朝刊2面13版「変わる・教育の憲法:/下 仏作って…「魂」は今後」

【2006/12/19(火)記載】
 毎日新聞2006年12月19日朝刊2面13版「発信箱:1冊の手帳から=玉木研二」
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 県知事らによる官製談合事件が相次いで摘発され、いま制度の抜本改革論が盛んだ。真の改革を実現すればよいが、事件を機に政府が一気にかねてのもくろみを果たした例がある。1902(明治35)年12月17日未明、当局が強制捜査に着手した「教科書疑獄事件」である。
 大手教科書会社各社が自社本を採択してもらうため、全国の知事、視学官、学校長、議員ら有力者に大贈賄攻勢をかけていたもので、200人余が検挙された。
…(省略)…
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 毎日新聞2006年12月18日朝刊3面13版「闘論:知事の多選の是非」の「高知県知事・橋本大二郎氏」の論と併せてお読みください。
 「教育委員会バッシング」・「教員バッシング」とも併せて考えていただいた方がいいのかなと・・・

 毎日新聞2006年12月19日朝刊3面13版「07年度予算:教員給与優遇、削減は先送り−−文科・財務相合意」

【2006/12/20(水)記載】
 毎日新聞2006年12月19日夕刊2面3版「やらせタウンミーティング 城山三郎さん/門野晴子さん/大塚英志さん」

 毎日新聞2006年12月19日夕刊6面3版「改正教育基本法:22日施行」

【2006/12/25(月)記載】
 毎日新聞2006年12月24日朝刊・東京「君が代問題:教員らが原告団 来年2月、賠償など求め提訴 /東京」

【2006/12/28(木)記載】
 毎日新聞2006年12月28日朝刊6面11版「みんなの広場:強引、拙速な改正教育基本法」

【2007/01/06(土)記載】
 「[AML 11278] 【都教委News87】経団連、新ビジョンに「国旗・国歌」−会社・スポーツで実施求める」

【2007/01/07(日)記載】
 「[AML 11297] 【都教委News88】昨年度「日の丸・君が代」処分は全国67人で半減 −文科省調査」

【2007/01/13(土)記載】
 毎日新聞2007年01月13日朝刊2面13版「発信箱:脳が感じる美と愛=青野由利」

 毎日新聞2007年01月13日朝刊6面11版「土曜解説:教育再生会議=政治部・竹島一登」

【2007/01/14(日)記載】
 「[AML 11349] 『君が代不起立』全国草の根上映運動はじまる」

【2007/01/21(日)記載】
 「[AML 11450] 【都教委News91】ドキュメンタリー「君が代不起立」  全国各地で上映会続く」
 毎日新聞2007年01月17日東京朝刊・東京版「君が代問題:石原知事3選阻止呼び掛け署名活動 市民団体など開始へ /東京」

【2007/01/25(木)記載】
 毎日新聞2007年01月25日朝刊5面13版「社説:「教育再生提言」「せいては百年の大計を誤る」」 ← お勧めします!
 毎日新聞2007年01月25日朝刊1面13版「余録:友達を水おけにつき転ばすわ… (余録:寺子屋に学ぶ)」

 毎日新聞2007年01月25日朝刊1面13版「教育関連3法:安倍首相「今国会に改正案」 再生会議、報告提出」
 毎日新聞2007年01月25日朝刊2面13版「教育関連3法:国会提出表明 正面突破、「官邸主導」を演出 与党内に警戒感」
 毎日新聞2007年01月25日朝刊2面13版「教育再生会議:第1次報告 「国家管理では教育再生せず」 鳩山・民主幹事長が批判」
 毎日新聞2007年01月25日朝刊29面13版「教育再生会議:第1次報告(要旨)」

【2007/01/26(金)記載】
 毎日新聞2007年01月26日朝刊3面13版「政策:文科省、教育法制度整備推進本部を設置」

【2007/01/27(土)記載】
 毎日新聞2007年01月27日朝刊5面13版「教育関連3法:下村官房副長官、法案成立こだわらず」
 ぶち上げたのはいいが、まだ、なぁ〜んも煮詰まっていない・・・
 で、泥縄ではないが、これから、文案を作成し、煮詰めていく・・・
 という筋書き?

【2007/01/29(月)記載】
 毎日新聞2007年01月29日朝刊1面13版「毎日世論調査:ゆとり教育見直し、社会奉仕必修に7割賛成」

 毎日新聞2007年01月29日朝刊2面13版「教育関連3法:参院選争点に−−下村官房副長官」

【2007/01/30(火)記載】
 毎日新聞2007年01月29日夕刊1面3版「中教審:会長に山崎正和氏」

 毎日新聞2007年01月30日朝刊5面13版「国会:首相、教育3法案成立に意欲」

【2007/01/31(水)記載】
 毎日新聞2007年01月30日Web21時06分「教科書協会:「宣伝行動基準」まとめる」
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 独占禁止法に基づく教科書業の特殊指定が昨年9月に廃止されたことに伴い、教科書協会(加盟45社)は30日、教科書販売での具体的な禁止事項を例示した「教科書宣伝行動基準」をまとめた。
 行き過ぎた営業行為などを禁止した教科書の特殊指定は昨年9月、「選定手続きの透明性は向上している」(公正取引委員会)として廃止された。このため、協会は自主ルールとなる行動基準を定め、教科書選択関係者への教材・教具の提供など禁止事項を明記した。
…(省略)…
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 毎日新聞2007年01月31日朝刊5面13版「教育関連3法:与党と官邸、不協和音 方針軌道修正でドタバタ」
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…(省略)…
 首相は(1)学校教育法(2)地方教育行政法(3)教員免許法−−の改正案を提出する考えだが、国会への提出期限は3月中旬。その前に中央教育審議会(中教審)に諮り、与党との調整も必要で、教育委員会改革を盛り込む地方教育行政法改正などに文教族からの反発も予想され、官邸内にはもともと3法案すべての成立は難しいとの見方が強い。
…(省略)…
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 毎日新聞2007年01月31日東京朝刊「中教審:「教育の中立性、確保が重要」 委員ら、安倍改革批判」

【2007/02/01(木)記載】
 毎日新聞2007年02月01日朝刊2面13版「教育改革:分権との調整、焦点 国の関与強化など、教委制度論議スタート」
 毎日新聞2007年02月01日朝刊2面13版「中教審:第4期委員30人を任命」
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…(省略)…
 任命された委員は次の通り。(敬称略)
 岩崎洋子・滋賀県栗東市教育長
▽宇津木妙子・ルネサス高崎女子ソフトボール部監督
▽梅田昭博・日本PTA全国協議会長
▽岡島成行・大妻女子大教授
▽荻上紘一・大学評価学位授与機構教授
▽奥山恵美子・仙台市教育長
▽佐伯啓思・京都大大学院教授
▽島田京子・日本女子大事務局長
▽田村哲夫・渋谷教育学園理事長
▽中村吉右衛門・歌舞伎俳優
▽平野啓子・語り部
▽三村明夫・新日本製鉄社長
▽宮城篤実・沖縄県嘉手納町長
▽山崎正和・LCA大学院大学長(以上新任)

 安彦忠彦・早稲田大教授
▽安西祐一郎・慶応義塾長
▽飯野正子・津田塾大学長
▽石井正弘・岡山県知事
▽衛藤隆・東京大大学院教授
▽梶田叡一・兵庫教育大学長
▽加藤裕治・全日本自動車産業労働組合総連合会長
▽金子元久・東京大大学院教育学研究科長
▽北脇保之・静岡県浜松市長
▽黒田玲子・東京大大学院教授
▽郷通子・お茶の水女子大学長
▽角田元良・聖徳大教授
▽寺島実郎・三井物産戦略研究所長
▽中村正彦・東京都教育長
▽野依良治・理化学研究所理事長
▽増田明美・スポーツジャーナリスト(以上再任)
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【2007/02/03(土)記載】
 毎日新聞2007年02月03日朝刊2面13版「教育再生会議:教委評価の第三者機関、具体案を中旬に提示」

【2007/02/06(火)記載】
 ↓ お勧めします!
 毎日新聞2007年02月06日朝刊4面11版「記者の目:いじめ死の絶望、伝わっているのか=井上英介(社会部)」

 ↓ お勧めします!
 毎日新聞2007年02月06日朝刊4面11版「新聞時評:「知恵」を提供するのも新聞の使命=関東学院大教授・杉田正樹」

 毎日新聞2007年02月06日朝刊1面13版「教育関連3法:改正案、来月中旬までに−−提出時期で文科相」

 毎日新聞2007年02月06日朝刊2面13版「体罰:「有形力」行使許容も 文科省が「考え方」通知」
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 ◇児童生徒の懲戒・体罰に関する考え方(要旨)
 <1>体罰はいかなる場合も行ってはならない。
 <2>身体に対する侵害(殴る、ける等)、肉体的苦痛を与えるような懲戒(長時間の正座など)に当たると判断された場合は、体罰に該当する。
 <3>体罰に当たるか否かは児童・生徒の主観ではなく、年齢、健康、場所や時間など諸条件を客観的に考慮して判断する。
 <4>有形力(目に見える物理的な力)の行使は、すべてが体罰ではなく、許容された裁判例がある。
 <5>「放課後の居残り」「授業中の教室内での起立」「学習課題や清掃活動を課す」「学校当番を多く割り当てる」などは肉体的な苦痛を与えない限り体罰に当たらない。
 <6>暴力行為に対する防衛や児童・生徒間の暴力行為の仲裁で、やむを得ずした有形力の行使は体罰に該当しない。
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 毎日新聞2007年02月06日朝刊5面13版「教育再生会議:第1分科会、国の是正権限提唱 教委改革で最終案を了承」

【2007/02/07(水)記載】
 毎日新聞2007年02月07日朝刊7面13版「記者の目:教育再生会議=竹島一登(政治部)」

 毎日新聞2007年02月07日朝刊2面13版「中教審:第4期会長に山崎氏選任 文科相「スピード審議を」」
 毎日新聞2007年02月07日朝刊5面13版「教育改革:「ゆとり見直し」に異論 国の「勧告権限」にも慎重−−自民教育委」

【2007/02/09(金)記載】
 ↓ お勧めします! ただし、Webではダメですよ!  font color="#ee0000">紙面が詳しい !!!
 毎日新聞2007年02月09日Web01時30分「山谷補佐官:「中教審改革」発言、首相の否定に一転撤回」
 毎日新聞2007年02月09日朝刊5面13版「山谷・首相補佐官:中教審改革を撤回 首相ら否定し」

【2007/02/10(土)記載】
 毎日新聞2007年02月09日夕刊1面3版「安倍首相:ゆとり教育、理念間違っていない」
 毎日新聞2007年02月09日夕刊8面3版「伊吹文科相:「中教審改革」発言を批判」

 毎日新聞2007年02月10日朝刊2面13版「ひと:山崎正和さん=中央教育審議会の新会長に就任した」

 毎日新聞2007年02月10日朝刊5面13版「国会:民主、教育対案再提出」
 『昨年末に成立した改正教育基本法の対案として「日本を愛する心を涵養(かんよう)」することなどを明記したもの。
 とは、これまた、気持ちの悪い・・・

 毎日新聞2007年02月10日朝刊26面13版「国旗・国歌訴訟:「思想の自由侵害」 教職員173人、都を提訴−−過去最大規模」


【2007/02/11(日)記載】

■■■■■■■■■■■■■■■北海道〜東京■■■■■■■■■■■■■■■
 「地域ニュース」 の <2007/02/04(日)〜2007/02/10(土)> より
 毎日新聞2007年02月06日東京「日の丸・君が代:市教委に強制反対の署名提出−−町田の根津教諭支援グループ /東京」
 毎日新聞2007年02月10日東京「国旗・国歌訴訟:「強制に対する防波堤」 教職員、提訴の意義強調 /東京」

【2007/02/14(水)記載】
 毎日新聞2007年02月14日朝刊3面13版「学校教育法改正:大規模校に副校長 責任明確化図る」
 毎日新聞2007年02月14日朝刊3面13版「教育委員長協:教育再生会議の公開などを要望」

【2007/02/15(木)記載】
 毎日新聞2007年02月15日朝刊2面13版「教育関連3法:中教審で審議開始」
 毎日新聞2007年02月15日朝刊2面13版「教育改革:教委設置は選択で 全国市長会が提言」

【2007/02/16(金)記載】
 毎日新聞2007年02月16日朝刊1面13版「教育改革:教委改革「分権に逆行」 規制改革会議、再生会議をけん制」
 毎日新聞2007年02月16日朝刊2面13版「教育改革:政府2会議対立 伊吹文科相、怒る 「閣内不一致だ」「納得できない」」
 毎日新聞2007年02月16日朝刊2面13版「教育改革:政府2会議対立 安倍首相、足元に波乱要素 「国の関与」焦点」

【2007/02/17(土)記載】
 2007/02/23 上映予定 「[AML 11933] 2/23 『君が代不起立』東京大上映会」

 毎日新聞2007年02月17日朝刊5面13版「教育委員会制度:「国の関与」強化の意見が大勢 自民党教育再生特命委員会」

【2007/02/19(月)記載】
 毎日新聞2007年02月19日朝刊2面13版「教育論議:「国の関与」めぐり地方との対立再燃」

【2007/02/20(火)記載】
 毎日新聞2007年02月20日朝刊5面13版「教育改革:規制改革会議、文科省と“直接対決” ヒアリング要請へ」

【2007/02/21(水)記載】
 私の立場からすると、「なんだ、この判決は!」と・・・
 毎日新聞2007年02月21日朝刊30面13版「君が代:伴奏拒否訴訟、教諭の処分「合憲」が確定へ」

【2007/02/22(木)記載】
 上の記事に関して・・・
 「[AML 12068] 【都教委News101】《報道》「君が代」伴奏拒否訴訟:最高裁で教諭側の敗訴確定へ」
 毎日新聞2007年02月22日朝刊29面13版「国旗・国歌:「強制は違憲」日弁連が初の意見書」

 毎日新聞2007年02月22日朝刊1面13版「教育関連3法:教員免許、有効10年 中教審分科会が了承」

【2007/02/23(金)記載】
 毎日新聞2007年02月23日朝刊2面13版「中教審:教員手当改廃、答申案を了承−−作業部会」
 毎日新聞2007年02月23日朝刊2面13版「教育再生会議:3分科会、公開へ」
 毎日新聞2007年02月23日朝刊2面13版「教育関連3法:公明党、国権限強化に慎重論大勢」

 2007/02/23 上映・東京/中野区 「[AML 11933] 2/23 『君が代不起立』東京大上映会」

【2007/02/24(土)記載】
 毎日新聞2007年02月24日朝刊2面13版「教育改革:教委改革「国の介入危惧」 4団体が意見書」

 毎日新聞2007年02月24日朝刊5面13版「公開ヒアリング:文科省側が難色 改革会議明かす」

【2007/02/26(月)記載】
 ↓ お勧めします!
 毎日新聞2007年02月26日朝刊2面13版「闘論:教育再生会議の報告 川勝平太氏/堀田力氏」

 若干ですが、紙面と異なります。
 毎日新聞2007年02月26日朝刊2面13版「中教審:教育関連3法案 教委改革まとまらず」

【2007/02/27(火)記載】
 毎日新聞2007年02月27日朝刊2面13版「教育改革:規制改革会議、国の関与強化に新たな反対見解」

【2007/02/28(水)記載】
 毎日新聞2007年02月28日朝刊5面13版「社説:君が代判決 「お墨付き」にしてはいけない」
 毎日新聞2007年02月28日朝刊1面13版「君が代伴奏拒否訴訟:伴奏命令は合憲、最高裁が初判断 「思想の自由侵さぬ」」
 毎日新聞2007年02月28日朝刊3面13版「解説:君が代伴奏拒否訴訟・最高裁合憲判決 命令の合理性重視、違憲の基準は示さず」
 毎日新聞2007年02月28日朝刊9面13版「君が代伴奏拒否訴訟:最高裁判決(要旨)」
 毎日新聞2007年02月28日朝刊31面13版「君が代伴奏拒否訴訟:最高裁合憲判決 「なぜ、この時期に」 卒業式目前、教諭ら憤り」

 毎日新聞2007年02月27日夕刊12面3版「必修教科:私立中の1割、不適切な履修−−文科省調査」

 毎日新聞2007年02月28日朝刊2面13版「教育改革:地方6団体、国の関与強化に反対」

 毎日新聞2007年02月28日朝刊5面13版「教育関連3法:文科省人事関与、自民は大勢反対 中教審答申ずれこみ」

【2007/03/01(木)記載】
 毎日新聞2007年03月01日朝刊2面13版「教育関連3法:中教審分科会、3日の答申見送り」
 毎日新聞2007年03月02日東京朝刊「教育関連3法:教育長任命、「国の関与」見送り 是正権限は新設へ−−政府・与党」

 「[AML 12231] 腐った司法、君が代強制合憲判」

【2007/03/03(土)記載】
 毎日新聞2007年03月02日夕刊8面3版「教育関連3法:教育長任命、「国の関与」見送り 是正権限は新設へ−−政府・与党 」
 毎日新聞2007年03月03日朝刊5面13版「政策:教育3法の骨子案了承」

【2007/03/04(日)記載】
 日弁連 〔公立の学校現場における「日の丸」・「君が代」の強制問題に関する意見書〕

 毎日新聞2007年03月04日朝刊1面13版「教育関連3法:地教行法改正案で教委への勧告是非、第三者機関で審査−−中教審分科会」

【2007/03/06(火)記載】
 毎日新聞2007年03月06日朝刊30面13版「君が代:伴奏拒否で減給処分 都教委」

【2007/03/07(水)記載】
 毎日新聞2007年03月07日朝刊2面13版「教育関連3法:私学への指導、盛らず 伊吹文科相、教委の権限新設で−−改正案」
 毎日新聞2007年03月07日朝刊2面13版「教育再生会議:分科会議事、非公開に 反対論で撤回」

【2007/03/08(水)記載】
 毎日新聞2007年03月08日朝刊5面13版「教育再生会議:分科会は非公開」
 見出しを読んで「秘密結社」のようなものか、と思ったが、何のことはない、
 『山谷えり子首相補佐官(教育再生担当)は冒頭、「委員の総意が得られないため、傍聴を認めないことが適当と判断した」と述べ、委員からも異論はなかった。
 ということだそうだ・・・
 この「情報公開が言われている時代に・・」と思うのですが・・・

【2007/03/09(金)記載】
 毎日新聞2007年03月09日朝刊28面13版「地方分権研究会:学力テストの結果公表」

 2007/03/10 講座・神奈川/横浜 「[AML 12181] 戦争は教室から始まる 『学校の戦前戦後、断絶と連続』」 講師:北村小夜さん(元教員) Web管理者追記

【2007/03/10(土)記載】
 毎日新聞2007年03月10日朝刊2面13版「教育関連3法:公明、教委の私学関与に反対 地教行法、改正骨子了承せず」
 毎日新聞2007年03月10日朝刊2面13版「教育再生会議:大学院改革議論、検討チーム設置」
 毎日新聞2007年03月10日朝刊2面13版「教育再生会議:分科会非公開方針、「官邸の意向で」委員が明かす」

 2007/04/01 上映・東京/飯田橋 「[AML 12461] 『君が代不起立』東京上映会第二弾 !  緊急企画」

【2007/03/11(日)記載】
 毎日新聞2007年03月11日朝刊5面11版「社説:中教審答申 論議はまだ尽くされていない」

 毎日新聞2007年03月11日朝刊1面13版「教育関連3法:中教審、改正答申 「教委へ勧告」賛否併記」
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 ◆中教審答申のポイント
 ◇学校教育法◇
・義務教育の目標に「我が国と郷土を愛する態度」を新設
・義務教育年限は9年の現行通り
・学校は自らの評価制度を設けるべきだとの努力義務規定を新設。情報開示規定も新設
・副校長、主幹などの設置規定を新設
 ◇教員免許法◇
・免許状の有効期間は10年間
・分限免職処分を受けた場合は免許状失効
・更新時の講習時間は30時間程度
 ◇地方教育行政法◇
・教育で著しい不適切行為がある場合、国が教育に関する責務を果たす仕組みが必要(教委への勧告・指示権限に関しては賛否両論併記)
・教育委員に必ず保護者を含むようにする
・教委は第三者らによる点検・評価を受けて議会に報告
・教育長任命時の国の承認制度復活には反対
・教委が私学に指導する制度には反対
・文化とスポーツの管轄は教委から首長に移すことを可能とする
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 毎日新聞2007年03月11日朝刊3面13版「クローズアップ2007:中教審・教育3法答申 「国の関与」で迷走」
 どういう理由か、Webと紙面では「国に最終的な責任」のコメンテータが違う。

 毎日新聞2007年03月11日朝刊3面13版「教育関連3法:中教審答申 公明代表、私学への教委の関与に慎重姿勢」

 毎日新聞2007年03月11日朝刊30面13版「教育関連3法:中教審答申 最後まで異議 スピード審議でしこり」

【2007/03/13(火)記載】
 毎日新聞2007年03月13日朝刊1面13版「教育関連3法:改正案、教委への指示権明記 首相が文科相らに指示」

 毎日新聞2007年03月13日朝刊1面13版「教育改革の波:07統一地方選/1 教育委員会 「追認組織」脱却の胎動」

 毎日新聞2007年03月13日朝刊7面11版「新聞時評:「本物の教育」とは何か、もっと追求を=関東学院大教授・杉田正樹」

【2007/03/14(水)記載】
 毎日新聞2007年03月14日朝刊2面13版「教育改革の波:07統一地方選/2 教員の人事権委譲 どうなる「島の先生」」
 毎日新聞2007年03月14日朝刊2面13版「教育再生会議:入試改革も検討−−分科会」
 毎日新聞2007年03月14日朝刊2面13版「教育関連3法:政府骨子、与党検討会が了承 月内国会提出へ」

 2007/04/14 集会・東京/水道橋駅 「[AML 12513] 4・13集会<山中 恒さんとともに「愛国心教育」を考える>」

【2007/03/15(木)記載】
 毎日新聞2007年03月15日朝刊2面13版「教育改革の波:07統一地方選/3 公立高の学区拡大 競争見据え農協が塾」

 毎日新聞2007年03月15日朝刊2面13版「教育再生会議:1日7コマ授業、分科会で素案了承」

【2007/03/19(月)記載】
 毎日新聞2007年03月13日朝刊1面13版「教育改革の波:07統一地方選/1 教育委員会 「追認組織」脱却の胎動」
 毎日新聞2007年03月14日朝刊2面13版「教育改革の波:07統一地方選/2 教員の人事権委譲 どうなる「島の先生」」
 毎日新聞2007年03月15日朝刊2面13版「教育改革の波:07統一地方選/3 公立高の学区拡大 競争見据え農協が塾」
 毎日新聞2007年03月16日朝刊2面13版「教育改革の波:07統一地方選/4 学力テスト 自治体挙げ順位争い」
 毎日新聞2007年03月19日朝刊2面13版「教育改革の波:07統一地方選/5止 首長と地方教育行政 権限外「公約」で応酬」

 毎日新聞2007年03月19日朝刊2面13版「教育関連3法:教委関与に私学抵抗 改正案提出、月末へずれ込み」

【2007/03/21(水)記載】
 毎日新聞2007年03月21日朝刊2面13版「教育関連3法:改正案、30日に提出へ」
 毎日新聞2007年03月21日朝刊2面13版「教育再生会議:大学卒業認定の試験導入を検討−−分科会」

【2007/03/23(金)記載】
 毎日新聞2007年03月23日朝刊5面13版「政策:民間会議設立を確認」

 毎日新聞2007年03月23日朝刊5面13版「教育関連3法:教委の私学関与見送り 文科省、改正案要綱提出」

【2007/03/24(土)記載】
 毎日新聞2007年03月23日夕刊4面3版「文部科学白書:高校未履修を追記 外部指摘で方針転換−−06年度」

 毎日新聞2007年03月24日朝刊5面13版「教育関連3法:教委の私学関与、なお異論」

 「[AML 12783] Fw: 「君が代」ピアノ伴奏拒否訴訟・最高裁判決に対する法学研究者声明」
 2007/03/25 集会・大阪/地下鉄天六 「[AML 12754] 新勤評反対訴訟第2回弁論と「教育の国家支配を許さない3・25大阪集会」」

 2007/03/24 学習・東京/荻窪駅 「[AML 12539] イベント 「『君が代』不起立処分と教育破壊」」

【2007/03/25(日)記載】
 毎日新聞2007年03月25日朝刊2面13版「発信箱:平和から正義への懸念=広岩近広」
 はいな、「何が正義か」などということを、政府に決めて欲しくはないですねぇ・・・
 毎日新聞2007年03月25日朝刊3面13版「教育再生会議:2次報告へ向け、道徳教育の拡充論が加速 目標に「卑劣なことはダメ」」
 はぁ、そうなのですか、ここまでお上に決めていただけるのですか・・・

 毎日新聞2007年03月25日朝刊1面13版「教育改革:統一選教育畑候補、是正要求反対81% 国の関与で対立−−毎日新聞アンケ」
 毎日新聞2007年03月25日朝刊3面13版「教育改革:アンケートの質問と回答」

【2007/03/28(水)記載】
 毎日新聞2007年03月28日朝刊2面13版「教育関連3法:教員免許に期間、改正案閣議決定」

【2007/03/29(木)記載】
 毎日新聞2007年03月29日朝刊5面13版「教育関連3法:与党幹事長が会談、特別委設置へ」

【2007/03/30(金)記載】
 毎日新聞2007年03月29日夕刊11面3版「教育関連3法:地教行法改正案、私学関与で付帯決議 与党が合意」

 毎日新聞2007年03月30日朝刊1面13版「教育再生会議:「道徳も絶対評価」検討 第2次報告、盛り込みへ−−分科会」

【2007/03/31(土)記載】
 毎日新聞2007年03月30日夕刊1面3版「教育関連3法案:政府、国会提出へ」
 毎日新聞2007年03月30日夕刊4面3版「教育関連3法:改正案<要旨>」
 毎日新聞2007年03月31日朝刊2面13版「教育関連3法:法案提出 こだわり安倍カラー 「戦後体制脱却」アピール」
 この「こだわり安倍カラー」って、「戦後レジーム(体制)からの脱却」で、「 戦前回帰内閣 」ってこと?
 まぁ、「中央集権的な権力構造」を「美しい国」と思っている人たちの集まりのようですから・・・
 「地方分権」などは、夢のまた夢・・・と

 毎日新聞2007年03月31日朝刊5面13版「社説:教科書検定 沖縄戦悲劇の本質を見誤るな」
 毎日新聞2007年03月31日朝刊1面13版「教科書検定:沖縄集団自決、歴史教科書から「軍の強制」記述削除 初の検定意見」
 毎日新聞2007年03月31日朝刊2面13版「教科書検定:韓国「依然として誤った認識」」
 毎日新聞2007年03月31日朝刊2面13版「教科書検定:安倍首相「修正、問題ない」」

 毎日新聞2007年03月31日朝刊22面12版「特集:06年度教科書検定 沖縄戦集団自決、「日本軍の命令」に意見 研究者から賛否」
 『◇民事訴訟、きっかけ−−文科省、生存者の証言重視
 『◇断定するのは、いかがなものか−−文部科学省の見解
 『◇従来の成果を無視−−林博史・関東学院大教授(戦争論、平和学)の話
 『◇新解釈を反映した−−八木秀次・高崎経済大教授(憲法学)の話
 『◇ネット活用に待った 「生殖産業」→「有害サイト」と
 『◇「リットル」の表記変更
 『◇発展的学習、増加背景に「受験」−−出題されやすさを意識
 『◇青春小説に「性的な描写」
 『◇同世代の人気者が登場
 『◇「会社」はだれのものか
 『◇「青いバラ」生物に興味を
 『◇ひらがな改名に戸惑い
 『◇教科書検定制度

 毎日新聞2007年03月31日朝刊31面13版「漫画教科書:検定意見で半分削除 文科省「理解しがたい」」

【2007/04/01(日)記載】
 毎日新聞2007年03月31日東京朝刊「教科書検定:「自決は事実上命令」 沖縄に怒り」

 毎日新聞2007年04月01日朝刊30面13版「社会意識:悪い方向、「教育」トップ 「医療」「地域格差」も急増−−内閣府世論調査」

 2007/04/01 上映・東京/飯田橋 「[AML 12929] 30 日に「君が代」処分発令・ 1 日に緊急上映会」

【2007/04/03(火)記載】
 毎日新聞2007年04月03日朝刊3面13版「記者の目:漫画の教科書だっていいじゃないか=永井大介(社会部)」

 毎日新聞2007年04月03日朝刊5面13版「社説:道徳の教科化 こころに点数はつけられない」
 「道徳について、国家にとやかく言われたくない」なぁ・・・と

 「[AML 13059] 教科書検定に対する抗議声明」

【2007/04/05(木)記載】
 毎日新聞2007年04月05日朝刊28面13版「教科書検定:岩波書店と大江健三郎氏らが抗議文」
 「[AML 13122] 岩波・大江さんが抗議声明」 沖縄「集団自決」に関わる06年度教科書検定に抗議する

 毎日新聞2007年04月05日朝刊5面13版「教育関連3法案:与野党の駆け引きが活発に」

【2007/04/06(金)記載】
 毎日新聞2007年04月05日夕刊10面3版「日の丸プレート:普通教室全室に掲示−−新設の都立養護学校」

 毎日新聞2007年04月06日東京朝刊「人事:中央教育審議会委員」 (菊川律子・福岡県立図書館長(新任))

【2007/04/09(月)記載】
 毎日新聞2007年04月09日朝刊1面13版「教育再生会議:人気校には予算優遇 学校選択制を拡大」

【2007/04/10(火)記載】
 毎日新聞2007年04月10日朝刊2面13版「教育再生会議:学校統合で効率化を 財政提言で素案」
 毎日新聞2007年04月10日朝刊5面13版「教育再生会議:素案要旨」
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 政府の教育再生会議が公表した教育財政に関する提言素案の要旨は次の通り。(2面参照)
 <基本方針>
・教育再生のため必要な政策にはメリハリを付けた特別な財政措置が必要。「選択と集中」で実効性ある分野に投資
・競争的環境の中で「成果」や「実績」に応じた予算配分
 <初等中等教育>
・教育の質の高い学校や児童生徒が多く集まる学校を予算配分で優遇。教育困難校に特別支援
・公立学校の教員給与は勤務評価により差をつける。一律優遇の見直し
・小中学校の適正配置と学校統合の推進
・学校への直接寄付の税制優遇措置の検討
・市町村の教育政策の状況を情報提供する「全国公教育マップ」の作成
・徳育(仮称)の教科化と体験活動の充実
 <高等教育>
・競争的資金と基盤的経費との適切な組み合わせによる財政支援
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 毎日新聞2007年04月10日朝刊4面11版「新聞時評:教育は国家の大計、新聞の役割とは=関東学院大教授・杉田正樹」

【2007/04/11(水)記載】
 毎日新聞2007年04月11日朝刊1面13版「道徳:茨城県教委、高校で必修化 1年生対象に今年度から」

 2007/04/13 懇談会(参加自由)・東京/神保町 「[AML 13169] 市民の意見30の会・東京 4・13読者懇談会」

【2007/04/14(土)記載】
 毎日新聞2007年04月14日朝刊5面13版「社説:高校学力調査 「平均値」では見えてこない」
 ところで、「ふたこぶラクダ」は解消して「正規分布」になっていますか?
 毎日新聞2007年04月14日朝刊2面13版「発信箱:未来への投資=落合博」

 毎日新聞2007年04月14日朝刊5面13版「教育再生会議:「飛び級」拡大で一致 理数エリート養成狙い」
 毎日新聞2007年04月14日朝刊2面13版「教育関連3法:衆院教育特別委、委員長に保利氏」

 毎日新聞2007年04月14日朝刊1面13版「高校生全国学力テスト:05年度・3年生、「ゆとり」下で学力改善 意欲も高まる」
 毎日新聞2007年04月14日朝刊3面13版「クローズアップ2007:高校生全国学力テスト(その1) 揺れる「ゆとり」評価」
 『◇「低下」世代、2年で成果?
 『◇マイナス批判当たらず−−加藤幸次・上智大名誉教授(学校教育学)
 『◇顕著な改善は見られず−−苅谷剛彦・東大大学院教授(教育社会学)
 『■解説 ◇改革は慎重な議論を
 『◇前回との科目別成績比較と全問題の平均正答率◇
 『■ことば ◇教育課程実施状況調査(学力テスト)
 『■ことば ◇想定正答率

 毎日新聞2007年04月14日朝刊3面13版「クローズアップ2007:高校生全国学力テスト(その2止) 指導要領審議に一石」
 『◇「活用型教育」へ、どう反映
 『◇文科相は慎重評価

 毎日新聞2007年04月14日朝刊27面13版「全国学力テスト:高3、学力向上「実感ない」 ゆとり教育に対応、戸惑う現場」

 2007/04/14 集会・東京/水道橋駅 「[AML 12513] 4・13集会<山中 恒さんとともに「愛国心教育」を考える>」

【2007/04/15(日)記載】
 毎日新聞2007年04月15日朝刊11面11版「イギリス「教育改革」の教訓」阿部菜穂子著(岩波ブックレット・504円)

 毎日新聞2007年04月15日朝刊2面13版「教育再生会議:大学入学前に社会活動 「ギャップイヤー制度」提言へ」

【2007/04/17(火)記載】
 毎日新聞2007年04月16日夕刊2面13版「言いたい! 道徳の成績評価」

 毎日新聞2007年04月17日朝刊3面13版「教育再生会議:国立大交付金、教育・研究・運営で配分 総額は維持要求−−素案」

 毎日新聞2007年04月17日朝刊3面13版「大学改革:9月入学の学部17%増 文科省調査」

【2007/04/18(水)記載】
 毎日新聞2007年04月18日朝刊2面13版「教育関連3法:論戦本格化 与党「国の関与」、民主「分権」」

 毎日新聞2007年04月18日朝刊5面13版「教育関連3法:衆院審議入り 首相「子供に規範意識」/民主「人と予算投入を」」
 毎日新聞2007年04月18日朝刊5面13版「教育再生会議:「親学」提言へ」

【2007/04/19(木)記載】
 毎日新聞2007年04月18日夕刊1面3版「留学生100万人計画:第2次報告に盛る方向 再生会議」

 毎日新聞2007年04月19日朝刊5面13版「教育関連3法:20日に基本的質疑」

【2007/04/21(土)記載】
 毎日新聞2007年04月20日夕刊10面3版「教育関連3法:安倍首相「私の信念」−−衆院再生特別委」
 どう言えばいいのだろう・・・
 「私の信念」はいいのですが、その「私の信念」の正当性を説明、説得しないで、「数の論理」だけで推し進める・・・と
 結局、「私の信念」で「政(まつりごと)を私物化」しているとも言えるようにも・・・
 こんな人を「総裁・首相」に選んだ「自民党の国会議員・地方議員・党員」は、どう思っているのだろう・・・
 で、「自民党の国会議員・地方議員」に投票した人たちは、どう思っているのだろう・・・と
 唯々諾々と従っている「自民党の国会議員、公明党の国会議員」の気が知れない・・・とも
 ぁっ、「みなさん、同じ思想の持ち主」だったのだ・・・
 言っても無駄か・・・
 やっぱり選挙で変えるしか・・・

 毎日新聞2007年04月21日朝刊2面13版「教育関連3法:教員の定数増に首相が慎重姿勢−−衆院教育再生委」
 やっぱり、状況が理解できていないのだ・・・
 何年も前から、「30人学級に」と国会請願をしているのに・・・

 毎日新聞2007年04月21日朝刊2面13版「安倍政権:「美しい国」大合唱、保守の「精神論」前面に 「昭和の軍人想起」懸念も」

 毎日新聞2007年04月21日朝刊5面13版「教育関連3法:実質審議始まる 安倍首相と民主・菅氏、補選にらみ「場外乱闘」」
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 教育関連3法案の実質審議がスタートした20日の衆院教育再生特別委員会の基本的質疑は、22日の参院福島・沖縄補選をにらんだ激しい応酬となった。安倍晋三首相は新たに「愛国心」を規定した改正教育基本法を踏まえ「『美しい国』の根本、基本は教育だ」と保守色を前面に出した教育論を展開。一方、民主党の菅直人代表代行は、沖縄戦に関する教科書検定を引き合いに首相の歴史認識を「ダブルトーク(でたらめ話)」と批判し、「場外乱闘」気味の幕開けだった。
 ◇安倍首相「沖縄戦、何の関係もない」/民主・菅氏「議論の封殺はおかしい」
…(省略)…
 ただ足元は穏やかではない。この問題で自民党内の急先鋒(せんぽう)、中山成彬氏は菅氏に先立つ質疑で「強制連行の事実はなかった。日本人は気概を持たないといけない」と教科書を批判し、答弁者に首相を避けて伊吹文明文科相を指名した。訪米前に持論を封じた首相と、「応援団」の党内保守派にはきしみが目立つ。
…(省略)…
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 毎日新聞2007年04月21日朝刊5面13版「ポイント収録:教育再生特別委から」

【2007/04/22(日)記載】
 毎日新聞2007年04月22日朝刊3面13版「教育改革:高等教育、あす初の6者会議 予算拡充など議論整理」

【2007/04/23(月)記載】
 毎日新聞2007年04月23日朝刊6面12版「社説:学力テスト 序列化の具にしてはいけない」

 毎日新聞2007年04月23日朝刊3面14B版「教育再生会議:大学院改革、内部進学を3割内に 学部3年に短縮も−−素案まとめ」

【2007/04/24(火)記載】
 毎日新聞2007年04月24日朝刊2面13版「大学・大学院改革の調整 「再生会議主導で」 首相が総会で指示」

 毎日新聞2007年04月24日朝刊6面12版「新聞時評:読者の知的好奇心に応える紙面を=ジャーナリスト・池上彰」
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…(省略)…
 ただ、できれば、加藤幸次氏は、文部科学省が「ゆとり教育」を始める際のブレーンだったこと、苅谷剛彦氏は、「ゆとり教育」開始時から批判的だった人であることも、紹介してほしかった。このことは教育問題を取材している記者には常識なので、あえて説明しなかったのだろうが、読者は専門家ばかりではない。識者の背景までわかってこそ、より深い理解が得られるのだ。
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 毎日新聞2007年04月24日朝刊1面13版「余録:明治初め、全国に小学校が設けられて…」
 毎日新聞2007年04月24日朝刊30面13版「全国学力テスト:きょう3万2756校実施 「番号」採用は237自治体」
 毎日新聞2007年04月24日朝刊30面13版「学力テスト:差し止め訴訟事実上の却下 京都地裁判決」

【2007/04/25(水)記載】
 毎日新聞2007年04月24日夕刊1面3版「全国学力テスト:43年ぶり、3万2700校で一斉に」

 毎日新聞2007年04月25日朝刊2面13版「教育再生会議:バウチャー制度を議論」

【2007/04/26(木)記載】
 毎日新聞2007年04月26日朝刊1面13版「教育再生会議:家庭内まで指針、「親学」提言 子守歌と母乳で育児/テレビ見ず観劇」
 『子守歌と母乳で育児/テレビ見ず観劇』とは、大笑いだ!
 まぁ、皆さんが選んだ内閣だ。(私を「皆さん」の中には入れないでね。)
 次は「箸の上げ下げ」まで、教えてもらいなさいよ、私はゴメンだね。

【2007/04/27(金)記載】
 毎日新聞2007年04月27日朝刊1面13版「余録:子をいとおしんで歌われる子守歌だが…」

 毎日新聞2007年04月27日朝刊2面13版「教育再生会議:職業教育拡充で一致−−第2分科会」
 毎日新聞2007年04月27日朝刊5面13版「政策:衆院教育再生特別委、来月9日に公聴会」

 毎日新聞2007年04月27日朝刊5面13版「日韓歴史共同研究:両政府、第2期メンバーを発表」
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 日韓両政府は両国の有識者による「第2期日韓歴史共同研究」のメンバーを発表。座長は日本側が鳥海靖東大名誉教授、韓国側は趙〓(チョグァン)高麗大人文大学長。27日にソウルで初の座長会合を開き、今後の議題などを協議する。座長以外は以下の通り。
 <古代史>坂上康俊九州大大学院教授、濱田耕策九州大大学院教授、森公章東洋大教授、金瑛河(キム・ヨンハ)成均館大教授、金泰植(キム・テシク)弘益大教授、趙法鐘(チョ・ポプジョン)又石大教授
 <中近世史>桑野栄治久留米大准教授、佐伯弘次九州大大学院教授、須川英徳横浜国立大教授、李啓煌(イ・ゲファン)仁荷大教授、孫承〓(ソン・スンチョル)江原大教授、韓明基(ハン・ミョンギ)明知大助教授
 <近現代史>有馬学九州大大学院教授、石川亮太佐賀大准教授、大西裕神戸大大学院教授、原田環県立広島大教授、柳承烈(ユ・スンヨル)江原大副教授、李碩祐(イ・ソクウ)仁荷大助教授、朱鎮五(チュ・ジンオ)祥明大教授、河棕文(ハ・ジョンムン)韓神大副教授
 <教科書>木村幹神戸大教授、重村智計早稲田大教授、永島広紀佐賀大准教授、古田博司筑波大大学院教授、山内昌之東京大大学院教授、山室建徳帝京大講師、金度亨(キム・ドヒョン)延世大教授、辛珠栢(シン・ジュベク)ソウル大社会発展研究所責任研究員、李讃煕(イ・チャンヒ)韓国教育開発院先任研究委員、鄭在貞(チョン・ジェジョン)ソウル市立大教授、玄明〓(ヒョン・ミョンチョル)慶北高校教員
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 ほう、おやまぁ・・・ですか?

 毎日新聞2007年04月27日朝刊28面13版「中教審:道徳・歴史教育は必要ない 山崎会長が見解」

【2007/04/28(土)記載】
 毎日新聞2007年04月28日朝刊5面13版「太田・公明代表:道徳「教科」化に反対の意向表明」

【2007/04/29(日)記載】
 毎日新聞2007年04月29日朝刊1面13版「教育再生会議:発達障害支援教育、「幼稚園、高校で強化」 早期発見と自立促す」

【2007/04/30(月)記載】
 毎日新聞2007年04月30日朝刊3面13版「クローズアップ2007:教育再生会議が緊急提言方針 親学波紋」