ものみの塔の資料室
「エホバの組織」からの偽りのお告げのほんの一例
「1874年」も、「1914年」も、「終わりの時」はピラミッドの寸法から算出された。
上:"Studies in the Scriptures.Series 3 Thy Kingdom Come ",1889年版
下:"Studies in the Scriptures.Series 3 Thy Kingdom Come ",1905年版
訳文:「聖書研究」第3巻。「御国は来たらんことを」。342頁。
1889年版
近づきつつあるこの時代の大艱難と滅び(悪魔が力によって打ち倒
されるとき)を表現している「ピット(穴)」の出口の距離を知るた
め、その地点から「出口の通路」を測定することで私たちはそれが紀
元前1542年の日付から3416年を象徴する3414インチを知
る。この計算は、艱難の期間の始まりのしるしとなる1874年を表
している。紀元前1542年と1874年を足すと3416年となる
からだ。1874年の接近が、国が存在するときから起きたことのな
い艱難の時の年代計算上の始まりであったこと……ピラミッドがそれ
を証しする。
1905年版
近づきつつあるこの時代の大艱難と滅び(悪魔が力によって打ち倒
されるとき)を表現している「ピット(穴)」の出口の距離を知るた
め、その地点から「出口の通路」を測定することで私たちはそれが紀
元前1542年の日付から3457年を象徴する3457インチを知
る。この計算は、艱難の期間の始まりのしるしとなる1915年を表
している。紀元前1542年と1915年を足すと3457年となる
からだ。1914年の接近が、国が存在するときから起きたことのな
い艱難の時の年代計算上の始まりであったこと……ピラミッドがそれ
を証しする。
ピラミッドはエホバの証者です
「ものみの塔」1922年6月15日号187頁
訳文:
神ご自身だけがそうした計画をする能力がある‥‥‥エホバ神ご自身。年代学それ自体、正しいはずだ。
ギゼーの大ピラミッドの通路の中には、現在の正しい年代計算と測定寸法が偶然一つか二つ、一致する
かもしれない。何ダースもの測定寸法が一致するのは、神がピラミッドと計画の双方を設計したことを
証明する。同時に年代計算の正しさを証明する。
霊的に、科学的に、あるいは歴史的に、現在の正しい年代計算は偽りを越えて正される。その現実性は、
1874年、1914年、1918年の出来事の日付からことごとく認められる。現在の正しい年代計
算は捧げられた神の子が来たるべき事柄を探し求めようとするであろう確かな基準である。
上の図は 「聖書研究」第3巻 「御国の来たらんことを」から
「ものみの塔」1925年5月15日号148頁
訳文:
「主」の沈黙した、生気のない証者として建っているエジプトの大ピラミッドはみ使いである。その
証しは、神の計画に関して、すばらしい雄弁さをもって語っている。
エルサレム崩壊の年は本当のところ、いつですか
「ものみの塔」誌の年表によりますと、「エルサレム崩壊」の年は紀元前607年になっています。
しかし、イスラエル大使館広報部発行の書籍によりますと、それは紀元前587年です。
「ものみの塔」誌1968.8.15 501頁
イスラエル大使館広報部「イスラエルという国」1999年 12頁
イスラエル外務省「イスラエルの情報」 P.12 (コピーは日本大使館から入手できます)
アブラハムたちは1925年に復活しましたか?
1920年、ものみの塔協会の2代目会長ラザフォードは旧約聖書に書かれたアブラハムやイサクたちが1925年に
復活するはずだとする歴史年表を明らかにしました。そのお告げは本当に実現したでしょうか。
上図は『現存する万民は死することなし』1920年・国際聖書研究生協会発行から
訳文:記念日に関するこうした簡単な計算によれば、重要な事実が浮かんでくる。
各50年からなる70周年は全部で3,500年になる。紀元前1575年を起点とする年代
は1925年の秋に終幕を迎える。聖書的な予型が終わり、予表が始動するはずだ。
そこでなにが起きるか、私どもに予想ができるだろうか……。聖書的な予型では、
完全な復活があるはずだ。すばらしい予表には、すべての事物の復活の始まりと
特記されるはずだ。復活させられる重要なものは生存する人間だ。そしてアブラ
ハムやイサク、ヤコブそのほかの旧約の忠実な者が復活すること、最初の収穫
があることが聖書に明確に定められているのだから、1925年にはこうしたイスラ
エルの忠実な君子たちが死の状態から生き返ると証しできると期待してもよい。
君子は完全な人間として、完全に復活し、地上で新しい事物の体制の、目に見え
る法的な代表者となる。
メシアの王国が確立するとイエスと偉大なるメシアを構成するイエスの栄えある
教会は人々に恵みを与えるだろう。前に書いたように大いなる循環が1925年に
始まるはずだ。そのとき王国の地的な過程が認められるはずだ。ヘブル書11章
によると、使徒パウロは主の十字架刑の以前に死亡し、かつ教会の選びが始まる
以前に死亡した忠実な者の長いリストを持っている。彼らは決して地的な級の一員
ではない。彼らは天的な希望を持っていた。神は彼らのために何かすばらしいもの
を持っておられる。彼らは完全な体を持って復活する。神の約束に従い、地上で
王子あるいは、統治者として臨む(詩篇45:16、イザヤ32:1、マタイ8:11)。さらに私た
ちは確信を持って次のことが言える。1925年はアブラハム、イサク、ヤコブら旧約の
忠実な預言者(特にヘブル書において使徒が名を記した者たち)が完全な人間の体
で復活する年として特記できるだろう。
ころころ変わる教義に移る
トップページに戻る