STOP!ブッシュ・小泉 2004年2月 アフガン・イラクの次を北朝鮮にするな |
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◆◆有事立法が成立してしまいました。平和憲法を打ち砕くような暴挙です。◆◆ しかしこれで全てが決まってしまったわけではありません。 |
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●私たちは、戦争準備の一つ一つの動きに反対して、有事法制を発動させず、再び日本が侵略戦争を行う国にならないよう平和の取り組みを強めていかなければなりません。 ●これまでの「やめろイラク攻撃!STOP!ブッシュ・小泉」のコーナを、「STOP!ブッシュ・小泉!アフガン・イラクの次を北朝鮮にするな」コーナに変更して、引き続き戦争への危険な動きに警鐘を鳴らして行きたいと思います。 |
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イラクでの植民地支配の実態、日本やアメリカによる北朝鮮への戦争準備の動きと それに反対する動きなどを伝えてゆきます。 2004年1月のページへ |
2/24 | 政府「国民保護法案」要綱を決定 大規模テロにも適用 「国民保護」など名ばかり。国民に制約なしに戦争協力させる法 政府の国民保護法制整備本部(本部長・福田官房長官)は24日、今国会に提出する有事法制関連7法案の一つ、「国民保護法案」の要綱を決定した。同法案は日本が武力攻撃を受けた際に住民の避難・救援や被災地の汚染除去などを実施するため、国と地方自治体に物資収用などの権限を集中させ、国民には協力を求めるという内容。武力攻撃事態法では対象としなかった「大規模テロ」にも適用する規定を設けている。政府は他の6法案とともに3月上旬に一括提出し、今国会での成立を目指している。 しかし、この「国民保護法案」なるもの、「国民」の「保護」など名ばかりである。米軍や自衛隊が戦闘行動を何の制約もなく行えるために、地方自治体や指定公共機関や住民をどのように巻き込み、どのように利用し、どのように排除するかを決定する法律と言えばその性格が明らかになる。 したがって同法案の要綱は、有事の際、何よりも国民に課された「協力」に重点が置かれている。例えば、要綱によると、都道府県知事は避難施設として土地や家屋を強制使用できるほか、救援に必要な医薬品や食品、寝具などを収用することもできる、等など。これは他の6法案にも共通しており、「米軍行動円滑化法案」では、米軍の陣地構築などのため、首相に民有地や家屋の使用権を認め、立ち入り検査などを拒否した場合の罰則も設けている。 もう一つ注意すべきはこの法律が「武力攻撃事態」だけでなく、それらに準ずる「大規模テロ等が発生した事態」においても適用されるということ。「武力攻撃事態」がそもそも何であるのか論議になったように「大規模テロ」とはどういう事態を指すかについても規定がない。すべて政府(首相)の胸先三寸で決められる。大規模な反政府デモでも「大規模テロ」となりかねない、きわめて危険な法律である。 (関連)「臨検」拒否なら公海で民間船射撃も 今国会提出の「海上輸送規制法案」(有事法制)の概要が明らかに |
2/24 | 英軍内部で、劣化ウラン弾による健康被害を警告 イラク戦争開戦時 日本政府は、劣化ウラン弾被害を認め 自衛隊をイラクから撤退させよ! イラク戦争が始まった2003年月、英国防省がイラクに派遣した英軍兵士に劣化ウラン弾(DU)の危険性を知らせる「情報カード」を発行していたことが、市民団体「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」の調べで分かった。公式にはDUの健康影響を認めていない英政府が、内部向けには警告を発していたというだ。 情報カードには、「あなたはDUが使用された戦場に派遣されている。DUは低度ながら放射性重金属であり、健康障害を引き起こす可能性がある」と明記し、1991年の湾岸戦争で使用されたDUの危険性を指摘。裏面には「あなたは、ウラン検出のための尿検査を受ける資格がある」などと記し、注意を促しているという。 英国防省はホームページでも、DUは対戦車砲などで使われることから、被弾した戦車に近づいた兵士は尿検査を受けるよう奨励する一方、DUの危険性については「健康を害するとの科学的、医学的根拠はない」とまったく矛盾したことを主張しているという。 なお、チリなどで吸い込んだ劣化ウラン粒子は体内に残り、臓器にアルファー放射線を照射し続け、ガンや白血病を引き起こすが、体内の劣化ウラン粒子を検出するためには通常の健康診断などの尿検査では無理だという。われわれも支援活動を行っているUMRC(ウラニウム医療研究センター)では、24時間に出るすべての尿を集めて、その中のウラニウムを分析するという精密測定が行われていることを知っておく必要があろう。 |
2/22〜 2/24 |
自衛隊派兵反対の行動が全国で続く (大分)自衛隊イラク派遣反対、即時帰還を求め座り込み(2/24) 大分県平和運動センターは24日、大分市のJR大分駅前など県内7カ所で、イラクへの自衛隊員派遣に反対し、即時帰還を求める座り込み行動をした。イラク派遣に絡む座り込み行動は3回目という。大分駅前では「イラク戦争は侵略戦争。戦争の大義と言われていた大量破壊兵器も見つかっていない。ブッシュ米大統領に盲従する小泉首相の派兵指示は、憲法に違反する」と訴えた。駅前広場に「憲法9条違反の自衛隊イラク派兵反対」の横断幕を掲げたテントを設け、夕方までに延べ約70人が座り込んだ。 [2月25日21時7分更新]
(愛知)自衛隊イラク反対派遣訴え弁護士会がデモ(2/24)名古屋弁護士会は24日午前8時から名古屋駅前で派遣反対を訴えるビラを配り、午後は同市中区三の丸―栄間をデモ行進して、自衛隊の早期撤退と今後の派遣中止を求めた。デモには、同弁護士会所属の弁護士約30人と法律事務所の職員、呼びかけに賛同した市民など計約100人が参加。 日弁連は「国際紛争解決のための武力行使を禁じた憲法違反に当たる」として、自衛隊のイラク派遣に反対している。この日は、全国各地の弁護士会が一斉に行ったという。 (沖縄)「私戦予備罪」で首相を告発、県内の14人(2/24) イラクへの自衛隊派遣は憲法9条とイラク特別措置法に違反し、外国への私的戦闘行為の予備を禁じた刑法の「私戦予備罪」に当たるとして、県内に住む14人が24日午前、小泉純一郎首相を那覇地検に刑事告発した。 (愛知)市民1262人が「派遣」差し止め集団訴訟を名古屋地裁へ(2/23) イラクへの自衛隊派遣は憲法違反などとして、全国の市民1262人が23日、国を相手取り派遣の差し止めと違憲の確認、原告1人あたり1万円の慰謝料を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。提訴後に会見した原告団の池住代表は「訴訟を思いの受け皿にし、声を合わせて国にぶつけていきたい」 (熊本)自衛隊イラク派遣反対のデモ行進3000人(2/22) 「自衛隊のイラク派兵に反対する県民大集会」が22日、熊本市の辛島公園であり約3000人が参加、市中心部をデモ行進した。 各種労組や民主党県連、社民党県連合などでつくる「派兵に反対する県民の会」の主催。 (北海道)自衛隊イラク派遣と日米共同訓練の反対訴え、集会に1200人(2/22) 自衛隊のイラク派遣と日米共同訓練に反対する集会が22日、千歳市で開かれた。北海道平和フォーラムなどが主催したもので、労働組合などを中心に約1200人が参加した。日米共同訓練は、陸上自衛隊第11師団第10普通科連隊と米国メリーランド州軍が、北海道大演習場(恵庭市)などで16日から28日まで実施しているもの。反対を決議した後、参加者は降りしきる雪の中、市街地をデモ行進した。 (東京)自衛隊イラク派遣反対を訴える「サウンドデモ」 音楽のビートに体をゆだね、踊りながら自衛隊イラク派遣反対を訴える「サウンドデモ」が22日、東京・渋谷であり、約500人が参加した。デモは「人道支援の派遣だなんてふざけた言い訳」「小泉なんかにだまされるなよ! 戦争反対!」などとリズムに乗せて叫びながら行進。 |
2/17〜 2/25 |
反占領レジスタンスが続く 米英軍とその同盟軍の撤退こそが、イラク復興への道 駐留米軍の偵察ヘリ墜落 乗員2人死亡(2/25) バグダッド北西約200キロのハディサで25日、米軍の偵察ヘリコプター1機が川に墜落し、乗員2人が死亡した。AP通信は、飛行していた2機のヘリのうち1機にミサイルが命中したとの目撃談を伝えている。 また、イラク北部のモスルでは同日、警察の副署長が出勤途中、車に乗った武装グループの銃撃で死亡。 キルクークの自爆攻撃で死者13人(2/23) 北部キルクークのクルド人居住区の警察署で23日自爆攻撃があり、警官13人の死亡が確認されたという。車が警察署に突入し、警官13人が死亡、51人が負傷した。 バグダッド西方の道路で爆弾が爆発、米兵2人死亡(2/19) バグダッド西方で19日午前、道路に仕掛けれた爆弾が爆発し、米軍兵士2人が死亡、1人が負傷した。また、イラク人1人も死亡した。 イラク武装勢力が刑務所襲撃、米軍の応戦で1人死亡(2/18) 首都バグダッド郊外で18日、米軍が身柄拘束しているイラク人が収監されているアブグレイブ刑務所が武装勢力よって攻撃を受けた。武装勢力は33発の迫撃砲と5発のロケット弾を発射したという。刑務所には現在、駐留米軍攻撃に関与したとみられる多数の容疑者が収容されている。 ポーランド軍基地前で爆発、民間人ら11人死亡(2/18) イラク中部ヒッラ近郊のポーランド軍基地前で18日午前、爆弾を積んで同基地に突入しようとした車2台が相次いで爆発した。イラクを占領統治する米英占領当局(CPA)報道官によると、近くにいた民間人らイラク人11人が死亡、自爆攻撃の2人も死亡した。駐留米軍報道官は、ポーランド兵ら100人以上が負傷したという。 連合国軍基地付近で自動車による自爆攻撃、イラク人2人死亡(2/18) イラクのヒッラにある連合国軍の物資管理基地付近で18日朝、2台の自動車を使った自爆攻撃があり、攻撃した2人とイラク人少なくとも2人が死亡した。 米軍の迫撃砲で子供を含むイラク市民3人死亡(2/17) イラク北部ティクリートで17日、米軍の発射した120ミリ迫撃弾が民家の裏庭に着弾し、10歳の子供を含むイラク人市民3人が死亡した。ティクリートの米軍基地からチグリス川の対岸へ発射した迫撃弾が着弾した。ティクリートの米軍基地はここ数日間、反米武装勢力の連夜の攻撃にさらされており、米軍は1日数回、基地から川の対岸を砲撃しているという。 |
2/20 2/21 |
全国各地で自衛隊派兵への抗議行動が続く 「出発してしまったから仕方がない」ではなく |
2/20 |
警察庁がテロ警戒強化 警備最高レベルに |
2/18 | 「臨検」拒否なら公海で民間船射撃も 今国会提出の「海上輸送規制法案」(有事法制)の概要が明らかに 「海上輸送規制法案」は、北朝鮮への戦争挑発だ 今国会への有事関連7法案の提出に反対しよう 有事法制の一つとして政府が今国会に提出する「外国軍用品等海上輸送規制法案」の概要が明らかになった。 この法案は、昨年成立させた「有事法制」の総論に当たる有事関連3法案に対して、その細部を法整備するための一部で、今国会で政府が提出を予定している7法案の1つ(他の6法案とは、「国民保護法案」「米軍行動円滑化法案」「特定公共施設利用法案」「非人道的行為処罰法案」「捕虜取り扱い法案」「自衛隊法改正案」)。 この法案は、日本有事の際に、日本を攻撃した国(実際には攻撃すると予測された国?)に対する武器・弾薬などの軍事物資や兵員の輸送を阻止することを目的とするもので、そのために「臨検」を行うことができる。 「臨検」を実施するのは、日本への武力攻撃が起きたか、武力攻撃が起きる明白な危険が切迫する「武力攻撃事態」で、公海や日本の領海内を航行する敵国や第三国の船が、敵国に武器や武装兵などを運んでいる疑いがある場合としているが、停船を求め、船に乗り込んで積み荷や書類を調べることができる。敵国に武器などを運んでいた場合には、目的地を敵国以外に変更させるか、日本国内の指定する港へ移動させる。 船が停船に応じず、抵抗したり、逃走したりした場合には追跡し、まず水面などへ警告射撃を行う。それでも臨検に応じなければ、スクリューなどを狙って射撃。さらに船体への危害射撃をする。武器使用には「事態に応じて合理的に必要と判断される限度」などの一定の条件を設けるが、船の乗員に危害を与えても刑事罰には問われず、最終的には撃沈もありうる。領海内での重大犯罪などがなくても、公海上で第三国の船への危害射撃を認めている。 現在、朝鮮半島有事など周辺事態を念頭に置いた船舶検査法なるものがある。これは国連安保理の決議などに基づく「経済制裁」への「協力」を目的としており、検査を行う際、旗国の同意などが必要で、停船させるための警告射撃や積み荷の押収はできないことになっている。ただこの船舶検査法そのものが相手国(念頭に置かれているのは北朝鮮)にとっては十分「戦争挑発的」なものであり、運用次第では「開戦」になりかねない危うさを持つものであるが、こんどの法案はこれよりさらに強制力が強いものである。 日本有事を政府が一方的に認定・宣言してこの法律が発動された場合、きわめて危険な事態を招くことになる。不審船という外国艦船への停船命令、射撃、しかも臨検、積み荷の押収(領海のみならず公海上でも?)等はそれ自体「宣戦布告」にも等しい行為である。日本は外国船への横暴な振る舞いを自由にすることによって、戦争への道を一歩引き寄せたことになる。 |
2/17 2/19 |
サマワ付近で米軍劣化ウラン弾を使用、オランダが認める 福田長官ようやく、「使用された模様だ」 だが「自衛隊派遣には問題ない」と深刻な被害無視 オランダのカンプ国防相は17日、オランダ軍や自衛隊が展開するイラク・サマワ付近で、イラク戦争の際、米軍が劣化ウラン弾を使用したことを正式に認めた。コソボ紛争などで使われ、白血病などとの因果関係が問題になっていたが、国防相はこれまで「米軍の情報によれば劣化ウラン弾は使用されていない」と説明していた。 福田官房長官は19日の会見で、オランダ国防相がイラク南部サマワ付近での米軍劣化ウラン弾使用を認めたことについて「オランダ国防省が米国に照会したところ、サマワ周辺のいくつかの場所で、劣化ウラン弾が使用された模様だ」とヌケヌケと答えた。いままで国会でも何度も野党からの質問に対して、「米国に問い合わせている」として劣化ウラン弾の使用を一貫して認めてこなかった。 また、同長官は同時に、健康への影響を否定し自衛隊派遣には問題ないと、深刻な被害が明らかになっている現実を無視した。 われわれも支援活動を行っているUMRC(ウラニウム医療研究センター)のイラク現地調査を行ったスタッフのうちの2人が、劣化ウランで汚染されていた事が分かったという情報が入っている。イラクのバスラからバグダッドまで米英軍の侵攻ルート沿いの各地の戦場の調査を行い、バグダッドでは衝撃と畏怖作戦(空爆)の爆撃地点のウラン汚染調査を行ったとはいえ、わずか2週間の調査活動で空気中に浮遊した劣化ウランの微粒子を吸い込んだため、尿から劣化ウランと分かるほどの濃度のウランが検出されたということになる。UMRCはイラク市民、NGOスタッフ、連合軍兵士、外国人請負業者に警告を発している。 どうして、自衛隊員に危険がないといえるのか! (参照)UMRCからの緊急報告 |
2/17 | 「特定船舶入港禁止法案」の要綱を自民党部会が了承 外為法改定に続く、対北朝鮮「経済制裁法案」 日朝間の関係正常化に反する準戦争法案に反対する! 自民党の内閣、国土交通、外交合同部会は、山本参院議員ら「対北朝鮮外交カードを考える会」が策定した「特定船舶の入港禁止法案」の要綱案を了承した。当初、北朝鮮を念頭に特定の外国国籍の船舶を対象としていたが、日本船籍を取得して特定の外国から入港する「抜け道」を封じるため「特定の外国の港に寄港した」日本船籍を含むすべての船舶も対象に加えて、北朝鮮に徹底的に経済制裁を加えようというもの。 要綱は、「わが国の平和及び安全の維持のため、特に必要があると認める」場合、対象とする「特定の外国」や入港禁止期間を閣議決定し、入港を禁止できると規定しており、違反した船長には3年以下の懲役か100万円以下の罰金を科すというもの。政府は入港禁止の告示後、20日以内に国会の事後承認を求めること、となっている。 この法案は、今国会ですでに成立した「外国為替法改定案」と同じく、北朝鮮を対象とした経済制裁法案であり、この後にはさらに「再入国禁止法案」も画策されている。この「特定船舶入港禁止法案」は、入港に対してどの国をも不平等に扱わない国際慣例に反し、日朝間の関係正常化にとって新たな障害を作るものであり、現在かろうじて継続している6カ国協議にも水をさすものである。経済制裁とは、北朝鮮側は、「宣戦布告とみなす」と繰り返し述べているように、戦争行為の「一歩手前」というべきものである。われわれは絶対に反対である。 与党の公明党は、同法案に対しては今のところ慎重姿勢である一方、野党の民主党は、党内合意を条件に「速やかに国会での成立を期すべきだ」との考えを打ち出している。共産党は「昨年8月の6カ国協議で、『各国は、情勢を悪化させたり激化させたりする行動は取らない』ということが、共通の合意になっている。その合意に反する」と反対姿勢を明らかにしている。 (参照)緊急声明「経済制裁に反対する」 |
2/12〜 2/16 |
「サマワに迫撃弾」など治安悪化が急速にすすむ イラク保安隊500人、サマワなどムサンナ州全域へ オランダ軍、イラクに部隊増派決定 自衛隊が行けば、平和なサマワが戦闘地域サマワとなる 陸上自衛隊が活動拠点を置くイラク南部の都市サマワで12日、中心部に迫撃弾2発が撃ち込まれた。負傷者はいなかったが、1発が民家の屋根を直撃、もう1発は日本の報道陣などが多数滞在するホテル近くに着弾。フセイン政権崩壊後、サマワで重火器使用の市街地への本格攻撃は初めて。地域の治安悪化は明確になり、後続部隊派遣など陸自の今後の活動への影響は必至。 陸自の活動開始と前後して治安の悪化が始まったサマワを州都とするイラク南部ムサンナ州で、通常の警察とは異なるイラク保安隊の配備、増強が進んでいる。保安隊幹部は16日までに、州全体で当面500人規模を配置する予定であることを明らかにしたという。保安隊幹部によると、ムサンナ州では治安を担当する駐留オランダ軍が保安隊の採用、訓練を実施、各配備地域ごとに採用審査の最終段階に入っている。サマワには350人、その北方約25キロのルメイサに75人、同南東約30キロのヒドルに50人、サウジアラビア国境に近いサルマンに25人が配置される模様。 また、オランダ政府は16日までに、陸自が駐留するイラク南部サマワに部隊108人を増派することを決めた。地元のイラク人警察官の訓練や米軍部隊などの警備に当たるとみられる。サマワで最近、迫撃弾が発射されるなど治安情勢が悪化していることに対応しての措置と見られる。オランダ政府は13日の閣議で部隊の追加派遣を決定。オランダはサマワを州都とするムサンナ州に約1100人の部隊を展開し、主に治安維持活動に当たっている。 |
2/15 | イラク撤兵求め、マドリードでは10万人デモ スペインの首都マドリードで15日、米英などによるイラク占領統治の終結と、イラク駐留スペイン軍の撤退を求める大規模なデモが行われ、約10万人が参加した。 市民たちは「我々はイラク市民とともにある。侵略者はイラクから手を引け」「石油のための流血はもうたくさんだ」などと書かれた横断幕を掲げ、米英のイラク戦争を支持したアスナール政権を批判。イラク戦争取材中に米軍の攻撃で死亡したスペイン人カメラマンの写真も見られたという。 スペインはイラクに1250人の軍隊を派遣しており、3月14日に行われる総選挙ではイラク問題が争点の一つに浮上している。デモはバルセロナやバレンシアなどスペインの他都市でも行われた模様。 |
2/13 |
自衛隊はイラクから撤退せよ!東京・明治公園に12000人 |
2/13 | 韓国 イラク追加派兵案可決 4月めどに3600人、米英に次ぐ規模 韓国の追加派兵反対の闘いと連帯して、 すでに派兵された自衛隊の撤退と今後の派兵中止を闘いとろう 韓国国会は13日、イラクへの追加派兵同意案を賛成多数で可決した。これを受け、韓国政府は4月末をめどに、約3600人の部隊をイラク北部のキルクークに派遣する予定という。同日、国会周辺では派兵反対を訴える市民団体、学生らがデモや集会などを行った。 部隊は、通信・輸送などに当たる司令部の直轄部隊約1200人、復旧再建作業に就く工兵・医療部隊約1600人、警備を受け持つ特殊部隊など約800人で構成。昨年4月末に派遣した約700人と合わせてイラク駐留の韓国軍部隊は約4300人に上り、米英に次ぐ大規模部隊となる。韓国としてもベトナム戦争以後の最大規模の海外派兵となる。 |
2/12 |
「イラク派遣・改憲許さぬ」と沖縄文化人ら140人が沖縄宣言 |
2/11 |
建国記念の日 全国各地で反戦の市民集会 |
2/9〜 2/16 |
反占領レジスタンス続く 爆発物処理中の米兵2人死亡(2/9) |
2/9 |
韓国、追加派兵案を国防委員会で可決 |
2/9 | 小泉首相の発言 「国民は自衛隊に声援送ってほしい」 大量破壊兵器 「廃棄を立証する責任はイラクにあった」 憲法改正 「国民の間で条文によって解釈が違憲、合憲と分かれる状況をなくすためにも、 すっきり改正していった方がいい」 これが一国の宰相の言う言葉か? 憲法違反の行為を平気でやる人、 国民への説明能力がまったくない人、 事実を捻じ曲げても平気な人 小泉純一郎首相は9日夜、自衛隊のイラク派遣の国会承認について「活動がイラクの人々から評価、歓迎され、立派に任務を果たせるよう多くの国民が声援を送ってほしい」と述べた。また、自衛隊派遣について国民の賛否が割れていることについて「これからも理解、協力が得られるように努力していく」とも語った。 |
2/9 |
イラク派遣で賛否両論 参院特別委で参考人質疑 |
2/8 | 陸自本隊第1陣が、「ビクビクしながら」サマワ入り 一方、日本大使館員は全員退避 空自はバグダッド国際空港への物資輸送見合わせ 陸上自衛隊本隊第1陣が8日午前、クウェートから車列で国境を越えイラク入りし、午後4時50分ごろ、サマワのオランダ軍宿営地に到着、先遣隊と合流した。サマワ入りしたのは、先導役の先遣隊員を含め車両25台、隊員60数人。1月19日に先遣隊がサマワ入りした際には、国境付近からオランダ軍の警護を受けたが、今回は機関銃などで武装した軽装甲機動車や装輪装甲車による自前の警備。トラックや建設用の重機を積んだトレーラーが連なった。 外国通信社はそろって陸自本隊第1陣のイラク入りを速報し、AFP通信は「第2次大戦後、自衛隊が初めて戦闘地域に展開する歴史的な出来事」と伝えたという。また、ロイター通信は「もし死傷者が出れば、小泉純一郎首相にとって深刻な政治的結果をもたらしかねない」と論評した。 一方、政府は6日までに、バグダッドの日本大使館員全員を退避させたという。大使館へのテロ情報を受けた措置。福田康夫官房長官は6日の会見で、「館員の安全確保」を理由に具体的な説明を避けた。政府関係者によると、陸上自衛隊先遣隊が派遣先のサマワ入りして以降、「現地の日本人の顔写真が出回っている」といった情報が寄せられ、テロの標的になるとの懸念が強まっていた。1月30日には日本と同じくイラク南部に部隊を派遣しているオランダの大使館にロケット弾が撃ち込まれる事件が発生したことも考慮し、退避を決めたという。
また、防衛庁は7日、航空自衛隊・C130輸送機のイラクでの活動について、当面、バグダッド国際空港への物資輸送は見合わせる方針を固めたという。同空港は散発的に米軍機が地対空ミサイルで攻撃されるなど危険度が高いため、イラク南部の比較的安全な空港への輸送を優先させることになったようだ。関係者によると、活動拠点となるクウェートに派遣されたC130輸送機3機は、2月中にクウェートとイラク国内の空港間の物資輸送を始める予定。しかし、同空港は地対空ミサイルの脅威があるほか、5日には迫撃弾が撃ち込まれ米兵らに死傷者が出ている。 |
1/31〜 2/8 |
反占領の抵抗戦争が間断なく続いている 米とその同盟軍はただちにイラクから撤退せよ! 路上で爆弾爆発、米兵1人死亡(2/8) イラク中部マハムディヤ近郊で8日夕、路上に仕掛けられた爆弾が爆発し、近くにいた米兵1人が死亡した。 バグダッド南方の道路で爆弾が爆発、米兵死亡(2/8) バグダッド南方で8日午後、道路に仕掛けられた爆弾が爆発し、米兵1人が死亡した 警察署で爆発、警官3人死亡11人負傷(2/7) イラクの首都バグダッドの南約50キロにあるスウェイラの警察署で7日午前、署内に仕掛けられた爆弾が爆発し、警察官3人が死亡、11人が負傷した。 また、北部ティクリート近郊では7日、現職のイラク人警官を含む武装勢力が米軍部隊を襲撃、銃撃戦となり、この警官が死亡したという。 バグダッド空港付近で迫撃砲攻撃、米兵1人が死亡(2/5) イラク駐留米軍の報道官は5日、バグダッド空港近くの米軍施設が迫撃砲の攻撃を受け、兵士1人が死亡し、1人が負傷した、と発表した。報道官によると、空港や空港関連施設の周辺から発射されたとみられる4発の迫撃砲弾が着弾したという。 日本の防衛庁は7日、この攻撃に関連して、航空自衛隊・C130輸送機のイラクでの活動について、当面、バグダッド国際空港への物資輸送は見合わせる方針を固めた。 バグダッド南方の道路脇で爆発、米兵1人死亡(2/3) 米軍の発表によると、バグダッドから南方約50キロのイスカンダリヤ近郊の道路脇で爆発があり、米兵1人が死亡、1人が負傷した。これにより、イラク戦争開戦以来の米兵死亡者は、367人となった。 イラクのクルド人自治区で同時自爆テロ、100人以上死亡(2/1) イラク北部のクルド人自治区アルビル州の州都アルビルで1日午前、市内にあるクルド人政党「クルド民主党(KDP)」と「クルド愛国同盟(PUK)」の事務所で同時自爆テロが起きた。 イラクの米占領当局の報道官は3日、イラク北部アルビルのクルド政党事務所で1日起きた同時自爆テロの死者数が、2カ所の合計で101人に達したことを明らかにした。負傷者は当初の発表より少ない133人という。占領統治下では、昨年8月に中部ナジャフのイマーム・アリ廟(びょう)で83人が死亡した爆弾テロを上回る最悪の犠牲者を出す事件となった。 クルド人政党事務所への攻撃は、米に追随しようとしているクルド人指導者たちが攻撃の標的となっているものと思われる。 バラド米軍基地にロケット弾、13人死傷(2/1) イラク中部のバラドにある米軍基地に1日、ロケット弾が撃ち込まれ、米兵1人が死亡、12人が負傷した。米軍はヘリコプターで反撃し、攻撃に関与したとみられるイラク人男女計16人を拘束した。ロケット弾は7発が着弾。負傷者のうち2人は重傷という。 「犠牲祭」前に、イラク各地で爆発相次ぐ、18人死亡(1/31) 31日、爆発が各地で相次ぎ、少なくとも18人が死亡した。 北部モスルでは自動車爆弾で9人が死亡。現地の警察当局や病院関係者らによると、爆発は警察署の前で発生した。この事件では44人の負傷も確認されている。 北部キルクークとティクリートの間では、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発。米軍によると、現場を車列で移動中だった米兵3人が死亡した。 首都バグダッドの住宅密集地域バラディヤットでは爆発が2度発生し、少なくとも6人が死亡。病院関係者筋は、1度目の爆発で少なくともイラク人住民5人が死亡したと語った。 |
2/4〜 2/7 |
自衛隊の即時撤退と今後の派兵中止を求めて全国で行動 あきらめたら負け! 反対し続ければ勝利のチャンスは来る! 民主党と新聞労連が反対集会(札幌2/7) 自衛隊のイラク派遣に反対する民主党北海道などが主催する集会と、新聞労連北海道地連などが主催する集会が7日、札幌市で開かれた。 民主党などによる「イラクへの自衛隊派遣中止を求める国民大会」は、同市中央区の厚生年金会館で開かれ約3000人が参加した。集会では、フォトジャーナリストの広河隆一さんが現地取材をもとに講演し、パネルディスカッションでは、社民党の福島瑞穂党首が「(反対を)最後まであきらめないことが大事。派遣された自衛隊に早く帰って来いというネットワークをつくりたい」と訴えた。民主党の横路孝弘副代表は「ちゃんとノーと言える政府にしなければ、自衛隊はどこでもアメリカの後ろに付いていく状態になる」などと発言した。終了後「さっぽろ雪まつり」でにぎわう大通公園脇をデモ行進した。 ペンクラブが、自衛隊のイラク派遣に反対する声明(2/6) 日本ペンクラブは6日、都内で緊急集会「いま、戦争と平和を考える」を開き「自衛隊のイラク派遣に反対する声明」を出した。声明では、国連の承認を得ない米国の攻撃は国際法違反と批判。自衛隊派遣を憲法9条違反としたうえで「米英軍の占領統治を『軍事支援』することにほかならない」などと自衛隊の撤退を訴えている。 首相に撤退求め抗議文−−核戦争防止県医師の会(和歌山2/6) 県内の医師ら172人で組織する「核戦争防止県医師の会」は6日、自衛隊のイラクからの撤退を求める抗議文を小泉首相あてに送った。「自衛隊派遣は日本国憲法を否定する行為であり、国際社会から孤立し、真の国益とはならない」と批判、「アメリカ追随をやめ、非軍事による復興、人道支援の中心的役割を発揮すべきだ」と求めている。 高校生徒会、自衛隊イラク派遣の是非問う全校投票で52%が反対(愛知2/6) 名古屋の高校生徒会は6日、自衛隊のイラク派遣の是非を問う全校投票の結果を集計したところ、過半数の52%の生徒が派遣に反対だった。 防衛庁にキャンドル行進 イラク派遣反対訴え(東京2/5) ろうそくやペンライトを持った市民や労働組合員など5000人が5日夜、東京都新宿区の防衛庁周辺をパレードし、イラクへの自衛隊派遣反対を訴えた。 沖縄弁護士会、撤退求め声明(沖縄2/5) 沖縄弁護士会(新垣勉会長)は5日、自衛隊のイラク派遣について「憲法が禁止した武力行使を招く危険性を強く有する」として、既に派遣された自衛隊の即時撤退と今後の派遣の中止を求める声明を発表した。 即時撤退訴えピースウオーク(香川2/4) イラクに派遣された自衛隊の即時撤退と今後の派遣中止を求め、社民、共産党や市民グループなどでつくる「平和憲法を生かす香川県民の会」が4日、高松市内でピースウオーク=写真=や抗議集会を行い、約500人が参加した。 同会は、同日午後6時に、5グループに分かれて市内を歩きながら、既に派遣された自衛隊の即時撤退などを訴えた。 |
2/2〜 2/6 |
大量破壊兵器問題で米独立調査委設置 最終報告は大統領選後 |
2/2〜 2/5 |
小泉首相、学校で「自衛隊の平和貢献を教えるべき」と暴言
これは戦前戦中の軍国主義教育と同じだ 国民は、小泉軍国主義政権を許してはならない! 宮崎県の高校3年の女子生徒が2日、武力によらない復興支援を求める小泉首相あての請願書を、約5300人分の署名を添えて内閣府に届けたのに対して、小泉首相は同日、記者団に「自衛隊の平和貢献を教えることがいい勉強になる。その辺を学校の先生もよく生徒さんに話さないと」と、戦前戦中の軍国主義教育を想起させる暴言を吐いた。河村文部科学相も翌3日の記者会見で「法的根拠もあるのだから、事実に基づいて教えていただくことが大事だ」とその暴言を擁護した。 さらに、小泉首相は5日午後の参院イラク復興支援・有事法制特別委員会で、自衛隊イラク派遣に関連し「先生方が『自衛隊は戦争に行くんです。憲法違反です』と(生徒に)言ったら問題がある」などと、教育現場へ露骨に「介入」する暴言言を繰り返した。民主党の斎藤勁氏が「賛否両論ある問題で教育現場への強制と受け止められるのは問題だ」と追及したのに対し、首相は「なぜわたしが発言を撤回しなければいけないのか分からない」と傲慢に反論し、「日教組には『憲法違反だ』とデモしている人もいる。先生は政治活動に精を出すよりも生徒の教育に精を出してほしい」とさらにエスカレートさせた。 これに対して、全国各地の教育関係者から「平和教育の原点に反する発言だ」「教育現場への権力の介入だ」「政治が教育に介入することは許されないはずだ」厳しい批判が続出している。 沖縄県では、沖教組の兼城功委員長は「大義なき戦争とイラクの悲惨な現状に心を痛める高校生の思いを切り捨てる発言だ。学校の教師に責任を転嫁する内容でもあり許せない」と批判。「命、平和、人権という学校教育の原点に照らしても、自衛隊派兵の“意義”を教えることは不可能だ」と強調した。高教組の安次嶺美代子委員長は「総理発言は心の教育や愛国心の指導、教育基本法の改正、憲法改正まで見据えた発言」と指摘。「国民を2分するイラク派兵をどう教えるのか。親も含め大人が首相の発言をおかしいということを指摘しないといけない」と強調した。 長崎県では、長崎市の平和団体「長崎県平和運動センター」は5日、首相あてに「発言を撤回するとともに、若者の行動に誠意を持って応えるべきだ」とする抗議文を送付した。同センターはこの中で「国会の場でも意見が分かれている問題について、政府の考え方を教育現場に押し付けることは間違いだ」と批判。「長崎県内では高校生平和大使など、若い人たちの平和運動が育ち、多くの大人たちの共感を呼んでいる。小泉首相の態度は被爆地での平和運動に対する冒涜(ぼうとく)だと言っても過言ではない」と指摘した。 石川県では、 県平和運動センター、県教組、県高教組はそれぞれ5日、小泉首相に対し、「国論を二分している状況で政治の教育への不当な介入」などとして、発言撤回を求める抗議文を送った。県平和運動センターは「発言は軍国主義教育につながるものであり、戦争国家へ突き進む小泉内閣の本音が露呈した」と指摘。県教組、県高教組もそれぞれ「学問の自由、言論の自由を侵害する発言。首相の発言は自主的に行動した高校生の思いを踏みにじるもの」と、署名を提出した高校生への謝罪も求めた。 |
2/2 |
米国防費7%増の42兆円 ミサイル防衛を大幅増強 |
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イラク統治評、アルジャジーラ支局に出入り禁止命令 同議長は、この措置は「警告として取られた」と述べたが、報道内容のどこが問題とされたのかは説明しなかった。アルジャジーラは29日、イラク共産党の分派を名乗って「統治評議会の中に、イスラエルのスパイがいる」などと非難する人物のインタビューを放映していた。
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2/3 | 陸自本隊約90人、憲法とイラク特措法に違反して戦地イラクへ出発 派兵を糾弾し抗議する怒りの声 イラクに派兵される陸上自衛隊本隊の先発隊として、宿営地を建設する施設部隊などの約90人が3日午後、北海道・新千歳空港から政府専用機でクウェートに向け出発した。数日間クウェートで訓練した後、陸路サマワに入り先遣隊と合流し、宿営地建設に着手するという。ロシアからチャーターした大型輸送機「アントノフ124型機」も2機飛来し、イラクで必要な物資や装備品などを積み込んだ。アントノフは4日と5日にも飛来し、物資を積み込む予定。 派兵を糾弾し抗議する声が全国各地であがった。以下はその一部である。 (東京) 3日夜、市民ら約200人が東京・市ケ谷の防衛庁前でキャンドルを手に、派遣中止を求める集会を開いた。自治労、日教組などで作る「フォーラム平和・人権・環境」が主催した。参加者は、一人ひとりが紙コップの中にろうそくをともして集まった。 (日弁連) 日弁連(本林徹会長)は3日、理事会を開きイラクに派遣された自衛隊の即時撤退と今後の派遣中止を求めることを決議した。決議は「イラク特措法は自衛隊の武力行使容認につながり、憲法違反のおそれが極めて大きい。国連中心の枠組みのもと、非軍事的な分野・手段で復興を支援すべきだ」としている。 (沖縄) 「悔しい」「再び戦前が訪れたようだ」―。沖縄戦の語り部らは「戦時中の出征風景を見る思いだ。許せない」と怒りの声。沖縄県内の平和団体や市民団体は陸上自衛隊那覇駐屯地に抗議文を手渡したり、キャラバンをスタートさせるなどイラク派遣反対を強く訴えた。那覇市の繁華街に設置された電光掲示板で本隊出発のニュースが流れる中、市民は「国会審議中で、派遣は順序が逆」などと反発した。 (熊本) 労働組合や女性団体などでつくる「戦争を許さない! 県民連絡会」は3日、熊本市中心部でデモ行進し、自衛隊のイラク派遣反対を訴えた。 (鹿児島) 自衛隊のイラク派遣に反対する集会が2日、鹿児島市のみなと大通り公園であり、約500人が参加し、シュプレヒコールを上げながらデモ行進した。県平和運動センターや社民党県連などの共催。 (石川) 県平和運動センターは2日、陸上自衛隊本隊のイラク派遣命令に対し、「平和憲法を踏みにじる暴挙であり、断じて容認できない。本隊派兵の中止を断固求める」とした抗議文を小泉首相、石破防衛庁長官宛にファクスした。生活協同組合コープ石川も2日、「今回の派遣は、戦後初めて『戦争が行われている国』への派遣であり、『戦争はしない、軍隊は持たない』と決めた平和憲法に反するものであり、私たちが求めている平和なくらし、平和な社会の実現から程遠いものと考えます」とするイラクへの自衛隊派遣に反対する声明を小泉首相あてに郵送した。 (亀井氏) 自民党の亀井元政調会長は3日夜、熊本市での講演で、自衛隊のイラク派遣について、「(派遣の根拠法である)イラク特措法は戦火の下での活動を想定したものではない。現状では自衛隊は派遣すべきでない」と批判した。 |
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サマワは自衛隊に雇用を期待 ムサンナ州知事が強調 |