下北半島恐山 

2001年 9月
東北地区学生YMCA 夏&秋の集会


地獄を抜けると・・そこは極楽だった(笑)。

でもびっくりするほど幻想的な風景。
恐山はとても雰囲気があって、夜に訪れると怖さ倍増ですが
独特の神秘性と調和に、どこか美しさを感じました。

私たちの社会の方が、よっぽど怖い世界かもなぁ。
しみじみ。┗(-_-;)┛


極楽浜、宇曽利湖。
水の色がきれいだった・・。


切なさや哀しさ・そして時には自然の美しさも垣間見える恐山。
ここは今風に言うと、「テーマパーク」のルーツのようなものかもしれません。
子どもや親しい家族を亡くした人が、ここへ来ると再会できる・・
といったような一筋の思いを握りしめて
遠くから近くから集ってくる場だったのでしょう。

恐山や近郊では「イタコ」も有名ですが、
津軽三味線の発祥が「ゴゼさん」(目の見えない人)だったように
体にハンディを負った人が特別の技能を授かったり
身に着けるのは、そういった世界では
自然だったのかもしれません。




「イタコの口寄せ」。
看板は出ていましたが、現在はイタコも高齢化や
携わる人数も減っているため
夏期間の限定だそうです。
イタコ関連サイトはこちらへ→ 1) 2)



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