佐渡旅行記 

2003年 8月 初めて佐渡へ行きました




こちらは少し見えにくいかもしれませんが、
欄間に竹の飾りがされています。
このような装飾がされたのは、
奉行などが通る通路のみだったとか。

でも日本家屋って面白いですよね。
ほとんどが襖と障子で仕切られているから、
全部開け放すと大広間のようになって。

係りの人の説明を聞きながら、私は
いつもの癖なのですが音楽史と重ね合わせていました。
徳川幕府が始まったのが1600年ごろですから
ちょうどバロック音楽の頃と重なります!
バロック時代は概ね1600〜1750年、バッハの死をもって
終わると・・言われています。

この頃ヨーロッパでは、特にフランスのヴェルサイユ等に
見られたような「絶対王政」が確固とした地位を築き上げていました。
バロック音楽はそのような中で王族や貴族のバックアップを
受けながら発展していったわけです。
日本ではちょうど江戸幕府。
その後明治までの長い支配があるわけですが
そのように少しずつリンクさせていくと、
歴史や文化もまた立体的に眺められて
とっても面白いです!
















これは鋳型だそうです。







門の内側から撮影しました。



それにしても・・この親子はよく似ています(笑)。