佐渡旅行記 

2003年 8月 初めて佐渡へ行きました



夜は今回もう1つのメイン「鼓童」のアースセレブレーションへ♪
TAKEの母は邦楽畑の人なので、
和太鼓グループの鼓童には以前からとても興味があったとか。

佐渡教会のある佐和田町からは車で1時間ぐらいの
小木町へ移動。城山公園での野外ステージでした。
(ここの坂は徒歩で登るのですが、かなり急でした・・)
事前に三村さんから情報は聞いていたのですが、
観客の半分か1/3は日本人以外の人で
関心の高さがうかがわれました★∽
他県ナンバーの車も非常に多かったです。




開演前の様子。
私たちは4人で2晩出かけましたが、
アースセレブレーションは、3晩のイベント。
一日目が鼓童、2日目がアフリカのクリバリーファミリー
3日目が両者のジョイントだそうです!

鼓童のコンサートは演奏はもちろんのこと
その演出や舞台の素晴らしさが圧巻でした。
観ている側を飽きさせないテンポのよさと
自然なうちに変わっていく、舞台や演奏者の転換。
使用している楽器も和太鼓はもちろん、
箏や大正琴まであったみたい!
日本舞踊のアレンジらしきものも入り
○○流というよりは、まさに「鼓童」流の
素晴らしいステージでした。
褌のみの男性の和太鼓セッションも
鍛え抜かれた肉体とストイックさが漂い
日本の伝統芸能の素晴らしさを改めて示されました。

日本や世界各国でコンサートを行っているそうです。
皆さんの近くにいらした時は、ぜひ足を運んでみてください!



※両津〜佐和田は車で40分ぐらい。
佐和田〜小木は車で1時間ぐらい。


< 佐渡歴史伝説館 >

翌日は疲れたらしいTAKEは宿でお留守番。
TAKEの両親と私の3人(+犬2匹)で出かけました。

まずは佐渡歴史伝説館へ。
動く人形を駆使したハイテク?でしたが
決まった時間で次々と見なければいけないので
その点がちょっと不満だったかも・・。
(時間の限られている団体さん向きなのかなぁ)
でも佐渡の歴史はある部分よく分かりました。
ただどちらか言うと、いわゆる「島流し」にあった
貴族や皇族がメインに扱われていたので
元々住んでいた地元の人々の生活も
とても気になったし知りたく思いました。
また別の資料館へ行くと、それも分かるのかもしれませんね。






■順徳天皇 鎌倉時代(1220年配流)
承久の乱に敗れて、父の後鳥羽上皇は隠岐の島へ
土御門上皇は土佐へ、順徳天皇は佐渡へ配流となる。
在島22年、1242年46歳で崩御。





順徳天皇絵巻物語


■日蓮聖人 鎌倉時代(1271年配流)






北条時宗の勘気を受けて佐渡流罪となる。
流罪の決まった夜、鎌倉竜ノ口で難があった。
処刑されようとした聖人はひたすら題目を唱えたところ、
雷光の奇跡が起こり難を免れた。


■世阿弥 室町時代(1434年配流)

将軍足利義教に疎まれ流罪となる。
日照り続きのある夏、島民を救おうと雨乞いの舞を舞った。
すると、大粒の雨が降り出し、島民は驚き
雨の中に立ち世阿弥の舞を見ていた。






世阿弥観音像(北村西望作)。
※解説は、伝説館のパンフレットより引用



世阿弥も登場してお薦めのコミックは
坂口尚氏の「あっかんべえ一休」です。
連載当時講談社のアフタヌーンで読んでいましたが
一休の生涯を独自の視点で描き
またタッチも素晴らしかったです。
私も自分ではまだ持っていないので、
今度買おうかな〜。
坂口氏は「あっかんべえ一休」の連載を終えた後、
大変残念ながら急逝されました・・。
関連サイトはこちらへ。




こちらはおまけ?の京都・金閣寺。
9月の開拓伝道協議会の始まる前に
R教会の柳井先生が連れて行ってくれました。
隣は札幌の日向さん。

なんと私は、生まれて初めての金閣寺!
修学旅行の時は拝観停止だったのです・・。