翌日は民宿で少しだけ午前中くつろいで、
昨晩のコンサートから合流してくれた
連れ合いの両親と共に
お昼前に島内の観光へ出かけました。
民宿は両津港と佐渡教会のちょうど中間部にありました。
民宿を出て大佐渡スカイラインを上っていくと・・
それはとんでもなく急勾配で
車は上るのがかなり大変(汗)。
マニュアル車で1−2速を使用することも多し。
途中には自衛隊の駐屯地もありました。
眺めのよい展望台があったので、
車のためにもちょっと休憩します。
こちらは両津港側かな?
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風車は風力発電に利用されています。
ヨーロッパのデンマーク製のものでした。
佐渡は自然の風が気持ちよかった!
私たちが訪れた時から急に猛暑になりましたが
ちょっと木陰に入ると心地のよい風が・・。
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とんでもない坂を上って、とんでもない坂を下っていくと・・
そこは金山の跡地でした。
(普通は多分、私たちと逆側から金山跡地に着きます)
「道遊の割戸(どうゆうのわれと)」
金山のシンボルで徳川時代初期の露天掘りの名残。
マイペースな犬たち・・
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この坑道入り口前に立ったら・・
ものすごい冷気が漂っていたのでびっくりです!
本当にエアコン顔負けの涼しさでした。
「自然」の力は偉大なり。
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ここからは「佐渡金山博物館」の展示です。
佐渡は何故か「動く人形で展示」が多かったです。
何でかな??
この博物館は鉱山跡のような所を利用していて、
中はとても涼しく、まるで天然のクーラーのようでした。
人形がリアルなのと働いている人の声を録音して
暗い中で流しているので・・子どもが怖がって泣いていました。
子どもたち 「怖いよー 怖いよー ぎゃー(かなり絶叫)」
お父さん 「人形だから怖くないよ」
お母さん 「お仕事している人たち(人形)に失礼でしょ!」
両親の言葉の違いに、何となく受けてしまいました。
うーむ、でも確かに怖かったかも。
だって時々動く人形と目が合うんですよね・・。
別の面から見れば、その分、労働者の悲哀や
苦労が伝わってきていたのかもしれませんね。
どう考えても重労働ですが、果たして
それに見合った報酬は受けていたのでしょうか・・。
時々江戸などから罪の軽い罪人を連れて来て
作業させたりもしていたようなので、
そうなると低賃金で働かされていたのかなぁ。
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