佐渡旅行記 

2003年 8月 初めて佐渡へ行きました


翌日は民宿で少しだけ午前中くつろいで、
昨晩のコンサートから合流してくれた
連れ合いの両親と共に
お昼前に島内の観光へ出かけました。

民宿は両津港と佐渡教会のちょうど中間部にありました。
民宿を出て大佐渡スカイラインを上っていくと・・
それはとんでもなく急勾配で
車は上るのがかなり大変(汗)。
マニュアル車で1−2速を使用することも多し。
途中には自衛隊の駐屯地もありました。

眺めのよい展望台があったので、
車のためにもちょっと休憩します。




こちらは両津港側かな?





風車は風力発電に利用されています。
ヨーロッパのデンマーク製のものでした。

佐渡は自然の風が気持ちよかった!
私たちが訪れた時から急に猛暑になりましたが
ちょっと木陰に入ると心地のよい風が・・。






とんでもない坂を上って、とんでもない坂を下っていくと・・
そこは金山の跡地でした。
(普通は多分、私たちと逆側から金山跡地に着きます)

「道遊の割戸(どうゆうのわれと)」
金山のシンボルで徳川時代初期の露天掘りの名残。




マイペースな犬たち・・






この坑道入り口前に立ったら・・
ものすごい冷気が漂っていたのでびっくりです!
本当にエアコン顔負けの涼しさでした。
「自然」の力は偉大なり。




ここからは「佐渡金山博物館」の展示です。

佐渡は何故か「動く人形で展示」が多かったです。
何でかな??
この博物館は鉱山跡のような所を利用していて、
中はとても涼しく、まるで天然のクーラーのようでした。

人形がリアルなのと働いている人の声を録音して
暗い中で流しているので・・子どもが怖がって泣いていました。

子どもたち 「怖いよー 怖いよー ぎゃー(かなり絶叫)」
お父さん 「人形だから怖くないよ」
お母さん 「お仕事している人たち(人形)に失礼でしょ!」

両親の言葉の違いに、何となく受けてしまいました。
うーむ、でも確かに怖かったかも。
だって時々動く人形と目が合うんですよね・・。

別の面から見れば、その分、労働者の悲哀や
苦労が伝わってきていたのかもしれませんね。
どう考えても重労働ですが、果たして
それに見合った報酬は受けていたのでしょうか・・。
時々江戸などから罪の軽い罪人を連れて来て
作業させたりもしていたようなので、
そうなると低賃金で働かされていたのかなぁ。