署名訳文

http://www.savealaskawolves.org
アラスカは、アメリカに最も多くの個体群が残っているハイイロオオカミの故郷です。約7000〜9000頭のオオカミが、アラスカに生息しています。しかし、アラスカのオオカミは、大陸48州のオオカミとは違って、絶滅危惧種保護法の下で保護されていません。また、アラスカの多くの地域でオオカミ狩が容認されています。過去5年間で、約7500頭のオオカミが、狩や罠で殺害されています。

しかし、アラスカのオオカミに対する最大の脅威は、空からの狙撃または、land and shoot(地面に降りて狙撃する)オオカミ狩の禁止を取り消すことによるものです。アラスカ知事のフランク・ムルコウスキは、この夏、アラスカ中央部の広大な地域でさらに範囲を広げてオオカミの数を調整(殺害)する新たな努力の一環として、一般の人々による「land and shoot(地面に降りて狙撃する)」および空からのオオカミへの狙撃を復活させるという法案に署名しました。飛行機に乗ったハンターはオオカミを探し出し、群れの上をすれすれに飛んで、オオカミが疲労するまで追い回します。そして、ハンターは、雪の中であえぐオオカミを空から狙撃または、地上に降りて狙撃するのです。

残酷な方法です。さんざん苦しませてから、傷を負わせて死なせるのです。アラスカの人々は過去7年間に、Defender of Wildlife主導で、land and shoot(地上に降りて狙撃すること)の廃止をめぐる投票を2度も行なっています。しかし、一部の政府当局者は、ハンターが獲物とするムースやカリブーを増やすために、オオカミが殺害されることを望んでいます。

Defenders of Wildlifeは、アラスカのオオカミの保護に真剣に取り組んでいますが、それにはみなさんの助けが必要です。このページの最後にある嘆願書を送って、ムルコウスキ知事にみなさんがこの措置に憤慨していることを知らせてください。アラスカの遺産である野生動物は、国の宝です。それは、保護されるべきものであって、虐殺されてはならないのです。

親愛なるムルコウスキ知事殿、
 私は、空からオオカミを撃つことを復活させる法律を承認するというあなたの決断にとても怒りを感じています。多くのアラスカの人々が感じているように、land and shoot(地上に降りて狙撃すること)によるオオカミの殺害方法は、忌まわしく、非人間的で、非倫理的であると感じており、禁止したままにしておかなければならないと思います。多くの科学的な研究では、オオカミは、自然の生態系の総体的な健全さに有益であり、アラスカのムースやカリブーの個体群を健全かつ強力に維持することが明らかになっています。また、オオカミは、アラスカの10億ドル規模の観光産業にとっても重要な存在です。私は、この残酷なやり方を復活させるというあなたの決断にとても失望しています。
敬具

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あなたの友だちに、アラスカのオオカミを保護する必要性について知らせてください。以下にあなたの友だちのEmailアドレスを入力していただければ、あなたの代わりに活動警報を転送します。http://www.savealaskawolves.org/


訳:たかせまみえさん
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