いま日本では、様々な理由から、実親の元で生活できない子どもたちが約3万人います。その内約二九〇〇人の子どもたちは里親の元で生活していますが、多くの子どもたちは児童擁護施設で生活しています。
この子どもたちには、交通遺児や病気遺児の「あしなが育英会」と同様の役割を持った支援組織がありません。親からの精神的、経済的支えを失っている状況は同じであるのに、この子どもたちのための支援組織の設立は大きく遅れをとってしまっています。子どもたちが児童養護施設を卒園した後は、児童相談所や子どもが在園していた施設の職員方々の御努力により、事情に応じた援助を受けている者もいますが、基本的には、18歳を過ぎれば児童福祉の対象ではなくなります。従って家庭で育つ子どもと比べると、安定した仕事につくまでのサポート等、まだまだ不充分な環境であると思えるのが現実です。
この状況の子どもたちが自立していくための支援活動が少しでも出来るならと、ささやかなプロジェクトを組織、設立しました。
活動内容は下記の通りです。
この活動の対象は、実親の元で生活できない児童擁護施設卒園予定者、卒園者、里親宅(ファミリィホーム等)で養育されている子どもたちです。
1 対象となる子どもが、高利の金融会社から資金を借りずに住むように、各種免許取得等のための資金を、無利子で貸し付けます(生活困窮の場合は返済猶予)。
2 対象となる子どもの、生活支援をします。
以上の活動のため、下記のような援助をお願いしたいと思っています。
1 正会員になって下さい。(年会費2000円。総会の議決権があります)
2 賛助会員になって下さい。(年会費2000円以上いくらでも。会報をお送りします)
3 プロジェクト会員になって下さい。(バザーへの品物の提供やイベントのお手伝い)
4 法人、個人の寄付をして下さる方を紹介して下さい。
5 その他、色々なアイディアのお申し出を待っています。
代表 日高真智子 千葉県流山市東深井392番地の13 電話0471ー54ー0649
事務局 赤塚睦子 千葉県松戸市新松戸7ー221サンライトパストラル5ーDー114
電話 047-330-4860
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