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写真はゲストの石川加鶴子さん、北海道倶知安ペンション「あいらんど」 日本音楽協議会主催の「第三十四回はたらくものの音楽祭」が開催され、その前段の取り組みとして、自治労組織内の音楽サークル、音楽活動家の交流の場として全国から三十人が結集、第十四回自治労コンサートが開催されました。
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◆寿バンド?
「こんなことでよいのだろうか?」最近頭に浮かぶのはこの言葉ばかりです。
東京での全国音楽祭典が開催されたのは確か7〜8年前のことと記憶していますが、そのころ雑草のように突然「発生」したのが「ザ・リバーサイド・グラス」でした。当時オジサンばかりで活動していた私たちに、ピチピチの女の子を引きずり込み、これまでの日音協のスタイルであったギターとアコーディオンからシンセ主体のバンドを結成しました。
年頃の女性をボーカルに据えているのですから当然といえば当然ですが、結婚、出産という事態は避けがたいことで……。調子が出てきたなと思いきやどこかの優男にボーカルをかっさわれること2回。リバーサイドに入れば結婚ができるといつしか「寿バンド」の異名で呼ばれるものの、メンバーとしては複雑な思いの訳で……。
引退はしていないのですが、産休・育児休暇中のメンバーが2人。現在3代目のボーカルを中心に活動をしています。
もう一つの悩みは「オリジナルが無い」ことです。現在一曲「だから言いたいことを言おうよ」しかオリジナルが無く、鋭意努力中なのですがなかなか良い曲ができません。あいもかわらず他人のふんどし(曲)でステージに上がっています。
メンバーが自治労だけではないので最近なかなかスケジュールが合わなくて中央の祭典には出ていけません。残念に思っています。それでも、県内では地区メーデーとか集会とかといろいろ参加しているのです。特に最近は自治労の仲間の曲から、新潟のベイビーババさんの「プレゼント」とか、山口さんの「夢を心に」を使わせていただき、一応北東北では好評をいただいています。
私たちのバンドは打ち込みを主にしているため、ちまたでは色々と批判もあるようですが、これが私たちのバンドの形だと確信しています。機械でもそれに表情を与えるのは生の楽器と同じ。それで演奏した伴奏に生の楽器をさらに加え、そして若い仲間の生の主張を歌として乗せていく。こんなバンドが一つくらいあったっていいじゃないですか。
◆継続は力
なによりも「継続は力なり」です。今はちょっと練習もお休み状態です。(オジサンメンバーに個人的にいろいろあったものですから)でも、まだまだやれると思っています。近い内に自治労音協の仲間とも再会できると思っています。最後に全国の仲間に失礼とは思いますが、お願いです。曲をください。女性ボーカルに合うような曲をもし提供してくださる奇特な方がいらっしゃったらご、連絡をお待ちしています。お願いします。