自治労音協通信 |
2面 NO35号/99.9.10発行 |
わがまま音楽紀行(連載第5回) ★香港から北京編 大阪市職労 宮本雄一郎
★香港で夕食を☆香港世界的魅力 前回の「わがまま音楽紀行」は香港の周辺をあてもなくうろついて終わりました。いつも気の向くままに話があちこちへ飛んでしまうので、「なんじゃ、この連載は」というような気分の方もあろうかと思います。広い心と根気ある音協会員の方はどうぞ見捨てずにお付き合い願います。 ★ 北京で朝食を☆揺滾的 首都(ロックの首都) 香港からはるか北へ飛ぶと中国の首都北京です。今年は北京が中国の首都になってから五十年という年になります。そして、中国の首都北京は、政治的な中心という顔とは別に、「ロック音楽の首都」という知られざる一面も持っています。 |
★サークル奮闘記 岩手県職員労働組合県職労バンド
後段左から 高橋TP、菊池TP、畠山As、石川Ds、大沢Tp |
◆「岩手県職労バンド」とは? ビッグバンド形式の演奏集団です。会員資格は岩手県職労組合員であること。バンド編成はトランペット六、アルトサックス二、テナーサックス一、トロンボーン五、チューバ一、エレキベース一、ストリングベース一、ギター二、キーボード二、ドラム一の合計二十二名、うち女性は四名です。しかし、一度も全員が揃ったことはありません。 ◇ 結成よもやま話 当バンドは一九八八(昭和六十三)年の結成です。俗に言う「飲んだ時の話」で、岩手県職労書記長を退任して暇を持て余していた伊沢昌弘さんや、地元のジャズバンドで活躍中の大内雅貴さん等が県職労定期大会の懇親会の際、前任地や独身寮に住んでいる仲間に管楽器を演奏する人が多くいることに気付き、「県職労組合員は約四千人もいるし、自分の回りは楽器を演奏できる者が多い。だから、集めて、将来はブラスバンドにしよう」と酒を飲みながら、文字どおり「吹いて」歩いたのがきっかけとなり、その結果、岩手県職労バンドがめでたく結成されました。
メンバーは広い岩手県内各地から車で集まるため、駐車場があり、また、会場使用料が安いところを探したところ、盛岡市郊外にある岩手県畜産研究所の会議室を使わせてもらいました。昼は「駅前食堂」のカツ丼を出前で取ることが決まりました。この駅前食堂も曲者であり、とてもその食堂に行って食べたいとは思わないようなキタナイ店です。(今もバンドメンバーの大半はこの事実を知りません)出前が来るのを待ちながら練習をしました。 (つづく) |