自治労音協通信

 1面  NO33号/99.5.7発行

わたしの音楽人生回顧録 その2

はじめてのお仕事 PART1  

新宿区職労  中村  浩

はじめての海外

皆さんお元気ですか、だいぶ暖かくなってきましたね、ということで、始めてのお仕事で、今回は、いきます。
ライブハウス以外で、事務所からの仕事です。
30代後半の方は、わかると思いますが「ひろしかえってきて〜」と歌っていた泉 アキさんのお仕事でした。始めての仕事のうえになんと、生まれて始めての海外へ行くおまけつきです。
仕事の内容は、年末、ショーつきの船旅で、10日間グアム・サイパンへ、という、ツアーでした。その当時1$約360円ぐらいの時でした。初日快適な船旅で、夕方から泉 アキさんのご主人菊丸さんの司会で、ショーが、始まりました。オープニングの曲は、血の色の恋です。
なかなか古いアレンジの曲で、ロックバンドには、なかなかやっかいな曲でした。でもどうにかこなし2部のディスコパーティーも終わり1日目は、無事終了しました。2日目もこの調子でいけば楽勝だとおもっていましたが、翌日海が荒れ始め夕方頃には、最悪の船酔いで、演奏が始まる前にステージ横でみんなでビニール袋をかかえて苦しんでいたのですが、時間がくれば、仕事をしなくてはならず、がんばって始めたところアンプ類は、ごろごろ転がるし、足でアンプをおさえながらの2時間でした。
終わったあと夜風にあたるため甲板に出たところ、360度一面の海で波もだいぶおさまってきており、イルカの背に月光が反射し波間に見え隠れし上をみると、降るような星空とても印象に残る一場面でした。
ギャラも安いハードな仕事でも楽しいことは、必ずあるもので、楽器を演奏することが好きであれば、ほかのことは何も要らないような、若く怖いもの知らずのころでした。
もっともっと書きたかったのですが、時間がなく前編と言うことで、お許しください。

●中村 浩さん(Bye Bye Hiroshi)

メールアドレス eimyu@mvj.biglobe.ne.jp

第13回自治労コンサート・メインゲストは
”ハッピーブラザーズ” で〜す!

メインゲストの紹介

今回メインゲストで出演する「ハッピーブラザーズ」は新宿区職労の中村浩さんの所属するバンドです。
ドラム、ベースギター、ギター、サックスで編成されています。皆さんプロまたは以前プロで活躍されていたメンバーです。
中村さんは、みなさんも御存知のサックスを担当します。
演奏曲はインスメンタルでいきますが、「シーシーストラット」「サマータイム」「マスカレイド」その他、ブルースを中心にみなさんもお馴染みの曲から演奏しますので好御期待下さいね。

スポットライトは宮本さん

今回はたらくものの音楽祭でスポットライトに出演が決まった、大阪市職労の宮本雄一郎さんは、自治労コンサートでもオリジナル「急いでベイビーズ」「ピエロにはならないで」の2曲を演奏します。
●宮本さんメッセージ
「バンドのメンバーは仕事を休めないので、今回は一人で演奏します。「急いでベイビーズ」は昨年の自治労なかまのうたコンクールで佳作に入賞しました。保育園に子どもを送り迎えしている親とその子どものためのロックです。「ピエロにはならないで」は、国際障害者年に作られた「ちがうことこそばんざい」というアルバムのために書いた曲です。時間があればもう一曲くらいやりたいです。」

第13回自治労コンサートの御案内

●開催日 1999年5月21日(金)
     6:00p.m.〜8:30p.m.
●会場 「早稲田奉仕園セミナーハウス小ホール」
○リハーサル 3:00p.m.〜5:00p.m.
 
P.A.セッティングお手伝い募集中!
 *2:00から準備を始めますのでご協力お願いします!

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