自治労音協通信

 1面  NO29号/98.9.5発行

第十一回自治労青年女性中央大交流集会に三千人が結集!

    Baby★Babaさん入選曲『プレゼント』発表

第十一回自治労青年女性中央大交流集会が、八月一日(土)〜三日(月)まで、山梨県山中湖で開催された。全国(京都府本部を除く)から約三千人を超す青年女性が集まりました。九州の宮崎と鹿児島はフェリーで川崎港までの船中一泊の長旅で、前日の七月三十一日に到着。沖縄も飛行機で前泊で参加しました。

今年は、恒例の文化交流が花火大会のため二日目に開催されました。初日の夜は、すごいスコールが続きましたので、運がよかったです。今回各地連とも練習を重ね例年に負けず、構成詩や構成劇に力を入れてきました。

文化班も集会前日まで文化班参加者集めが難航し、やっと集まった二十名でした。

開会集会でBaby★Babaさんが発表
第一日目、シングアウトと歌唱指導で始まった集会は、榎本中央執行委員長の挨拶で始まりました。

そして、今年の仲間の歌の表彰式が、表彰状の用意がしてなくて、Baby★Babaこと山田芳裕さん(新潟市職)は持ち時間の十五分を思いっきり歌いました。ヒーローへの道そして清掃作業員の唄、プレゼント、友だちがいなくなるを歌い終わった山田さんに、やはりファンが押しかけ、シャツにサインを求めるファンとか記念写真とか熱い思いを寄せるリスナーの姿が見受けられました。

文化交流に延べ三百人が出演
二日目は早朝五時から北富士演習場での反基地集会が開催され各県代表五百人が結集。お休みの自衛官のみなさんに歌とシュプレヒコールで反戦反基地を呼び掛けました。文化班も事務局を中心に「決意」「インター」「美しい沖縄を返せ」等で盛り上げました。

この日はメインの職種別分散会が開催され山中湖のキャンプ場そして民宿で、三千人が参加する分散会が六時間をかけて行われ、全国の町から村から大都市から集まった仲間が自分の職種での問題や悩みを交流したようです。郷土自慢に花を咲かせてしまったり、自己紹介がメインになったりと参加者のパフォーマンスで楽しい分散会がそれぞれ進んでいたようです。

例年はこの後スポーツ大会なのですが、文化交流が二日目でスポーツでの交流が今回なかったのは残念でした。この時間は例年は文化班は創作講座を取組んでいます。

夕方七時から始まる文化交流の前段歌唱指導は「プレゼント」「チュラサン・ウチナー・ケーセー(美しい沖縄を返せ)」でした。リハーサルは第一日目に済ませてあったのですが、今回の業者さんの中で音響の方が慣れてないばかりか、機械類も相当古く三〇年以上の年代物でトラブルも多く、進行に大変なミスやロスが目立ち事務局のメンバーでかなりホローせざるを得ませんでした。でなんとか二日めの本番は支障をきたさないように配慮しながら、でもいざ司会が話そうとするとマイクが入っていなかったりとハプニング続きでした。

オープニングは文化班のコーラス「もっと自由に」で開会。司会は阿倍初子さん(宮城)、堀本隆晴さん(広島)で進行。

東北地連の構成劇「使い捨ては許さないー福島県河東町職労の行革合理化提案から」は臨時職員の首切り反対闘争を描いた構成詩でした。

九州地連の構成詩「平和と未来は闘い取るもの」は反基地闘争の歴史から今私たちが何をなすべきかを問いかける内容で、沖縄県本部そして宮崎県と鹿児島県本部の大コーラス隊で総勢百五十人で発表。

そして最後に四国地連が二〇分のもち時間を十分もオーバーして構成劇「もしも自治体職場で実施されたら」の熱演?(時間オーバは大変まずい)労働法制改正の矛盾をコント風の寸劇三部作で描いた内容でした。

文化班の構成詩「青年部女性部の闘いを綴るー自治労仲間の歌」は松本敏之さんの編曲で、合唱曲とナレーションで構成。「自治労組合歌」から「プレゼント」までを「闘いはいつも」「この道を行く」「怒れ怒れ怒れ」「Goodbye Overwork」「ひとりじゃないよ」を入れて八曲のメドレーで合唱曲を中心に発表しました。

反合理化の火の点火式では広島の平和の火を堀本さんが九地連のスローガンと共に手渡した後、北海道の反原発のデモ隊のデモンストレーションが登場、歓声のなか反合理化の火文字に点火され、全員合唱の「平和の火よ走れ」が山中湖畔に青年女性の思いを込めた歌声が広がりました。来年は地連別夏期交流集会が待っています。会員の皆さんも参加して文化班を支えてね!

(掲載予定)

構成詩台本リンク

第11回中央大交流集会文化交流ダイジェストテープ

価格1,000円領布中

1998年8月2日、山中湖で東北・九州・四国地連、文化班が上演した構成詩・劇、合唱、Baby★Babaさんの発表を収録。欲しい方は、タイトルを記入の上自治労音協郵便振替口座に送金して下さい。

 00110-8-571236 名義=自治労音楽協議会

『かあさんのうた』の窪田聡さん

牛窓在住十周年コンサート/歌声喫茶とミ二コンサート

日本音楽協議会を永年専従として支えてこられた窪田聡さんが、十年前日音協を退職された後移り住んだ、岡山県牛窓町での活動は、これまでの窪田さんの生き方を反映しています。

地域の住民との接点を大切にした『牛窓再発見の会』やそのグループを中心として、毎年十一月にはイベント『牛窓文化月間』を開催しています。

そして、この過去三年間は産業廃棄物処分場に反対する活動「日本のエーゲ海・牛窓にゴミ捨て場はいらない!」を掲げて反対運動を展開してきました。一九九五年の岡山県の六月の計画公表から三年目の今年の六月にみごと白紙撤回させたのです。

昨年の町長選挙で反対派の町長を当選させ、住民の意思を町政に反映させるために「産廃処分場を考えるつどい(窪田事務局長)」を組織しました。そして、県のさんぱい計画撤回をうけて、七月二十五日には終結集会を開催。当日ボタさんは「ぼくはさんぱいおじさんでなく音楽家」とアコーディオンを弾きました。

そして、この運動を継承発展させるために、ボタさんの同居人篠田澄江さんが「風の会(さんぱい、文化月間の中心)」のメンバー代表として十月十一日の牛窓町議選に立候補します。

九月七日で六十三才になるボタさんは、一九九四年から永年のアコ弾きと日音協活動のためか?椎間板変形による脊髄圧迫により、左足が痺れ一時は歩けない状態の時もありました。しかし持ち前のバイタリティーとフットワークで多面的な活動を展開しています。

さて、「牛窓十年」パーティーが九月十二日土曜日に、ホテルリマーニで午後二時から四時まで開催されます。地元はもとより全国からボタさんの友人が集まって、コンサートパーティーが開催されます。ミニコンサートでは曽村征子さんや今村一男さんが歌います。そして、アコーディオンを広島の小山正則さんが演奏します。またボタさんのアコーディオンで歌声喫茶も再現されます。

ボタ&おしのさんの二重唱や「瀬戸内あったか港・牛窓」ビデオも披露されます。その報告は次号でいたしますので楽しみにしていて下さいね祝電激電贈ってネ!

ボタさん牛窓移住十周年パーティー

開催日 9月12日13:30〜16:00

場 所 牛窓町「ホテルリマーニ」

◆会場『ホテルリマーニ』

連絡先/086934ー5500

岡山県牛窓町牛窓3900

◆主催『鈍工房』

連絡先/086934ー5937

岡山県牛窓町牛窓2227ー8

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