山口泉最新刊

宮澤賢治伝説�b�bガス室のなかの「希望」へ

(2004年8月/河出書房新社刊)


内 容 一 覧

序 言�b�b�b�bこの上なく美しい言葉で語られた欺瞞
死者について(ナースィリーヤの少女のために)

 � 圧制の夢想者、あるいは死の大審問官
 
  「宮澤賢治」の現在(一)
  「宮澤賢治」の現在(二)
  宮澤賢治�b�b死の大審問官
  圧制としてのファンタジー
  「むかしからのきやうだい」に宛てての〔手紙〕(ノートA)
  「永訣の朝」にひそむ詐術 (ノートB)
  「銀河鉄道の夜」のうとましさ (ノートC)
  人間という現象 (ノートD)
  詩と化学 (ノートE)
  文語という問題 (ノートF)
  「天上のアイスクリーム」と「お浄土の羊羹」(ふたたび、死者について)

 � 自己犠牲という名の欺瞞

  一九九九年のグスコーブドリ(一)
  一九九九年のグスコーブドリ(二)
  「よだか」はなぜ醜いか (ノートG)
  自己処罰・自己放棄・自己犠牲と、自己回復・自己実現・自己覚醒 (ノートH)
  宗教詩〔雨ニモマケズ〕の狡さと危うさ (ノートI)
  死者たちの寛容さについて�b�b死者・政治・平等〈a〉
  分光器としての政治について�b�b死者・政治・平等〈b〉
  唯物論と資本主義�b�b死者・政治・平等〈c〉
  利用価値・代替価値・交換価値の彼方へ
  「人間」中心主義の擁護のために
  某�T真理教�U論議に欠落しているもの
  この�T戦争�Uは「宗教戦争」でも「革命戦争」でもない
  黒田喜夫論ノート(抄)
  「思想」ノ自在ニ敵対スルカラ……
  生の共和制の盟約を確立するために
  かつてロザリオという名の少女が(みたび、死者について)

 � 生の一回性について

  四月の旗
  歴史の著作権は誰のものか? 
  死の功利性にまどろまないこと
  信仰の絶対的な拒絶のために (ノートJ)
  生の一回性と永遠の弁証法について (ノートK)
  「そして生活には、観客はいない」
  ガス室のなかの「希望」(よたび、死者について)

  さらに、希望について�b�b

 初 出 一 覧
 
 後  記�b�b�b�b「ポラーノの広場」で踊り得ぬ者

【indexページへ戻る】
ここをクリック


No reproduction or republication without written permission.