武力で世界の平和はつくれない!

ブッシュ大統領はイラク攻撃をやめなさい!
小泉首相は有事法制を廃案にしなさい!
インド洋の自衛隊をすぐにもどしなさい!


アメリカのイラク攻撃反対−犠牲になるのはいつも民衆だ

 イラクは国連決議を受諾し大量破壊兵器の査察を受けると表明しました。戦争突入は回避されたようにみえます。しかし、アメリカは何が何でも戦争しようとしています。

 ブッシュ大統領は、イラクが少しでも抵抗したら即座に軍事こうどうにでるといっています。アメリカはフセイン政権を打倒するために戦争するといっています。

 どんなに優れた武器を使っても、戦争になれば実際に犠牲になるのは民衆です。12年前の湾岸戦争でも、ユーゴ空爆でも、昨年からのアフガンでの戦争でも証明されています。

 世界中で誰も支持しないイラクとの戦争をブッシュ大統領はやめるべきです。テキサスの石油企業の代表として石油利権の独占のための戦争、12年前のパパ−ブッシュの敵討ちの戦争としか世界の人は見ていません。

 世界中の人が反対しています。イタリアには40万人の人がヨーロッパ住から戦争反対のために集まりました。アメリカやイギリス国内でも10万人規模の反戦集会が繰り返されています。

日本はアメリカの戦争へ協力するな−自衛隊員を戦場へ送るな

 日本政府はテロ対策法に基づくアメリカなどへの協力を11月20日以降も延長することを決定しました。

 インド洋に派遣されている自衛艦は米、英軍への燃料補給をしています。さらに仏、独軍への協力の検討されています。アフガン本土にいるタイ軍への資材輸送のための輸送艦の新たな派遣も検討されています。

 小牧基地からはC130輸送機が米軍の物資や人の輸送をしています。アフガンでの戦争の意味はなくなりました。今、アメリカ軍がしているのは、でたらめな情報による結婚式などへの誤爆だけです。友軍のカナダ軍への爆撃もしました。

 インド洋はイラク攻撃の重要拠点です。自衛隊の協力はもう何の根拠もありません。政府と防衛庁はイージス艦やP3Cなどもっと実戦参加できるような部隊の派遣も考えています。

 イラク攻撃への協力になる前にすぐに引き上げなければいけません。

有事法制なんかいらない−私たちは有事よりも無事がいい

 小泉首相と与党は、継続審議になっている有事関連法案をなんとしても成立させようとしています。野党を取り込むための修正で成立させようというのです。さらに「国民保護」のための法律も追加しようとしています。

 私たちは、戦争準備の法律なんかいりません。「保護」を口実として、監視や規制そして戦争へ動員するような法律は廃案にすべきです。

 戦争をなくすのは戦争準備の法律ではありません。

 平和を求める国内−世界の世論を力にした平和外交の努力だけが戦争をストップさせることができるのです。

 暴力の連鎖では私たちが安心して暮らせる平和な世界は実現できません。

 「有事法なんかいらない」もっと大きな声を出していきましょう。


有事法制反対ピースアクション


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