□□□編集後記□□□(2007年12月26日発行/不戦ネット会報48号) |
・2007年もあと僅かになりました。皆さん、今年一年どんな年だったでしょうか。もう何年も同じことを言っているようですがやっぱり慌しく過ぎました。今年1年で印象に残っているのは、7月の参議院選挙の与野党逆転とその後の突然の安倍の辞任でしょうか。とりあえずとは言え、小泉・安倍の悪しき政治の速度が多少なりとも遅くなったような気がしますが、しかし、本号の岩国・沖縄・神奈川の文章にあるように基本路線は何も変わっていないということです。
・2008年、3・20には、この間「イラク派兵反対」で共同行動を継続してきた、イラク派兵差止訴訟の会、名古屋YWCAと共催で集会・デモの準備に入っています。2001年のアフガン攻撃からは7年。何時までもこの状態を続けることのないよう、来年こそはストップさせたいものです。
・今年は米が豊作で米価が下落し、国の進めてきた農業の大規模化政策の中で、その農家が窮乏しているとか。仕事でこの1年、浜松の栽培放棄されたみかん畑の作業に通いました。猛暑の中の作業はビリーザブートキャンプも負けないくらいきついものでした。(農家はこんな暑い中、仕事はしないそうですが)そのみかんも豊作で、安値でまた栽培を放棄する人が増えるのでは、と心配していました。食料自給率39%。金にあかして食料を買いあさる。その向こうに「格差と貧困が」が。今に始まった事ではないけれど、そこも無くさないと紛争や戦争はなくならないのでは…。(山本)