| 【不戦ネット会報４６号／２００７年４月２６日発行】 編集後記 |
◆お知らせしたように、事務所の移転です。１９９４年１２月の結成集会から丸１２年と数ヶ月。実に様々なことがありました。結成当時の志は変わらないつもりですが、時代は大きく変わったように思います。休むまもなく走り続けてきたこの１２年間、実に多くのものを得た一方、多くのものも犠牲にしてきたようにも思います。夏の暑さ、冬の寒さに耐えて激論を交わし、運動を支えてくれた事務所を離れることは一抹の寂しさもありますが、時代は感慨に浸っているほど余裕はないように思います。メンバーそれぞれの想いを持っての再出発だと理解しています。
◆いつものごとく、時間と格闘しながらニュース作成です。今号も字だらけですが、読んでください。予想していたとおり、５月は集会三昧。それほど課題が逼迫しているということですが、実際対応し切れていない。何とかしなければ、というのもいつもの繰言か。
◆最近聞いた心に残ったコトバ。ラジオの番組で「土に種を預けておけば、土はウソをつかない」。在来種のお茶を有機栽培で作っている方、「お茶も種から作ると土に根を張って強いんです。自然のバランスに任せれば上手くいくんです」。石油のために平気でウソを言い、血を流すこともいとわないどこぞの誰かに聞かせてやりたい。
◆グアムのチャモロ人の置かれている歴史と現実を学ぶにつけ、知らないことの多さに愕然。沖縄だけでなくここにも日本の罪が重ねられていくことを何とかしたい。（山本）