イラク特措法1年延長、イラク派兵、多国籍軍参加以後の動き 2005年7月 (次)(戻る)
※中断中
2005年7月
2005年7月2日
■バグダッドで2日、2件の自爆攻撃があり少なくとも25人が死亡。
■2日、エジプトのイハブ・シェリ時期駐イラク大使がバグダッドで拉致される。イラクで大使級が拉致されたのは初めて。
■イラク中部で2件の自爆攻撃があり、イラク人警官ら6人が死亡、市民ら20数人が負傷。
2005年7月4日
■自民党の新憲法草案のたたき台となる党新憲法起草委員会の要綱の概要が4日、明らかにされた。天皇については「我々は国民統合の象徴たる天皇とともに歴史を刻んできた」と前文で言及。「国防の責務」などの新たな義務規定は条文に盛り込まれた。また自衛隊は「軍」との位置づけを明確にし、自衛だけでなく国際平和や安定に寄与できるとしている。
■広島県の藤田雄山知事は4日、防衛庁と外務省を訪れ、大野功統防衛庁長官、逢沢一郎外務副大臣に対し、在日米軍再編問題で検討されている米海軍厚木基地(神奈川県)の空母艦載機部隊の米海兵隊の岩国基地(山口県)への移転など、基地機能強化に反対する考えを伝え、早期の情報提供を要請。藤田知事は申し入れ後記者団に「周辺地域での低空飛行や騒音もあり、岩国基地の機能強化は山口県だけの問題ではない」と強調した。
■アフガニスタン東部クナル州知事は4日、同州の山岳地帯で展開されている米軍による武装勢力掃討作戦で子どもや女性ら市民17人が巻き添えになり死亡したことを明らかにした。また行方不明になっている地上偵察部隊を捜索中の米軍機が同州のチチャル村を1日、激しく空爆し村民17人が殺害されたともいう。
2005年7月5日
■イラク・サマワの陸上自衛隊宿営地付近であった砲撃の爆発音を調べていた陸自部隊は5日、宿営地内の南東にある空き地で一カ所、宿営違いで4カ所の着弾痕を発見。今回の攻撃で宿営地に向けて迫撃弾やロケット弾が打ち込まれたのは10回になり、最近では1月11日以来、1月の攻撃をのぞいては宿営地の北側から発射されている。人的被害は出ていないが一連の攻撃は自衛隊に対する何らかの脅しとの見方が強まっている。
■5日、郵政民営化関連法案が衆院本会議で採決され自民・公明両党の賛成多数で可決され参院に送付された。自民党内の民営化反対派51人が反対か欠席するなど大量の造反者がでたため5票差の可決となった。
2005年7月7日
■イギリス・ロンドンで地下鉄同時爆破テロが起きる。
2005年7月9日
■朝鮮中央通信は9日、北朝鮮の核問題をめぐる第4回協議を今月25日からの週に行うことで米朝両国が合意したと報じた。