6月にグアムのアンダーセン基地周辺で日米共同軍事演習、コープノースが行われます。この訓練は旧ガイドラインが策定された1978年から行われ、新ガイドラインに基づく周事態法が成立した99年からグアムで行われるようになり、日本からは海外派兵、海外での日米共同作戦の実行訓練として行われるようになりました。これまで、百里基地、・小松基地のF15、三沢基地のE2C,小牧基地のC130輸送機が訓練の形で海外派兵されています。今回はF15、小牧基地のC130輸送機とともに浜松基地のAWACSが初参加します。空とぶ司令塔と言われるAWACSが参加することは、日米がより具体的に共同軍事行動が可能になるということです。
99年、新ガイドラインに基づく周辺事態法が成立し、アメリカの軍事行動に自衛隊はもちろん民間も含めて戦争協力できる体制を作り、更には集団的自衛権行使の容認、有事立法の制定、明文改憲を公言する小泉内閣が成立しました。ますます「戦争ができる国家」へと加速的に進んでおり、今回の日米合同軍事演習はその一環です。
私達は、このような軍事演習へのF15・C130・AWACSの参加は決して容認できるものでは有りません。
軍隊や基地が決して平和を作らないと考える私達は、以下のことを強く求めます。
1. 日米共同演習コープノースへの自衛隊の参加を中止すること
2001年5月26日
小牧基地司令様
連絡先 不戦へのネットワーク 名古屋市昭和区白金1−13−10
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