昨年(99年)12月17日岸本名護市長は海兵隊基地建設受け入れを表明しました。日本政府はこれを「地元」が「同意」として歓迎し、10年間にわたる総額1兆円の「振興策」を決定しました。新基地の建設工法もできるだけ地元土建業界に金が入るようにするための検討をしています。
本当に地元の住民の人たちは「同意」したのでしょうか。
建設予定地は名護市の現在の海兵隊基地「キャンプシュワブ」沖を埋め立てることになっています。この海域の地元の辺野古地区、二見以北10区の住民は圧倒的に反対です。
珊瑚礁に囲まれ、ジュゴンが住む美しい海を守ってきた人たちです。
政府に地元住民の意向を聞いて基地建設断念をするように要求しましょう。
孤立しがちになりながらも、私たちの子ども達に豊かな海を残そうと頑張っている住民へ応援と私たちの思いを届けるメッセージやカンパを送りましょう。
私たちの連帯の行動が基地反対の運動を地元と沖縄―日本をつないで大きな輪をつくります。
(不戦へのネットワーク・2000年2月14日UP)