編集長の随時日誌 2007年6月 から分離

日本語が分かるドイツ人にわがホロコースト三部作を進呈

2007.06.07(2019.9.5分離)

 偶々、拙著『アウシュヴィッツの争点』、拙訳『偽イスラエル政治神話』、近著『ヒトラー・ホロコースト神話検証』の三冊を、日本語が分かるドイツ人に進呈する機会を得た。

 その後、そのドイツ人たちのことが、日経(07.06.03)囲み記事「中外時評」に紹介された。記事の題名は「ナチ糾弾という重い宿命」で、以下の書き出しである。


ドイツ政府の文化広報機関「ゲーテ・インスティトゥート」東京支部が同国の戦後和解のあり方を紹介する一連の催しを開催する


 その催しの一環を、以下の転送メールによって知ったので、参加した。


JCJ国際部07/5報告会
●ドイツの二つの戦後処理を知る旅報告会 記憶の碑-和解の関係者たち

 ドイツ文化センター(ゲーテ財団)は、07年5月上旬に日本からジャーナリストを招き、ドイツの戦後処理に関わっている諸機関、近隣諸国との和解を行なっている機関を訪ねる企画を行ないました。
 この視察旅行に参加したジャーナリスト・学者からの報告を聞くと共に、主催者のドイツ文化センターおよび視察旅行企画者の佐藤健生氏から、ドイツの経験を東アジアに生かす可能性について語ってもらいます。事前予約は不要ですのでふるってご参加下さい。
              記
司会    伊藤力司(日本ジャーナリスト会議、元共同通信外信部)
パネリスト 菅原 秀(日本ジャーナリスト会議国際委員会)
      岸 俊光 (毎日新聞学芸部)
      内海愛子(大阪法経大学アジア太平洋センター客員教授)
      水島宏明(日本テレビ報道局解説委員)*予定
      Dr. ウーヴェ・シュメルター(ドイツ文化センター所長)
      マルクス・ヴェルンハルト(ドイツ文化センター文化部長)
      佐藤健生(拓殖大学教授)

●日時:07年5月30日(水)午後6時から
●場所:岩波セミナーホール
 千代田区神田神保町2-3 岩波書店アネックスビル3F
●会費 1000円(学生500円) *終了後に近所の飲食店で懇親会を行ないます
◆主催 日本ジャーナリスト会議国際部 
 東京都千代田区猿楽町1-4-8-402 電話03-3291-6475
◆協力 ドイツ文化センター(ゲーテ・インスティトゥート)
 東京都港区赤坂7-5-56ドイツ文化会館 電話03-3584-3201
-- 菅原 秀 ジャーナリスト Schu SUGAWARA


 日本ジャーナリスト会議の二人、伊藤力司、菅原 秀とは、旧知の仲である。

 懇親会では、上記のマルクス・ヴェルンハルト(ドイツ文化センター文化部長)と向かい合いの席に座ったので、率直に、ホロコースト否定論者として自己紹介し、わがホロコースト三部作を進呈した。

 ドイツ人への直撃が、功を奏するか否か、興味津々である。