2001.3.22.(木)(2019.8.6分離)
2001.3.22. mail再録。
送信日時 : 2001年 3月 22日 木曜日 10:45 AM
件名 : 走狗煮らるアルバニア「解放軍」の絵解き
本日、2001.3.22.『日本経済新聞』朝刊の社説欄の見出しには、「バルカン紛争の構図逆転」とあります。失笑を禁じ得ない見出しなのですが、読めばなおさら、唖然、呆然、寒心の至り。「NATOがアルバニア系住民を守る目的でユーゴを空爆」という小学生でも吹き出しそうな優等生丸暗記下手糞論文でしかありません。
木を見て森を見ざるの愚を犯す勿れ。歴史を紐解けば、簡単に分かることです。ソ連の崩壊を横目で睨みつつ、19世紀からの垂涎の的の宝庫、もともとはロスチャイルドの資金で開発したカスピ海の石油資源を目指して、ドイツが主導権を握って始めた3度目のバルカン侵略に、途中からアメリカが介入し、麻薬マフィアのアルバニア「解放軍」を手先に使ったことなどは、いとも易しい謎解き、絵解きなのです。現在は、パイプラインのルート争いになっています。これが本音だったのです。
中国の諺に曰く:走狗煮らる。狩りが終われば、不要になった狩猟犬も、鍋の具と化すのが世の習い。
かくいう日本も、今では、自分の大統領選挙に献金した重要人物を殺人原潜に接待させた悪餓鬼に、事故後、チョコレート賭けたゴルフを中断せずに世界中の笑い者になっている悪餓鬼が、やっとのことで参勤交代のお目見えを許された喜びを隠し切れない蝦蟇面見せている有り様です。ああ、不愉快この上ない状況なのですが、この日本も、かつては黒船に脅されて開国し、イギリスとアメリカのロスチャイルドを中心とするユダヤの死の商人からの資金を得て、フランスのロートシルドの資金に頼るロシアと戦って辛勝し、以後、イギリスの東洋の番犬として仕え、愚かにも増長して逆らい、負け、またもや、アメリカの番犬となっているのです。
アルバニア人のことを、悪し様に言う資格はないにしても、大手紙の論説委員なら、もちっと、勉強せんかい! わが「ユーゴ問題特集一括リンク」は、下記です。