木村愛二の生活と意見 2000年5月 から分離

図書規制立法の動きとか、議論盛んなれど、問題は基本情勢の認識にあり

2000.5.20(土)(2019.6.7分離)

2000.5.20.(土)mail再録。

 加盟組合の出版労連個人加盟組合、ネッツ労組で、自民党の図書規制立法の動きに関して、いくつかの情報、議論があったので、以下のmailを送った。

 木村愛二です。

 言わぬもがなのことながら、いつぞやの盗聴法、創価学会の図書館攻撃、図書規制立法、などなどの言論統制の動きを考える際には、戦前の天皇制支配の場合を典型とした基本的な情勢分析と、最新の手口の研究が不可欠です。

 ところが、ここでは一応、この問題に関する限りと限定して述べますが、グローバル化時代、云々、などと気取った議論が好きなメディア人間の中でも、少しは理論的なはずの出版労連とか、マスコミ文化情報労組会議とかが、まるで役に立っていないのが現状です。

 そう言うと、ウヌッとなる人もいるでしょう。そういう人は、まずは簡単なところで、先にもunionにメールで送り、わがHPの冒頭に新設したばかりの「編集長日記風:木村愛二の生活と意見」を、御覧下さい。

 今の大東亜共栄圏は何処なのか、今の天皇は誰なのか、これが最も重要な基本情勢認識なのです。この基本認識から目を逸らすためにこそ、言論統制の新しい手口が開発されるのです。基本的にはアメリカの独り勝ち状況であり、具体的にはアメリカを虜にしているシオニスト・ロビーのメディア支配なのです。日本では特に、池田大作がノーベル平和賞を狙い、ごろつきシオニストの手先、サイモン・ウィゼンタール・センターと組んでいる事実を抜きにしては、日本の言論状況も世界の情勢も、まったく理解できないのです。

 自殺マニュアルに関しては、私自身が中学生時代に当時はカストリ雑誌と呼ばれた安物の茶色い紙の雑誌で、他人に迷惑を掛けず、苦しまずに、美しく死ねる方法を読んで、妙に安心したものでした。この自殺の方法については、私の唯一の長篇小説、『最高裁長官殺人事件』を御覧下さい。『自殺マニュアル』を教科書にすると、少しは少年犯罪が減るでしょう。

 少年問題に関しては、かねてから、成人を昔の元服の年令に変更すべきであると考えています。当時の15歳は、生まれた瞬間に1歳の計算でしたから、現在では14歳なので、中学2年ぐらで大人の扱いにし、小遣いぐらいは自分で稼ぐ習慣を付ければ、少しは自覚が高まるでしょう。私自身は、戦後の食料不足時代に育ちましたから、小学校時代から、兎を飼ったり、魚を突いたり、鉄や銅の屑を集めて売ったりし、余裕があれば自分で稼いだ金で本を買ったものです。

 本当は、あれがやりたかったのですが、モク拾いはしませんでした。あの芸当は見事なものでした。自動販売機を粉砕せよ!