編集長の辛口時評 2006年6月 から分離

独シュピーゲル誌入手しイラン大統領の表紙画像を広める

2006.06.09(2019.8.30分離)

http://asyura2.com/0601/holocaust3/msg/218.html
独シュピーゲル誌入手しイラン大統領の表紙画像を広める

イラン大統領アフマディネジャド

 以下の阿修羅投稿を見て直後、紀伊国屋書店に電話で注文したら、本日、2006年6月9日、「代引き」で届いた。手数料込みで、2,260円で済んだ。
 以下の説明の表紙の画像は、すでに、わがホームページで発表した。
 URL: http://www.jca.apc.org/~altmedka/060609-derspiegel.jpg
    (注:↑このリンクは拡大画像です)


シュピーゲル買いました。西岡昌紀
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/192.html
投稿者 西岡昌紀 日時 2006 年 6 月 04 日 19:17:36: of0poCGGoydL.

 昨日、学会に行く途中でシュピーゲルの問題の号を買ひました。
(Der Spiegel/Nr.22/29.5.06)

 こんな大きな取り扱ひをして居るとは思ひませんでした。

 先ず、表紙にアフマディネジャド大統領の顔が大写しで出て居て、Der Mann, vor dem die Welt sichfuerchtet (その前で世界が恐れる男)と言ふ題名が太文字で書かれてある。そして、22ページから28ページまでインタビューが続くのですが、ホロコーストに関するやりとりが、その半分くらいを占めて居ます。驚くばかりです。

 そして、シュピーゲルは、もちろん、正史派の立場から、大統領に批判的なスタンスで質問をするのですが、アフマディネジャドに言ひたい事を言はせて居ると言ふ感じです。

 思ひ出すのは、1989年にニュースウィークがアーノ・メイヤー・プリンストン大学教授の見解を否定的な文脈ながら、取り上げた「ユダヤ人は自然死だった、で揺れる歴史学会」で、どうしても比較してしまひますが、今回のシュピーゲルの記事は、、トップ記事であり、ホロコーストに関するやりとりの長さだけでおよそ2ページに及ぶ物である事、そして、何より、今まで、この問題をタブーにして来たドイツの雑誌でこれだけ大きくこの問題が取り上げられたと言ふ点で、ニュースウィークのの記事以上の画期的な記事だと私は思ひます。

 [後略]


 折しも、ドイツは、ワールドカップで大騒ぎ。参加国のイランの大統領が、ホロコースト否定論を有罪とするドイツでは、イラン大統領を逮捕できるのか否か、これまた大騒ぎである。

 耳情報によれば、朝日新聞に関連記事が載っているらしいが、インターネット公開記事はない。

 そもそも、ホロコーストは、ドイツの冤罪である。イラン大統領の「ホロコースト神話」発言を、ドイツ人が、いわば「もっけの幸い」として、ドイツで最有力の雑誌が取り上げたことは、画期的な事件である。

 新著『ヒトラー・ホロコースト神話検証』を脱稿し、出版方法を相談中の私にとっても、1995年の『マルコポーロ』廃刊事件以来の11年の辛酸を、一挙に回復する絶好の機会である。

 カラーコピーも大量に作成して、関係各所に配布するが、まずは、インターネットに表紙の画像を広める。

 協力を乞う。