2007年10月25日(木)晴れ
毎日がヘロヘロと過ぎ去ってゆきます。
しばらく前から巷にプラスチックカボチャがゴロゴロと転がってきてああそうか今年も西洋盆がやってきたのか相変わらず季節外れだな浴衣では寒いぞよ、と訳の分からない感想をば述べさせていただいて、さて、先日夜の繁華街を歩いておりましたら白装束にて三角布を鉢巻きにして冷え性なのか顔色の悪いうら若き乙女がビラをくばってました。
ビンボくさそ、幸薄そ、こっち来ないで
と差別意識丸出しに秘書は避けます。これ以上、他人の因果まで背負い込みたくありませんもの。
幽霊カフェかよ、と一緒に歩いていた同居人が申しました。
幽霊? そうですか、あれは裏飯屋だったのですか。秘書はまたてっきり流行の冥土カフェかと・・・ 字が違うだろ、と。
(と、ここで内職大特急のお呼出しにて中断。休み前にやってちょ、との仰せ。へいへいありがとうごぜいやす・・・)
2007年10月18日(木)晴れ
久しぶりにホームページのお手入れをしていたら、訳のわからないファイルがどっちゃりこあるのに気づきました。秘書が関わる前の古いファイルが大半でして、その昔に編集長がいい加減に試行錯誤した頁のきれっぱしらしいです。
どう見たってゴミ、と思われるのは削除しましたが、これはなんだ?という悩みの種も混入。
中に傑作がありまして、このままきれっぱしにしておくのは勿体ないので、辺境頁に入れてみました。笑いものにしてください。
これを収めた頁は、秘書が構築途中でほったらかしにしましたので、事実上のリンク切れです。合間をみて充実させます。ふっふっふ・・・
2007年10月17日(水)晴れ
アラジン魔法のランプ2
本格的な秋ですねえ。昨日の冷え込んだこと、毛布を引っ張りだして冬支度を始めちゃいましたよん。コタツも数年ぶりに引っ張りだしてお部屋の模様替えまでやっちゃいました。この冬はぬくぬくおコタライフを楽しみます。近頃足腰が冷えてどうもいけませんでして・・・
昨日メールに振り回されまして、結局お得意様のところへ取りにゆくことになりました。なんか変。メールって、そういう手間を省くための手段ではありませぬか。
で、「おかしいねえ、ウチではちゃんと開くよ」と言われながら、データをMOに入れて頂きました。
で、社に戻ってMOをセットして、さあ! あらら? MOドライブがごっとんごっとんぎったんぎったん消化不良みたいな音を出してます。げっ、Win用MOだって言ってたけどMac用だったんか。Winにそんなもの入れたら食当たりするざます。早く吐き出せ!、という時、マシンが反応しません。メモリ1ギガ積んでるのに、なんちゅうこってすか。強制終了が利かないざますよ。あ~れ~
電源ボタンを押そうかいやそれはまずい、と歯ぎしりして煩悶します。自分とこのMOなら電源落として壊しても自業自得だけど、お客さんのはちょいと・・・そうこうするうちに「フォーマットしますか?」のメッセージが出て、やっとキャンセルできました。
あー、心臓に悪い、歯に悪い。
で、MOドライブを取り外してMacに付けて中身を取り出してLAN接続でWinに送って、一件落着。めんどくさ。
で、つらつらと考えました。
Winで開かないのは、添付ファイル付きのメールを別名保存してまとめてMacで圧縮したものだから? Macで開かないのは、元のメールソフトがアウトルックエクスプレスだから? 秘書のMacにアウトルックエクスプレス(名前が長いよ。エクスにしちゃえ)は無いです。OSXなもので、AppleのMailを使ってます。OSX用のエクスってあったかしらん。ごそごそごそ
クラシック環境にあることが判明。クラシック環境とは久しく無縁でしたので、すっかり忘却の彼方でした。(中略)で、無事開きました。
なんてこった。MacのOS9レベル(お得意様のレベル)は全てに見放されとるんか。
実は秘書、ここ2週間ほど、いろいろと悩んでおりました。ことの発端は、自宅で愛用している初期 iMac(OS8.6)が、古いにも関わらずとても快調でして、それこそ「鬼のように安定している」のですが、いかんせん古すぎます。ブラウザがIE5では、とうとうAppleのサイトさえまともに表示できなくなりました。
もう1台あるiMacはOS10.1.5なのですが、こちらはOSXとしては外れ組でして、ブラウザがIE5だけ。Safariは使えませんです。
ならば、とブラウザを物色するに、えーん、Firefoxだとか、OS10.4版だとしかないよ~。緊急策としてネスケ7.0、6.0を試みるも、両方まともに動きゃしません。
どうすればいいの外れマック。
OSをアップグレードしよう、と天啓のようにひらめきました。OS10.4が14800円で買えます。5ライセンスのファミリーパックなら22000円位。アップルデイスカッションボードを見ていると、秘書のと同程度の古iMacにOS10.4を積んで動かしてる話がでてきます。
よーっしゃあ、やったるでー、と吉祥寺のヨドバシに買いに行きました。売り切れでした。10.5が出るかららしいです。がくんちょ。
結果からいうと、買わなくて良かったです。いろいろ調べるうちに驚愕の事実が判明しました。
1.10.4はDVD提供です。古iMacはCDしか読めません。なら外付けDVDドライブを買うか・・・(中略) 今時のDVDドライブは対応OSが10.4ですと・・・(古いのを探して秋葉原まで行けっちゅうんか。そんな気力ない)
2.ハードディスクに3ギガの空きが必要だそうです。古iMacはそもそも4ギガしかありませんでして、システムとか入ってて空きは2.4ギガしかない。
3.メモリも足りない。純正メモリでなきゃ、必要要件まで増やせるらしいけど、そこまで投資する価値あるかぁ? CPUだって、233MHzだぜい。(Winなんか3.2GHzだぜい。)
・・・・
この際、すぱっと諦めましょう。その代わりといってはなんですが、お仕事で使っておりますeMac OS10.3のメモリを増やすことにしました。こちらも純正にこだわらなければ2ギガ程度に増やせるらしいですけど、小心者秘書は、なんかあったらこわい、とapple様から512MBのメモリを買わさせていただきました。とってもお高いです。
先ほど取り付けました。気のせいか、さくさく動く気がします。
いっそこいつを10.5にアップグレードして、そしたらアドビCS3のシステム要件にも合致するからアドビもアップしようかなあ、特別提供版を買えるけど14万円するんだよな~ 金降ってこないかな~
2007年10月16日(火)どんより曇り
昨日のことですが駅前にお買い物に行きお買い得鮭の切り身パックやら大根やらネギやらしこたま買い込んでなんか疲れたなあとぺったらぺったら歩いておりましたら、
もしもし、もしもし
とどこからかささやくような声が聞こえます。はて面妖な。こんな往来のど真ん中でこの世のものならぬモノが何用あって秘書を呼ばわるか、その袋の中の魚を置いて行けと申すか、ええいならぬぞ明日の朝餉にこんがりと焼くのじゃ、この化け物めが・・・
じゃなかった、若めのおばさんが囁きかけていたのでした。中肉中背眼鏡をかけてショートカット、30年がとこ昔風のスカート丈の実直なファッションで生真面目そう、さては道が分かりませんのですか。
秘書はよく道を聞かれます。きっと人畜無害オーラを漂わせているのです。
どれどれどこへ行くのですか? え? 鑑定士の勉強をなさっていると? 30年に一度のとてもよいお顔の相をしていらっしゃるのでぜひ手相を見させて頂きたいと?(顔がいいから手を見せろだと。あらら、手相は悲惨だとでも。厄よけにこのツボを買いなさいとでも・・・)
結構ざます。
と言ってるのに、しつこくつきまとわれました。秘書は人が良いです。人の前に尾までついてたりして。けどさ、カモ科じゃないだわさ。サギ科とも無縁だわさ。ああ、むかつく。「不幸です」って背中に書いてたかしらん。
振り払ってすたこら来ちゃったけど、良い顔相をしていらっしゃるとか言うけど、そう言うあなたは貧乏神がついていらっしゃるような幸薄い顔していらっしゃる。人の顔よりご自身の顔をじっくり見なさいまし、と言ってやればよかったです。
さてと、仕事をしなければなりませんのに、送られて来たメールが開きません。正確に言うと、Windowsで.sitの圧縮フォルダを受け取りました。ご存知Macの圧縮フォルダです。Win版のアラジン魔法のランプに入れてみましたら、いつもはちゃんと解凍してくれるのに、「読み込み専用であることが考えられます」とかごちゃごちゃ抜かしましてペケ。
仕方ないのでMacで開きます。おおっ、たちどころに4つのファイルを吐き出してくれました。1個目はPDF。何かな~ ・・・ぐっ。「原稿見てくれましたか」ってそれだけの文章をなんでPDFにして下さるのでしょう。メール本文にするだけで済むのに。あとの3個はお得意様が自分とこで受け取ったメールを別名ファイル保存したもの。開きませんがな。「Fw;~」のファイル名で拡張子無しがいけないのかと考えて、あれこれ名前変更するも開きません。開くアプリケーションが無いのでなんたらかんたらって一体どういうことさ。
さあ、困った。お得意様宛のメールを出入りの業者である秘書が発信者個人情報満載のまま読んで差し支えないなら、手間暇かけて圧縮しないで、そのまんま転送してくれればいいんですけど・・・
も一回送ってもらお。もしもしい~、とお電話いたしますに、担当者は今日は出かけたまま戻ってきませんですとぉ。ぼく、その原稿のこと分かりません、ですとぉ。
ぐれてやる、と言いたくなるのはこういう時ですが、いまさらぐれところで、自分にしわ寄せが来るだけです。
2007年10月11日(木)晴れ
殺生録2
昨日の夕刻でした。ブーンだかジーンだか羽音がして、ええいやかましい、と見ると小さなハエが飛んでいました。我が社の室内でのことです。(ゴミ塚を築く御仁がいるからだ)と口に出したい思いをじっと飲み込んでハエの行く先を目で追いました。
小さなハエですが、バナナなどを放置しておくと発生するような俗にいうコバエではありません。銀蝿というほど猛々しくはなく、多分普通のハエの子供なのでしょう。
秘書のおやつのお皿に止まりました。しっしっ。
追われたハエは某御仁のお皿に移動しました。こらこら、と御仁が手を振ります。手を振ったところで、某御仁に捕まる間抜けなハエはこの世におりません。ぶうんだかじいんだか、飛び立ちます。
それを冷静に見つめる秘書。
ハエは空いたお皿にまた止まりました。それっ、と秘書はすかさず蓋をかぶせます。電子レンジでチンするときラップ代わりにかぶせる合成樹脂製の蓋です。ブタチンという名前で、その通り全面が豚の顔になってます。真ん中の豚鼻に蒸気抜きの穴があいてます。本物の豚の鼻穴は大きいのですが、ブタチンのそれは小さくて、ハエといえども抜けられません。
皿を蓋で押さえたまま、流しの洗い桶に運びます。そして水道を捻ると・・・やがてハエは動かなくなりました。
考えれば恐ろしいことをしていたのに、終始冷静にことを進めました。自殺の幇助で、死ぬまで見届けて欲しいと言われて実行した人の心持ちはどうだったのでしょう。死にたい人を死なせてあげて何が悪い・・・
悪いです。亡くなった方の親は、子供が心配で田舎から出て来て、遺体を見いだしたのでした。命は個人の持ち物ではありません。遠い過去から引き継いでまた遠い未来へ伝えていくものではないか・・・
秘書は血の池地獄でハエに蹴飛ばされるでしょう。昔クモを数匹助けていますが、もう時効かも。
2007年10月5日(金)晴れ
秘書の実名はさほど洒落たものではありませんでして、ではその辺にいくらでも転がっているかというと、グーグル検索してもお目にかかったことがありませんでした。
が、最近、内職のキーボード叩きに飽きてひょいと検索しましたら、うほぉ、いましたよ~、5人も。
結婚したてのおめでとうございますが1人。なんかのケータイサイトで当選したのが1人。フラワーアレンジメントの大家(たいか。おおや、じゃありません)が1人。画廊関係が1人(画家か唯の客かは不明)。で残り1人は「なっち」のそっくりさん。
「なっち」って誰だ? と思ったあなたは我が社サイトの正しいファンです。こげな愚痴サイトを好き好んで訪れる方がアイドルなんぞに詳しい訳がない(と決めつける秘書。自分が知らなかったからと言って・・・)
ふうん。
なっちも新婚さんも秘書と間違えられる心配はありませんが、フラワーアレンジメントは写真が出てない。画廊の人は、わっおばちゃん、と思ったけど冷静に考えれば秘書と同じ年頃だわさ。秘書の幼少の夢は画家だったわさ。小中高と通して絵だけは上手かったわさ。このおばちゃんを秘書と間違える人、いるかな~いないかな~
で、ケータイの人は何に応募したのでしょう。くわしく探ればわかるかもしれませんが、同時に発表になっていた他の方の名前がハンドルネームみたいなふざけたのばっかでしたので(東京太郎に大阪花子だとか)、へんてこりんなサイトでありましょう、知らない方が幸せでしょう、ったく秘書の名前を勝手に使いおって(昨日の話の続きではありませんように)。
ついでに同居人の名前でも検索してみました。
(こういうのって、インターネット始めたばかりの人間のやることですね)。
すると、とある企業の採用担当者として出てきました。わぁ同姓同名、じゃなくて本人でした。同居人は生意気にも新卒君の採用を担当しているのです。こいつに人を見る目があるのか、とは日常生活のずさんさを知っているが故の感想でして、人間、私生活と仕事では180度くらい切り替わってしまうものなのですね。(だから社内恋愛で結ばれて、いざ結婚生活が始まると、こんな筈じゃなかった・・・ ととと話がそれたと。)
そう言えば、同居人は新卒君のあれこれをこぼしてましたっけ。特に今年あたりは売り手市場なもので強気な新卒君が多いらしいです。内定して入社誓約書をかいてから辞退するなっ、とか。おかげでやっと終わったと思った採用業務をまたするはめになったとか。検索してでてきたのは「今年の採用は終わりました。+同居人の名前」でしたので、どうにか片付いたのでしょう。ねぎらってやりましょう。
明日から秘書は3連休を田舎で過ごします。なんと優雅な・・・
(秘書のお母様は高齢です。高齢になると誰もが通る道を辿りつつあります。それが世の習いとはいえ切ないものですなあ)。
2007年10月4日(木)晴れ
そうですか、10月ですか、本格的な秋ですか。
とはいえ、巷には半袖夏仕様の人々が歩いております。即ち、残暑のぶり返し。9月の末と10月の始めは寒かったですね。どうしてこうも極端なのざましょ。
ともあれ我が社も秋冬仕様になりつつあります。扇風機を置いた椅子の下にストーブを引っ張りだし、膝掛け毛布も箱から出して椅子の背にかけて(ああ暑苦しい)、どんとこい、寒気団に冬将軍に将軍様に女王様に軍事政権、こちとら生活力溢れる平民だい、へっちゃらだい、と何を威張っておるのでしょう、ずどんと一発ぶっ放されたら生身としては対処のしようがありません。くたばれ軍事政権・・・
ええとですね(何が言いたいのか分からなくなってきた)、ええと、おお、そうです、秘書は、とある民主的組織のメーリングリストに入っていました。
およそ秘書とは無縁のメーリングリストなのですが、秘書はこれがまたよく勘違いされまして、すなわち民主的で進歩的で革新的で運動的だとか、解釈されて、いろんな所に引っ張りだされたり込まれたりするのですが、これがまたぜ~んぶ外れでして、因循姑息因習踏襲事なかれ長いものには巻かれとけの運動音痴、と書いててやんなっちゃうけど、かような凡人なのです。
早い話が、じぇんじぇん興味がないのにとあるメーリングリストに引きずり込まれたのでした。ここだけの話ですが、某社の某人が引きずり込んだのです。全く余計なマネをしくさりおって、ぶつぶつぶつ
で、このメーリングリストがけったいでして、たまに投稿すると、おおおっ、翌日あたりウィルスメール、スパムメールが来るのです。公開メーリングリストじゃないのですよ。
それでですね、秘書はメールアドレスを4個持ってます。メーリングリストに使ってるアドレスは、メーリングリスト専用です。ほかの3個のアドレスにはスパムはこないのに、それだけに押し寄せる。
ということは?
“民主的”の大安売りですか。
それがまた、最近は大量に押し寄せるようになったので、ついにメーリングリストを止めてしまいました。
ちょっと減った気がします。どんなスパムメールがきていたかといいますと、近所のおばさんを紹介するからつきあえ、とか、若いぴちぴちギャルがあなたをご指名だとか、マカだとかバイアグラだとか・・・そんなもん、秘書に勧めるなっ。
(土日、休日にどっとくるという不思議なスパムでした。誰か、秘書のアドレスをせっせとアホサイトに書き込んでるみたい。)
とびます とびます